:都道府県
中部地方の内陸県*1。新潟県・群馬県・埼玉県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・富山県の8県と接する、「日本一多くの都道府県と接する県」。
「北信」(長野市周辺)・「東信」(上田市周辺)・「中信」(松本市周辺)・「南信」(飯田市周辺)の4地域に区分され、さらに大きく括る場合は「東北信」「中南信」の2地域に分ける。
なお気象区分では、北信に中信の大町地域を加えた「長野県北部」、大町地域・木曽地域を除いた中信に東信と南信の諏訪地域を加えた「長野県中部」、南信に中信の木曽地域を加えた「長野県南部」の3地域に区分される。
中南信(特に松本)の東北信(特に長野)に対するライバル心*2は「分県案」が決議されかけるほど強く、このため中南信地域への配慮から「長野」ではなく「信濃」「信州」などを使うことが多い*3。それほどに、県北部(北信)と県南部(南信)の仲は悪い。
「教育県」としても有名。なお、長野県が教育県と呼ばれる所以は、学力向上のための「教育」ではなく、人間形成のための「教育」に力を注いできたと自任してきたことにあるため、実は学力調査や大学進学率では全国では下位クラスにあることは意外に知られていない。
県民性は「真面目」「理屈っぽい」「理想主義」「独立心が強い」と言われる。ただし「閉鎖性が強い」割には「人の心に土足でずかずかと上がりこむ」遠慮ない気質が強いと言われることが多い。なおかつ、とかく(無用に)議論を好む傾向にあるせいか、政治家や芸能人よりは言論人を輩出している。
南信部は、山間部に位置することから、古くより「虫」を食う風習があることでも知られる。「ざざ虫」「蜂の子」など、ある種の人間は「珍味」として珍重する。
北海道の次に、ゴキブリが出ない事で有名。
以下の78市町村(19市24町35村)から成る。
…など