私たちの食卓にのぼる新鮮でおいしい魚。その多くは、夜明け前から活気に満ちる「魚市場」を経由して届けられています。市場の心臓部ともいえる卸売業務を、北九州市と佐賀市という九州の主要都市で担っているのが、九州魚市株式会社です。同社は、1948年の創業から70年以上にわたり地域の食文化を支え続けてきた老舗であると同時に、水産最大手「マルハニチロ」グループの一員という強力なバックボーンを持つ企業でもあります。今回は、地域の台所を預かるこの企業の決算公告を読み解き、日本の食を支える卸売市場ビジネスの今と、その堅実な経営の裏側に迫ります。 決算ハイライト(第89期)資産合計: 3,964百万円 (約40億…