假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑) このページをアンテナに追加 RSSフィード

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★
悪名高き……いや、世間的には全く無名な(笑)、特撮批評(評論)・感想(レビュー)サークル『仮面特攻隊(假特隊/仮特隊)』。そのBlog版をひっそり始めたいと思います。当面は主宰者が昨05年、同人各誌に書いた文を、それ以前の文も過去日付にじょじょにUP。Blog名の由来ですが、主宰者の文が「読みにくい」と指摘されることが多いので(涙)、嘗胆・自戒の意も込めました。精進したいと思いますので、よろしくお願いいたします。またなにぶん、アナログ・アナクロ人間の残業リーマンでして、基本的には毎日PCを立ち上げません。ただ同人活動15年でイタズラ電話や脅迫状が絶えなかったことを思うと(ゲラゲラゲラ)。コメントもつかないとは思いますが、少しならともかくあまりにも荒れた場合、ウェイン町山Blogにならってシャットしちゃえばイイでしょう(笑)。あと特撮同人関係の知友はコメントを禁止します。「○○さん、ひさしぶり」「ようこそ、××さん」とかを衆目の場でやるのって、個人的にはスキじゃないので。〜お奨め:今こそ昭和ウルトラの遺産を活かせウルトラマンネクサス仮面ライダーTHE FIRSTゴジラFINAL WARS。(文・T.SATO)

2017-08-19 ウルトラマンジード序盤評

[]ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!? ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?を含むブックマーク ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?のブックマークコメント


『ウルトラファイトオーブ』完結評 〜『オーブ』と『ジード』の間隙ほかを繋ぐ年代記的物語!

『ウルトラマンオーブ』最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

『パワーレンジャーFOREVER RED』 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射!

『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)



ウルトラマンジード』序盤評

(文・T.SATO)

(17年8月11日脱稿


『ジード』初登場の特撮演出&港湾の海特撮


 夜のビル街に新たなるウルトラマンウルトラマンジードがすっくと出現。ノソリノソリと歩き出す姿は、その巨大な青白い釣り目とも相まって、ねらっているのであろうが、ロートルマニア的には初代『ウルトラマン』(66年)#18「遊星から来た兄弟」に登場したサラブ星人が化けた偽ウルトラマンをも彷彿(ほうふつ)とさせる。

 そこに流れ出すBGMは、映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE(ザ・ムービー) 超決戦!ベリアル銀河帝国』(10年)以来、使用され続けている悪の黒いウルトラマンウルトラマンベリアル専用テーマのアレンジ楽曲! ナンという不穏なフインキ!

 加えて、人間の視点で上方を見上げたアングルで、左右のあまたのビル群に挟まれた大通りの上方の細長い夜空を、ウルトラマンジードの巨体が悠然と走り幅跳びしていくサマがカッコいい!

 そして怪獣レッドキングと怪獣ゴモラが合体した新怪獣スカルゴモラウルトラマンジードとの激闘が、坂本浩一カントクらしからぬスピーディーなバトル演出ではなく、重厚なスローモーション映像で描かれる!


 あげくの果てに、ゴージャスにも怪獣との激闘は、コンクリの港湾に面した浅い海にまでなだれこみ、水しぶきをあげつつバトルが繰り広げられる。

 コレはまぁ『ウルトラマンレオ』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090405/p1)#1〜2前後編の水没した東京の再現なのだろう。しかし、恐らく作り手は意識していないだろうが、特撮美術セットの配置的にも、筆者としては『ウルトラマンエース』(72年)#18「鳩を返せ!」(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060907/p1)ラストにおける港湾&海特撮との酷似も想起する。


――余談だが、『エース』の特撮は、テロップに表示される面子を見ても判る通り、東宝に下請け・丸投げされており、そのアウェイの場に登板した円谷プロ生粋(きっすい)の高野宏一特撮カントクが、恐らく往時の縄張り意識も強かったであろう、撮影現場の東宝特撮陣にナメられないようにとキバって張り合ってか、特に#24「見よ! 真夜中の大変身」(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20061015/p1)なども同様だが、ドデカく高い天井を持つ東宝の巨大ステージで、あの時代には珍しくワイヤーでウルトラマンと怪獣を吊り上げて空中で激突させたり、アクションの一挙手一投足が凝っていたり、カット割りが異様に細かかったり、アイデア満載で現場スタッフには無茶ブリ全開の演出(笑)を披露しているので、同好のマニア諸氏はぜひともその観点からも再注目を!――



幻の企画書『ウルトラマンデーモン』との酷似!


 事前にマスコミ発表されて読者諸兄もご存じだった通り、今度のウルトラマンは悪のウルトラマンウルトラマンベリアルの息子と来たもんだ! ナンという驚き! ナンという変化球

 コレはもうゼロからドラマを逐一描かなくても、この基本設定自体が劇的なドラマ性をハラんでいる! 何も描かなくても、その設定一発で視聴者の側に、悪人の父の血を引いた我が身の呪わしさとそこから離脱しようとする葛藤、それでも見ず知らずの父に対する微かな改心への期待や叶わないときの落胆などのもろもろが勝手に想像されてしまうワケだ。ズルい設定だぞ、コンチクショー!(笑)

 とはいえ、70年代の子供番組ならばともかく、そのへんを掘り下げすぎて苦悩させすぎても、現今の子供番組としてはクラくなりすぎてしまうことを危惧してか、実際に出来上がった作品に登場するベリアルの息子・ジードこと浅倉リクくん自身は、過剰に悩むことはなく明るくおバカな感じだが。

 もちろんシリーズ後半では、父親ベリアルとの対峙や自身の出自との葛藤がメインとなるのだろう。


 コレもまた単純比較はできないものの、70年代前半の国民的な「変身ブーム」(第2次怪獣ブーム)の時代の4年連続放映を超えて、2010年代の『ウルトラマン』のTVシリーズが連続5年目に突入できたからこその変化球なのであろう。個人的には「5年目だから」という前提は付けるけど、この変化球の試み自体は肯定したいし、個人的な好悪を云わせてもらえば、大好物なネタだ(笑)。


 と同時に、もう20年も前の体色が変わることでタイプチェンジする初のウルトラマンこと『ウルトラマンティガ』(96年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19961201/p1)の放映時に、怪獣画伯こと開田裕治センセイが主宰する同人誌特撮が来た』で明かされた、ベテラン特撮ライター・小林晋一郎センセイが70年代に次のウルトラシリーズの新作アイデアとして、当時まだ円谷プロに在籍していた特撮ライターの故・竹内博センセイに手渡したという企画書『ウルトラマンデーモン』の記憶もよみがえリ、その企画内容との類似も想起する。

 該当の同人誌を発掘する時間がなくて、記憶で書くので間違っていたらご容赦願いたいのだが、その内容は『レオ』#38〜39のババルウ星人前後編で言及された、ウルトラセブンが幼いころに目撃したという、ウルトラの父がウルトラの星の自立軌道を司るウルトラキーを銃器として用い、引き金をひいて発した光線で爆砕した悪魔の星・デモス1等星にカラめたものであった。

 そして、東京都心のシックな喫茶店で、その正体はウルトラマンキング――本体そのものではなく分身?――とおぼしき老人のマスターに育てられたという、ウルトラ一族と悪の宇宙人との混血児が、ウルトラマンへと変身し、青い体色のときは悪魔のような戦いぶりを披露するけど、赤い体色のときにはスマートに活躍する! といった内容であったと思う。


 第1期ウルトラ至上主義者でありウルトラ兄弟の設定に否定的であるとおぼしき小林センセイが、こんな変化球の企画を上梓していたことには意外の念を強くしたことを思い出す。ちなみに、この企画書に登場する怪獣の名前は、後年の『ウルトラマン80(エイティ)』(80年)#1(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100502/p1)に登場する怪獣の名前と同じくクレッセントであった。


 本作の序盤放映時点での特撮雑誌『宇宙船』最新号における、本作のシリーズ構成乙一(おついち=安達寛高)こと、もはや昭和ウルトラ直撃世代ですらなく、平成ウルトラ3部作の時点でもハイティーンであった、小林晋一郎センセイの20歳以上も下の間隙の世代である1978年生まれの氏のインタビューを読むかぎり、彼は特撮ヒーローマニアではなく(爆)、自身の幼い息子さんが一昨年の『ウルトラマンX(エックス)』(15年)にドハマりしたことから、お勉強しだしたニワカのようである。

 乙一招聘した鶴田プロデューサーもまだまだお若そうだから、このふた昔も前の往年の同人誌の記述に影響を受けて、本作を着想したようなことはまったくなさそうだ。とはいえ、才能のあるニワカは才能のない馬齢を重ねたベテランに勝ることを痛感してしまう。今ではなまじのマニアよりも、氏はウルトラシリーズの世界観にくわしいんじゃねーの!?

 TV特撮の脚本に初挑戦とは思えないような、バックボーンの基本設定には凝りつつも、それをマニアックに前面に出したり、ふた昔前のリアル&シリアス至上主義にも陥らないような、主人公少年にしろ彼の幼なじみのニコニコ保険セールスもとい星人を追う女性捜査官(笑)にシャッター商店街(汗)の駄菓子屋のオヤジといい、現今の子供番組にふさわしいコント番組的なコミカルさをもまぶしているあたり、周囲のスタッフのアドバイスもあるのだろうけど、子供向けエンタメとして非常にバランスが取れているどころか、その文芸的な仕上がりにはブレたり頼りない感じもなく盤石な感すらある。



平行宇宙のひとつが消滅&修復という大風呂敷


 とはいえ、白眉はやはり#1冒頭だろう。

 アバンタイトルの1分30秒ほどの間に、夜空にあまたの星が浮かぶ遠宇宙のドコかの惑星や、紅蓮の炎に焼け出された夜のビル街で、ウルトラマンゼロはじめ歴代ウルトラマン一般のウルトラ兵士たち数十名が、悪の黒いウルトラマンことウルトラマンベリアルと大バトル! あげくの果てに地球が(宇宙ごと?)大爆発!!

 ……だけれども、ウルトラマンキングが即座に地球を修復!(汗) そこに掛かり出す明朗な楽曲は、新番組『ウルトラマンジード』(17年)の主題歌!(笑)


 地球滅亡という一大事なのに悲壮感はなくなって、エンタメ作品としてのスケール壮大感だけは残るといった、生命や大自然の大切さを粗末にしつつも、安直に復活させるデタラメ&超ご都合主義で、偽善と欺瞞に満ち満ちた(笑)、もとい人生の厳しさ・辛さ・不条理を提示することに対して過度にイヤがる(汗)昨今の子供番組(&その受け手)の作り方としては、実に綱渡りかつクレバーな、大破局に片足だけ踏み込んでみせるも即座に戻して、過剰に重たいイヤ〜ンな感じはさせずにオイシいトコ取りだけする取捨選択の作劇で……。


 オッサンオタクたちの全員とはいわずその多くは、昭和の『仮面ライダー』シリーズのいくつかの作品の終盤のように、昭和の第2期&第3期ウルトラシリーズ各作の終盤でも、ルーティンのいつもの対怪獣バトルではなく、歴代ウルトラ兄弟たちが徐々に客演・参戦して、最終的に世界各国の首都で同時並行で怪獣と戦うようなスケール雄大な作品を観てみたい! と妄想したことがあるだろう。

 さらには、第2次怪獣ブーム時代の学年誌『小学二年生』に連載された内山まもる先生のコミカライズウルトラマンタロウ』(73年)最終回(ISBN:4835447638ISBN:4091083757)で、ウルトラ6兄弟やウルトラ一族一般兵士たちが南極大陸で超巨大怪獣と激戦を繰り広げるような、あるいは第3次怪獣ブーム終焉期の『ウルトラマン80』放映終了直後から、児童誌「てれびくん」にて長期連載された名作漫画『ウルトラ超伝説』(81〜86年・ISBN:4886531067ISBN:4886533647)#1で、東京の広大なビル街に歴代ウルトラ兄弟が集結して異次元超人エースキラーと対峙してみせたようなパノラミックな映像を、TV本編でもいつの日にか観てみたい! と妄想してきたことだろう。


 前者については、苦節ウン十年、近年の映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(16年)にてようやく果たされた。しかし、後者については、その夢が果たされることはなかなか困難であろうと思われた。

 それが! それが! それが! アッという間に、本作#1冒頭にて、まがりなりにもアッサリ実現してしまうとは! あー、生きてて良かった(笑)。


ウルトラセブン「(はやるウルトラマンゼロを制して)行くな! この宇宙はもう保たない!」


 「この宇宙」? 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』以来、ウルトラシリーズにはマルチバース(多元宇宙・並行世界)の概念が導入され、次元を違えたパラレル・ワールドの「地球」や「宇宙」がいくつも登場可能となった。つまりは「この宇宙の地球」も、「我らが昭和ウルトラシリーズの世界とは異なる宇宙の地球」であり、悪のウルトラマンことベリアルの悪事を防ぐべく、昭和世界のウルトラマンたちが次元の壁を超えて出張してきた! ということになる。

 まぁたしかに昭和の歴代ウルトラ兄弟たちが守ってきた我らの地球が爆発してしまったら、長年の苦労が水の泡だヨ! というビミョーにイヤ〜ンな気持ちになるだろう。だから、「この宇宙の地球」にはお気の毒だけれども、「昭和ウルトラの地球」の代わりに犠牲になってもらいましょう(汗)。そして、「昭和ウルトラの宇宙」とは「別の宇宙」という設定を導入することで、単なるひとつの「宇宙」での物語の規模を超えたSF的なスケール雄大感をも醸すことができるのだから一石二鳥!


 本作#3「サラリーマンゼロ」冒頭では再度、神に近きウルトラマンノアの力に由来する、次元の壁を超える力を持つ左腕のブレスレットから出現するヨロイ、ウルティメイト・イージスの能力で次元の壁を突破して、「この宇宙」に久しぶりに飛来したというウルトラマンゼロが登場。

 そこでゼロが目撃するのは、NHK深夜の人気コント番組『サラリーマンNEO(ネオ)』(06年)ならぬ(笑)、怪獣出現の余波で落下するビルの瓦礫から少年を守ろうとするも、バナナの皮(汗)でスベってトラックにハネられて、病院の待合室の長イスに寝かされて死線(?)をさまようグレーの背広姿で黒縁メガネの冴えないサラリーマンであった!

 ロートルならばご存じ、コレは往年の「帰ってきたウルトラマン』(71年)#1へのオマージュでもある。ダメ出しで、ごていねいにも同エピソードにおける、黒バックで仰向けで画面水平に寝込む人間の足許に、垂直にスックと立った等身大のウルトラマンが前のめりに倒れ込むように合体・憑依する合成映像までをも再現! ウルトラマンが憑依することで、瀕死の人間の肉体をも回復させることができるという超常的な力をも説明する。そして、そこにさらに重ねるかたちで、やはり神にも近しいウルトラ一族の長老・ウルトラマンキングの偉業も語られる。

 ナンと! キングは単に「この宇宙」の「地球」だけを修復したのではなかった! スケールこそ格段に異なるも、ゼロが合体して「死に瀕した人間」を回復させたのと相似形の行為として、キングは「この宇宙」の「地球」だけではなく、超広大な「死に瀕したこの宇宙」そのものに合体・憑依することで(!)、ベリアルが起爆した「超時空消滅爆弾」によって、今まさに爆砕・消滅しようとしていた「この宇宙」自体を「修復」したことが明かされる!

 ナ、ナンだってェェェェェ!!! キング、ドコまでチート能力の持ち主なんだヨ! 一時はウルトラマンノアの方が格上かと思ったけど、キングの爺さんの方がコレでまた格上になったヨ!

 いやまぁたしかに#1冒頭の映像だけだと、爆発した「地球」を修復はしてたけど、その直前に爆発の光芒に巻き込まれて消滅していく太陽系の星々! といった映像があったので、そっちはドーなんだよ!? まぁ特撮ジャンルにアリがちな昔ながらのテキトー映像かヨ!?(笑) というツッコミの余地のある隙はあったのだけれども……。

 キチンと説明してくれるどころか、コチラの予想をはるかに上回る設定で(爆)。キングは「この宇宙」そのものと合体して拡散・希釈化するかたちで、あの事件から6年後の今も「この宇宙」そのものを今まさに「修復」中であるらしい!?


 とはいえ、「この宇宙」や「地球」の「修復」とはドーいうことなのであろうか? 全人類も宇宙の藻屑として四散して滅びたけど、「時間」自体も半ば、「超時空消滅爆弾」起動前かベリアルによる地球襲撃途中に「巻き戻る」か、「時間の流れが局所的に1回転する」感じで「修復」したのであろうか? とはいえ、キングの超絶能力による「時空」自体の「修復」はムリやり強引なものでもあろうから、地球の人々の6年前当時の記憶もアイマイとなっており――つーか、その当時の「時空」や因果関係自体もアイマイ・デタラメとなっているから――、紙媒体や電子媒体による記録自体もアイマイなものとなっているのであろうか?

 そのへんの不毛な深読みは卒業したつもりのオッサンなのに、イイ歳こいて若造のSF青年のころのように、おそらく厳密なイミでの正解のない事象に、SF的な深読みをついついしてしまう(笑)。



幼児向けルーティンと大人向けの狭間をねらえ!


 もちろんこのへんの要素は、幼児・未就学児童には理解ができない設定でもあるだろう。

 ところで我々の世代も、ウルトラシリーズのアンテテーゼ編や異色作や社会派テーマ作品や滋味ある複雑玄妙な人間ドラマなどは、中高生以上になってからの再放送の視聴でようやく理解できるようになったものだ。

 しかし、小学校中学年以上ともなれば、『宇宙戦艦ヤマト』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101207/p1)の再放送などでは、そのSF的な内容を充分に理解できてワクワクもしていた。むしろ、初期スーパー戦隊シリーズのような1話完結形式のルーティンバトルが延々と続くような作品にはタイクツしてしまい、小バカにしていたものである(爆)。

 ということは、幼児をタイクツさせないように留意しつつも、子供たちがこのテの番組から卒業することを遅延させるためには、対怪獣バトルのみならず、背景部分でこのテのSF的なスケール雄大な大風呂敷を広げて、お話を引っ張ったり子供たちの関心も持続させるべきではなかろうか?

 子供たちを子供番組から卒業させないためには、中高生以上にならないと理解ができないような、マニア連中に神格視されている第1期ウルトラの佐々木守脚本&実相寺昭雄監督コンビのアンチテーゼ編や、第2期ウルトラのような社会派テーマ編・人間ドラマ編に、平成ウルトラ3部作における太田愛脚本的な異色作を盛り込んだり、往年のベテランスタッフを登板させて有り難がることではなく、幼児と中高生の中間地点の児童層の知的好奇心ジャンク知識収集癖を刺激するような、本作『ウルトラマンジード』のような試みの作劇&基本設定の作品の登場こそがもっとも適切ではないのかと思うのだ。


――平成ウルトラ3部作の時点で、それらの目論みが果たされていたと主張する御仁も多かろうが、筆者個人はその大勢の見解には同意しない。『ウルトラマンティガ』における超古代文明や超古代怪獣にしろ、『ウルトラマンダイナ』(97年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971211/p1)における宇宙から飛来する人類の進歩を妨害する銀玉スフィアにしろ、『ウルトラマンガイア』(98年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19981206/p1)における根源的破滅招来体にしろ、散発的な登場&描写に留まりシリーズのタテ糸として掘り下げられて成功していたとは思わない。それならば、80年代中盤の東映スーパー戦隊超電子バイオマン』(84年)や『電撃戦隊チェンジマン』(85年)の方がはるかに連続性や大河ドラマ性を考慮して構築されて当時も話題になっている(往時の東宝・円谷至上主義者はコレらの東映特撮アウトオブ眼中であったワケだけど・汗)――


 まぁ今の子供向け特撮ヒーロー番組に、小学校中学年以上の視聴者たちという「畑」があるのか!? という、また別の問題もあるけれど(笑)、タネはこれからでも蒔かなきゃ稔らない!



SF作家・伏井出とウルトラマンベリアルの関係


 最終的には「この宇宙」の「修復」が、以前の姿と完全にイコールではないにせよ、ほぼ完了すればウルトラマンキングも「この宇宙」から分離・復活して、「昭和ウルトラの宇宙」へと帰還することになって、それが本作のラストにもなるのだろうか?

 ロートル的には、『ウルトラQ』(66年)第28話(最終回)「あけてくれ!」に登場したSF作家・友野(演・天本英世)も少し想起させる、粗暴なウルトラマンベリアルとは性格が異なるものの、冗談で取られることを承知で編集者相手に「宇宙のとある場所に心のひとかけらを置いている」「目を瞑ればそこにいる神と対話できる」と語り、おそらく自身の精神体=魂の一部を分離させてそれを宇宙へ飛ばし、そこでベリアルともコンタクトを取っているのか、それとも力だけを借りているのかは不明なれども、黒スーツ姿の壮年男性にして、自らもベリアルレッドキングゴモラと合体した新怪獣スカルゴモラベリアルエレキングエースキラーと合体した新怪獣サンダーキラーに変身して、ウルトラマンジードと直接対決しているクールなSF作家・伏井出(ふくいで)の去就も気になる。

 ベリアルの単純な下僕ということではなく、あのベリアルとも喰えない交渉をしてくれるような老獪さ・大物ぶりを期待したいのだが……。6年ぶりに地球に飛来したウルトラマンゼロを指して、「気の合わない相手と久しぶりに会うかもしれない」と発言するのを見ると、昭和の第2期ウルトラ作品や21世紀のウルトラマンヒカリのように、地球人としての意識とウルトラ人としての意識が別人格ではなく半ば融合・混濁してしまっているようでもあり……。コレまたナンとも思わせぶりで、イイ意味での小学生の怪獣博士レベル(笑)の深読み=知的好奇心をも喚起させてくれる描写でもある。

 つまりは、ウルトラマンキングが「修復」中の「この宇宙」のドコかに、恐らくキングが封印した諸悪の根源・ウルトラマンベリアルも、肉体込みだか魂のみだかは不明なれども、何らかのかたちで潜んでいそうだから、キングとベリアルの復活も一筋縄ではいかなさそうで、実に楽しみだ。



潘めぐみ三森すずこアイドル声優登板!(笑)


 ウルトラマンジードこと浅倉リク少年の相棒として、『ウルトラセブン』(67年)#6に登場したペガッサ星人の同族の未成年体・ペガも登場。古びた小さな天文台の下にあるヒミツ基地を拠点とする。『ウルトラマンX』の防衛組織・Xio(ジオ)に所属していた『ウルトラマンメビウス』(06年)#7(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060705/p1)初出のファントン星人の同族とも同趣向であり、地球人よりも文明が進んだ宇宙人としてのアドバンテージで、いろいろと超科学的な説明をしてくれるので、お話の展開も早くできるし便利である(笑)。

 何より少々マイルドに可愛く小型にアレンジ造形されており、お話がロクに理解できない幼児にも、NHK教育テレビの幼児向け番組のように、着ぐるみキャラクターが画面をウロチョロしているだけで、眼&関心がそこに行くだろうから、いまだに「ウルトラ」は子供ダマシではイケナイ! 本格SFでなければイケナイ! と信じる御仁は激怒するやもしれないけど(笑)、筆者は近年では子供番組にはこーいうキャラはもっと積極的に――もちろん絶妙なサジ加減でチャチくもならないように!――投入した方がイイとも考えているので大カンゲイ

 ……なぞと思っていたら、乙一氏もインタビューで同趣旨のねらいを語っていた(汗)。恐るべし! 乙一氏。


 そのペガの声を演じるのは、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(15年)でも着ぐるみの美少年敵幹部怪人の声を演じて、顔出しで7人目の戦士ミドニンジャーにも変身した潘めぐみ! そして、ヒミツ基地の人工知能・レムの声を演じるのは、ブシロード製作の特撮プロレスヒーロー『ファイヤーレオン』(13年)でも主人公青年のお姉さん役でレギュラー出演していた、笑顔が顔面に貼りついたような(笑)三森すずこ

 本作の製作発表記者会見では、このふたりがメインキャストともども登板! ナンでやねん。いやまぁよ〜くわかるのですけどネ。ルックスにも恵まれたアイドル声優記者会見に登場させて華を出し、そっち方面にも少しでもウイングを伸ばそうという計算でしょう。なりふり構わず、いろいろやるのは個人的にはイイことだとは思います。

 ブシロード系の声優事務所・響(ひびき)に所属する「みもりん」の起用から、筆者はてっきり本作はブシロード提供で、「月刊ブシロード」でも漫画連載か!? と思ってしまいましたけど――スミマセン、最後はボケてみたけど、マジでそれくらいやってもよかったと思います――。


(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年準備号』(17年8月12日発行)所収『ウルトラマンジード』序盤合評1より抜粋)


『假面特攻隊2018年準備号』「ウルトラマンジード」関係記事の縮小コピー収録一覧

・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

スポーツ報知 2017年4月27日(木) 16歳濱田龍臣最年少変身 ウルトラマン“最凶”ベリアルの息子

夕刊フジ 2017年4月14日(金) さらばウルトラの母 追悼・ペギー葉山さん

スポーツ報知 2017年7月9日(日) ウルトラマンVS渡辺邦斗(伏井出ケイ)「21世紀の裕次郎準グランプリ」 10年に石原プロから移籍 悪役初挑戦

スポーツ報知 2017年7月4日(火) ウルトラマンスペシャルトークショー アリオ鳳1200人大集合(ギンガ根岸&ビクトリー宇治

日刊ゲンダイ 2017年7月22日(土) またパクリ!? 中国ウルトラマン円谷プロ抗議

神奈川新聞 2017年7月1日(土) 時代の正体 沖縄考 ウルトラマンシリーズ脚本家 上原正三さん語る<中> 正義を疑い「自由」うたう


ウルトラマンジード』直前スペシャル&#1〜2平均視聴率:関東1.7%・中部1.1%・関西0.7%



[関連記事]

『パワーレンジャーFOREVER RED』 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080518/p1


[関連記事]

ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』と『ジード』の間隙ほかを繋ぐ年代記的物語!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170603/p1

ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170628/p1

ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160914/p1


[関連記事] 〜ウルトラマンゼロ・ザ・クロニクル映画!

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年) 〜岡部副社長電撃辞任賛否!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(10年) 〜傑作!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111204/p1

ウルトラマンサーガ』(12年) 〜DAIGOつるの剛士杉浦太陽AKB48投入!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140113/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ作品論

ウルトラマンメビウス』総論 〜脚本家赤星政尚論!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1

ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナの赤い輝きに(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1

ウルトラマンエース』総論 〜再評価・全話評完結!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1

ザ・ウルトラマン』総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1

ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期中二病・笑)だった!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1


[関連記事] 〜ウルトラ兄弟・大活躍映画

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟(06年) 〜大傑作映画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070128/p1

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟2 〜東光太郎! 幻の流産企画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20130317/p1



ウルトラマンジード Blu-ray BOX I

ウルトラマンジード Blu-ray BOX I

【Amazon.co.jp限定】 ウルトラマンジード Blu-ray BOX I (オリジナルB2布ポスター付)

ウルトラマンジード Blu-ray BOX II

【Amazon.co.jp限定】 ウルトラマンジード Blu-ray BOX II (オリジナルB2布ポスター付)



『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2017-07-15 パワーレンジャー

[]パワーレンジャー 〜戦隊5人に「スクールカースト」を色濃く反映! 「自閉症スペクトラム」青年も戦隊メンバー! パワーレンジャー 〜戦隊5人に「スクールカースト」を色濃く反映! 「自閉症スペクトラム」青年も戦隊メンバー!を含むブックマーク パワーレンジャー 〜戦隊5人に「スクールカースト」を色濃く反映! 「自閉症スペクトラム」青年も戦隊メンバー!のブックマークコメント

2017年9月2日(土)UP)


『パワーレンジャーFOREVER RED』 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射!

『恐竜戦隊ジュウレンジャー』総論 〜子供番組への回帰

『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』 〜赤星政尚・竹本昇、出世作! 「戦隊」批評の特殊性!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[戦隊] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)


 TV特撮恐竜戦隊ジュウレンジャー』(92年)のアメリカでの翻案作品『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(93年)のリメイク映画『パワーレンジャー』(17年)公開記念! とカコつけて……

 『パワーレンジャー』公開日の2017年7月15日付けで、映画『パワーレンジャー』評をUP!



25年目の『パワーレンジャー』!

(文・T.SATO)

(17年8月11日脱稿


 アメリカの田舎町の交差点に、カラフルというより多少シックな色合いに彩度を落とした5色の恐竜戦隊ジュウレンジャー、もといパワーレンジャーが登場!

 実写映画版『トランスフォーマー』シリーズ(07年〜)のように、ディテールがゴチャゴチャした有機的なメカにアレンジされた戦隊巨大ロボ・大獣神(ダイジュウジン)、もといメガゾードが、金色の巨大怪人と壮絶な巨大バトルを繰り広げる!

 そして、本作では劇中、戦隊メンバーのひとりが、自分は「自閉症スペクトラム」なのだともカミングアウトする……。ナ、ナンだってェェェェェ!!


 日本のスーパー戦隊シリーズ恐竜戦隊ジュウレンジャー』(92年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120220/p1)がアメリカ向けに翻案、アジア圏以外の全世界でも放映されて大ヒットを記録した元祖『パワーレンジャー』こと『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(93年)。この元祖『パワーレンジャー』最初の1年分は、関東圏だと95年10月から水曜深夜、96年4月からは土曜早朝に放送されたので、ロートルオタクであればご覧になった方々も多いことであろう。


 古い話で恐縮だけど、原典『恐竜戦隊ジュウレンジャー』はその「恐竜」という華やかなモチーフで、当時の幼児たちに強烈にアピール! 玩具売上&視聴率も好調であった。しかし、当時のまだリアル&シリアス至上の風潮が強かった特撮評論オタクたちの間では、前年度の高いドラマ性を誇った『鳥人戦隊ジェットマン』(91年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110905/p1)と比して物足りなさを感じさせたせいか、大ブーイングを受けたものである(汗)。

 そんな作品の翻案版が世界中で超特大ヒットした! という情報は、当時もすでにマスコミサブカルの一角を賑わしていた。ピンクレンジャーと6人目の戦士・グリーンレンジャーとの劇中での色恋が話題になっている! なぞと女流レポーターが得意げにTVかドコかで解説していたことなども思い出す。

 当時の筆者も、とある送迎のマイクロバスの中で少々ヤンキー入ったバイト青年たちが、「いまアメリカ戦隊シリーズリメイクされてヒットしているらしいゼ!」「知ってる、知ってる。観たいよなぁ!」とホザいている光景にも遭遇したものだ。洋モノだったら有り難がるのかよ! この植民地の民の卑屈な奴隷根性の輩たちめ! 今放送している『忍者戦隊カクレンジャー』(94年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120109/p1)だって面白れーんだから観ろよ! と反発を深めたものである(心の中だけで・笑)。



元祖『パワーレンジャー』日本放映の記憶&リメイクへの不安


 で、そんな世界中で大ヒットしたという元祖『パワーレンジャー』が凱旋放映されたので、特撮マニアたる者、当然観てみた。

 ……ビックリ! 少なくともこの元祖『パワレン』に関しては、原典『恐竜戦隊ジュウレンジャー』よりもユルユルで牧歌的でテキトーでチープな作り(笑)だったのだ! 内容は高校生活がメインで、敵の怪人やメインストーリーとは別に、漫画『ドラえもん』(69年)のジャイアンスネ夫みたいなコンビが、5人たちに毎回毎回チョッカイを出すお約束トタバタなどもある。変身前の5人のアクションにもキレや冴えはない。映像効果もショボい。

 しかし、ハリウッドの特撮映画で眼が肥えているとされてきた世界中の子供たちが、巨大感皆無のチープなミニチュア巨大戦に幻滅して視聴を取りやめる……などということもなく、――もちろん内心ではチープだとも感じていたろうけれども(汗)――、それをも上回る高揚感があるのだろう。世界中のチビっ子が視聴を継続しているのである。

 ホントウにこんなんでイイのかヨ!? ……そう、結局のところ、子供たちには子供ダマシでもよかったのである!?(爆)


 いやいやいや。子供ダマシとも違いますネ(笑)。日本の当時の青年オタクたちにとっては、充分にチープで当時でももう15年間も続いていた「ルーティン」な戦隊シリーズのフォーマット。それらは世界中の子供たちにとってはあくまでも「初見」のモノなのである。つまりは、我々ロートル世代が元祖『秘密戦隊ゴレンジャー』(75年)のコンセプト&フォーマットにいだいた斬新な衝撃のようなものを、世界中の子供たちはこの元祖『パワーレンジャー』にまさに見ていたということなのであろう。

――もちろん初見の衝撃などはすぐに目減りして、元祖『パワーレンジャー』がアメリカで後年に再放送された折りには、記録的な低視聴率であったという話も聞くのだが(爆)。とはいえ、公平を期するためにも云っておくと、後続の『パワーレンジャー』シリーズはグングンと絵的にも内容的にもアクション的にもグレードアップしていきます!――


 それから早くも四半世紀弱!

 老害のオッサンオタクは四半世紀前のことをつい最近のように云うけれど、24年といったら、『ウルトラQ』(66年)〜『ウルトラマンG(グレート)』(90年)までの期間でっせ! 『ウルトラQ』をリアルタイムで観ていた高度経済成長期の60年代のビンボーで鼻垂れな白いランニグシャツを着ていた漫画『花田少年史』(93年・02年に深夜アニメ化)に出てきた子供たちがバブル期に小ギレイなブランド服で着飾ったアラサーに達していたくらいの時間でっせ! というワケで、世界中のかつての子供たちにとっても、本作は携帯電話スマホインターネットもナイ時代の充分に大昔の懐メロ作品に成り果てていることだろう(汗)。


 そんな作品の本格的なリメイクだと聞いて不安になる。リアル・シリアス至上主義で再構築してその結果、エンタメ性には欠けた作品に成り下がるのではないのかと……。

 さらには、事前に人間ドラマ・高校生レギュラーたちの青春ドラマ主導で、映画終盤にならないと彼らはパワーレンジャーには変身しないというマスコミ情報も眼にしてしまう。ウ〜ム、コレではますます、往年のスーパーヒーロー作品をリアルにリブートしたら意外と面白くなかった! という駄目駄目パターンではないのかとも予測する。


 我らが2010年代の日本特撮を支える坂本浩一カントクが運命のイタズラで凱旋帰国せず、海の向こうの『パワーレンジャー』シリーズのカントクどころか、最終的には「製作総指揮」という役職にまで登りつめていた氏が、本映画を監督してみせていたら、アクション主体の快作映画が誕生して、その名前&才能を世界的にも知らしめていたやもしれない!? なぞと思いながら、本作を鑑賞してみた次第。


 あれ〜。そんなにドラマ主導じゃナイような。いやもちろん最低限の人間ドラマはあるのだけれども、そんなにカッタるくはならないなぁ。

 むしろ要所要所で、特撮スペクタクル的な土砂崩れが起きたり、変身ベルトにハメるメダルをひろったり、アクション映画的なカーチェイスがあったり――アメリカでは高校生がフツーにクルマを運転するんだネ(汗)――、田舎町の近所には炭鉱があって、しかもご都合主義にも炭鉱地下水の底で超近代的な太古のヒミツ基地(笑)を発見したり。

 強大な体力は授かるも、最初はパワーレンジャーに変身できなくて、しかしナマ身でも強くなってるから、元祖『仮面ライダー』(71年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140407/p1)#2のごとく蛇口をヒネって壊しても改造人間としての我が身に苦悩することもなく(笑)、学園で珍騒動を引き起こしたり、果ては放課後に岩場でひたすら昭和特撮ヒーロー的な泥クサい特訓(!)を繰り返して、仮想の戦闘員たちとも練習バトルする!

 実はけっこうアクション主導&見せ場主導の作品なので、ヘタに権威主義・ブランド優先でウケているようなアメコミヒーロー映画の凡作よりも、実は退屈させなかったりもする。



スクールカーストを色濃く反映! 自閉症スペクトラム青年もメンバー!


 とはいえ、人間ドラマの部分でも工夫が見られるのはたしかなので、その部分にも言及した方がフェアだろう。

 なんと、本作は日本の近年のライトノベル原作の深夜アニメの学園モノなどと同様、スクール・カーストも射程に入れた作品であったのだ!


 原典の元祖『パワーレンジャー』にも登場した、ティラノレンジャーならぬレッドレンジャーこと白人青年ジェイソン君は、アメフトの選手に再設定。同じく原典にも登場したプテラレンジャーならぬピンクレンジャーこと白人少女のキンバリーは、チアリーダーに再設定。

 スクール・カースト問題の好事家ならば、彼らのこの属性でピンと来るだろう。ご存じの通り、アメリカにおけるスクール・カーストの頂点に立つ男女は、アメフト選手とチアリーダーなのだ(汗)。

 とはいえ、それだけならば、彼らはヘタをすれば弱者の気持ちがわからない悪党(笑)の役回りを、書籍『ハイスクールUSA』(06年・ISBN:4336047480)で扱われるようなイケてない系の青春群像を描いたB級マイナー映画群では与えられてしまうかもしれない。


 しかし実際の作品では、作品冒頭で描かれるレッドレンジャーことジェイソン君はかなりヤンチャなガキで、ウケねらいか冒険心か元気&エネルギーを持て余していて何かしらをヤリ遂げたいのであろう、蛮勇にも夜間に施設だか学校だかに忍び込んで屋内にいる牛を泥棒しようとする(汗)。

 そんな悪事がスーパーヒーロー作品で成功するハズもなく、そこに警察が駆け付けて、狭い田舎町の人たちも知るところとなり、彼は有望なアメフト選手としての将来もアッサリ失って失意のドン底に。

 そして、学園の補習クラスに通うこととなる。しかし、底辺(?)の世界が山本周五郎時代小説『人情裏長屋』的な優しい世界なのかといえば、さにあらず。そこにもカーストがありイジメがある。そこで弱いものイジメにあっていたトリケラレンジャーならぬブルーレンジャーこと、原典ではビン底メガネの白人青年クン、転じて本作では黒人少年クンを、黙って見捨てていることなどできないジェイソン君の心理&行動を描くことによって、彼が単なるイタズラ好きな悪ガキ属性を持つだけではなく、弱者や他人に対しては共感性や義侠心にも篤(あつ)い人物であることも示して、観客の好感度も上げている。


 イジメから助けてもらった恩義からか、このオタッキーな黒人少年クンは妙にジェイソン君を気に入ってまとわりつくも、この微妙に対人関係の微細な空気を読めない感じは、一種の性格類型の「お約束」描写かと思いきや……。

 ここで黒人少年クンは「自分は『自閉症スペクトラム』で、会話の潤滑油としての言葉遊びとか行間とか冗談とかがよく判らなくって、何でも真に受けてしまうのだ(大意)」とカミングアウトする。エエエッッッッッ!!! ソレを云っちゃってイイの!?

 筆者も実は大好物なのだが――不謹慎な物言いでスイマセン(汗)――、そのテの問題にも関心がある方々ならばご存じの通り、90年代中盤以降、LD(学習障害)だのADHD(注意欠陥多動性障害)だのアスペルガー症候群だの――これらの一連を「自閉症スペクトラム」と総称――、従来は親の教育やシツケの不備のせいだとされてきたある種の子供の特異な言動が、実は親による後天的な教育とはまったく無関係で、先天的な要素が複合した結果、起きる発達障害や行為障害であることが、学術的にも明らかになっている。

 そんな知見がついにジャンル作品でも披瀝されてしまいましたとサ!――でもビミョーだよなぁ。こーいう学説は日進月歩だから、10年後20年後には「自閉症スペクトラム」の概念も様変わりしたり細分化したりして古びちゃうんじゃないかとも(汗)――


 マンモスレンジャーならぬブラックレンジャーも黒人青年からアジア系に変更され、加えて彼も高校へロクに通わずに、ヒミツ基地のある鉱山によく出没する、しかして自宅の病弱な母に対しては神妙に気を遣う青年に改変されている。

 タイガーレンジャーならぬイエローレンジャーは原典と同じく少女だけど、アジア系からヒスパニック系へと変更されるも、吹き替え版ではベテラン実力派アイドル声優水樹奈々が男に媚びないサバサバしたボイスで演じていて、転校を繰り返してきた身軽な孤高の変人少女といった塩梅(汗)。


 ウ〜ム、総じて人格的にも境遇的にもやや難アリの落ちこぼれたちなのだが、彼らが訓練をともにする過程で、気心が通じていったり、夜間に焚火にあたって本心や家庭環境に学校生活での愚痴を時に涙も流しつつ吐露して、交情を深めていくシーンはベタベタではあるも、青春していてカナリよい!(笑)

 とはいえ、今を時めく広瀬すずの姉で、特撮マニア的には映画『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE(ムービー)大戦2010(にせんじゅう)』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101220/p1)の『ディケイド完結編』に登場した、電気人間・仮面ライダーストロンガー(75年)の女相棒・電波人間タックルリブート版を演じた広瀬アリスが、意外にも実にナチュラルな吹き替えを担当していたピンクレンジャーのキンバリーだけ、このカンドーの場面でも本心は明かさない。

 このへんは少々のヒネりがあるネ。まぁキンバリーに関しては、周囲が無関心だったり冷淡だったり自分が不器用だったり考えが足りなかったから……というより、積極的に悪かったりズルかったから仲間たちからハブられたということが明かされて、それもまたリアルかも――もちろんすでに反省・後悔もしているので、同情の余地はあるけれど――。



戦隊司令官は初代戦隊レッド! 戦隊巨大ロボも遂に屹立!


 とはいえ、人間ドラマばかりが凝っているというワケでもなく、一方でヒミツ基地の壁面いっぱいに立体モザイク状の巨大な顔面映像として現れて、壁面の左右を落ち着きなく移動する(笑)戦隊司令官・ゾードンは、原典でのお高く出た「善の化身」ではなく、おそらく顔面の表皮的にも、太古の爬虫類ならぬ爬人類、もとい恐竜人類たち(宇宙人?)が変身した、本作冒頭にも登場した初代パワーレンジャーの初代レッドレンジャーであったと再設定されたあたりは、イイ意味で適度にマニアック化した90年代中盤以降の『五星(ごせい)戦隊ダイレンジャー』(93年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111010/p1)の6000年前の先代五星戦隊や、『星獣戦隊ギンガマン』(98年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110711/p1)における133代目のギンガマンという設定、近年だと『動物戦隊ジュウオウジャー』(16年)における太古の初代ジュウオウジャーの初代ジュウオウホエールこと獣人ケタス大王などにも通じるワクワク感も想起させる。壮大な歴史&因縁も感じさせる適度にオタッキーでマニアックな設定は、まさに後出しリメイクだからこその好き者ファン上がりの作り手たちによる、司令官&戦隊メンバーたちとの距離感や位置感・境遇も若干近くなったり通底したりする、適切なSF伝奇的アレンジで好印象。


 前述した通り、冒頭に太古の時代のマグマ湧き出る夜の闇の中での初代パワーレンジャーたちによる戦闘シーンはあっても、それから終盤までパワーレンジャーが登場しないあたり、幼児が観たらタイクツではないか? という弱点がありはする。よって、子供向け作品としてのモノサシで測ってしまうとビミョーなところはあるのだが、世間一般の娯楽活劇作品のモノサシで測れば、その出来は充分にイイ方ではないかとも思う。

 擁護するなら、原典作品では曽我町子が演じた魔女バンドーラに相当する、本作ではメタリックリーンの半裸の衣装で身を固めた魔女リタは、序盤の方で早々に復活するや、金や宝石を溶かして収集するような、見た目一発判然の悪事を繰り返すので、その点では子供たちにもビジュアル的にわかりやすいと思う。なお筆者が鑑賞した吹き替え版では、魔女リタをドスの効いたツヤっ気のある姉御ボイスの実力派中堅声優・沢城(さわしろ)みゆき嬢が迫力たっぷりに演じていた。


 ラストで魔女リタと合体した大きな両翼を生やした金色の巨大怪人が、白昼の田舎町で先史時代の動物型戦隊メカ5体と激戦! そしてついに合体した巨大人型ロボ・大獣神ならぬメガゾードとも対決する!

 このへんからイイ意味で、この映画は陽性のアメリカ映画に成り代わる。そこにかかるは、元祖『パワーレンジャー』の「♪ Go! Go! パワーレンジャー」を連呼するだけのシンプルな歌詞&当時でも素朴でオールデイズなロック調の主題歌! やっぱ往年の主題歌投入はそれだけで熱くなってくるので、このへんのベタな演出も実にイイね。

 各機内の異形のコクピットでの操縦シーンもカッコいい。コクピットの中だと、マスクの黒ゴーグル部分がなくなって、役者の顔出しとなるけど、まぁドチラかといえば人間ドラマ重視気味の本作の場合、たしかに顔が見えていた方がドラマシーンと特撮シーンの分断感もウスれるし、役者さんたちもクライマックスで演技している自分の顔を観客たちに見せたいだろうから、この改変も適切な処置かと思う。

 巨大怪人と戦隊巨大ロボの重厚なド付き合いの果てについに勝利! もう最後のアクションは、ヘンにヒネったりはしないのであった(笑)。



 ラストシーンは学園の補習クラスに戻る。顔出し出演はないけれど、補習クラスにトミーという転校生が来るらしいとウワサになる。このトミーとは元祖『パワーレンジャー』をご覧になったことがある方々ならご存じ、6人目の戦士ブライことドラゴンレンジャーならぬグリーンレンジャーに選ばれ、その翌年には『五星戦隊ダイレンジャー』の6人目の戦士・キバレンジャーならぬホワイトレンジャー、そのまた翌年には『超力(ちょうりき)戦隊オーレンジャー』(95年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110926)のオーレッド、そのまた翌年には『激走戦隊カーレンジャー』(96年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110521/p1)のレッドレーサーにも変身する高校生のことである! ……という一見(いちげん)さんお断りネタでオチとなる。まぁイイんじゃないですか(笑)。

 出来れば本家や原典の通りに、パワーレンジャージュウレンジャー)5人と悪に操られたグリーンレンジャー(ドラゴンレンジャー)が戦いの果てに和解する続編映画の実現にも期待したい!


 まぁ5人が拳をギュッと握ったり、円陣組んで中央で伸ばした腕を交差させたり、勝どきを挙げたりしないあたりなどは、ナチュラルな芝居重視でもあり、その一点においては、日本のスーパー戦隊や元祖『パワーレンジャー』ぽくはナイけれど……。正直、元祖『パワーレンジャー』をそのままリメイクしても実にキツい出来になると思うし(笑)、コレは偶然のたまたまのホントウに際どいバランスで、悪い意味でドラマ優先となって退屈にもなりかねなかったリメイク作品が、ギリギリそうはならずに仕上がったケースだとも私見する。とはいえ、そーいう分析チックな見方を除外して云うならば、私情においてはけっこうスキな作品だ。


(了)

(初出・『仮面特攻隊2018年準備号』(17年8月12日発行)所収『パワーレンジャー』完結合評3より抜粋)


『假面特攻隊2018年準備号』「パワーレンジャー」関係記事の縮小コピー収録一覧

東京新聞 2017年7月14日(金)夕刊 パワーレンジャー 日本発の戦隊 迫力アップ(映画レビュー)

夕刊フジ 2017年7月15日(土) シネマパラダイス パワーレンジャー(映画レビュー)

スポーツ報知 2017年3月24日(金) 勝地涼 アリス WBCと同じロスでワールドプレミア出席 侍魂!!海外デビュー(レッド&ピンクの声優を務めた俳優・勝地涼広瀬アリスが、3/22(日本3/23)開催の由緒ある劇場でのプレミア上映でカーペットを練り歩く)



[関連記事]

パワーレンジャーFOREVER RED』(02年) 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080518/p1

恐竜戦隊ジュウレンジャー』(92年)総論 〜子供番組への回帰

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120220/p1

百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』(01年) 〜赤星政尚・竹本昇、出世作! 「戦隊」批評の特殊性!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011102/p1


[関連記事]

バトルフィーバーJ(79年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120130/p1

電子戦隊デンジマン(80年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120205/p1

太陽戦隊サンバルカン(81年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120206/p1

超獣戦隊ライブマン(88年)総論

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110919/p1

鳥人戦隊ジェットマン(91年)総論

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110905/p1

恐竜戦隊ジュウレンジャー(92年)総論 〜子供番組への回帰

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120220/p1

五星戦隊ダイレンジャー(93年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111010/p1

忍者戦隊カクレンジャー(94年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120109/p1

超力戦隊オーレンジャー(95年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110926/p1

激走戦隊カーレンジャー(96年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110521/p1

電磁戦隊メガレンジャー(97年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111121/p1

星獣戦隊ギンガマン(98年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110711/p1

救急戦隊ゴーゴーファイブ(99年) 〜前半総括

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19991103/p1

未来戦隊タイムレンジャー(00年)最終回

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001102/p1

百獣戦隊ガオレンジャー(01年) 〜後半合評・6人目ガオシルバー!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011113/p1

忍風戦隊ハリケンジャー(02年) 〜前半賛否合評1・ゴウライジャー!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021110/p1

爆竜戦隊アバレンジャー(03年) 〜前半合評・アバレキラー登場!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110613/p1

特捜戦隊デカレンジャー(04年)#37「ハードボイルドライセンス

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041112/p1

魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁(05年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20110228/p1

轟轟戦隊ボウケンジャー(06年) 〜後半合評・6人目ボウケンシルバー&大剣人ズバーン!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070108/p1

獣拳戦隊ゲキレンジャー(07年)最終回 〜後半肯定

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080817/p1

炎神戦隊ゴーオンジャー(08年) 〜序盤&前半評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080824/p1

侍戦隊シンケンジャー(09年) 〜序盤賛否合評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090712/p1

天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕(11年)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20130121/p1

海賊戦隊ゴーカイジャー(11年)1話「宇宙海賊現る」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111107/p1





拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[戦隊] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170715

2017-06-28 怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜

[][]怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!? 怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?を含むブックマーク 怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?のブックマークコメント

2017年8月27日(日)UP)


『ウルトラマンジード』序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

『ウルトラファイトオーブ』完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!

『ウルトラマンオーブ』最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)



『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

(文・T.SATO)

(17年8月11日脱稿


 当たり前のアレンジにすぎないかもしれないけど、実話というか実在の団体をモチーフとしつつも、ヘンにレジェンドや美談にすることなく、我々キモオタ――気持ちの悪いオタク――のことはキモオタとして、美化でも蔑視でもなくシッカリとそのままに描く。

 しかしてこの作品は、厳密なドキュメンタリーなぞでもなく、あの時代の空気・エッセンスを込めつつも、おキラクに観られるコメディーでありドラマでもあることを高らかに言明するかのように、彼ら原・オタク青年たちの周囲には、劇中の登場人物たちには見えないかたちで、終始メタ・フィクション的に、いるハズのない等身大・人間サイズのメトロン星人ガッツ星人や宇宙恐竜ゼットンゴース星人などの、その話数で同人誌『怪獣倶楽部』が評論の俎上に上げたウルトラシリーズエピソードに登場したゲスト怪獣・宇宙人が1体、各話ごとに徘徊しており、彼らの会話に頷いたりしている。


 あげくの果てに、後年の彼らが編集したマニア向け商業誌『ファンタスティックコレクション癸隠院ウルトラセブン』(79年)までもが時代を逆流して登場して、彼ら自身が読んでもいる!(笑)

 もちろんコレをもって、時代考証的にオカシい! とマナジリ上げてツッコミする御仁は、この2017年の現代には少ないであろう。フツーのリテラシー(読解能力)があれば、発行年月日の奥付があるこの書籍をムダに登場させるような凡ミスを、イジワルで小ウルサいギャラリー視聴者がワンサカといるような時代に、現場の小道具スタッフが犯すワケもなく、このような時空超越のインチキ描写をワザと入れることで、「この作品はあくまでもフィクションなんですヨ〜」「少々の不整合は許してくださいネ〜」というメタ・メッセージでありマニフェストだと直感的に捉えるのがフツーだろう。


 いやまぁヘンに気張らずに、まずはコメディードラマとしても面白いことは指摘しておきたい。

 そして、冴えないムクつけき原・オタク青年たちが幾人も集まって、初代『ウルトラマン』(66年)ガー、『ウルトラセブン』(67年)のあのシーンの意味合いガー、と行きつけの喫茶店で議論する、微笑ましくもシュールな光景も面白い。


 『ウルトラセブン』#8「狙われた街」のラストシーンのナレーションは、王道エンタメ派の金城哲夫脚本に、変化球派の実相寺昭雄カントクが手を加えたモノかもしれないという話から始まって、単なる「作品論」を超えた製作のウラ側までをも深読みした、「メタ作品論」や「作家論」まで論議する。と同時に、「初代ウルトラマンを倒した宇宙恐竜ゼットンよりも、倒れた初代マンを召還しに来たウルトラ兄弟の長男・ゾフィーの方が強いのか!?」という実にチャイルディッシュな議論で、ケンカして仲間割れをする(汗)。

――ウ〜ム、コレは一般視聴者的には指をさして笑うギャグシーンなのだろうけど、筆者のような特撮評論同人ライターで、彼らよりも時代を15年ほど下って、こーいう行為を延々と繰り返してきた身にすれば、無限背信して相対化されまくった我と我が身の滑稽な戯画図を見ているようでもあり、同時に実に背中がムズ痒くて複雑な気持ちにもなるなぁ(笑)――


 しかして、それらの「コップの中の嵐」をすべてチャブ台返しにするかのように、主人公青年にとってのマドンナ的な存在である『仮面ライダードライブ』(14年)の女敵幹部メディック、もといここでは可憐な乙女の少女に、『怪獣倶楽部』の同人誌の記事を読んでみたけど「ちっとも判らなかった……」と語らせる(爆笑!)。

 いやぁイイよなぁ。こーいう風にマイナージャンルの井の中の蛙が、一生懸命にもろもろを探求するそれらの営為を一定程度の美談にしつつも、天下国家や世のため人のために経世済民を論じたり英雄豪傑たるべき男子が、こんな小さな趣味ごときに一生懸命になっているチョットの滑稽さをも描く。後者の方も罵倒や完全否定といった冷たい視線ではなく、つまりは実に公平・フェアに物事の両面、左右双方から物事を捉えてみせている。

 そう、「たかが」と「されど」の両方が必要なのだ。いずれか一方だけでは片手落ちであり、その両方を左右に長い両天秤に乗せてバランス棒として、細長い道を綱渡りで前進しつづける、あるいは永遠の振り子運動をするところに、かろうじて健全な精神がやどる……かもしれないという。


 70年代当時の喫茶店のマスターやウェイトレスも、彼らの行動やその意味をカケラも理解できていない。とはいえ、オタクという言葉自体、加えてオタク蔑視する風潮も誕生してはいなかったこの時代、そこには彼らを過剰にキモがったり蔑視したりするような空気もナイ(不審に思ってはいるけれど・笑)。そう、まさにまだまだビンボー臭くて、四畳半フォークソング神田川』的な清貧が残る70年代の空気とはコレですよ!

 それが1980年前後に空前絶後のMANZAI(漫才)ブームが訪れて、若者たちも軽佻浮薄で小ギレイでデオドラントで狂躁的な風潮へと急速に身を投じ、それまでの70年代のやさしい空気を嘲笑い、高度大衆消費社会も急速に到来して、タモリが平日お昼の帯番組笑っていいとも!』(82年)でネアカ・ネクラという言葉を流行らせて、翌83〜84年くらいにはもう「アニメファンはクラい」と原・オタク族が若者間で差別されだし、小さなイジメや素人イジリもOKなTVのお笑い番組も跋扈して、イケてる系とイケてない系のカースト可視化・拡大して、あげくの果てに89年(平成元年)のM君事件で、今度はオタクという言葉が一挙に人口に膾炙(かいしゃ)して、トドメを刺されて大弾圧の時代が訪れる!(その後の30年弱の歴史については、また別の機会に……・笑)


 この作品は、1955〜60年前後生まれのオタク第1世代が学生や社会人年齢に達した、それでも今からもう45年近くも昔の1970年代前中盤が舞台となる。そして、彼らが幼少時から親しんだ「ウルトラマン」シリーズから卒業できないままに、イイ歳をした青年に到達した時代が描かれた。

 オタクという言葉すらもが誕生するはるか以前、ドコからつどったのか――月刊雑誌『SFマガジン』(59年〜)の読者投稿欄での募集だったそうですけど――、そもそもオタクという存在自体が世間に認知されていなかった時代に、喫茶店に集まっては編集会議を繰り返し、手書きのガリ版刷りの特撮評論同人誌『怪獣倶楽部』を、彼らは作り続けている……。


 そう。ナンとオタク第1世代にして、70年代末期からあまた出版される特撮ジャンルの商業書籍やアニメ雑誌の創刊ラッシュに、ライターや編集者として動員され、それ以降も長らく活躍をつづけたレジェンド・ライターたち(を模した人物たち・笑)が、主役集団として描かれるドラマが、深夜ワクの全4話とはいえ、ついに登場する時代が訪れたのだ。


 今の若いオタにとっては、もう彼ら御大(おんたい)のレジェンドたちは馴染みがウスい存在なのかもしれない。しかし、彼らの10〜20歳ほど年下の我々のようなオタク第2世代にとっては、彼らのネーム&存在感は絶大なるものがあったのだ。それは我々が小学生〜中学生のころに、それまでの子供向けのジャンル作品書籍しかなかったところに、本邦初の青少年マニア向けの書籍が雨後の筍(うごのたけのこ)のように刊行されて、多感な時期にそれらの書籍を浴びるようにむさぼって読みふけったからに他ならない。

 2010年代後半の今日のように、オタク第1世代が還暦前後(爆)に達した時代とは異なり、往時は20代のマニア向け書籍に関わる青年マニアと10代の少年マニアしかいなかったような時代である。上の世代が卒業せずに、オタクが第3世代・第4世代・第5世代と40〜50年ほどの地層を持って連続して存在しているような時代ではナイのである。往時のオタク第2世代の10代のころの我々にとっては、彼ら第1世代の存在がいかに唯一絶対的な屹立した存在であり憧憬であったことか……。


 とはいえ、コレは彼らの功績を小さくするものではナイけれど、同世代特撮評論同人ライターたちに聞くと、筆者なぞも同様なのだが、本邦マニマ向けムックが出現する以前、もちろん家庭用ビデオデッキが普及する前から、作品全話の情報や、作品の美麗なオープニング映像をカット単位ですべて把握したい! 記録したい! 手許において支配・管理したい! あるいは、漢字もロクに読めないのにスタッフ名を記した字幕をすべて読みたい! と思ってしまうような感性&欲望が、幼稚園児や小学校の低学年のころからすでに芽生えており(汗)、カレンダーにナンバリングすることであまたの作品の全エピソード数を把握しようとしたり、ノートにサブタイトルを転記したり、もう少し上の世代で当時もう中高生の年齢に達していたオタクたちだと、ノートにジャンル作品の各話の感想を発表するアテもなく秘かに綴っていた……という話はよく聞いたりしたものだ。


 ということは、あの時代には全国各地に少数ながらも、似たような感性&性格類型のオタ的な人種が同時多発的に勃興しており、それが『怪獣倶楽部』の啓蒙(けいもう)活動以前に、タネや水蒔きを待つ畑・土壌として存在し、潜在的な需要と供給の関係がすでに成立していたとも思うのだ。

 よって、司馬遼太郎センセイの歴史小説坂の上の雲』(68年)での言説のように、幕末維新の英雄豪傑レベルの偉人とは異なり、明治の世の日露戦争で陸海に活躍した秋山兄弟レベルであったなら、仮に彼らがいなかったとしても、同じポジションに似たような才能の御仁が、現実の歴史よりも数年遅れたとしても代替可能で出現したろうとの見立てではナイけれど、彼らレジェンドがいなかったとしても、似たような人材が同じような役回りを務めて、現今とはやや違ったかたちになったとしても、我々オタク族の我が世の春(?)はいずれは訪れていたように思えなくもない。


 それから幾星霜。オタク第1世代も第2世代の我々も、干からびて枯れてしまっている(汗)。もう若くはナイ。そんな時代に、彼らのことを神だ! レジェンドだ! と宗教的前近代的・封建道徳の忠臣的に崇めたてまつったり、這いつくばって靴の底までナメるように服従したりするような作品として、本作が構築されていたならば、それはちょっとシラケてしまったことだろう。

 もちろんそのまた逆に、彼ら第1世代こそが既得権益に浴する守旧派の権力者や階級敵(笑)で、その下の第2世代以降は、革新派で少数派という弱者権力を手にした左翼的な絶対正義だと自らを規定して、そのお墨付きを得たならば、造反有理の「愛国無罪」ならぬ「愛ジャンル無罪」で、保守反動・反革命の絶対悪である論敵に対しては、礼節なき暴言や批判をボロクソにいかように浴びせかけても構わない! フランス革命を起こしてギロチン粛清しても構わない! ということにもならないであろう。

 粘り強い熟議による議会制民主主義での政策決定や政治的妥協ではなく、暴力革命による政権奪取で物事を決することを、必要悪として消極的に仕方なく肯定するのではなく、マルクス主義のように暴力・暴言を歴史的必然として積極的に革命理論としても肯定してしまう!(汗) そのような言説や立場を、筆者個人は決して採用してはいなかったのだけれども……。


 今だから云うけれども、内心ではいろいろと思いつつも、当方の当時の放任主義・原文至上主義の編集方針が災いして、前世紀末〜今世紀初頭の弊誌『仮面特攻隊』はそのような造反有理の、ヒトとしての礼節を欠いた口汚い言論の巣窟になっていたところもあったと思う(汗)。本意ではなかったけれども、もちろんそれは、同人誌の全体をコントロールできず智恵も足りていなかった我が身の不徳のいたすところ、身から出たサビではあり、責任はライター諸氏にはなく主宰者たる当方個人にある。……いやはや、人生とはナンとも思い通りにならず、後悔しきりではあるけれど。


 本作のレビューで閉じずに、自分語りとなるけれど、我々の世代にとってのレジェンド・先達に対する宗教的な盲信ではなく、ムダにレジスタンスに自己陶酔して反発するものでもナイところでの、その中間、一定の幅のグラデーションの中での「理論」や「言説」の構築。

 天下国家の大事には影響しない些事であるやもしれないと諧謔ユーモア)で自己相対視もしつつ、天狗にならず過度に卑下もせず、怪獣や特撮について喧々囂々(けんけんごうごう)議論する、ノリつつサメてもいる綱引きバランス。単なる言葉遊び・知的遊戯にすぎないと思いつつも、真・善・美といった何らかの「真理」や、その作品やジャンルの本質に到達はできずとも接近できるやもしれないと思い定めて、彼らレジェンドの万分の一にも満たない、後世に振り返られることもない無冠の本サークルではあるけれど、ライター諸氏の力も借りつつ微力ながらもコレからも本誌にて、一応の理性的な評論や言説を構築していきたいと思う所存である。


(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年準備号』(17年8月12日発行)所収『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』序盤合評2より抜粋)


『假面特攻隊2018年準備号』「怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜」関係記事の縮小コピー収録一覧

・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

スポーツニッポン 2017年5月21日(日) 怪獣研究“7人のオタク” MBS系「怪獣倶楽部〜」ポスタービジュアル完成

スポーツニッポン 2017年6月14日(水) TV見るべきものは!! 同好の士と語り合う秘密結社的な楽しさ

スポーツニッポン 2017年5月5日(金) 本郷奏多ウルトラ怪獣オタクに”

ザテレビジョン 2017年6月16日号 This Week Pick Up Person 本郷奏多×横浜流星

テレビライフ 2017年6月16日号 SPECIAL TALK『怪獣倶楽部』 横浜流星×本郷奏多×加藤諒

毎日新聞(関東版) 2017年6月16日(金)夕刊 ワイド視聴室 怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜 円谷プロ協力 思い出よみがえり

スポーツ報知 2017年5月15日(月) 佐々木李子 初ドラマ主題歌 6・4スタート「怪獣倶楽部―」


愛媛新聞 2017年5月2日(火) ウルトラセブン放送開始50年「出会えたこと財産」主役演じた森次さん 京都で展覧会

夕刊フジ 2017年4月22日(土) パチンコ・ニューマシン・ニュース 最新機種レビュー「CRぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士Light Edition」

夕刊フジ 2017年6月1日(木) めくるめく青春 アイドルSEXY列伝 石田えり 56歳とは思えない“オッパイ”ボディー(当記事担当のフリーライター永瀬白虎氏は、子役時代に『ウルトラマン80』#48にゲスト出演したとのこと)

日刊ゲンダイ 2016年12月23日(金) 『「ウルトラマン」の飛翔』白石雅彦著 ウルトラマン誕生の軌跡を追うドキュメント

日刊スポーツ 2017年7月17日(月) 馬場ふみか女優で飛躍


『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』全話平均視聴率:関東1.1%・中部(未放映)・関西1.9%



[関連記事]

ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1

ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点たる年代記的な物語!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170603/p1

ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1

ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160914/p1


[関連記事] 〜ウルトラマンゼロ・ザ・クロニクル映画!

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年) 〜岡部副社長電撃辞任賛否!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(10年) 〜傑作!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111204/p1

ウルトラマンサーガ』(12年) 〜DAIGOつるの剛士杉浦太陽AKB48投入!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140113/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ作品論

ウルトラマンメビウス』総論 〜脚本家赤星政尚論!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1

ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナの赤い輝きに(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1

ウルトラマンエース』総論 〜再評価・全話評完結!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1

ザ・ウルトラマン』総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1

ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期中二病・笑)だった!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1


[関連記事] 〜ウルトラ兄弟・大活躍映画

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟(06年) 〜大傑作映画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070128/p1

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟2 〜東光太郎! 幻の流産企画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20130317/p1



「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」Blu-ray BOX

「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」Blu-ray BOX

「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」DVD-BOX



『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2017-06-03 ウルトラファイトオーブ完結評

[]ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語! ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!を含むブックマーク ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!のブックマークコメント

2017年8月20日(日)UP)


『ウルトラマンオーブ』最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

『ウルトラマンジード』序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

『パワーレンジャーFOREVER RED』 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射!

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)



ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!

(文・T.SATO)

(17年6月17日脱稿


 「ゾフィー兄さん! アタマ、アタマ!!」(笑)


 ウルトラ兄弟の長男にしてウルトラ一族設立した宇宙警備隊の隊長ゾフィー。その全身が、地球最強の怪獣とも云われる火山怪鳥バードンがクチバシから吐いた猛炎につつまれる!

 しかしそれをモノともせずに、火炎を払いのけるゾフィー兄さん! しかし、鎮火はするも最後まで残っている炎は、ゾフィー兄さんの頭頂部の左側面!(笑) コレは44年前のゾフィーvsバードン戦の再現!


 カッコいい! とシビれつつも、長年のファンであれば、笑いがコミあげていることであろう。某巨大掲示板では「ミスターファイヤーヘッド」(笑)の異名を頂戴し、頭が燃えたゾフィー兄さんのアスキーアートも10数年以上、貼りつづけられている愛すべきゾフィー隊長。

 カッコいいけど、半分だか1/3くらいは同時に、「ココでネタにしてください!」「ココで笑ってください!」と誘っていますよネ! 我々腐れオタやネット民に対して坂本カントクが燃料を投下! お約束で共犯の炎上! 祭りだ、祭りだ!(笑)


 ファイヤーヘッドが鎮火したゾフィー兄さんは飛来してくるバードンを、すかさず必殺のM87光線で粉砕!

 ついに、ついに、ついに、44年の時を経て、一度は敗北を喫したバードンに雪辱を果たすゾフィー兄さん!!

 設定上はウルトラ兄弟最強と謳(うた)われるも、実際には敗北も多くて、マニア間ではゾフィー最強説は兄さんの偽称なのでは? という疑念まで生じていたものだけど――注釈しておくけど、この愛すべき偽称説ネタは某巨大掲示板が発祥ではなく、もっと大昔の80年代の特撮同人界が発祥かと思われます(笑)――あぁこんな強いゾフィー兄さんを正規の本編作品の映像でも観てみたい! と思い続けて幾星霜。


 ……ついでに云うけどさぁ。もう10年も前になるけど、個人的にも傑作・良作と私見する『ウルトラマンメビウス』(06年)の、数は少ないながらもいくつかの欠点を挙げさせてもらえば、終盤の#42「旧友の来訪」でさぁ。ここで云う「旧友」ってのは、『ウルトラセブン』のタケナカ元参謀や、昭和の人気怪獣レッドキングゴモラが再登場することの掛け言葉だとは思うけど。レッドキングゴモラまで出すのなら、初代『ウルトラマン』(66年)と次作『ウルトラセブン』(67年)の空隙(くうげき)の時期とおぼしき防衛組織GUYS(ガイズ)のサコミズ隊長の回想におけるゾフィー隊長との邂逅(かいこう)シーンでさぁ。あそこに出てくる円盤群は、初代『マン』最終回で敗退したゼットン星人が地球にリベンジに来た円盤群だと設定して、あの円盤群をゾフィー隊長が一掃したあとに、宇宙恐竜ゼットンの別個体が出現! ゾフィー隊長と必殺光線の押し合い圧し合いをするも、ついにはゼットンを粉砕するゾフィー兄さんの図が観たかったんだよ〜!!


 初代マンを倒したゼットンよりも強いゾフィー兄さん!

 初代マン < ゼットン < ゾフィー兄さん!


 あぁこんな図が観られれば、もう筆者は死んでも悔いはなかったのにぃ(←我ながらツマラない人生だな、オイ・笑)。

 まぁ1兆度の光線を粉砕する、87万度の光線ってオカシくね? てなツッコミはさておき(笑)。


 それで、ゾフィー兄さんがサコミズ隊長に、「地球はねらわれている。今、宇宙に漂う幾千の星から……」なんて、『セブン』#1冒頭のナレーションを引用したセリフでも語ってくれたなら!

 ついでにあの回で、ニッポン以外ではこの25年間、怪獣が出現しなかった、なぞという夢のないダメ押しをするのではなく、「アメリカオーストラリアでは少数ながら出現例が確認できます!」と云ってくれたなら! アニメ映画ウルトラマンUSA』(87年・日本公開89年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100821/p1)・日豪合作『ウルトラマンG(グレート)』(90年)・日米合作『ウルトラマンパワード』(93年)の世界も肯定、昭和ウルトラと『メビウス』の世界とも地続きにできて、皆と云わずとも最大多数の最大幸福を達成できたのに!――エッ、あの3作ではウルトラマンは既知ではなく未知の存在だったから、それはムリがあるって? たしかにムリはあるけど、あの3作の舞台はニッポンじゃないのだから、登場人物たちはウルトラマンのことをよく知らなかったのだとコジツケることもギリギリ可だろ!(笑)――

 あぁ〜やはり悔やんでも悔やみきれない。やっぱりまだ死ねない(笑)。


 そーいう作品をまたがった設定や世界観の接続や交差といったものは、たしかに高度な人間ドラマ性や社会派テーマ性といったものではナイ。ナイのだが、自身の経験からも推測するに、幼児はともかく児童の年齢に達すれば、そーいうことを気にしたり面白がったりもするものだし、子供たちのジャンク知識収集癖をも刺激して、彼らをキョーレツに引き付けるものであるとも思うのだ。

 しかして近年のウルトラシリーズは、70年代中盤〜80年前後の学年誌や「てれびくん」や「コロコロコミック」などの児童誌でのウルトラシリーズ特集や、番外編マンガなどのセンスを活かしたような展開を継続して試みてもいる。


 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(ザ・ムービー)』(09年)以降の劇場作品は、それらの映画の前日談としてビデオ販売作品『ウルトラマンメビウス外伝』やら『大怪獣バトル外伝』やら『ウルトラマンゼロ外伝』などを頒布する。

 映画『ウルトラマンサーガ』(12年)以降の劇場作品やTVシリーズの後日談としても、短編作品『ウルトラゼロファイト』(12年)や『ウルトラファイトビクトリー』(15年)に、前日談『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA(ジ・オリジン・サーガ)』(16年)なども製作する。

――ウルトラシリーズの長期低落傾向を鑑(かんが)みて、イジワルに見れば、コレらの展開も遅きに失したともいえるけど、それでもやらないよりかはやった方がイイ!――


 映画『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』(08年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101223/p1)公開の同時期にも、ビデオ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080914/p1)が販売されたものだけど、そのラストでメビウスことミライ隊員が「超8兄弟」の異次元=別世界の地球へと紛れ落ちて、映画に続く! になってくれていたならば……。その前年末に終了した深夜特撮ウルトラセブンX(エックス)』(07年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080413/p1)最終回でも、昭和ウルトラの世界から『セブンX』の世界へ来ていたセブンことモロボシ・ダンが、今度は「超8兄弟」の世界へと旅立ってくれていたならば……(監督も同じなんだし!・笑)。


 そんなハイブロウではなくロウブロウ(笑)な、世界観クロスオーバーかつ年代記的なオタク的発想や妄想を、最新短編『ウルトラファイトオーブ』ではついに漏れなく遺憾なく存分に発揮する!

 ウルトラマンゼロの劣勢に、往年の主題歌とともに助っ人(すけっと)として見参した我らがウルトラ3兄弟!

 帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックは、かつては敗退した怪獣グドンツインテールスペシウム光線&ウルトラブレスレットで圧勝!

 ウルトラセブンも同じく大苦戦した宇宙ロボットキングジョーに今回は圧勝!

 同じく懐かしの名挿入歌「ウルトラ六兄弟」が流れる中、かつて5兄弟を次々と倒した暴君怪獣タイラントvsウルトラ3兄弟の因縁のリベンジ戦まで描かれる!


 対するに、新たなる敵キャラクターもポッと出の新キャラではなく、この2017年1月〜6月にかけて当番組『ウルトラマンゼロ・ザ・クロニクル』枠で再放送されたばかりの映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』や『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』(07年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080427/p1)でも描かれた、怪獣軍団を自在に操れて数万年前には全宇宙を制覇したこともあるレイブラッド星人の遺伝子を引き継いだ各惑星の宇宙人(レイオニクス戦士)がいるという設定を継承して、新たなるレイオニクス戦士にして亡霊魔導士レイバトスという人型のカッコいい悪党キャラクターを登場させる!

 しかも、『ウルトラ銀河伝説』でも舞台となった大宇宙の辺境の「怪獣墓場」を主戦場とし、さらにはウルトラ一族のレイオニクス戦士・ウルトラマンベリアルが使った数百体の怪獣を収納可能な必殺棍棒・ギガバトルナイザーまで復活させることで、ベリアルとの因縁深きウルトラマンゼロ客演の必然性も高めてくれる!


 もちろん最新戦士のウルトラマンオーブも、直近の映画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』(17年)における近作ヒーロー、ウルトラマンギンガウルトラマンビクトリー・ウルトラマンエックスとの共演を受けて、ギンガとエックスの力を借りた新造スーツの新形態、ウルトラマンオーブライトニングアタッカー! 劇場版で初登場したギンガ・ビクトリー・エックス3人の力を借りたウルトラマンオーブ・オーブトリニティ! 果てはセブン&ゼロ親子の特訓を受けて本作終盤の目玉、ウルトラマンオーブ・エメリウムスラッガーへと強化変身を遂げる!

 そのオーブ・エメリウムスラッガーの姿は、頭頂部にブーメラン武器・アイスラッガーをひとつ備えたウルトラセブン、ふたつ備えたウルトラマンゼロ継承して、3つのアイスラッガーを備えている!(笑)

 70年代末期のマニア向け書籍草創期のむかしから、ウルトラマンのデザインはシンプルでなければイケナイ。ツノやヒゲが生えていてはイケナイと云われつづけて、頭部を削ったりヘコませたりする方向にも向かったけれども、それもまた原理主義ドグマであって、デザインの自由度が減ってきたと思ってきたトコロで、改めてチャイルディッシュに「足す」という発想へと転換! いやぁ適度にバカバカしくて適度にカッコいい! コレぞ子供番組のヒーローとしては適切な塩梅のデザインだと、筆者個人は主張したい。

 セブン・ゼロ・オーブエメリウムスラッガーの3人が、同時に両腕をL字型に組んで繰り出す、3大ワイドショットの必殺光線の図もサイコー!


 昭和ウルトラ路線・ゼロ年代後半のウルトラ路線・10年代のウルトラ路線のトリプルクロスの結節点としての『ウルトラファイトオーブ』!


 オーブエメリウムスラッガーが今回のラスボス・レイバトスにトドメを刺して爆砕するも不穏感が漂い、大ラスではレイバトスが復活する。ここで、今夏から放映予定と告知済のウルトラマンジードがまさかの先行登場! レイバトスに改めての必殺光線でトドメを刺して幕となる!

 もちろん筆者も子供ではないので、こーいう反則ワザのオマケ要素を入れることで、主人公のウルトラマンオーブ強し! オーブが悪を倒してメデタシメデタシといったカタルシス・爽快感をやや削ぐことや、作品のまとまりが若干(じゃっかん)悪くなることも指摘はできる。そのかぎりで娯楽活劇作品としての完成度も下がってはいたのだけれども……。

 作品の外側、子供やマニアたち視聴者の反響まで含めて還流することで作品ははじめて完成するのだ! というヘリクツ(笑)を採用するならば、ウルトラシリーズという年代記もので、次作の新ヒーローを登場させる燃料投下で得られる興奮&お祭り感の大メリットと比すれば、作品としての完成度が下がることのデメリットなどはごくごく小さいものだろう。


 よって、個人的には『ウルトラゼロファイト』1期全8話+2期全15話や『ウルトラファイトビクトリー』全13話の神懸かった出来と比すれば純・娯楽活劇作品としての出来は正直劣るとは思うもの、本作『ウルトラファイトオーブ』が、来期の新ヒーローを登場させることで、視聴者を作品の外側でもメタ的に盛り上げた事象まで足し算するのであれば、『ゼロファイト』や『ファイトビクトリー』にも決して負けてはいなかったし、むしろ勝っていたかもしれないとも思うのだ。

 断末魔のレイバトスも気付いたように、彼でも復活させることができなかったということは、悪のウルトラマンことウルトラマンベリアルも死んではいない。もしくはすでに復活している。ウルトラマンジードはベリアルの息子(!)であるとマスコミ媒体ではすでに告知済である。当然、次作『ジード』にも、ジードの父としての登場が期待されるのだ。と同時に、現実に帰ってみせれば毎度、製作予算は少なかろうから(笑)、亡霊魔導士レイバトスの『ジード』におけるリベンジ戦にも期待したい!


(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2017年初夏号』(17年6月18日発行)初出〜『仮面特攻隊2018年準備号』(17年8月12日発行)所収『ウルトラファイトオーブ』完結合評1より抜粋)


『假面特攻隊2018年準備号』「ウルトラファイトオーブ」関係記事の縮小コピー収録一覧

・「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

スポーツ報知 2017年6月2日(水) 変身ポーズ披露 濱田龍臣(製作発表記者会見)

朝日新聞 2017年5月11日(木)夕刊 三谷幸喜のありふれた生活825 記憶完璧「ウルトラの父」(3歳の息子さんと初代マン鑑賞)

スポーツ報知 2017年5月14日(日) ウルトラフェスサポーター幸せ 土屋太鳳ウルトラマンフェスティバル2017)


ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』平均視聴率:関東1.3%・中部1.2%・関西0.9%

 1クール相当(1〜3月):関東1.3%・中部1.4%・関西1.0%

 2クール相当(4〜6月):関東1.2%・中部1.0%・関西0.7%



[関連記事]

『パワーレンジャーFOREVER RED』 〜坂本浩一監督作品・戦隊を逆照射!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080518/p1


[関連記事]

ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1

ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170628/p1

ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160914/p1


[関連記事] 〜ウルトラマンゼロ・ザ・クロニクル映画!

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年) 〜岡部副社長電撃辞任賛否!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(10年) 〜傑作!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111204/p1

ウルトラマンサーガ』(12年) 〜DAIGOつるの剛士杉浦太陽AKB48投入!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140113/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ作品論

ウルトラマンメビウス』総論 〜脚本家赤星政尚論!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1

ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナの赤い輝きに(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1

ウルトラマンエース』総論 〜再評価・全話評完結!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1

ザ・ウルトラマン』総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1

ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期中二病・笑)だった!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1


[関連記事] 〜ウルトラ兄弟・大活躍映画

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟(06年) 〜大傑作映画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070128/p1

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟2 〜東光太郎! 幻の流産企画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20130317/p1





『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2017-04-15 ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」

[]ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括! ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!を含むブックマーク ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!のブックマークコメント

2017年8月27日(日)UP)


『ウルトラファイトオーブ』完結 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!

『ウルトラマンジード』 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)


 TV特撮『ウルトラマオーブ』(16年)とその後日談の映画『劇場版ウルトマンオーブ 絆の力、おかりします!』(17年)につづく、さらなる後日談のTV短編特撮ウルトラファイトオーブ』(17年)放映開始記念! とカコつけて……

 『ファイトオーブ』#1放映日の2017年4月15日付けで、『ウルトラマオーブ』最終回評をUP!



ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括!

(文・T.SATO)

(17年2月11日脱稿


特撮:実景に怪獣合成! 実景で走行変身!


 セットではなく実景の東京の広大な大空と遠景の町並のビル街に、ラスボスの巨大怪獣・マガタノオロチがポツンと合成される!

 しかして、ラスボス怪獣は実景に埋もれることなく、四方八方に赤黒くて禍々(まがまが)しい長大な光線を放って、チープな特撮火薬爆発ではなくCGによるリアルな爆発をほうぼうに巻き起こし、不穏な爆煙が幾筋も上空に細長く立ち登っていく!

 初代『ウルトラマン』(66年)の科学特捜隊戦闘機を模して、その赤い腹の部分を青色に変えただけ(笑)のVTL(ビートル)隊の戦闘機・ジェットビートルならぬゼットビートルも、この遠景の実景合成カットの中にケシ粒のようなサイズで左右や手前上方から大挙飛来。ラスボス怪獣に左右から総攻撃を仕掛けるも、重量級の見てくれでも意外に俊敏なラスボス怪獣による光線の反撃で、次々に撃墜されていく!

 状況自体は客観的には絶望的なのだが、そこは特撮エンタメの本質はやっぱり「不謹慎」なのダ! というべきなのだろう。スケール雄大感とカッチョいい映像でワクワク・テカテカ・ニヤニヤとしてしまう。


 コレらの特撮合成映像をバックに、手前では高架の小綺麗な歩道橋上で、我らがウルトラマンオーブこと風来坊青年クレナイ・ガイと宿敵青年ジャグラス・ジャグラーが、ヒロイン・ナオミをめぐって痴話喧嘩(笑)を繰り広げている! まさに「特撮シーン」と「本編ドラマ」の華麗なる癒合!(?)


 怪獣災害で人々も避難したあとなのであろう、無人の車道を駆け足で走っているガイ青年をカメラがヨコから追いかける。いつもは黒バックでのバンク映像だが、新撮にてガイ青年が走行しつつ両腕を振りかぶって変身ポーズを取ってみせる特別感!

 変身アイテムのカードリーダーに初代ウルトラマンのカードを読み込ませるや、バンク映像ではガイ青年の左隣(画面的には右隣)に等身大の直立仁王立ちで出現する初代ウルトラマンが、今回の新撮では駆けているガイ青年の実景の左隣奥に、5メートルサイズで両手両脚もスックと伸ばしたウツ伏せ飛行ポーズで合成にて出現!

 そのまま、駆けるガイ青年をカメラが追い越していき、アングルもヨコから斜め、真っ正面から捉えたショットへと変わっていき、彼が続けてウルトラマンティガのカードを読み込むや、今度は右隣(画面的には左隣)に並行飛行するウルトラマンティガも合成で出現!

 2大ウルトラマンを左右に併走させて駆けているガイ青年の図!


 その直後は、毎度おなじみ様式美的な異空間の中で、ガイ青年に初代マン&ティガを合体させて誕生する、右拳をカメラに向けて突き出したウルトラマンオーブの基本(?)形態・スペシウムゼペリオンが画面奥から手前に迫り出してくる、出現&巨大化カットのきらびやかなバンク映像だ!

 ……と、思いきや、いつものバンク映像はそのままでは終わらない。バンク映像の続き(!)までもが描かれる。

 異空間の中を飛行するオーブ・スペシウムゼペリオンは、固定カメラ(?)の真横を通り越し、カメラも首を振ってオーブを追いかけるように、最接近したオーブの横顔のアップ映像を、そして前方へと飛行して小さくなっていく後ろ姿を追いかけていくのだ!


 異空間を抜けるや、そこは実景の東京の上空で、眼下にはビル街に鎮座ましますラスボス怪獣の姿が!

 ここまで1カットの長回し映像だったが、カットが割られて、ラスボス怪獣が放つ赤黒い光線を、顔面の正面に張った円形の光学バリアで弾きながら斜め降下飛行で突進していくオーブの姿を、超ロング(引き)の真横から捉えた映像で描いていく。

 飛行落下の勢いで、ビル街の大通りのアスファルト舗装をメクり上げつつ着地滑走しながら、両腕を振り回して所定のポーズを取って右腕から「八つ裂き光輪」を投擲するオーブ! ……と、ここでもサプライズが!

 往年の『ウルトラセブン』(67年)の対イカルス星人戦の特撮演出みたく、画面手前に迫ってきて追い越して後方へ飛んでいく「光輪」を、カメラマンが急いで避けるために思わず背中から寝そべって、ついでに上空を通過していくサマを撮影し、さらに後方へと投球されていくサマを背面エビ反りで逆立ちして追いかけているかのような、最後は上下が反転したビル街に鎮座するラスボス怪獣に「光輪」が命中する映像までもが描かれる!


 ……なんという、カッチョいい特撮ビジュアル!

 かの坂本浩一(さかもと・こういち)カントクが「アクション監督」あがりの監督ならではの映像演出手法を取っていたとすれば、本作の田口清隆(たぐち・きよたか)カントクは「特撮監督」あがり(?)の監督ならではの映像演出手法をココで体現してみせた! と云ってもイイだろう。

 2010年代における、独創性のある「特撮映像」「特撮演出」の達成・成果はたしかにあったというべきだ!


 実景の遠景の東京に怪獣を合成する試みや、ウルトラシリーズの古式ゆかしい超爆薬兵器名を合体させたスパイナーR1(アールワン)(笑)による怪獣撃滅作戦などのストーリー展開は、本作放映の数ヵ月前の7月末に公開された大ヒット作の怪獣映画シン・ゴジラ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160824/p1)とも一部がカブる。しかし、出来上がった映像やキャストやエキストラの服装やその屋外の自然光の光量からも真夏の8月だと推測されるし、またググってみると最終回の撮影は実際にも8月であったようだから、脚本などの準備期間的にも『シン・ゴジラ』に影響を受けたということはなく、現代にそれっぽい本格怪獣映画指向のエピソードを作るとすれば、このような作り&映像になるということなのだろう。



本編:ガイ×ナオミ×ジャグラス痴話喧嘩(笑)


 もちろん、この最終回のイイところは、「特撮映像」「特撮演出」ばかりではない。

 ここで引き合いに出すのは気が引けるけど、同じく「特撮監督」あがりの今や大ベテラン・樋口真嗣(ひぐち・しんじ)カントクが、その特撮演出アニメ絵コンテ(主に戦闘シーン・笑)での神がかった技量と比して、いまだに本編演出・人間描写においてはその手腕はいかがなものなのか? とドコとなく心許なく思わせるのに比すると(私見です・汗)、田口カントクはけっこうガチンコで暑苦しく人間(役者)をノセて撮っていて、しかもそれが上ずってはおらず地に足が着いている感もある。


 メインキャスト陣の好演もあるのだろう。

 当初は本作におけるラスボスになるのかと私見した狂気の宿敵ジャグラス・ジャグラー青年が、その身勝手でパワー信奉の卑怯で卑劣なブラックポリシーを徹底できずに、いつものイカレた調子で悪態をつきながらも、アイデンティティ・クライシスに襲われて揺らいでいるのか、その瞳から涙も流しているという、ダブルミーニングの演技&演出プランも実にイイ。


 そしてナンとビックリ、痴話喧嘩の現場のまさに中心に、撃墜されたゼットビートルご都合主義(笑)にも墜落! 大爆発が起きてCMに入るも、CM明け直後には(笑)、人質に取っていたヒロイン・ナオミをジャグラー青年が咄嗟に無意識にかばって救っていたことが判明する!


 108年前の北欧ツンドラ森林地帯での――てっきりシベリアだと思ってましたが北欧だそうです(汗)――ウルトラマンオーブvs宇宙恐竜ゼットンならぬ魔王獣マガゼットンとの戦いで生じた大爆発に巻き込まれて死んでしまった! と思われていた、ガイ青年とも恋仲(?)であった白人少女も――ナターシャという名前やマトリョーシカ人形からてっきりロシア人だと思っていたけど、そうではなかったのでありました(笑)――、『オーブ』終盤では実は生き延びていたらしい、という甘々(あまあま)な展開(批判ではなく)になってきてはいた……。

 そして、かの白人少女を救っていたのも、実はジャグラー青年であったことがここにて明かされる! コレまたビックリ。ジャグラーくん、けっこうイイ奴じゃん(笑)。


 自身の行動が理解できずに混乱しているジャグラー青年に、ガイ青年が顔面グーパンチをかました直後、ギュッっと抱擁してみせる! ……キャーーー!!!(黄色い声)

 ドコぞのBL漫画だよ!(笑) いや、野郎が美少女ばかりに注目するようになった現在、BL(ボーイズ・ラブ)漫画こそが男同士の友情を熱く描く少年漫画系譜を正当に継ぐものだ! という説もあるからネ(汗)。


 レギュラーメンバーでもある怪奇現象調査の民間組織・SSPのメンバーの黒メガネくんと茶髪クンのふたりも、最終回の大バトルでは超兵器とかも保有してないから状況にカラませるのはムズカしいだろうと思っていたけど、その専用車両がガレキの下敷きとなって閉じ込められるというかたちで状況にカラませる。

 もちろんそれだけだと、悪の組織に人質にされてしまう要員レベルではあるけれど、ゲルマン神話の英雄ジークフリートや『仮面ライダースーパー1(ワン)』(80年)の帝王テラーマクロが変身した怪人・カイザークロウの弱点のごとき、ラスボスの顎(アゴ)の下にある弱点を見つけて勝機のキッカケとなることで有用感も醸(かも)す。


 2010年代の「ウルトラマン」作品の特徴かもしれないが、状況は客観的には絶望的でも、イイ意味でその描写はムダに辛気(しんき)クサくはさせずにサラッとカラッと時にギャグも交えて明朗に描いているフシがある。本作もそのご多分に漏れない。

 こんな絶望的な状況で死地に陥(おちい)ってシンミリとイイ話をしていたSSPメンバーの断末魔の眼前に、「天使だ!」という形容で天国からのお出迎えであるかのように金色の光に包まれたベテラン俳優・柳沢慎吾ちゃんの笑顔が! というムダな特撮カット(笑)で、本作のコミックリリーフでもあるVTL隊の渋川隊員――その正体は情報特務部隊の隊長! というおエライさんでもあった!――が救出に参上!

 このへんの軽妙なお笑い特撮演出もまた、少々マジメにすぎたと私見している90〜00年代前半の「ウルトラマン」作品にはなかった要素でもあり、このお笑いもあるエンタメ的なバランス感覚が、個人的にはポイント高い。


 各種インタビューを読むに、本作においては企画時点でも玩具展開でもそもそも存在していなかった怪獣攻撃隊が、それは怪獣がフツーに存在する世界観ではムリがあるだろうとの、田口カントクのたっての希望で投入されたのがVTL隊の設定であったようだ。そして、そのVTL隊はこの最終回の最後では前座のヤラれ要員に留まらない活躍も見せてくれる!

 SSPメンバーによるラスボス怪獣の弱点情報をバトンタッチされた渋川隊員もとい隊長は、最終回前後編のゲストにして我々の仲間でもある(笑)ベテランオタク俳優・佐野史郎(さの・しろう)が演じる、VTL隊の背広組の長官に直談判して作戦の許可を得る。

 そして、ゼットビートル大編隊によるラスボス怪獣の顎下への一斉攻撃を通信機で命じる頼もしい慎吾ちゃんのお姿が! それがウルトラマンオーブたちの勝機にもつながることで、往々にして不要じゃね? とツッコミされがちな怪獣攻撃隊の有用感もいや増す!


 1960年代の今はなき日活制作の無国籍アクション映画を模したワリには、吉永小百合のような清純で可憐な乙女ではない、SSP代表でもある本作メインヒロインも、このご時世では守られているだけの存在には留まらない。髪の毛をアップにしてオデコを出して物怖じせずに凛とした、汚れ演技や命令口調もサマになる強気系の美少女松浦雅(まつうら・みやび)ちゃんが演じるナオミにこそハマる芝居の、プライドが崩壊し脱力・弛緩しているジャグラー青年に対する叱咤激励! というか直球のドS・命令芝居!(笑)



オーブ・ジャグラス・8戦士 vs ラスボス魔王


 改心の決意を固めたらしきジャグラー青年が、その正体である漆黒の魔人の姿で巨大化して、その日本刀(?)でウルトラマンオーブの絶対絶命のピンチを救う! その日本刀の絶妙の切れ味を表現するために、触れてないのに切っ先の旋風で切れたのか、斜め下にスライド落下していく隣接した中層ビルの図もお約束!

 オーブの方を見もせずに無言でその左手を差し伸べて、膝を屈しているオーブの右手を取って、立たせて共闘せんとするサマも、まさに究極のツンデレ!(笑)


 そのあとは、実に息の合った絶妙のコンビネーション攻撃で、ラスボス怪獣に対する逆転劇がはじまる! 最後はラスボス怪獣の触手にカラみつかれるも、コレもまた怪獣映画や「ウルトラマン」作品ではともかく、活劇や少年漫画では王道の展開の「俺ごと刈れ!」パターン!


 「諸先輩がた! 光の力、お借りします!!」の掛け声とともに、ビル街に立つオーブの両隣に召喚された先輩ウルトラマンたち、ゾフィー・初代マン・ジャック・タロウ・ティガ・メビウス・ゼロ・ベリアルがヨコ並びで勢揃いして、一部先輩に所定のタメのポーズをキチンと取らせたあとで、それまで律儀に待っていた(笑)残りの先輩たちともども、一斉に必殺光線を放つ!

――コレは個人的には先輩ウルトラマン本人が強引にペイペイの後輩戦士・オーブごときに急に召喚されてワザワザ8人も降臨したワケではなく、ご本人の力が託された各種カードから、ご本人ではなくその人格や意志ヌキの「力」のみが具現化したのだと解釈するけど、メインターゲットの幼児的には先輩本人が降臨したと解釈しても問題ナイとは思います(笑)――


 本作における怪獣は「魔王獣」と呼称され、古文書「太平風土記(たいへい・ふどき)」にもその存在が予言書のように記されているという、和風かつ伝奇的なテイストを持っていた。

 ラスボスの最強魔王獣の名称は、中盤にも登場した中ボス怪獣・マガオロチの延長で、それの成体であるマガタノオロチ(笑)だと命名されている。日本神話に登場する古式ゆかしい怪獣の元祖をもじったベタベタなネーミングだが、ヘンに小洒落たものよりもこの適度にB級なセンスのネーミングは、ベタゆえの力強さもあって個人的にはキライじゃない。「火」や「水」や「土」や「風」「光」や「闇」などのエレメント・元素的な属性を持つ、往年の怪獣図鑑や近年の召喚モンスターもののような、設定的な統一感がありつつも各自に独自性もある、「魔王獣」の適度にチャイルディッシュで伝奇ファンタジー的な設定なども、個人的にはスキである。


 色彩は暗褐色で地味だけど、オロチ(蛇)の名に恥じない肉食爬虫類チックで口部に向かって鋭角的に突き出た巨大な頭部に、大きく裂けた口顎。両腕は存在せず、その口頭部が身体の上部ではなく腹部前面にあるのも、通常回の直立二足歩行の恐竜型の怪獣とは別種なものとしての、ラスボスにふさわしい貫禄と異質さを醸す。


 思えば、同じく田口カントクが担当した前作『ウルトラマンX(エックス)』(15年)最終回前後編も、そのラスボス怪獣(宇宙人?)は通常回の怪獣とは明確に差別化がなされて、白黒モノトーンの色彩のヒト型でありつつも、眼鼻口がないことで人間的・動物的な意志や情動は感じさせないけど、その身をよじりつつ「ケタケタケタケタ」と奇妙な甲高い笑い声をあげることで不気味さと、無機質でも最低限の意志や情動描写を両立させて、最終回にふさわしい異質さ・別格感・強敵感を醸し出していた。

 ハードSF的にはトンデモ設定でもライトSF的にはカッチョいい、このラスボス怪獣それ自体が「無」そのものの存在であるという、幼児はともかく小学校中高学年以上であればワクワクさせられるような、往年の怪獣図鑑疑似科学的・SF的なハッタリ設定スペックも、子供番組的には申し分がないものである――厳密には、「無」そのモノであるのなら意志や情動もないであろうから、地球最強の生物であると認定してウルトラマン打倒を目的にワザワザ日本に飛来して戦闘を開始することもナイとは思うけど、このテの作品にそーいうガチなツッコミを入れるのはヤボである(笑)――。

 このラスボス怪獣が宇宙から飛来して、赤いラインが入って奇抜な形をした適度にオモチャっぽい(ホメ言葉・笑)各国の怪獣攻撃隊の艦隊群とも洋上で攻防を繰り広げつつ日本へと接近していくサマを、独創的な合成カットや特撮カット、そしてレギュラーメンバー全員による総力戦でジックリと披露して、大いに堪能させてくれたものであった。

 コレら「怪獣」や「戦闘」描写にこだわって、各怪獣それ自体の特徴・生態・特殊能力を描いて、そこを起点に攻防の物語を紡いでいくことこそ、このテの番組では非常に重要なことであり、あるイミでは番組やジャンルのキモですらあると思うのだ。


 もちろん『ウルトラマンギンガS(エス)』(14年)最終回にも『ウルトラマンX(エックス)』(15年)最終回にも本作『ウルトラマンオーブ』最終回にも、「人間ドラマ」が一応はある。しかし、それは行き過ぎると、娯楽活劇作品としてはモタついたりシメっぽくなってしまうものなので、諸刃の剣(もろはのつるぎ)でもあるのだ。

 90〜00年代前半の平成ウルトラ作品や……あるいはよりエンタメ寄りの2010年代の「ウルトラマン」作品への転轍機ともなったやもしれない中興の『ウルトラマンメビウス』(06年)の最終回(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070505/p1)でさえ、やはり特撮大バトルよりも人間ドラマの方にやや比重が寄って盛り上げようとする傾向があった。しかし、ここ数年の「ウルトラマン」作品は危機的・絶望的ピンチに陥っても過剰にシミったれた印象やウダウダした愁嘆場は描かずに、そこは寸止めしてまずは爽快感のある特撮大攻防劇・大逆転劇を主眼に描き切る!


 前作『X』に続いて今回の『オーブ』も、最終回に実にふさわしい、通常回の敵怪獣とは格が異なる強敵怪獣を相手にした大スケール・大バトル・大特撮シーンを、そしてレギュラーメンバー全員が総力戦的に大活躍する、しかして肩ヒジを過剰に張ってはいないけど、実に暑苦しくて、よくできた活劇作品として観させてもらったのでありました。満腹、満腹。



夕焼けの別離 〜ライバル生存&その甘さの是非


 大きな夕焼けをバックにしたラストでは、主人公・ガイ青年とヒロイン・ナオミの、そうとは語らないけど実質的には愛の告白めいた、しかしてジメッとはせずに適度に乾いた、互いに過剰に依存したり縛ったりすることもないのであろう精神的に自立した男女による、クサいけれどもカッコいい秀逸なセリフ&演技の応酬が光る別離のシーンが描かれる。

 ここで唐突にオッサンオタクの繰り言になって恐縮だけれども、こーいう70年代まではフツーに流通していたフィクション描写が、80年代になると唐突に「クサい」「ウソくさい」「芝居クサい」とTVのお笑い番組や若者間で過剰にバカにされて忌避された時代がかつてはあったものだ。それから実に30年!(汗) そーいうクサいけれどもカッコいい描写がいつの間にやらフツーに復権していて隔世の感がある。

 とはいえ、もちろんベタに保守反動・反革命で古典古代に単純に復古・回帰したワケではなく、ガイ青年が本作の第1話で、クール宅急便の軽保冷車の中から霜降り状態(笑)で初登場したように、「カッコよさ」だけではなく半分だか1/3くらいは「お笑い」の目線が含まれているあたりは、「カッコよさ」と「お笑い」がアウフヘーベン――正・反・合の弁証法的発展(笑)――されたメタ的なヒーロー描写だともいえるだろう!?


 そして、その愛の告白めいた別離の場の近傍には、それを生温かく見守るジャグラー青年がフツーにいたりして。……ついさっき、「じゃあな!」と別れの言葉を告げて爆発の露と消えたハズのジャグラーさん、生きてたんかい!?(笑)

 108年前の白人少女といい、日本刀で斬られて死んだ(ように見えた)ヒロイン・ナオミといい、ジャグラー青年といい、70年代までの少年漫画フィクション作品ならば、彼らはフツーに死んでしまって最期(さいご)は夜空のお星さまになっていたろうとも思う。

 しかし、80〜90年代以降のジャンル作品は、時代の空気・風潮のせいでもあるのだろう、ドー見ても死ぬだろう描写でも「実は生きていました!」、ドー見ても永遠の別離だろうと思いきや「別れてませんでした!」「帰ってきました!」という展開が隆盛を極めるようになっている――前年度作品の『ウルトラマンX』完結編である『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(16年)ラストでも、主人公青年との物悲しい別離後にアッサリ、ウルトラマンXが地球に帰ってきたりする(笑)――。


 一般の人間ドラマや文芸映画などで、このテの「実は生きていました」パターンをやってしまうと、作品のリアリズムの基準線的にムリが生じて、作品が安っぽくなってしまったり、はたまた破綻してしまうこともあるだろう。しかし、「怪獣」だの「宇宙人」だのといったそもそもが非リアルで超常的である存在がフツーに存在している子供&少年向けのジャンル作品では、このテの「実は生きていました」パターンはもちろんツッコミどころは満載で半分は笑ってしまうけど、一般的なドラマにおけるそれよりかは鼻につかないし、辛気クサく終わったり視聴者である子供たちに過剰に物悲しい思いをさせるくらいであるのならば、「実は生きていました」オチのご都合主義で明朗に終わるパターンも個人的には悪いものではないとすら思う。……まぁたしかに「自立」とか「成長」とか「成熟」とか、人生は思い通りにはならないヨという「不条理」「無常観」などというテーマは描きにくくはなるけれど。


 もちろんオッサンのオタクとしては、改心さえすれば、それまでのジャグラー青年の蛮行は法的にも道義的にも許されるものなのか!? というツッコミも脳裏に瞬間的によぎりはする。

 よぎりはするのだが、コレがフツーの人間だったらアウトで許されないのだろうけど、彼の正体はホモ・サピエンスの人間ではなく宇宙人というファンタジーな人外の存在であることから、人間の法律では裁きにくい治外法権的(笑)な存在やもしれず、そのモラルも人間とはビミョーに異なるものであろうから、そして白人少女やナオミを咄嗟に本能的に助けた自身の行為にすら困惑して狼狽してしまう豆腐メンタル(笑)なあたりも、そーいう心性の種族の宇宙人だから人間のメンタルとは異なるのだろう……などなど、視聴者に瞬時に無意識に脳内で高速で大量計算させて、「多少灰色で隙がある描写に見えるけど、まイっか!」という脳内補完(笑)的な結論を導出させているようにも思うのだ。

 まぁ要は本作もまたイイ意味でリアリティが最優先されるような世界観の作品ではなく、視聴者に爽快感・カタルシスをもたらすことが最終目的であるエンタメの文法が優先された世界観の作品であったということで。仮に灰色の危うい要素があったとしても、それはあくまで白色寄りであったという(笑)。


 ……ジャグラー青年の最後の改心はミエミエの展開だったって? エ〜〜、そうでもないでしょ。

 悪なりの「美学」や「大義」を持っているというより、サイコパスが入っているような生来の「性格異常」にしか見えない描写&演技もなされてきたジャグラー青年。なので正直、イイ者に改心せずにブザマに醜態をさらして散華していくパターンに物語が分岐・着地していったとしても、まったく不自然ではなかったとも思う。そーいう展開になったとしても、筆者個人はケチを付けないし、それはそれでナチュラルな展開だったとも思うゾ。

 それだけに多少のムチャや安っぽさはあっても、ジャグラー青年自身が白人少女やナオミの救い主であったことについては、ギリギリOKでサプライズもあったと思うのだ。



佐野史郎登板の意義 〜『オーブ』私的総括!


 ベテラン・重鎮・著名な役者を出すことで、画面に厚みや深みや状況の重大感も醸すことが目的であったろうとは思うけど、ラスボス怪獣を撃滅直後、VTL隊本部の司令室で、クールに「作戦終了!」を下命してその場を退座するも、退室直前に一旦立ち止まってカメラ前で公人としてではなく私人として、苦みの「苦笑」とリラックスした溜息とともに「安堵」の表情をも浮かべる佐野史郎演じる長官の姿も描かれる。

 怪獣攻撃隊の隊長よりも上位に位置する上官や長官も、昭和ウルトラの時点で、官僚的で横柄な悪役として一面的に描いたり、横柄かと思いきや地球に激突せんとするウルトラの星かもしれない惑星への攻撃に迷っている多面的なサマや、意外に家族思いのサマを描いたり、はたまた生徒思いの校長先生&イヤミな教頭先生コンビのような長官&副官コンビとして描いたり、その描写の幅はすでに広げきっていて、後続の作品での上官描写はそのワク内での反復でしかないとも個人的には考えている――ただし反復が悪いと思っているワケではない。文芸作品ならぬ我々が好む通俗娯楽活劇作品なぞはすべてがルーティンだともいえる――


 もちろん田口カントクが意図したことではまったくないけれど、結果的にこの「苦渋」と「安堵」の演技は、一部のスレたマニア視聴者の感慨の代弁にもなっていたやもしれない。終わり良ければすべて良し……とまでは言い切れないにしても、前々作『ギンガS』や前作『X』と比すれば、特にそのシリーズ前半についてはイマイチ劣るかも……と思っていた『ウルトラマンオーブ』が、前2作に負けじ劣らじ、視聴率や玩具売上的には知らないけれども、ごくこく個人的には90年代〜00年代前半の「ウルトラマン」作品よりもエンタメ的にはスンナリとサクサク観られる2010年代にふさわしい作風の作品に仕上がってくれたことについては(異論は受け付けます・笑)、まさに「苦笑」と「安堵」の両方の表情を浮かべてTVの前から退出したい筆者なのであった。



追伸


 最終回のサブタイトルはナンと「さすらいの太陽」! コ、コレは往年の歌手・藤圭子宇多田ヒカルの母ちゃんだヨ)をモデルにした、白いギターを片手に流しの歌手をしている少女を描く、脚本家藤川桂介センセイ原作の少女漫画のTVアニメ化作品『さすらいの太陽』(71年)からの引用だよネ!? 筆者もリアルタイムではさすがに観てないけど、はるけき昔の1980年の晩秋〜年末の平日夕方の再放送は観たことがあって、荒れていた酒場の客たちが彼女の歌で鎮まるシーンが印象に残っているけど、小学校のクラスメートたちもいわく「なんかクラい番組だよネ……」(笑)。

 数年前にこの作品が円盤ソフト化された際に、ネットのニュースではアイドルアニメラブライブ!』(13年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160330/p1)や『アイドルマスター』(11年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20150615/p1)の元祖! と煽られていたけれど……。そ、それは少し違うと思うゾ(笑)。


(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2017年冬号』(17年2月12日発行)初出〜『仮面特攻隊2018年準備号』(17年8月12日発行)所収『ウルトラマンオーブ』完結合評2より抜粋)


『假面特攻隊2018年準備号』「ウルトラマンオーブ」関係記事の縮小コピー収録一覧

・「ウルトラマンオーブ」全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

毎日新聞 2017年3月15日(水)夕刊 特集ワイド「ウルトラセブン」放映開始50年 脚本に沖縄の現実投影 織り込んだ「戦争」や差別/新たな「非武のヒーロー」作りたい


ウルトラマンオーブ』平均視聴率:関東1.2%・中部1.2%・関西0.8%

 1クール相当:関東1.3%・中部1.4%・関西1.0%:(7〜9月)直前SP+#1〜12

 2クール相当:関東1.2%・中部1.0%・関西0.7%:(10〜12月)#13〜25



[関連記事]

ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点たる年代記的な物語!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170603/p1

ウルトラマンジード序盤評 〜クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』に想う オタク第1世代よりも下の世代のオタはいかに生くべきか!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170628/p1

ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160914/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ最終回評

ウルトラマンティガ最終回 最終章三部作 #50「もっと高く!〜Take Me Higher!〜」・#51「暗黒の支配者」・#52「輝けるものたちへ」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19961207/p1

ウルトラマンダイナ最終回 最終章三部作 #49「最終章I 新たなる影」・#50「最終章II 太陽系消滅」・#51「最終章III 明日へ…」 〜賛否合評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971211/p1

ウルトラマンネクサス最終回 〜中後盤評 #37「Final Episode 絆 ―ネクサス―」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060308/p1

ウルトラマンマックス最終回 〜終盤評 #33、34「ようこそ地球へ!」バルタン星人前後編

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060503/p1

ウルトラマンメビウス最終回 最終三部作 #48「皇帝の降臨」・#49「絶望の暗雲」・#50「心からの言葉」 〜ありがとう!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070505/p1

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO最終回 #12「グランデの挑戦」・#13「惑星崩壊」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100331/p1


ウルトラマンエース最終回「明日のエースは君だ!」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070429/p1

ザ☆ウルトラマン最終回 #47「ウルトラの星へ!! 第1部 女戦士の情報」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100328/p1

ザ☆ウルトラマン最終回 #48「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100404/p1

ザ☆ウルトラマン最終回 #49「ウルトラの星へ!! 第3部 U(ウルトラ)艦隊大激戦」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100411/p1

ザ☆ウルトラマン最終回 #50「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利

  (近日中にUP予定)



ウルトラマンオーブ Blu-ray BOX II



『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2017-01-15 9/24サンクリ2017 Autumn

[]サンシャインクリエイション2017 Autumn 〜仮面特攻隊2018年準備号「ウルトラマンジード」序盤特集・かいじゅう20・三毛猫ホームズ石立鉄男版・特捜最前線・セラムン・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託 サンシャインクリエイション2017 Autumn 〜仮面特攻隊2018年準備号「ウルトラマンジード」序盤特集・かいじゅう20・三毛猫ホームズ石立鉄男版・特捜最前線・セラムン・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託を含むブックマーク サンシャインクリエイション2017 Autumn 〜仮面特攻隊2018年準備号「ウルトラマンジード」序盤特集・かいじゅう20・三毛猫ホームズ石立鉄男版・特捜最前線・セラムン・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託のブックマークコメント

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可! 〜最新2017年号・三毛猫ホームズほかも数ページ公開!


『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜COMIC ZINで委託通販開始!(6頁分を公開!)

『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜まんだらけでネット通販開始!(4頁分を公開!)


『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜まんだらけでもネット通販開始!

『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜とらのあなで委託通販開始!(18歳以上wをクリック)(8頁分を公開!)(コチラは委託期間終了)


『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜まんだらけで委託販売!(2頁分を公開!)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜COMIC ZINで委託通販!(3頁分を公開!)


『仮面特攻隊』バックナンバー 〜まんだらけで委託通販中!

『仮面特攻隊』バックナンバー 〜とらのあなで詳細検索可!

『仮面特攻隊』バックナンバー 〜COMIC ZINで委託通販中!


『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!


拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)

f:id:katoku99:20161217225853j:image

2017年9月24日(日)、サンシャインクリエイション2017 Autumn

 池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・K−27aに出店!

(S74-XXXXX)

2017年10月15日(日)、COMIC1(いち)☆12

 東京ビッグサイト・東ホール・お−45aに出店!

 (12XXXX)



◎2017年8月・夏コミ新刊! 『仮面特攻隊2018年準備号』 〜完売!(若干部数を増刷!)

・TV『ウルトラマンジード』序盤賛否合評!

・TV『ウルトラファイトオーブ』完結合評!

・TV『ウルトラマンオーブ』完結合評!

・TV『怪獣倶楽部 〜空想特撮青春期〜』賛否合評!

・映画『パワーレンジャー』合評

・映画『キングコング』『ゴースト・イン・ザ・シェル』『裏破拳ポリマー』『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』『メッセージ』評

・マーベル洋画『ドクター・ストレンジ』『LOGAN/ローガン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』評

・映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド』合評!

・映画『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE』合評!

・OV『スペース・スクワッド ギャバンvsデカレンジャー』合評!

・OV『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー』合評!

・TV『仮面ライダーエグゼイド』第3クール合評!

・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』第1〜2クール評!

・『トクサツ2016』 〜「動物戦隊ジュウオウジャー」ロケ地は「超新星フラッシュマン」30周年オマージュだった!?

(B5判・P56・キンコーズの自動製本コピー(笑)・400円)



◎2017年5月新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.69』(坂井 由人) 〜増刷!(夏コミ新刊はなしです・汗)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

f:id:katoku99:20141214183005j:image

 17年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、

・2017年冬春TVアニメ『幼女戦記』『クズの本懐』『バンドリ!』『グランブルーファンタジー』『つぐもも』『エロマンガ先生』『武装少女マキャヴェリズム』『ひなこのーと』『アリスと蔵六』『サクラクエスト』『正解するカド』評

・2017年アニメ&実写映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』『結城友奈は勇者である―鷲尾須美の章―』『ハルチカ(実写版)』『一週間フレンズ。(実写版)』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章』『劇場版ソードアート・オンライン』評

 などを投稿)

(B5判・P56・コピー・500円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.68』(坂井 由人) 〜在庫僅少! 

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『マクロスΔ(デルタ)』『くまみこ』評などを投稿)

(B5判・P44・コピー・500円)



◎2017年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.78』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

f:id:katoku99:20141214181641j:image

 17年6〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、春アニメ&映画評『冴えない彼女の育てかた♭』『月がきれい』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』『サクラダリセット(実写版)前篇/後篇』『ReLIFE リライフ(実写版)』評を投稿)

(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年6月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.78』(仙田 冷)

 17年1〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、春アニメ評『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』評を投稿)

(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年2月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.77』(仙田 冷)

 16年12〜17年2月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、冬アニメ『小林さんちのメイドラゴン』『政宗くんのリベンジ』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガール ストライカーズ Animation Channel』『けものフレンズ』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・400円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.76』(仙田 冷)

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、秋アニメ『終末のイゼッタ』『ガーリッシュナンバー』『ブレイブウィッチーズ』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『君の名は。』『映画 聲の形』『ReLIFE』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・500円)



◎コピー評論誌「漫画界の解体進行形を解く」大幅増補加筆版!『WEB漫画に未来はあるのか』(M.TAKEHARA)

(A5判・P32・コピー・300円)



◎2016年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2017年号』 〜手持ち分は完売! 同人ショップに若干部数あり

f:id:katoku99:20161217225853j:image

f:id:katoku99:20161103181426j:image

f:id:katoku99:20161103181710j:image

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!

★映画『シン・ゴジラ』賛否合評大特集! 〜国内左右の反響も収集!

 (「シン・ゴジラ」特集・編集協力:MUGENオペレーション

 (夏コミ号「シン・ゴジラ」特集からも2名増員! 図版も国内左右の反響収集に総とっかえ!)

・折込コピー『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』速報合評! (〜折込冊数分はすべて完売・汗)

・映画『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』合評!

・映画『スーサイド・スクワッド』合評!

・映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『デッドプール』合評!

・映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』『X−MEN:アポカリプス』評!

・映画『アイアムアヒーロー』『テラフォーマーズ』合評!

・映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』評!

・映画『GANTZ:O』『キューティーハニー ―TEARS―』評!

・TV『時をかける少女』評!

・TV『精霊の守り人』評!

・配信アニメ『怪獣娘 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』評!

・舞台『光の国から僕らのために ―金城哲夫伝―』合評!

・TV「ゴジラが登場した往年の漫画原作実写ドラマ『クルクルくりん』」寸評!

・雑誌『映画論叢』寸評!

・漫画『トクサツガガガ』合評!

・小説『ウルトラマンF』評!

・小説『仮面ライダー鎧武』評!

・小説『仮面ライダードライブ』評!

・ビデオ『仮面ライダーチェイサー』評!

・ビデオ『仮面ライダーハート』合評!

・ビデオ『仮面ライダーマッハ』合評!

・配信『仮面ライダーアマゾンズ』合評!

・TV『仮面ライダーエグゼイド』序盤合評!

★映画『仮面ライダー1号』賛否合評特集!

・TV『動物戦隊ジュウオウジャーゴーカイジャー客演編・合評!

・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』後半合評!

・映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー』合評!

・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』6人目の戦士登場編・合評!

・ビデオ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー』合評!

・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー』合評!

・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』終盤合評!

・TV『ウルトラマンオーブ』序盤賛否合評!

・TV『ウルトラマンオーブ』前半合評!

・TV『ウルトラマンオーブ』後半合評!

★評論『ウルトラマンメビウス』10周年記念回顧!

・映画『劇場版ウルトラマンX』合評!

・TV『ウルトラマンX』終盤合評!

・TV『仮面ライダーゴースト』終盤合評!

・映画『劇場版 仮面ライダーゴースト』合評!

・配信『仮面ライダーゴースト』「伝説!ライダーの魂!」評! (オミット。いずれ当該ブログで公開予定・汗)

・TV『初森ベマーズ』後半評!

・評論『ウルトラ評論50年史』序論! (次号回し・汗)

・その他!

(B5判・P148+折込コピーP4・オフセット・1500円→1000円・欲かいて部数を増やして単価を下げました・汗)



◎2016年10月新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ』石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART1」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ)

(実際の同人誌はモノクロ印刷になります・汗)

f:id:katoku99:20161005225017j:image

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!

 往年の「土曜ワイド劇場」ワクで放映された石立鉄男・坂口良子版『三毛猫ホームズ』シリーズ6部作(1979〜1984)の全貌が今ここに明らかに!

 極小活字の圧倒的な情報量で、シリーズ全6部作を徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録! 『三毛猫』石立版同人誌が満を持して降臨!


●第1作『三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人』(1979年12月1日放映)

●第2作『三毛猫ホームズの追跡 女性専科連続殺人の謎』(1980年6月14日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ』石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART2」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ)

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!

●第3作『三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く』(1981年5月16日放映)

●第4作『三毛猫ホームズの狂死曲 バイオリン連続殺人』(1982年12月25日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ』石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART3」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ)

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!

●第5作『三毛猫ホームズの運動会 だるま競争殺人事件 さらば愛する人よ』(1983年5月14日放映)

●第6作『三毛猫ホームズの駆落ち 相続人連続殺し 父危篤・至急連絡乞う』(1984年12月22日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)

(……3冊まとめて購入すれば、100円値引きして、800円!・笑)



◎2016年8月・夏コミ新刊! 『ウルトラマンタロウ 〜流用ライブラリ音楽の世界〜』(サークル・ルノホート発行) 〜夏&冬コミのみの委託販売!

f:id:katoku99:20161228005551j:image

・『ウルトラマンタロウ』 〜ナゾの流用曲群の出典研究・決定版!

(B5判・P26・オフセット印刷・500円)



◎2015年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2016年号』

f:id:katoku99:20151219010401j:image

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!

★特集『48年目の「怪奇大作戦」』〜「怪奇」評論史・特撮かドラマか・岸田森カルト人気の意味!

・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ MOVIE大戦ジェネシス』速報合評!

・TV『ウルトラマンX』評!

・TV『ウルトラファイトビクトリー』評!

・短編アニメ『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』評!

・評論「第2期ウルトラ・兄弟客演編総括」!

・映画『劇場版ウルトラマンギンガS』合評!

・TV『ウルトラマンギンガS』終盤評!

・TV『仮面ライダーゴースト』序盤合評!

・TV『仮面ライダードライブ』終盤合評!

・映画『劇場版 仮面ライダードライブ』速報合評!

・映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』合評!

・ネット配信『仮面ライダー4号』評! 〜映画『仮面ライダー3号』続編評!

・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』評!

・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』評!

・TV特撮『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』合評!

・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#34 〜「世界忍者戦ジライヤ」客演編合評!

・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#7 〜ニンジャレッド&ハリケンレッド客演編合評!

・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE』速報合評!

・ビデオ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』合評!

・ビデオ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』評!

・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』終盤合評!

・映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』合評!

・映画『進撃の巨人』(前編・後編) 〜合評!

・映画『THE NEXT GENARATION パトレイバー 首都決戦』合評!

・映画『寄生獣 完結編』評!

・映画&TV『牙狼〈GARO〉GOLD STORM 翔』評!

・映画『ストレイヤーズクロニクル』評!

・映画『みんな! エスパーだよ!』評!

・映画『バクマン。』評!

・TV『サンダーバード are go』評! 

・TV『新★乾杯戦士アフターV(ファイブ)』評!

・鹿児島のご当地TV特撮『薩摩剣士隼人』評!

・沖縄県のご当地TV特撮『ハルサーエイカー』評!

・小説『仮面ライダーウィザード』書評!

・小説『忍風戦隊ハリケンジャー』書評!

・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評!

・ジャンル系漫画『ウルトラマンネクサス』書評!

・TV『デスノート』評!

・TV『ど根性ガエル』合評!

・TV『初森ベマーズ』評!

・TV『南くんの恋人』評!

・映画『ラブ&ピース』合評!

・映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』評!

・『スター・ウォーズ』年末公開を控えて黒澤映画を振り返る!

・短編アニメ『電光超人グリッドマン boys invent great hero』合評!

・その他!

(B5判・P150+折込コピーP4・オフセット・1500円)



◎2014年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2015年号』 〜「特集・ゴジラ評論60年史」!(手持ち分は完売。同人ショップに若干部数あり)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜まんだらけでもネット通販で販売!(2頁分を公開!)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜COMIC ZINで委託通販!(3頁分を公開!)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜とらのあなで委託通販!(18歳以上wをクリック)(8頁分を公開!)(コチラは委託期間終了)

f:id:katoku99:20141206171623j:image

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!

・ハリウッド版映画『GODZILLA』合評!

★大特集『「ゴジラ」評論60年史』 1950〜2010年代のゴジラ評論変遷史!

・2014年 〜『ゴジラ』第1作リバイバル公開

・1954年 〜『ゴジラ』第1作封切時の評価

・1950〜60年代 〜各界の批評家が語った傾聴すべきプレ特撮評論

・1960〜70年代 〜黎明期のSF陣営が否定した怪獣映画

・大伴昌司 〜「本編と特撮の一体化」理論の誕生

・1970年代 〜オタク第1世代によるゴジラ&東宝特撮の神格化

・小野耕世 〜「怪獣恐怖論」の誕生

・1980年代 〜SF>初期東宝&円谷>変身ブーム。カーストの再生産

・『宝島84年10月号』&『ニューウェイブ世代のゴジラ宣言』

・1984年12月 〜復活『ゴジラ』公開とその反響

・1960〜80年代 〜ゴジラ&東宝特撮・イン・USA

・1990〜2000年代 〜「怪獣恐怖論」の去就

・1990年代 〜平成ゴジラシリーズ時代のゴジラ観の分裂

・1995年 〜平成ガメラ登場と平成ゴジラへの猛烈バッシング

・1998〜99年 〜ヤマダ・マサミのトークライブとその観客のゴジラ観

・2000年代 〜平成ガメラ要素のミレニアムゴジラシリーズへの投入

・2014年 〜『GODZILLA』来航


★『仮面ライダー鎧武』完結合評! 〜神様になったヒーロー&ヒロインをどう見る!?


・10月新番組『仮面ライダードライブ』序盤合評!

・『烈車戦隊トッキュウジャー』後半合評!

・11月放映開始の『ウルトラマンギンガS』後半戦・合評!

・ビデオ『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』合評!

・ビデオ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』合評!

・往年の名作漫画の映画化『寄生獣』評!

・TV『地獄先生ぬ〜べ〜』評!

・深夜特撮『甲殻不動戦記ロボサン』評!


・TV『ウルトラマンギンガS』前半8話・完結合評!

スーツアクターが題材の邦画『イン・ザ・ヒーロー』合評!

・80年前後のオタ第1世代の青春を描く深夜ドラマ『アオイホノオ』合評!

・ジャニーズの戦隊パロディー映画『エイトレンジャー2』評!

・ショコタンの変身ヒロイン映画『ヌイグルマーZ』評!


・夏休み映画『劇場版 仮面ライダー鎧武』合評!

・夏休み映画『烈車戦隊トッキュウジャーTHE MOVIE』合評!

・トクサツ2014『トッキュウ5号&ワゴンのスーアク野川瑞穂!』

・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』 〜中盤・6人目の戦士評!

・TV『ウルトラマンギンガS』序盤合評!


・戦隊パロディー映画『女子ーズ』!

・戦隊パロディー深夜特撮『乾杯戦士アフターV(ファイブ)』!

・映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』 〜日テレ土9映画版!

・深夜特撮『なぞの転校生』!

・深夜特撮『牙狼<GARO> 魔戒ノ花』!

・茨城のご当地ヒーロー『雷様剣士ダイジ』!


・TV『仮面ライダー鎧武』第3クール総括 〜壊れゆくミッチに見る人間力諸相!

・ビデオ『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』評!


・TV『仮面ライダー鎧武』#30「赤と青のキカイダー」合評!

・映画『キカイダー REBOOT』合評!

・実写映画版『機動警察パトレイバー』合評!

・映画『俺たち賞金稼ぎ団』 〜キョウリュウジャー最終回外伝評!


・TV特番『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』合評!

・映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦』合評!

・40周年記念『仮面ライダーX』再評価 〜公私葛藤描写の先進性!


・TV『仮面ライダー鎧武』前半合評 〜現代的公私葛藤描写の新境地!

・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』序盤合評!


・映画『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2』合評!

・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・最終回評!

・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・番外編評!

・TV『新ウルトラマン列伝』評!


・映画『赤×ピンク』 〜坂本浩一監督のキャットファイト映画!

・映画『地球防衛未亡人』 〜河崎実監督のバカ映画・合評!


・映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』合評!

・『ジュウレンジャー』『アバレンジャー』『キョウリュウジャー』解説!

・TV『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜怒涛の終盤評!

・『スーパー戦隊評論の変遷史』! 〜往年の「ジュウレン」酷評を糺す!

・22周年記念『恐竜戦隊ジュウレンジャー』再評価!


・『小説 仮面ライダーフォーゼ』書評 〜スクールカースト・ボッチ問題!

・『小説 侍戦隊シンケンジャー』書評 〜スーパー戦隊小説化、参る!

・洋画『スター・ウォーズ』EPISODE1〜4評!

・CS『ゲンと不動明王』&『海底軍艦』評!


・イベント『ウルトラマン創世紀展』レポート!

・イベント『特撮博物館 名古屋展』 〜オタクと愛娘と発達障碍

・ジャンル系漫画『セブンきゅ〜ぶ』書評

・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評


・CSで再放送、往年の円谷特撮『マイティジャック』評!

・CSで再放送、往年の『ウルトラファイト』放映順のナゾ推理!(←紙幅の都合で次号回し・汗)

・WOWOWで再放送、『ウルトラマンタロウ』再評価!(←紙幅の都合で次号回し・汗)

(B5判・P168+折込コピーP4・オフセット・1800円)



◎2015年5月新刊! 『美少女戦士セーラームーンR1993』(森川 由浩)

f:id:katoku99:20150608110647j:image

●序文 美少女戦士セーラームーンR The First Meeting 1993

●『美少女戦士セーラームーンR』作品解説

●アニメ全43話レビュー

 第一話放映日&最終回放映日の朝日新聞番組欄

●劇場版 美少女戦士セーラームーン

●ミュージカル 美少女戦士セーラームーン

●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーンR』

 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)

 アニメ雑誌(アニメージュニュータイプアニメディア・月刊OUT・B−CLUB(ビークラブ))

 マーチャンダイジングライツレポート

 東映社内報

 謎本……『セーラームーンの秘密』など

 キネマ旬報

●LD&CD 映像と音響ソフト

 東映ビデオ情報ペーパー NEW DISC PRESS

 東映ビデオ LDソフト

 CD

●玩具の世界

●各種資料&データバンク

 台本

 関連CM集

 本放送フォーマット

 フィルモグラフィー 

 放映開始日リスト

 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)

 視聴率データ

 メインスタッフ&キャストリスト

(B5判・P106・オフセット・1000円)



◎改訂再販! 『美少女戦士セーラームーン1992 転生版』(森川 由浩)

f:id:katoku99:20141120025028j:image

●序文 美少女戦士セーラームーンThe First Meeting 1992

●『美少女戦士セーラームーン』作品解説

●アニメ全46話レビュー

美少女戦士セーラームーン再放送ヒストリーズ

●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーン

 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)

 アニメ雑誌(アニメージュニュータイプアニメディア・B−CLUB(ビークラブ))

 マーチャンダイジングライツレポート

 TV Bros.

 東映社内報

●LD&CD 映像と音響ソフト

●各種資料&データバンク

 台本

 絵コンテ

 本放送フォーマット

 フィルモグラフィー 

 放映開始日リスト

 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)

 視聴率データ

 メインスタッフ&キャストリスト

(B5判・P110・オフセット・1000円)



◎『妖術武芸帳1969』(森川 由浩)

f:id:katoku99:20101116103427j:image

★ジャンル系ニュースサイト“ためログβ”で、資料性博覧会03の当日取材が掲載!★

★TBS・橋本洋二プロデューサー&東映・平山亨プロデューサーのタッグによる

 日曜夜7時タケダアワー枠、佐々木功(ささきいさお)主演の幻の特撮時代劇!

★作品紹介、物語紹介、全話徹底解説、登場人物紹介、妖術師名鑑!

・『妖術武芸帳』再放送リスト!

・『妖術武芸帳』関連スタッフ・フィルモグラフィー

・当時の新聞記事、雑誌記事、音盤、武田薬品ノベルティ、台本、スチル写真集大成!

・坂口祐三郎 〜『仮面の忍者 赤影』と『妖術武芸帳』の間に!

★補論:TBS橋本洋二プロデューサー、1969年の作品群!

 タケダアワー解説、年譜、前番組「怪奇大作戦」・後番組「柔道一直線」!

 ブラザー劇場解説、年譜、「どんといこうぜ!」「胡椒息子」「彦左と一心太助」!

 木下恵介アワー解説、年譜、「おやじ太鼓」「3人家族」「兄弟」!

・新聞番組欄に見る1969年のテレビ事情!

・90年代中部地方の深夜番組「今甦る!昭和ヒーロー列伝」での『妖術武芸帳』!

(B5判・P142・オフセット印刷・1600円・mixiでHN「morikawa_」か「maxheart2090@excite.co.jp」でも通販可)



2017年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう20 マイリトル特撮日記2017(1)(上半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

f:id:katoku99:20140805025935j:image

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2016年12〜2017年8月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・500円)

2016年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう19 マイリトル特撮日記2016(2)(下半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2016年7〜2016年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・800円)

2016年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう18 マイリトル特撮日記2016(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2015年12〜2016年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・600円)

2015年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう17 マイリトル特撮日記2015(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2015年7〜2015年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・600円)

2015年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう16 マイリトル特撮日記2015(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2014年12〜2015年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・600円)

2014年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう15 マイリトル特撮日記2014(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2014年7〜14年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P50前後・オフセット・600円)

◎『かいじゅう14 マイリトル特撮日記2014(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!

 2013年12〜14年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P56・オフセット・600円)

◎『かいじゅう13 マイリトル特撮日記2013(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年7〜13年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P44・オフセット・500円)

◎『かいじゅう12 マイリトル特撮日記2013(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年1〜13年6月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P44・オフセット・500円)

◎『かいじゅう11 マイリトル特撮日記2012(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2012年4〜12年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P44・オフセット・500円)

◎『かいじゅう10 マイリトル特撮日記2012(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2011年12〜12年4月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!

(B5判・P64・オフセット・700円)



◎『プリキュア オールヒストリーズ New Stage』(森川 由浩)

f:id:katoku99:20140419142952j:image

★「プリキュア」シリーズ10周年記念! 「プリキュアオールヒストリーズ」増補改訂版刊行!

 『ふたりはプリキュア』(2004)〜『ハピネスチャージプリキュア』(2014)まで全11シリーズ総覧!

・誕生前史 『どれみ』『セラムン』『ナージャ』との三者関係

 2004年 『ふたりはプリキュア

 2005年 『ふたりはプリキュア MaxHeart』

 2006年 『ふたりはプリキュア Splash☆Star』

 2007年 『Yes! プリキュア5』

 2008年 『Yes! プリキュア5 GoGo!』

 2009年 『フレッシュプリキュア!

 2010年 『ハートキャッチプリキュア!

 2011年 『スイートプリキュア♪

 2012年 『スマイルプリキュア!

 2013年 『ドキドキ! プリキュア』

 2014年 『ハピネスチャージプリキュア!

・講談社児童誌の『プリキュア』 〜記事特色・付録・コミカライズ単行本化状況・徹底解説!

 「たのしい幼稚園」「おともだち」「なかよし」・コミカライズ・単行本・「プリキュアおはなしブック」

・作品データベース(全シリーズサブタイトル & 関東・中部・関西全話視聴率リスト!)

・15秒予告編・東京MXプリキュア再放送全記録・プリキュア新聞・講談社児童誌のプリキュア!

・前史 〜朝日放送(大阪)製作TVアニメ枠年譜&解説!

・朝日放送アニメの時代

・朝日放送日朝八時半枠のルーツをさかのぼる

・ダイハツ枠の時代=テレビ黎明期の日曜夜

・朝日放送製作アニメの誕生と「腸捻転」改編

・日曜朝への枠移動……日アサキッズタイムへ

・朝日放送製作アニメ枠年譜

・時代の検証……ダイハツ劇場と日曜ゴールデンタイムの流れ

・時代の検証……ニチアサキッズタイムの確立・枠拡大と日曜朝枠の流れ

(B5判・P179・オフセット・1600円・mixiでHN「morikawa_」か、メアド「ssssskpt(a)yahoo.co.jp」「maxheart2090(a)excite.co.jp」でも通販可)

 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります)



◎『プリキュアシネマヒストリーズ』 〜全プリキュアシリーズ映画本!(森川 由浩)

f:id:katoku99:20120421143506j:image

・『ふたりはプリキュアMaxHeart』

・『ふたりはプリキュアMaxHeart 雪空のともだち』

・『ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪!』

・『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』

・『Yes!プリキュア5 GOGO! お菓子の国のハッピーバースディ♪』

・『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』

・『プリキュアオールスターズDX みんな集まれ奇跡のともだち大集合』

・『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は不思議がいっぱい!』

・『プリキュアオールスターズDX2 レインボージュエルを守れ!』

・『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショーですか?』

・『プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花』

・『スイートプリキュア♪ とりもどせ!♪ 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』

・最新作『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」 〜もモチロン速報!!

*序文 テレビシリーズ初作『ふたりはプリキュア』解説からはじめて、

 併映作品『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』も含む全13作品を徹底解説!

●資料集 *割引券・前売券、チラシ、パンフレットといった各種アイテムから新聞記事、各種特番を特集!

●附録 東映テレビアニメヒロイン映画年表……「東映まんがまつり」からの東映少女アニメ映画化史を総括!

●書下ろしコラム 東映テレビアニメヒロイン映画史……『プリキュア』映画の先輩たち!

 『東映まんがまつり』に始まる東映TVアニメヒロイン作品映画化の歴史!

 〜若いマニアの中でも特に好事家(笑)の連中に、女児向けTVアニメの意匠とテーマとスタッフの変遷を、大昔と中昔と今のリレーバトンをつなげるべくぜひとも一読していただきたい!(笑)

(B5判・P100前後・オフセット・1200円)



◎『宇宙戦艦ヤマト初作〜2199評論本』全シリーズ批評本!(M.TAKEHARA) 〜増刷4刷目・完売!

本同人誌の内容をベースに、全面描き下ろしで14年12月に商業誌化を達成!
いま語るべき 宇宙戦艦ヤマト

いま語るべき 宇宙戦艦ヤマト

f:id:katoku99:20120429214457j:image

 〜オタク第1世代による従来の戦後民主主義的にひよったヤマト観を覆す!?〜

 初作〜2199、忘れ去られたTVスペシャル総集編、各種復活プロジェクト〜2520までレビュー!

 〜大好評(問題作!?)につき3刷分も完売! 今回は4刷分を頒布!〜

・波動砲神話の虚実

・古代達が反乱しない第三の白色彗星帝国編

・新たなるとIIIの独断交戦

・永遠にが描きたかった事

・島が死なねばならない理由

・テーマを受け継いだ実写版

・復活篇は侵略戦争

・誰のための2199

・沖田という名の近代

(B5判・P40・オフセット・500円)



◎2017年5月新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.69』(坂井 由人)

 17年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、

・2017年冬春TVアニメ『幼女戦記』『クズの本懐』『バンドリ!』『グランブルーファンタジー』『つぐもも』『エロマンガ先生』『武装少女マキャヴェリズム』『ひなこのーと』『アリスと蔵六』『サクラクエスト』『正解するカド』評

・2017年アニメ&実写映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』『結城友奈は勇者である―鷲尾須美の章―』『ハルチカ(実写版)』『一週間フレンズ。(実写版)』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章』『劇場版ソードアート・オンライン』評

 などを投稿)

(B5判・P56・コピー・500円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.68』 〜増刷!(坂井 由人)

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『マクロスΔ(デルタ)』『くまみこ』評などを投稿)

(B5判・P44・コピー・500円)

◎2016年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.67』(坂井 由人) 〜完売!

 16年1〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ガッチャマンクラウズインサイト』『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『少女たちは荒野を目指す』『劇場版 selector destructed WIXOSS』評などを投稿予定)

(B5判・P48・コピー・500円)

◎2015年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.66』(坂井 由人) 〜完売!

 15年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、秋季の2大メタ・ヒーローアニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』『ワンパンマン』評を投稿)

(B5判・P44・コピー・500円)

◎2015年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.65』(坂井 由人) 〜完売!

 15年4〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』『響け!ユーフォニアム』『長門有希ちゃんの消失』『ラブライブ! The School Idol Movie』『攻殻機動隊 新劇場版』『追悼・平井和正』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・500円)

◎2015年5月新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.64』(坂井 由人) 〜完売!

 15年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、14年秋〜冬季の2クールアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』『SHIROBAKO』『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』、15年冬季アニメ『純潔のマリア』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・500円)

◎2014年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.63』(坂井 由人) 〜完売!

 14年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、14年秋季アニメ『失われた未来を求めて』『天体のメソッド』と、昨13年秋季〜14年冬季アニメ『サムライフラメンコ』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・500円)



◎2017年2月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.77』(仙田 冷)

 16年12〜17年2月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、冬アニメ『小林さんちのメイドラゴン』『政宗くんのリベンジ』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガール ストライカーズ Animation Channel』『けものフレンズ』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・400円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.76』(仙田 冷)

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、秋アニメ『終末のイゼッタ』『ガーリッシュナンバー』『ブレイブウィッチーズ』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『君の名は。』『映画 聲の形』『ReLIFE』評を投稿)

(B5判・P40前後・コピー・500円)

◎2016年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.75』(仙田 冷) 〜完売!

 16年4〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、夏アニメ『ももくり』『この美術部には問題がある!』『チア男子!!』『初恋モンスター』『Rewrite』『ReLIFE』『orange』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『迷家―マヨイガ―』『ラブライブ!サンシャイン!!』『タイムトラベル少女〜マリ・ワカと8人の科学者たち〜』『美少女戦士セーラームーンCrystal SeasonIII』『甘々と稲妻』『少年メイド』『はんだくん』『坂本ですが?』『真田丸』『とと姉ちゃん』評を投稿)

(B5判・P40・コピー・400円)

◎2016年5月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.74』(仙田 冷) 〜完売!

 16年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『キズナイーバー』『ハイスクール・フリート』『甲鉄城のカバネリ』『少年メイド』『坂本ですが?』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『文豪ストレイドッグス』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ワンパンマン』評などを投稿)

(B5判・P32・コピー・400円)

◎2015年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.73』(仙田 冷) 〜完売!

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 15年10〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『心が叫びたがってるんだ。』『ガールズ&パンツァー』『ガールズ&パンツァー劇場版』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ワンパンマン』評などを投稿)

(B5判・P40・コピー・400円)

◎2015年10月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.72』(仙田 冷) 〜完売!

 15年8〜10月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、2015年夏アニメ『アクリエリオンロゴス』『それが声優!』『がっこうぐらし!』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『蒼き鋼のアルペジオ ―ARS NOVA―』『ルパン三世』『アイドルマスター シンデレラガールズ』評などを投稿)

(B5判・P40前後・コピー・400円)

◎2015年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.71』(仙田 冷) 〜完売!

 15年6〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、2015年夏アニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『六花の勇者』『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』『実は私は』『干物妹!うまるちゃん』『おくさまが生徒会長!』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、『ラブライブ! The School Idol Movie』、15年春季再放送アニメ『ラブライブ!(2期)』、『アクエリオンロゴス』『ガッチャマンクラウズ インサイト』『アイドルマスター シンデレラガールズ』『Go!プリンセスプリキュア』『長門有希ちゃんの消失』『ど根性ガエル』、少女漫画アニメ『好きっていいなよ。』評などを投稿)

(B5判・P44・コピー・400円)

◎2015年6月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.70』(仙田 冷) 〜完売!

 15年2〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙ブログ主宰も、美少女アニメ『這いよれ! ニャル子さんF』『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』、映画『天才バカヴォン 〜蘇るフランダースの犬〜』評を投稿)

(拙サークルメンバーも、15年冬季アニメ『SHIROBAKO』後半第2クール、15年冬季再放送アニメ『ラブライブ!(1期)』、13年冬季2クールアニメ『サムライフラメンコ』評などを投稿)

(B5判・P30前後・コピー・400円)

◎2015年2月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.69』(仙田 冷) 〜完売!

 14年10〜15年1月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!

(拙サークルメンバーも、14年秋季アニメ『SHIROBAKO』前半第1クール、15年冬季アニメ『艦隊これくしょん 〜艦これ〜』、新番組『Go!プリンセス プリキュア』評などを投稿)

(B5判・P30前後・コピー・400円)



◎『仮面特攻隊2014年号』

『仮面特攻隊』2013年号・2014年号〜まんだらけで委託通信販売中!

f:id:katoku99:20131218025351j:image

・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 戦国MOVIE大合戦』 〜速報合評!

・『ウルトラマンギンガ』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!

・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!

・『仮面ライダー鎧武/ガイム』 〜序盤合評! &関東中部関西視聴率!

・『ヒーローショー2013』 〜ハイクオリティショー探訪! ゴーバス(よみうりランド)・キョウリュウ(日本モンキーパーク

・『仮面ライダーウィザード特別編』 〜全平成ライダー集合・番外前後編合評!

・映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』 〜合評!

・映画『ガッチャマン』 〜往年の人気アニメの実写リメイク評!

・映画『パシフィック・リム』 〜本邦ジャンル作品リスペクト満載・巨大ロボVS巨大怪獣ハリウッド映画評!

・深夜ドラマ『みんな! エスパーだよ!』 〜完結評!

・深夜ドラマ『でたらめヒーロー』評! 〜完結評!

・深夜ドラマ『仮面ティーチャー』評! 〜序盤評!

・深夜ドラマ『牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者』評! 〜完結評!

・深夜ドラマ『衝撃ゴライガン!!』評! 〜序盤評!

・深夜ドラマ『彼岸島』評! 〜序盤評!

・映画『劇場版SPEC〜結〜』評!

・『特命戦隊ゴーバスターズ』 〜終盤評&総括・関東中部関西全話視聴率!

・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』 〜合評!

・映画『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE』 〜合評!

・ビデオ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』 〜評!

・ビデオ『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』 〜評!

・『劇場版 獣電戦隊キュウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC』 〜合評!

・『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』 〜合評!

・『プロレスの星アステカイザー』 〜東京MXテレビで再放送評!

・『レッドマン』 〜チャンネルNECOで再放送評!

・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜プレミア発表会&玩具コンセプト展望!

・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜序盤合評!

・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜6人目キョウリュウゴールド活躍編評!

・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 8〜9人目の戦士登場編評!

・『TOEI HERO NEXT』 〜3作品レビュー!

・新書『ウルトラマンが泣いている』 〜書評!

・『琉神マブヤー1972レジェンド』 〜沖縄のご当地ヒーロー第3シリーズ・完結評!

・『浪速伝説トライオー』 〜大阪発のご当地ヒーロー、テレビ大阪で映像化!

・『黄金鯱伝説グランスピアー』 〜名古屋のご当地ヒーロー、東海テレビで映像化!

・『ファイヤーレオン』 〜ブジロード制作のプロレス特撮ヒーロー評!

・『小説 仮面ライダーW・オーズ』 〜評!

・『小説 仮面ライダーアギト・ファイズ』 〜良質な再構築!

・『小説 仮面ライダーディケイド』は意外な収穫か!? 賛否合評!

・『小説 仮面ライダークウガ』 〜2013年の後日談!

・『小説 仮面ライダー電王』 〜こちらも2013年の後日談!

・『小説 仮面ライダー響鬼』 〜江戸初期を舞台に、響鬼の先祖が『変身忍者嵐』と共演!

・『小説 仮面ライダーキバ・ブレイド・龍騎』 〜評!

・深夜特撮『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』 〜前半&後半評!

・『ウルトラゼロファイト』 〜合評! ディレクターズカット版とTV版の差異&『ウルトラマン列伝』2年目の関東中部関西全話視聴率!

・『ウルトラマンギンガ』 〜序盤評!

・『仮面ライダーウィザード』 #6〜15・白熱バトル&ハートウォームドラマの両立の確立!

・『仮面ライダーウィザード』 #16「クリスマスの奇跡」合評&関東中部関西全話視聴率!

・映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』 〜合評・「イナズマン」解説!

・『仮面ライダーウィザード』 #17〜25・2号ライダー=ビースト登場&活躍編! 特撮人情喜劇アクション!

・『仮面ライダーウィザード』 #26〜39・真由ちゃん登場! ビースト&ウィザード・パワーUP編!

・『仮面ライダーウィザード』 #40〜42・真由ちゃん、女ライダーに変身編!

・『仮面ライダーウィザード』 〜最終章レビュー! 真由・仁藤・晴人・コヨミ、それぞれの決着!

・『近作評EXTRA』 〜「語ろうクウガ・アギト・龍騎」「スポーツ報知 円谷プロ50周年特別号」「キカイダーThe Novel」書評、「追悼・平山亨」

(B5判・P128+折込コピーP4・オフセット・1500円)



◎『仮面特攻隊2013年号』

f:id:katoku99:20121225014510j:image

『仮面特攻隊2013年号』〜まんだらけで委託通信販売開始!

『仮面特攻隊2013年号』〜とらのあなでも委託通販開始(18歳以上wをクリック)


・『非公認戦隊アキバレンジャー』合評! &聖地アキバでのイベントレポート!

ガイナックス戦隊パロ「感覚戦士ゴカンファイブ」もとい『エアーズロック』合評!

・『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』評!


・映画『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』合評!

・映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』合評!

・『宇宙刑事ギャバン』30周年記念・回顧!

・『宇宙刑事』シリーズ全3作、関東・中部・関西全話視聴率表!

・映画販促でギャバンがゲスト出演した9月下旬の『特命戦隊ゴーバスターズ』評!


・映画『ウルトラマンサーガ』合評! &各種新聞図版!

・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』合評!


・『特命戦隊ゴーバスターズ』前半合評! &各種新聞図版!

・映画『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』合評!

・『特命戦隊ゴーバスターズ』後半評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト

・『海賊戦隊ゴーカイジャー』超話題作・終盤評! &「スーパー戦隊VS劇場」を含む関東・中部・関西全話視聴率リスト

・『ゴセイジャー』正月名古屋ドーム公演&キャストトーク! (前年号掲載漏れ分)

スーパー戦隊全作DVD化完了記念! 1980〜2010年代の戦隊ビデオ・ソフト化の歴史!


・『琉神マブヤー1972LEGEND』評!


・映画『エイトレンジャー』評!


・『ウルトラマン列伝』評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト

・『ウルトラマンゼロ外伝 キラーザビートスター』評!


・『仮面ライダーウィザード』序盤合評! &各種新聞図版!

・『仮面ライダーウィザード』前半合評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト

・『仮面ライダーフォーゼ』前半:落語研究会キャンサー鬼島編評!

・『仮面ライダーフォーゼ』中盤:白鳥同盟〜感涙の名編・卒業輪舞編評!

・『仮面ライダーフォーゼ』後半:新学期・最強形態・修学旅行・JK編評!

・映画『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』合評!

・『仮面ライダーフォーゼ』終盤:怒涛の最終展開、感動の最終回評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト


ライトノベルウルトラマン妹』評!

ライトノベル『妹がスーパー戦隊に就職しました』評!


★イベント『館長 庵野秀明 特撮博物館』特集・合評! 〜短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」 特撮博物館に見る、特撮ジャンルの本質とは? 特撮作品を語るとは何ぞや!?

・近作評EXTRA 〜特撮漫画・特撮ラノベ・宇宙刑事読本・平山P自伝・学祭(飯塚昭三&伴大介トーク)・NHK「純と愛」「猿飛三世」「平清盛」

(B5判・P122+折込コピーP4・オフセット・1500円)



◎『仮面特攻隊2012年号』 〜在庫僅少!

f:id:katoku99:20111211231546j:image

・折込コピー:映画『仮面ライダーフォーゼ×仮面ライダーオーズ』速報!

スーパー戦隊シリーズ大特集

 全シリーズ関東中部関西・全話視聴率表!

 元祖『秘密戦隊ゴレンジャー』総覧! 〜力作10万字評!

★映画『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』合評! &新聞図版

・秋からほば戦隊OB毎回登場状態の『海賊戦隊ゴーカイジャー』!

 〜『海賊戦隊ゴーカイジャー』関東中部関西・最新視聴率表!

・『海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』

・『ゴセイジャー』GW全国公演! 東武・西武・浜松 アクションチームは日本にいくつ!?

★例の井口昇カントクで夏のライダー&戦隊映画で予告編もやってた

 10月15日(土)公開のリメイク映画『電人ザボーガー』合評!

・話題のスクールカースト新番組『仮面ライダーフォーゼ』!

 〜学校の全員と友達になる男! それ、ヤンキーじゃないですから(笑)。

★映画『レッツゴー仮面ライダー』合評! &新聞図版

・『レッツゴー仮面ライダー』のブラック将軍・人物像研究!

・『仮面ライダーオーズ』後半評! &各話視聴率表・新聞図版

・『劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル』

・『特撮2011 〜「オーズ」の女幹部メズール・スーツアクター研究!』

・『ゆうちょ銀行』 〜ライダー役者・藤岡弘&佐藤健が出演CM!

・静岡ご当地ローカルヒーロー『からくり侍セッシャー1』

・『ウルトラマン80』王女ユリアン編 〜再評価各話評!

・「近作評EXTRA」 〜ファミリー劇場放映中『秘密戦隊ゴレンジャー』合評!

・追悼 〜田中実・サコミズ隊長&特撮評論家・竹内博

(B5判・P214+折込みコピーP4・オフセ・2000円)



●『仮面特攻隊2009年号』 〜在庫僅少!

f:id:katoku99:20081207024215j:image

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」 〜#1・2折込みコピー速報!

「トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE」 〜折込みコピー速報!


「大決戦!超ウルトラ8兄弟」 〜賛否合評 & 新聞図版!

 ・京都 ダンディー4 & ビューティー4 舞台挨拶レポートも!

ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」!

「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」 〜BS & U局放映事情!

 ・オマケ「ウルトラセブンX」全話視聴率:関東・中部・関西。全話平均視聴率

仮面ライダーディケイド」 〜業界ゴシップ・今後の平成ライダー展望!

仮面ライダー電王」 〜人気作の終盤総括!

 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

仮面ライダーキバ」 〜合評 & 新聞図版!

 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率

「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」 〜合評!

「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」 〜評 & 新聞図版!

炎神戦隊ゴーオンジャー」 〜合評 & 半田健人ゲスト編 & 新聞図版!

 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率

炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」!

獣拳戦隊ゲキレンジャー」 〜大特集・不評戦隊を徹底擁護合評!!

 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー」 〜快作!

「ケータイ捜査官7(セブン)」 〜合評!

 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率

「トミカヒーロー レスキューフォース」 〜合評 & 新戦士R5加入!

 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率

魔法先生ネギま!(実写版)」 〜「トクサツ2008」! 戦隊パロ「Yes! バカレンジャー」は究極の荒川稔久ワールド!! & 桑江咲菜はこうして真咲なつめ(ゲキレン)とエヴァンジェリン(ネギま)を掛け持ちした!!

 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率

「トクサツ2008」 〜G3プリンセス & 歴代スーパー戦隊ヒロイン主役編史!

「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」 〜多幸感あふれる怪作!

「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」 〜映画第2弾・妖怪キャラの担当声優一覧も!

「へんしん! ポンポコ玉」 〜70年代・性転換ジュブナイル

「近作評EXTRA」! 〜24時間まるごと昭和ゴジラ & CS旧作!

「DVDウルトラマンタロウ1973」! 〜&ウルトラマン関係イベント評!

「DVDウルトラマンレオ1974」! 〜1974年という切迫した終末観あふれる時代!

ファミリー劇場『ウルトラ情報局』ウルトラマンレオ編」!

 ・08年5月号〜12月号 & ウルトラマンレオのすべて & 真夏座VOICECUL!

「復刊! 宇宙船Vol.120」 〜あの体裁で延命できるか!? ゼロ年代特撮誌史評!

ゼロ年代の想像力」 〜オタ第3世代新進気鋭ライターのSFマガジン連載書籍化・書評!

「秋葉原通り魔事件」 〜合評・苦境下の人々へ

(表紙カット・信貴 徳二) (B5判・P184・オフセット印刷・2000円)



◎『美少女戦士セーラームーン全史』(森川 由浩) 〜売行絶好調につき増刷!(完売!)

f:id:katoku99:20130422021130j:image

〜子供&オタを巻き込んだ大ブームを体感する世代が、時代の空気も含めて伝えるのがコンセプト!

 「セラムン」をそも知らない世代、リアルタイムで観てないファン世代にも送る!

アニメーションの章 作品解説

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーンSuperS

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ

・シリーズ終了後・再放送などの展開

セーラームーン映画の世界

・資料集 

・講談社児童誌の世界

・ビデオ・LD・DVDソフト

・LD巻末おまけ映像特典

・玩具資料

・作品データベース

フィルモグラフィ

・視聴率データ

★実写ドラマの章 作品解説

・前夜祭特番

東映チャンネル ピンスポ!

・外伝の外伝 映像特典ミニドラマ

・新聞記事

・実写版雑誌展開

・講談社  

・小学館

マーチャンダイジングライツリポーツ  

・CBC特撮アワーのあゆみ

・タイトルリスト&視聴率表 

★ミュージカルの章 解説

・月刊ミュージカル広告    

・CS特番関連

★原作漫画の章   

・「なかよし」とセーラームーン 

・扉絵集  

・「なかよし」表紙集   

・KCコミックス   

セーラームーン情報局  

コードネームはセーラーV

・扉絵集     

・「るんるん」表紙集 

美少女戦士セーラームーン原作漫画リスト 

(B5判・P342・オフセット・2500円)



◎『仮面ライダーストロンガー 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーアマゾン 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーX 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーV3 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・400円)

 「風」や「斬り捨て御免!」などのTV時代劇でも知られる鈴木生朗脚本回にフォーカス!



●『ナはナイルのナ Vol.2』(つくね かずゆき) 〜オススメ! (Vol.1は完売!)

 「不思議少女ナイルなトトメス」(91)全話ガイド&批評・怪人図鑑・名場面・東映不思議コメディシリーズ「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」(87)〜「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(93)全話視聴率表!

(A5判・オフセット印刷・1000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.2 うたう!大竜宮城』(つくね かずゆき)

 全話ガイド+批評・資料・主要キャラ紹介・雑誌・CM・漫画・音盤!

(A5判・オフセット印刷・2000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.3 電撃戦隊チェンジマン』(つくね かずゆき) 〜オススメ!

 80年代中盤に試みられたシリアス大河「戦隊」の中でも傑作の呼び声高い「チェンジマン」! 主要傑作エピソード紹介と、当時の人気美少女・柴田時江演じるリゲル星人ナナ(#13〜14・32〜33・42〜43・51〜55(最終回)に登場)を中心にレビュー! 柴田演じた「バイオマン」メカ人間ミキ編や、「スケバン刑事II」「マスクマン」「ウインスペクター」「ジャンパーソン」ゲスト編もフォロー!

(A5判・オフセット印刷・700円)

●『ハラッパでひみつきちVol.4 円盤戦争バンキッド』(つくね かずゆき) 〜完売!

 全話ガイド+批評・資料・キャラ&学習部屋紹介・ブキミ星人大図鑑・漫画・音盤・玩具・ロケ地ほか!

(A5判・オフセット印刷・1500円)

 ※:拙ブログ主宰者も、長編論文「囲炉裏にレーダー、学習部屋に秘密基地 〜バンキッド論」を書き下ろし!


●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[1]』(黒鮫 建武隊)

 「ウルトラマンダイナ」#01〜13ガイド&批評・視聴率・向ヶ丘遊園イベントレポート!

(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[2]』(黒鮫 建武隊)

 「ウルトラマンダイナ」#14〜26ガイド&批評・視聴率・玩具売上好調!

(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[3]』(黒鮫 建武隊) 〜全3巻完結!

 映画「ウルトラマンティガ&ダイナ』特集 ガイド&批評・成長物語・ティガ続編・新聞雑誌記事ほか!

(A5判・オフセット印刷・500円)

 ※:4〜5巻は発行中止だそうです(汗)。


●『江連卓 その脚本世界』(ビッキー HONMA) 〜オススメ!

 脚本家・江連卓(えづれ・たかし)研究。80年代大映テレビ・不良少女とよばれて・ヤヌスの鏡・プロゴルファー祈子・乳姉妹・このこ誰の子・高校聖夫婦・噂の刑事トミーとマツ・明日の刑事・キョーダイン・スカイ・スーパー1・RX・覇悪怒組

(B5判・オフセット印刷・1000円)

●『青春ドラマ大全集』(ビッキー HONMA)

 70年代青春ドラマ中心・俺たちシリーズ・ゆうひが丘の総理大臣・あさひが丘の大統領・ただいま放課後・刑事犬カール・アテンションプリーズ・コートにかける青春・若い!青春・太陽にほえろ!スクールウォーズ

(B5判・オフセット印刷・1000円)


 ……などを委託販売予定です。



◎2017/6/18サンクリ新刊! 『仮面特攻隊2017年初夏号』

・TV『ウルトラファイトオーブ』完結合評!

・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』#18、宇宙刑事ギャバン特捜戦隊デカレンジャー客演編評!

・TV『仮面ライダーエグゼイド』第3クール合評!

・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』第1〜2クール評!

・『宇宙船vol.19』(1984年)特集「再評価『帰ってきたウルトラマン』」再読!

(B5判・P20前後・コピー・200円)

◎2017/4/30新刊! 『仮面特攻隊2017年GW号』 〜一旦完売、第4刷増刷! 〜完売!

・TV『ウルトラファイトオーブ』序盤速報合評!

・映画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』合評!

・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』合評!

・『トクサツ2016』 〜「動物戦隊ジュウオウジャー」ロケ地は「超新星フラッシュマン」30周年オマージュだった!?

・ビデオ『仮面ライダースペクター』速報!

・TV『仮面ライダーエグゼイド』怒涛の第2クール合評!

・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』最新話数評!

(B5判・P24・コピー・200円)

◎2017/2/26サンクリ新刊! 『仮面特攻隊2017年春号』 〜完売!

・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』序盤合評!

・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』終盤・総括合評!

・アニメ映画『虐殺器官』評!

・アニメ&実写映画『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』評!

・配信『仮面ライダー4号』評!

・映画『動物戦隊ジュウオウジャーvsシュリケンジャー』評!

・TV『仮面ライダーエグゼイド』第2クール評!

(B5判・P16・コピー・200円)

◎2017/2/12コミティア新刊! 『仮面特攻隊2017年冬号』 〜完売!

・映画『動物戦隊ジュウオウジャーvsシュリケンジャー』合評!

・TV『ウルトラマンオーブ』終盤・総括合評!

・配信『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』序盤合評!

・洋画『ドクラー・ストレンジ』評!

・洋画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』評!

・邦画『本能寺ホテル』評!

・邦画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』評!

(B5判・P12・コピー・100円)



2017年2月12日(日)、コミティア119

 東京ビッグサイト・東6ホール・ぬ−02bに出店!

(1192917)

2017年2月26日(日)、サンシャインクリエイション2017 Winter

 池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A1ホール・A−57a(入口のすぐ左ヨコ)に出店!

(S72-05289)

2017年4月30日(日)、COMIC1(いち)☆11

 東京ビッグサイト・東5ホール・せ−51aに出店!

 (117318)

2017年5月4日(木)、資料性博覧会10

 中野サンプラザ・13階コスモルーム・ブース癸毅検morikawa_S」に間借り出店!

2017年5月6日(土)、コミティア120

 東京ビッグサイト・東5ホール・V−27aに出店!

 (1203376)

2017年5月7日(日)、第二十四回 文学フリマ

 東京流通センター第二展示場・2階(Fホール)・カ−41に出店!

 (002203389)

2017年6月18日(日)、サンシャインクリエイション2017 Summer

 池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・R−01b(お誕生日席!)に出店!

(S73-05273)

2017年8月12日(土)、コミックマーケット92(夏コミ)2日目(特撮ジャンル)

 東京ビッグサイト・東2ホール・T−49aに出店!

(当日は特撮ジャンルで、畏友サークル「SHOUT!(仮)」(T−58b)or「GIGA−VOLT」(T−59a)でも委託!)

(92750-1375)

2017年8月13日(日)、コミックマーケット92(夏コミ)3日目(評論ジャンル)

 東京ビッグサイト・東3ホール・ア−53b(お誕生日席!)(VAT)にも間借り出店!

(92600-1089)

2017年8月20日(日)、コミティア121

 東京ビッグサイト・東5ホール・N−14bに出店!

 (1212722)



今後の即売会出店予定

・8月20日(日) コミティア121

・9月24日(日) サンクリ2017 Autumn

・10月15日(日) コミック1★12

・11月23日(祝) コミティア122 or 第二十五回 文学フリマ(多分、前者)

・12月30日(土) コミックマーケット93(冬コミ)2〜3日目

・2月11日(日) コミティア123

・3月11日(日) サンクリ2018 Spring



[関連記事]

まんだらけ中野店・資料性博覧会01 〜事後レポート&02要望

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20091101/p1


評論系オンリー同人誌即売会・TokyoBookManiax 〜事後レポート!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20081009/p1


Nippon2007(第65回世界&第46回日本SF大会) 〜に見る外人オタらの同じ匂い

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080302/p1


宇宙船Vol.120復刊! 〜この体裁で延命できるか?

 〜往年のYEAR BOOK・中島紳介氏による日本特撮総括記事を懐かしむ

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080525/p1



同人誌即売会・参加告知 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可! 冬コミ新刊・2017年号を数頁分先行公開!


『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)

CharlesexaloCharlesexalo 2017/06/25 11:02 wh0cd998544 <a href=http://acyclovir247.us.org/>generic acyclovir</a> <a href=http://albendazole247.us.org/>Albendazole Tablets</a> <a href=http://retina247.us.org/>price of retin a</a>

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170115

2016-11-02 美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK

[]『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』に畏友が執筆参加! 『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』に畏友が執筆参加!を含むブックマーク 『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』に畏友が執筆参加!のブックマークコメント


拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


 度重なる発行延期の末、20周年ならぬ24周年(笑)の2016年の今年10月、ついに刊行された商業誌『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』!

 (過日10月15日(土)からの20周年記念ミュージカル第4作目『美少女戦士セーラームーン -Amour Eternal-』でも先行発売!)

 この書籍に、拙サークルをはじめ特撮アニメ感想系同人誌にも多数投稿している、長年の同人ライターの畏友・森川 由浩氏も執筆参加!


美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK

美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK


 『セラムン世代人のメインターゲットの方々はもちろん、ご同慶の当時もう大きなお友達であった90年代型オタク(笑)のみなさまも、あの時代の空気をパックにした書籍を、貴重な資料としても記念にぜひに!




弊サークル「假面特攻隊」ほかでも、森川 由浩氏制作の「あの時代」を真空パックにせんとする大冊資料系同人誌委託販売中!

2017年の即売会参加情報! 〜新刊・仮面特攻隊2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集・2016年号「特集・48年目の怪奇大作戦」・かいじゅう19・三毛猫ホームズ石立鉄男版・セーラームーンR1993・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託

2017年4月30日(日)、COMIC1(いち)☆11

 東京ビッグサイト・東5ホール・せ−51aに出店!

 (117318)

2017年5月4日(木)、資料性博覧会10

 中野サンプラザ・13階コスモルーム・ブース癸毅検morikawa_S」に間借り出店!

2017年5月6日(土)、コミティア120

 東京ビッグサイト・東5ホール・V−27aに出店!

 (1203376)

2017年5月7日(日)、第二十四回 文学フリマ

 東京流通センター第二展示場・2階(Fホール)・カ−41に出店!

 (002203389)



◎『美少女戦士セーラームーンS1994』!(森川 由浩)

(鋭意制作中! 先の商業誌に参画していたために遅延してましたが、来年2017年春〜秋頃を目指して刊行予定!)



◎『美少女戦士セーラームーンR1993』!(森川 由浩)

f:id:katoku99:20150608110647j:image

●序文 美少女戦士セーラームーンR The First Meeting 1993

●『美少女戦士セーラームーンR』作品解説

アニメ全43話レビュー

 第一話放映日&最終回放映日の朝日新聞番組欄

●劇場版 美少女戦士セーラームーン

●ミュージカル 美少女戦士セーラームーン

●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーンR』

 講談社児童誌(なかよしたのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン

 アニメ雑誌(アニメージュニュータイプアニメディア・月刊OUT・B−CLUB(ビークラブ))

 マーチャンダイジングライツレポート

 東映社内報

 謎本……『セーラームーンの秘密』など

 キネマ旬報

●LD&CD 映像と音響ソフト

 東映ビデオ情報ペーパー NEW DISC PRESS

 東映ビデオ LDソフト

 CD

●玩具の世界

●各種資料&データバンク

 台本

 関連CM集

 本放送フォーマット

 フィルモグラフィー 

 放映開始日リスト

 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン視聴率比較)

 視聴率データ

 メインスタッフ&キャストリスト

(B5判・P106・オフセット・1000円)



◎改訂再販! 『美少女戦士セーラームーン1992 転生版』!(森川 由浩)

f:id:katoku99:20141120025028j:image

●序文 美少女戦士セーラームーンThe First Meeting 1992

●『美少女戦士セーラームーン』作品解説

アニメ全46話レビュー

美少女戦士セーラームーン再放送ヒストリー

●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーン

 講談社児童誌(なかよしたのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン

 アニメ雑誌(アニメージュニュータイプアニメディア・B−CLUB(ビークラブ))

 マーチャンダイジングライツレポート

 TV Bros.

 東映社内報

●LD&CD 映像と音響ソフト

●各種資料&データバンク

 台本

 絵コンテ

 本放送フォーマット

 フィルモグラフィー 

 放映開始日リスト

 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン視聴率比較)

 視聴率データ

 メインスタッフ&キャストリスト

(B5判・P110・オフセット・1000円)



◎『美少女戦士セーラームーン全史』! 〜売行絶好調につき第2刷!(完売)(森川 由浩)

東欧ポーランドセラムンサイトでも紹介!

  http://tsukinokanata.com/(TOPページ)

  http://tsukinokanata.com/bssm/varia/media-all-books-fanmade/(該当ページ)

f:id:katoku99:20130422021130j:image

〜子供&オタを巻き込んだ大ブームを体感する世代が、時代の空気も含めて伝えるのがコンセプト!

 「セラムン」をそも知らない世代、リアルタイムで観てないファン世代にも送る!

アニメーションの章 作品解説

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーン

美少女戦士セーラームーンSuperS

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ

・シリーズ終了後・再放送などの展開

セーラームーン映画の世界

・資料集 

講談社児童誌の世界

・ビデオ・LD・DVDソフト

・LD巻末おまけ映像特典

・玩具資料

・作品データベース

フィルモグラフィ

視聴率データ

★実写ドラマの章 作品解説

・前夜祭特番

東映チャンネル ピンスポ!

・外伝の外伝 映像特典ミニドラマ

・新聞記事

実写版雑誌展開

講談社  

小学館

マーチャンダイジングライツリポーツ  

・CBC特撮アワーのあゆみ

・タイトルリスト&視聴率表 

★ミュージカルの章 解説

・月刊ミュージカル広告    

・CS特番関連

★原作漫画の章   

・「なかよし」とセーラームーン 

扉絵集  

・「なかよし」表紙集   

・KCコミックス   

セーラームーン情報局  

コードネームはセーラーV

扉絵集     

・「るんるん」表紙集 

美少女戦士セーラームーン原作漫画リスト 

 (B5判・P342・オフセット・2500円)



◎『プリキュア オールヒストリーズ New Stage』!(森川 由浩)

f:id:katoku99:20140419142952j:image

★「プリキュア」シリーズ10周年記念! 「プリキュアオールヒストリーズ」増補改訂版刊行!

 『ふたりはプリキュア』(2004)〜『ハピネスチャージプリキュア』(2014)まで全11シリーズ総覧!

・誕生前史 『どれみ』『セラムン』『ナージャ』との三者関係

 2004年 『ふたりはプリキュア

 2005年 『ふたりはプリキュア MaxHeart』

 2006年 『ふたりはプリキュア Splash☆Star』

 2007年 『Yes! プリキュア5』

 2008年 『Yes! プリキュア5 GoGo!』

 2009年 『フレッシュプリキュア!

 2010年 『ハートキャッチプリキュア!

 2011年 『スイートプリキュア♪

 2012年 『スマイルプリキュア!

 2013年 『ドキドキ! プリキュア

 2014年 『ハピネスチャージプリキュア!

講談社児童誌の『プリキュア』 〜記事特色・付録・コミカライズ単行本化状況・徹底解説!

 「たのしい幼稚園」「おともだち」「なかよし」・コミカライズ・単行本・「プリキュアおはなしブック」

・作品データベース(全シリーズサブタイトル & 関東・中部・関西全話視聴率リスト!)

・15秒予告編・東京MXプリキュア再放送全記録・プリキュア新聞・講談社児童誌のプリキュア

・前史 〜朝日放送大阪)製作TVアニメ枠年譜&解説!

朝日放送アニメの時代

朝日放送日朝八時半枠のルーツをさかのぼる

ダイハツ枠の時代=テレビ黎明期の日曜夜

朝日放送製作アニメの誕生と「腸捻転」改編

・日曜朝への枠移動……日アサキッズタイムへ

朝日放送製作アニメ枠年譜

・時代の検証……ダイハツ劇場と日曜ゴールデンタイムの流れ

・時代の検証……ニチアサキッズタイムの確立・枠拡大と日曜朝枠の流れ

 (B5判・P179・オフセット・1600円)



◎『プリキュアシネマヒストリーズ』! 全プリキュアシリーズ映画本 (森川 由浩)

f:id:katoku99:20120421143506j:image

・『ふたりはプリキュアMaxHeart』

・『ふたりはプリキュアMaxHeart 雪空のともだち』

・『ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪!』

・『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』

・『Yes!プリキュア5 GOGO! お菓子の国のハッピーバースディ♪』

・『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』

・『プリキュアオールスターズDX みんな集まれ奇跡のともだち大集合』

・『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は不思議がいっぱい!』

・『プリキュアオールスターズDX2 レインボージュエルを守れ!』

・『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショーですか?』

・『プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花』

・『スイートプリキュア♪ とりもどせ!♪ 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』

・最新作『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」 〜もモチロン速報!!

*序文 テレビシリーズ初作『ふたりはプリキュア』解説からはじめて、

 併映作品『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』も含む全13作品を徹底解説!

●資料集 *割引券・前売券、チラシ、パンフレットといった各種アイテムから新聞記事、各種特番を特集!

●附録 東映テレビアニメヒロイン映画年表……「東映まんがまつり」からの東映少女アニメ映画化史を総括!

●書下ろしコラム 東映テレビアニメヒロイン映画史……『プリキュア』映画の先輩たち!

 『東映まんがまつり』に始まる東映TVアニメヒロイン作品映画化の歴史!

 〜若いマニアの中でも特に好事家(笑)の連中に、女児向けTVアニメ意匠とテーマとスタッフの変遷を、大昔と中昔と今のリレーバトンをつなげるべくぜひとも一読していただきたい!(笑)

 (B5判・P100前後・オフセット・1200円)



以上、mixiでHN「morikawa_」か、メアド「ssssskpt(a)yahoo.co.jp」「maxheart2090(a)excite.co.jp」でも通販可)

 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります)



2015年6月14日(日)、美少女戦士セーラームーン オンリーイベント Protection Planet 〜終了!

 大阪市中央区備後町3−2−6シキボウホール7階大ホール貸室A、B−1(morikawa_S)にて刊行!

  http://protectionplanet9.wix.com/protectionplanet

2015年6月21日(日)、とら祭り 〜とらのあな20周年 〜終了!

 幕張メッセ国際展示場5〜7ホール、F−35a(假面特攻隊)にて委託販売

2015年7月26日(日)、美少女戦士セーラームーン オンリーイベント ムーンミラクル 〜終了!

 都立産業貿易センター(台東館)、C−15(morikawa_S)にて販売

  http://www.youyou.co.jp/only/moon/index.html

2015年8月14日(金)、コミックマーケット88(初日) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東3ホール、サ−16a(假面特攻隊)にて委託販売!(88670-1076)

2015年8月14日(金)、コミックマーケット88(同・初日) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東5ホール、ヒ−40a(VAT)にて若干委託販売!(88135-1061)

2015年8月30日(日)、コミティア113(評論ジャンル) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東2ホール・ね−14a(假面特攻隊)にて委託販売

2015年10月11日(日)、美少女戦士セーラームーン オンリーイベント 月華遊星5 〜終了!

 東京浅草橋 東京卸商センター3F 展示室A・B・C・D、ブースNo.ト−5(morikawa_S)にて参加!

  http://gekka.kagennotuki.com/

2015年11月15日(日)、コミティア114(評論ジャンル) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東3ホール・か−11aに出店!

2015年12月30日(水)、コミックマーケット89(冬コミ)(特撮ジャンル) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東4ホール・メ−34a出店!

2015年12月31日(木)、コミックマーケット89(冬コミ)(評論ジャンル) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東5ホール、ホ−39a(VAT)にも間借り出店!

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可!

2016年1月31日(日)、コミティア115(評論ジャンル) 〜終了!

 東京ビッグサイト、東5ホール・W−04aに出店!


[関連記事]

美少女戦士セーラームーン実写版)最終回 〜中後盤評 脚本家小林靖子文化系女子か?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041105/p1



拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)

同人誌即売会・参加告知 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2016-10-06 土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ』(石立鉄男版)

[]土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 〜新刊!徹底詳解同人誌土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ』石立鉄男版6部作・1979〜1984 〜新刊!徹底詳解同人誌!を含むブックマーク 土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ』石立鉄男版6部作・1979〜1984 〜新刊!徹底詳解同人誌!のブックマークコメント


2017年の即売会参加情報! 〜新刊・仮面特攻隊2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集・2016年号「特集・48年目の怪奇大作戦」・「ウルトラマンタロウ」流用曲出典研究・かいじゅう19・三毛猫ホームズ石立鉄男版・セーラームーンR1993・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託


拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可! 〜三毛猫ホームズほかも数ページ公開!


(実際の同人誌はモノクロ印刷になります・汗)

f:id:katoku99:20161005225017j:image

2017年4月30日(日)、COMIC1(いち)☆11

 東京ビッグサイト・東5ホール・せ−51aに出店!

 (117318)

2017年5月4日(木)、資料性博覧会10

 中野サンプラザ・13階コスモルーム・ブース癸毅検morikawa_S」に間借り出店!

2017年5月6日(土)、コミティア120

 東京ビッグサイト・東5ホール・V−27aに出店!

 (1203376)

2017年5月7日(日)、第二十四回 文学フリマ

 東京流通センター第二展示場・2階(Fホール)・カ−41に出店!

 (002203389)



 往年の「土曜ワイド劇場」ワクで放映された石立鉄男坂口良子版『三毛猫ホームズ』シリーズ6部作(1979〜1984)の全貌が今ここに明らかに!

 極小活字の圧倒的な情報量で、シリーズ全6部作を徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録! 『三毛猫』石立版同人誌が満を持して降臨!



◎新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART1」!(ビオラン亭ガメラ

●第1作『三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人』(1979年12月1日放映)

●第2作『三毛猫ホームズの追跡 女性専科連続殺人の謎』(1980年6月14日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)



◎新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART2」!(ビオラン亭ガメラ

f:id:katoku99:20161005225151j:image

●第3作『三毛猫ホームズ怪談 赤猫は死を招く』(1981年5月16日放映)

●第4作『三毛猫ホームズの狂死曲 バイオリン連続殺人』(1982年12月25日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)



◎新刊! 「土曜ワイド劇場三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART3」!(ビオラン亭ガメラ

f:id:katoku99:20161005225303j:image

●第5作『三毛猫ホームズの運動会 だるま競争殺人事件 さらば愛する人よ』(1983年5月14日放映)

●第6作『三毛猫ホームズの駆落ち 相続人連続殺し 父危篤・至急連絡乞う』(1984年12月22日放映)

(B5判・P28・コピー・300円)

(……3冊まとめて購入すれば、100円値引きして、800円!・笑)



(実際の同人誌はモノクロ印刷になります・汗)

f:id:katoku99:20161102012948j:image

f:id:katoku99:20161102013052j:image



以上の同人誌は、メアド「kagyukyo(a)ahk.jp」でも通販可!

 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります。



拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)

同人誌即売会・参加告知 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20161006

2016-09-25 仮面ライダーゴースト 〜中盤合評・仮面ライダーネクロム改心!

[]仮面ライダーゴースト 〜中盤合評・仮面ライダーネクロム改心! 仮面ライダーゴースト 〜中盤合評・仮面ライダーネクロム改心!を含むブックマーク 仮面ライダーゴースト 〜中盤合評・仮面ライダーネクロム改心!のブックマークコメント


『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)


 『仮面ライダーゴースト』(15年)も、2016年9月25日(日)についに最終回が放映!


 ……とカコつけて(汗)、『仮面ライダーゴースト』中盤合評を発掘UP!


仮面ライダーゴースト中盤合評 〜悪の3号ライダー仮面ライダーネクロムが正義へと改心するドラマ顛末!

(2016年6月〜7月執筆)


仮面ライダーゴースト 〜中盤合評1

仮面ライダーゴースト』第3クール評

(文・中村達彦)


 予定通りと言うか、早くもと言うか4クール目に突入した。その前のエピソード群、前後編でやるべきであったタケルの消滅と復活を1話でみせた力技もさることながら、面白い話が続く。うち3人目のライダー、アランの成長話に目が行く。


 アランはたこ焼き屋台のフミ婆さんへ心を開き、家族に替わるこの世界での拠りどころを得たが、フミ婆さん突然の死。だがその死こそ、フミ婆さんの最後の教えでもあったのだ。敵怪人との戦いでなく、病気での死というのも、最近の作品ではないシーンであり、印象深い。

 その死を乗り越えたアラン。続いてサンゾウゴーストから与えられた試練#36〜#37の特訓話。猿・豚・河童の3人にいじめられるも、特訓を経て、お供に。続く敵幹部ジャベルとの再戦で、この3人を「仲間だ!」と言い切るシーンも「うっ!」と来た。


 なおアランを演じる磯村勇斗は、昨年公開した映画『ガールズ・ステップ』(15年)で主人公を温かく見守る幼馴染を好演していた。同映画はお勧めの学園友情話だ。ちなみに主人公たちを応援する甘味処の店長役で、10年前『仮面ライダーカブト』(06年)の仮面ライダーサソード神代剣役でデビューした山本裕典が出演しているのも見逃せない。機会があったら観てもらいたい。


 他のエピソードも、「心を繋ぐ」の言葉通り、シブヤと母の和解、科学者兄弟の和解、アイドルグループの和解と、戦いの中の一方で人々の心を修復させ、良い方にドラマを持っていく。唯の人間に過ぎない天空寺の面々、か弱い少女カノンまでが、タケルを助けて戦いにも、人々の問題解決にも尽くす姿も、観ていて気持ちが良い。

 前向きな人間ドラマと同時に、守護神ガンマイザーをコントロールしているが立場が逆になりつつある敵幹部アデルや、ディープコネクト社で陰謀を張り巡らせる敵幹部イゴールなどの伏線も並行で進んでいき、次回も気になる。


 その一方、シリアスなドラマとは真逆の数々のギャグ。#34〜#35の男性陣の童話キャラなりきり、タケルや科学者兄弟もさることながら御成のラプンツェル姿、カノンだらけに萌えるマコト、御成とアランの顔落書き合戦、#36〜#37の『仮面ライダーウィザード』(12年)のヒロイン・コヨミ(演・奥仲麻琴)が転生したようなゲスト・ホナミのアイドル話で、先の童話キャラなりきりでオアシスの役目を果たしたアイドル姿のメインヒロイン・アカリ(コンサートでホナミを復帰させるため一肌脱いだのは、やはりの展開だが、良かった)、彼女の前ではギャグキャラに落ちてしまうイゴールと、枝葉の部分でも楽しませてもらった。シリアスドラマであることをついつい忘れてしまう。


 前作『仮面ライダードライブ』(14年)の出演陣が、ドラマにグラビアにと現在、活躍を続けているように、来年は『ゴースト』出演陣も活躍してくれんことを。その前に、4クールへ突入し、様々なドラマやキャラクターの結末をどうやってつけてくれるかだが……。


(了)



仮面ライダーゴースト 〜中盤合評2

無限の魂が道を切り開く!

(文・J.SATAKE)


 第3クールを放送し終盤を迎えた『仮面ライダーゴースト』(15)。

 生き返りの期限を切った天空寺タケルの命をつないだのは父・龍の魂であった! 新たな真紅ゴースト=闘魂ブースト魂に変身するタケル。そして仙人の言葉によれば龍はいまだ死地には落ちていないらしい……。


 中盤は15の英雄眼魂(えいゆうアイコン)とタケルが改めて対話しながら事件を追いつつ、3人目の仮面ライダー・アランをめぐる展開がメインに。

 眼魔の世界を完璧だと信じ、仮面ライダースペクター=深海マコトを眼魂の力で従えるアラン。しかしその世界は人民が肉体を管理されなければ維持できないほど荒廃していた! さらにアランの兄・アデルは国王でもある父・アドニス(演・勝野洋!)暗殺の罪をアランに着せて、15体の眼魔の守護者=ガンマイザーを手中に収める。

 身内の裏切りに心破れるアランを救ったのは敵対していたはずのタケルにマコト、その妹・カノンの優しさ、そして人生を達観したフミばあちゃんの作るたこ焼きの味だった……。


 個人の感情を押しつぶさなければ成り立たない世界で育ったアランは、友であるマコトもただ自分に従う存在でなければ認められなかった。しかし皆それぞれの感情・思いを尊重したうえで自分の心に素直に行動するのが本来の人の姿。頑ななアランをそのまま受け入れつつ、たこ焼きを勧めるフミばあちゃん。彼女が人間の懐の深さを体現してくれる。

 タケルたちの世界もすべての人がそうではないがそうしてかたち作られたからこそ、魔物が闊歩する赤黒い空となってしまった眼魔の世界とは違い、青い空が広がりフミばあちゃんのたこ焼きを食べることができる。

 自分が心から素敵と思える人・世界を守りたい。アランがやっと思い直したところでフミばあちゃんは他界……。突然の悲報に落胆するも、彼女の人柄とたこ焼きの味に癒された多くの参列者が葬儀に訪れ、孫娘が跡目を継いでゆくという感動的な展開に!

 人は亡くなってもその思いは受け継がれてゆくという本作のテーマを描き、アランの復活の契機とすることで第3の仮面ライダーとしての立ち位置を揺るぎないものとした。


 こうした一連のキャラクター描写や、シリアスからコメディ調まで振り幅の大きい展開を見事にこなしてタケルたちライダーをサポートする住職・御成(おなり)と理系女子・月村アカリの凸凹コンビの存在は本作の大きな魅力となっている。

 ゲストキャラにその回の英雄眼魂が乗り移り事態を引っかき回しながらその心情を描く。第29・30話は『特命戦隊ゴーバスターズ』(12)イエローバスター・宇佐見ヨーコ役の小宮有紗嬢、第36・37話は『仮面ライダーウィザード』(12)ヒロイン・コヨミ役の奥仲麻琴嬢と特撮ファンお馴染みのキャストがそれぞれ脱出王・フーディーニ、玄奨三蔵法師の乗り移った姿=コスプレでタケルたちに迫る!

 それに対抗するように七変化ではっちゃける御成と、彼に相乗りしてさらなる混沌を呼び込んだりするも科学の力で解決をしっかりとサポートするアカリ。

 サブキャラ・ゲストヒロインを効果的に使い、バトルアクションではライダーたちのゴーストチェンジシーンやバトルアクションもカットを細かく割らず、奥から手前へと移動する視点やロングショットなどで新味を出す。

 両前後編ともにこの凝りようは……と思ったら、最近東映作品から離れていた坂本浩一監督が担当されている! 中途参加ということでシリーズの雰囲気を損ねないようにしつつも、監督独自のヒロイン愛やバトル演出で楽しませてくれる!


 こうした個々のエピソードは適度に笑わせながらほろりとさせるヒーローバトル展開で不満はあまりないのだが、物語全体としての大きなうねりが感じられないのが残念なところであろうか。

 そのひとつがゴーストスペクターパワーアップの経緯。タケル・マコトが眼魔の世界へ潜入してほぼ『棚からぼた餅』で新型変身アイテムであるアイコンドライバーGやディープスペクターゴースト眼魂を入手してしまう――仙人と瓜二つ? の科学者=イーディス長官の画策ではあるのだが――。タケルたちと眼魔の世界を行き来する流れを繰り返すかたちとなり、もうひとひねりあってもよかったのではないだろうか。


 タケルは15の英雄眼魂を全部乗せ! 全身の鎧に眼魂のマークをちりばめ、頭部は一本角からムサシ魂の刀の柄などを用いた冠を戴いた風貌に変化した仮面ライダーゴースト・グレイトフル魂に変身!

 各英雄の武器はもちろん、場合によっては英雄を召還――ヒラヒラしたゴーストパーカー状態ではなく黒ずくめの肉体を得た英雄が!――タケルとともに戦ってくれるのだ!!

 しかしこの英雄たちすべての声を担当しているのが特撮ファンとしても知られる声優・関 智一氏ひとりなのだ! 

 ショッカー首領の声を担当してきた故・納谷悟朗氏に代わり、その声色を見事に再現! ショッカー怪人も担当するなど驚異的な活躍をしている関 智一氏!

 邪馬台国卑弥呼など女性眼魂までやってのける達者ぶりは脱帽ものなのだが、逆にいえばそこまで予算が苦しいのか? ゲスト声優お笑い芸人を使うのも良いが、これから先のことも考えて凄みを出せる怪人の声優も発掘していただきたい!!


 マコトはシルバーとパープルのツートンボディの仮面ライダーディープスペクターに変身! 闘魂ブースト魂と同じく眼魂を装填することでパワーアップする銃剣・ディープスラッシャーを得物に、凶々しい翼で空を斬るゲキコウモードでライダーキックもパワーアップした!


 全部乗せをやってしまったあとはどうするのか? 近年のライダーはその先のパワーアップも目指さなければならない!

 火や水、風といったエレメントを司るガンマイザーはゴーストたちを排除すべく行動を開始した! オレ魂ゴースト眼魂を破壊され霧散するタケル……。希望を失う彼を復活させたのはアカリの科学的探求心と必ず帰ってくると信じる御成・マコト・カノンたち仲間の熱き想いだった!

 人が生きること、それが命と思いをつないでゆく無限の道となる! 想いの大切さをかみしめ再生したタケル。彼の内なる熱い心が新たなるアイテム=無限大のマークをあしらったムゲンゴースト眼魂を産み出し、究極の姿=仮面ライダーゴースト・ムゲン魂に変身した!!

 オレ魂も胸部のアーマーが透明となっていたが、このムゲン魂は全身がクリアパーツ! さらに七色に輝くラメが混入されておりきらびやかさも増している!


 ガンマイザーに対抗できる力を得たタケルだが、問題はまだまだ山積している。今は戦いを避けられない状態だが、事件のなかで出会った画材眼魔=キュビちゃんや音符眼魔と心を通じあえたことから、肉体を奪われた眼魔の世界の人々を救う道をとることは必定。

 

 それがタケルと父・龍が現世に帰るために避けて通れない障害にもなるであろう。そのとき肉体を奪われたままのマコト、眼魔の世界が故郷であるアランはどう動くのか?

 夏の劇場版を含め、本作のラストをいかに締めくくるのか、しっかりと見届けたい。


(了)



仮面ライダーゴースト 〜中盤合評3

仮面ライダーゴースト』中盤評 ――帰ってきた坂本浩一監督!――

(文・久保達也)


第29話『再臨! 脱出王の試練!』〜第30話『永遠! 心の叫び!』


タコ焼きを頬張って戦うアラン=仮面ライダーネクロム!


 第30話、第2期平成ライダーシリーズではすっかりおなじみのロケ地となった(笑)、廃工場を舞台にしたクライマックスバトル!


 本作の敵役・眼魔(ガンマ=怪人)や戦闘員たちが集結する廃工場に、単身で潜入するアラン=仮面ライダーネクロムの足下(もと)がスローモーションで、カツカツという靴音を響かせながら映しだされる。

 これは次の瞬間に、視聴者の度肝(どぎも)を抜くための演出である!

 続いて映しだされるのは、なんと、左手にたこ焼きが詰まった紙箱を持ち、それを次々にほおばりながら、戦闘員とのバトルアクションを繰り広げるアランの姿である!


フミ婆「わたしの見立てどおり、よく似合ってるよ」


 たこ焼きの屋台を営んでいた、「心」暖まる老婆・フミ婆(ばあ)から、かつて「セレブの彼氏」(笑)などとからかわれた、眼魔の世界の貴族のような黒い衣装を脱ぎ捨て、まるでアランの正体がネクロムであることを知っていたかのようなフミ婆から贈られた、白の上下に黄緑のトレーナーを纏(まと)うことで、アランは「新しい自分」に生まれ変わったのである!


 フミ婆だけではない。

 アランのバトルアクションと交錯させる形で、これまでの数々の回想場面が挿入されることにより、


天空寺(てんくうじ)タケル=仮面ライダーゴースト

・深海(ふかみ)マコト=仮面ライダースペクター


との出会いもまた、アランにとっては実に大きいものであったことが端的に、そして絶妙なまでに表現されている!


アドニス「良き友を持ったな」

フミ婆「それが、人間ってもんだよ」


 父・アドニスやフミ婆をはじめ、信じるものを全て失い、フミ婆曰(いわ)く、


「世界の終わりみたいな顔をして」(笑)


いたアランを心機一転させたのは、やはりタケルやマコト、マコトの妹・カノンであった。


アラン「私は、自分がどうしたいのかもわからない」

マコト「答えは、おまえの心のなかにあるはずだ」

タケル「自分にとことん向き合えば、きっと答えは出るはずだよ」

カノン「アランさんがそんなんじゃ、きっとフミ婆も悲しみます」


 敵地に乗りこもうとするタケル&マコトと、「心」が迷っていたアランとの間で交わされた会話だが、カノンに手渡されたフミ婆からの贈りものを目にした途端、一気に吹っ切れるアランの笑顔が実に自然でよい!


「ああ、そうだな。人間も悪くない!」


 アラン、仮面ライダーネクロムに変身!

 優勢となるも、実の兄・アデルが送りこんだ赤い殺戮(さつりく)マシン、ガンマイザー・ファイヤーの


「排除開始」

――女性による機械的な声がまた、絶妙な不気味さを醸(かも)し出している!――


により、ネクロムの変身が解けてしまう!

 ガンマイザーの攻撃の炎はCGで描かれているが、吹っ飛ばされるアランの背景では実物の炎が燃えあがるという、使い分けの妙が絶品である!



アラン改心の動機付け! 守るべき世界と人情の象徴としてのフミ婆!


アドニス「自分の心に従え」

フミ婆「心のままに、やってごらんよ」


 倒れ伏したアランの「心」に、アドニスとフミ婆が語りかける!


アラン「私の、心は……!?」


 そこに、倉庫内からの主観で、タケルとマコトがバイクを併走(へいそう)させ、入り口から乱入するさまをとらえた演出が、あまりにもヒロイックにすぎる!


アラン「私の心は、この世界の宝物を、守りたいと叫んでいる! そしていつか私の世界も、この世界と同じように、美しい世界に、人間の手で変えてみせる!」


 起き上がりながら、アランはタケルとマコトの眼前で、「心」の叫びを爆発させる!


 第29話で、フミ婆はかつて画家をめざしていたことをアランに明かし、久しぶりに絵を描きたいと願う。

 この世界に存在する、すべての「宝物」を描きたいと。


アラン「空が、青い……」


 人間界に来て最も感動したのは、空が青いことであると、アランはかつて父のアドニスにそう語っていた。

 あまりにもあたりまえにすぎる、そんな日常にごく普通に存在するもの、そして、そんな程度のものに素直に感動できる「心」こそが、『ゴースト』の世界では「宝物」であり、絶対に守らねばならないものとして描かれているのである!


 いつの間にか、アランの肩にもたれて眠りこけるフミ婆の姿が、ラストの悲劇を暗示する描写としては秀逸(しゅういつ)にすぎるものがある。

 そして、フミ婆の願いをかなえようと、画材を手にスローモーションで駆けるアランの姿と、ベンチで眠りこけるフミ婆の姿を交錯させ、アランのために用意したであろう、最後のたこ焼きの箱がその手からこぼれ落ちる描写は、定番ながらも実に泣かせるものがある!


 第30話前半、喪服(もふく)姿のエキストラを大量に動員することで、フミ婆が実に多くの人々から慕(した)われていた事実を丁寧(ていねい)に描いた演出も秀逸だが、フミ婆が生前にアランに語った


「心は、死なないんだよ」


の係り結びとなる形で、葬儀場でタケルがアランに


「フミ婆の想いは、みんなの心の中で生き続けるんだ。きっと、アランの心にも」


と語りかけ、アランが手で左胸をおさえる描写もまた、


「自分の心に、正直になりなよ」


とのフミ婆の願いを受け、アランを決意へと導く動機づけとして立派に機能しているのである!



アラン改心を受けて、3大ライダー大活躍も盛り上がる!


マコト「あいつ、限界を超えた!」

タケル「行こう!」


 タケル・マコト・アランが順に各変身アイテムに眼魂(アイコン)を装着し、レバーを作動させるさまが省略されずに描かれることにより、変身したゴーストスペクターネクロムの、トリプルライダーが揃い踏み!


・倉庫内でバイクをジャンプさせるゴーストの背景で、本物の炎がハデにブチあがる!

・そして、CGで逆ウイリー状態となったゴーストのバイクの後輪を眼魔にブチあてる!

スペクターのバイクがジャンプするさまが真下からあおりでとらえられたかと思えば、次の場面ではCGのバイクがあおりで描かれ、多数のチェーンを発射して戦闘員たちを攻撃する!

・さらにはCGではなく、ワイヤーで吊られたスペクターが必殺キックを繰り出す!


 ネクロム、ガンマイザー・ファイヤーが放ったCGの炎に包まれるも、


「この心の求めるままに!」


と、それを振り切って「心」の叫びをあげる!

 最後まで残ったガンマイザー・ファイヤーを相手に、


ゴーストは15人の英雄の力を結集させた仮面ライダーゴースト・グレイトフル魂に!


スペクターは、まるでクワガタ虫の大アゴを思わせるギザ状のアンテナがかっこいい仮面ライダー・ディープスペクターに!

――既に多くの人がツッコミを入れていることかと思うが、この名称、確信犯だろうけど饒舌(じょうぜつ)にすぎる外人タレントのデーブ・スペクターの名とあまりにもまぎらわしい(笑)。眼魔に乗っ取られたディープ・コネクト社の社長を演じているのが、セイン・カミュでよかった(爆)――


強化形態へとタイプチェンジを遂げる!


ゴースト「魂は、永遠に不滅だ!」

スペクター「オレの生きざま、見せてやる!」

ネクロム「心の叫びを聞け!」


 バツグンにかっこいいキメゼリフが放たれたあと、背景に黄・紫・緑と、それぞれのカラーの紋章が浮きあがるばかりでなく、ゴーストスペクターネクロムの脚部に、紋章からスパークが放たれるデジタル演出が実に華(はな)がある!

 華麗に宙に舞いあがり、ガンマイザー・ファイヤーにトリプルキックを炸裂(さくれつ)させる仮面ライダー

 そして、それぞれが着地するさままでもが順にとらえられているのは、どこまでも仮面ライダーを徹底的にかっこよく見せようとするこだわりの演出であり、まさに圧巻のひとことに尽きる!

 燃えあがる炎の前に揃い踏みするトリプルライダー

 これこそが、ドラマ演出とバトル演出のクライマックスが華麗に融合した瞬間である!



「心の要否と解放テーマ」&「偉人召喚設定」も巧妙に接合!


「心があるからこんな気持ちになるのなら、心なんていらない」


 第30話冒頭、フミ婆を失ったアランはこう嘆(なげ)いていたが、事故で失ったばかりの父親に会いたいと願ったものの、眼魔の幹部・イゴールによって復活した父が、


イゴールいわく「心など、ありません」


であったことに傷心し、


「おとうさんに会いたいなんて、思わなければよかった」


と苦悩する女子高生・ユキの物語が、


タケル「ユキさんの心はどうしたいんですか?」


などと、アランと対比させて並行して描かれていたことが、より奥深い趣(おもむき)を感じさせてくれることとなった。


 ユキは伝説の脱出王・フーディーニに何度かとりつかれてしまうさまが描かれているが、第30話のクライマックスで、フーディーニの眼魂はゴーストに力を貸す際、


「心を鎖から解き放つ手助けをしよう」


と語っている。

 アラン、そして、ユキの「心」が解き放たれる物語を描くにあたり、偉人の選定も実に的確になされていたと言えるだろう。

 それにしても、フーディーニにとりつかれている間のユキは、セーラー服各部に切られた鎖が飾られているばかりか、それを使って戦闘員をしばいたりもする(笑)。



坂本監督の趣味!? 坂本作品常連の「小宮有沙」嬢も登板!


 ユキを演じているのは、『特命戦隊ゴーバスターズ』(12年)の宇佐見(うさみ)ヨーコ=イエローバスター役でドラマデビューを果たしたあと、


アイドルグループでんぱ組.inc(インク)主演の映画『白魔女学園』(13年・東映)の生徒会・三雲杏(みくも・あん)役

・映画『劇場版 ウルトラマンギンガS(エス) 決戦! ウルトラ10勇士!!』(15年・松竹)のアレーナ役


などで、既に今回のユキのような、両極端な二面性のある役柄を披露し(笑)、さらに、


・大人気となったアイドルアニメラブライブ!』(13年・2013プロジェクトラブライブ!)の続編である『ラブライブ! サンシャイン!!』(16年7月スタート! さあ、みんなで観よう!・爆)の生徒会長兼スクールアイドル・黒澤(くろさわ)ダイヤ役


で、遂に声優にも初挑戦することとなった小宮有沙(こみや・ありさ)である。


 今回のユキのような、前髪をおろしてメガネをかけた姿は結構かわいらしく、とても22歳には見えませんな(笑)。


 その小宮を、先述した『白魔女学園』や『俺たち賞金稼ぎ団』(14年)や『劇場版ウルトラマンギンガS』など、自身の作品でしつこく(笑)起用し続けてきたのが、今回久々に『仮面ライダー』のメガホンをとることとなった、坂本浩一(さかもと・こういち)監督である!



エネルギッシュな坂本浩一監督のライダー再登板に期待!


 坂本監督の『ライダー』への登板は、テレビシリーズでは実に『仮面ライダーフォーゼ』(11年)以来のことであり、劇場版では映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦(ムービー・たいせん)アルティメイタム』(12年・東映)以来、一本もライダー映画を撮ってはいない。


 当時は人気面でも商業面でも絶頂だった第2期平成ライダーが低迷を始めた要因の中には、それ以降、坂本監督が不在となったことも含まれるように思えてならないものがあるのだ。


 今回の前後編はまさに、バトル・アクションで魅せる、ハート・ウォーミングなドラマといった趣であった。

 実際第29話は、坂本監督作品としてはアクションの占める割合が意外に少なく、結構「人間ドラマ」が中心であるような印象が強い。


 それでもディープ・コネクト社本社ビル内の狭い廊下での場面でさえ、複数の仮面ライダーに複数の眼魔、戦闘員たちが格闘しているほど、バトル演出では、常に多数の仮面キャラクターが配置されているばかりでなく、屋上でのバトルではゴーストビリー・ザ・キッドの力を借りてガンさばきを見せるなど、必ず仮面ライダーがタイプチェンジを披露しているのである。

 今回の前後編のオープニングを見ても一目瞭然(りょうぜん)であるが、通常回とは異なり、まさにスーパー戦隊並みに多数のスーツアクターの名前がクレジットされているのだ。


 近年の平成ライダーが失いかけていたものを、坂本監督がようやく取り戻してくれた。

 今回はやはり、そんな想いを抱かずにはいられないのである。


アラン「この世界の宝物は、必ず守ってみせる」


 屋上で青空を見上げながらたこ焼きをほおばるという、この世界の「宝物」を満喫(まんきつ)しながら戦う決意を新たにするアランの眼前に現れて、


「よく似合ってるよ」


と、語りかけるフミ婆の幻影にアランが笑顔を見せるラストシーンは、実に微笑(ほほえ)ましいものがあった。


 だが、筆者にはアランのラストのセリフが、本来なら我々にとって「宝物」であるにもかかわらず、シリーズが存在するのがあたりまえとなることで、すっかりありがたみが失われ、長期低落傾向にあるのに作り手もマニアの側も危機感が薄いように見える平成『仮面ライダー』を、自身が必ず守ってみせるという、坂本監督の決意表明のように思えてならないものがあるのだ。


2016.7.1.

(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2016年初夏号』(16年7月2日発行)〜『仮面特攻隊2017年準備号』(16年8月13日発行)所収『仮面ライダーゴースト』中盤合評より抜粋)



[関連記事]

仮面ライダーゴースト 〜第1クール評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160222/p1

仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧(スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/archive?word=%2a%5b%a5%e9%a5%a4%a5%c0%a1%bc%5d



[関連記事] 〜平成ライダーシリーズ最終回

 (平成ライダー各作品の「終了評」の末尾に、関東・中部・関西の平均視聴率を加筆!)

仮面ライダークウガ』最終回 〜終了賛否合評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001111/p1

仮面ライダーアギト』最終回 〜終了評 ―俺の為に、アギトの為に、人間の為に―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011108/p1

仮面ライダー龍騎』最終回 〜終了賛否合評1

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021108/p1

仮面ライダー龍騎』総論! 〜終了賛否合評2 ―『龍騎』総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021109/p1

仮面ライダー555ファイズ)』最終回 〜終了評 ―平成ライダーシリーズ私的総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20031108/p1

仮面ライダー剣ブレイド)』最終回 〜終了合評 會川ヒーローは痛みと深みを増して

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041113/p1

仮面ライダー響鬼ヒビキ)』最終回 〜後半評 路線変更後の所感

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070106/p1

仮面ライダーカブト』最終回 〜終了評 終戦の白倉ライダー

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070211/p1

仮面ライダー電王』 〜後半評 複数時間線・連結切替え!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080217/p1

仮面ライダーキバ』最終回 〜その達成度は? 王を消して一緒になろうと言い寄る弱い女の狡猾さ

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090215/p1

仮面ライダーディケイド』最終回「世界の破壊者」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090829/p1



ASIN:B01DNNGJMS:detail ASIN:B01DNNGJLO:detail

『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

2016-09-14 ザ・ウルトラマン 〜アンドロメロス見参!

[][]ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品! ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!を含むブックマーク ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!のブックマークコメント


『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)


 庵野秀明率いるスタジオカラーが2015年公開予定であった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』をさておいて(?)、制作にまわった短編アニメザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』(2015年)が、NHK−BSプレミアム『日本アニメ(ーター)見本市セレクション』にて2016年9月14日(水)AM11:40から放映記念!


 ……とカコつけて(汗)、『ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』評を発掘UP!


 さかのぼること、今年の1月15日にすでに放映されてたそうですが……(恥ずかしながら存じておらず・汗)



ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』 〜ウルトラ一族VSジャッカル大軍団! 宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長・アンドロメロス見参! 往年の学年誌マンガが40年目に短編アニメ化!

(文・T.SATO)

(昨15年11月15日脱稿。後半部分は16年9月14日に新規書き下ろし


ザ・ウルトラマン』 〜イントロダクション!


 ウルトラマンレオ(74年)が悪の惑星・ブラックスターのブラック司令による侵略の魔手から地球を守りきった西暦1975年春、宇宙に新たな脅威が訪れようとしていた。


 歴代ウルトラ兄弟と戦った強豪怪獣が次々と復活! 宇宙空間、星々と地球で、歴代強豪怪獣たちは歴戦の勇者・ウルトラ兄弟たちを次々に殺害していく!

 劣勢に立たされたウルトラ一族は、自身たちの全宇宙を守る機関・宇宙警備隊の隊員たち数千人を動員して警戒に当たらせる。そんなさなか、地球衛星・月に怪しい光が……。


 駆けつけたゾフィーとレオ、ウルトラ族の一般兵士たちが見たものは、レオの弟・アストラの亡骸を踏みつけにする、ウルトラ兄弟の長男にして宇宙警備隊・隊長ゾフィー(偽者)の姿であった! 偽者ゾフィーの姿が鳴動しだす。

 そしてついにその正体を現す。……歴代ウルトラ兄弟と戦った強豪怪獣たちに次々と変身し、その能力も使うことができる強敵宇宙人・ジャッカル大魔王だ!


 アストラを倒されて、ウルトラ8兄弟はゾフィーとレオのふたりを残すのみ。ゾフィーとレオと一般兵士たちが束になってかかるも、ジャッカル大魔王にはかなわない。


 いったん、ウルトラの星へと退却するゾフィーたち。

 しかしそこで、ウルトラ族の一般兵士に変身して退却の列に紛れ込んでいたジャッカル大魔王が、不敵な笑みとともに正体を現した!


 事の一大事にウルトラの父ウルトラマンキングは緊急招令をかける! ウルトラの国の超近代的な高層建築群が居並ぶ未来都市に、大動員されるウルトラ一族の宇宙警備隊・一般隊員100万人! そのうちの一部は、ウルトラの国の動力にして、ウルトラ一族の生命エネルギーの源、人工太陽プラズマスパーク核融合炉の防衛に廻させる。


 ジャッカル大魔王。彼は大むかしにもウルトラの星を襲撃し、ウルトラの国に大打撃を与えるも、ウルトラ一族の長老・ウルトラマンキングとの闘いに敗れ、光すら飲み込む天体ブラックホールに永久追放された強敵宇宙人だったのだ! 年月を経て、ブラックホールエネルギーをすら吸収して復活を遂げたジャッカル大魔王のリベンジ!


 ウルトラ一族最強のウルトラマンキングがそのマントを脱ぎ捨て、ジャッカル大魔王との再戦にのぞむ! 突きと蹴りの凄まじいワザの応酬で、勝負は拮抗する!

 しかし遂に、ジャッカル大魔王が両腕をあげてポーズを取るやその身を発光させ、全身から前後左右上方の全方位へ一斉にジャッカル破壊光線を発射した!

 猛烈な光線の圧力台風のごとき爆風で、吹き飛ばされていくウルトラの兵士たちに、粉々に破壊されていく高層建築群!


 プラズマスパークも半壊し、薄明に閉ざされたウルトラの星。全滅したかに見えたウルトラの星だが、瓦礫の中から傷ついた姿を現す者たちがいた。

 ゾフィーウルトラの母、そして一般のウルトラ兵士たち28名。


 第2ウルトラタワーに収納され、ウルトラの星の軌道を司(つかさど)る大型のカギ型アイテム・ウルトラキー。その秘めたパワーは絶大で、ウルトラセブンが幼いころに目撃したその威力は、ウルトラの父銃器のように引き金をひいて強烈な光線を発射したところ、天空に迫っていた悪魔の星“デモス一等星”をも一撃のもとに粉砕し、星ひとつを消失させるほどのものだったという。

 ジャッカル大魔王に万が一にも、奪われることを危惧したウルトラの父に命じられて、ゾフィーはウルトラキーの保護に動いていたのだ。

 ジャッカル大魔王の桁違いに猛烈な破壊光線による、ウルトラの星の半球規模の大爆発の際にも、ウルトラの一族は全滅せず、数万人は宇宙への脱出に成功したにちがいないとの理性的・合理的な推測を一般のウルトラ兵士にも語らせて、ゾフィーとそして名付けて“ウルトラ28人衆”は廃墟の下、打倒・ジャッカル大魔王に奮起するのであった!



ザ・ウルトラマン』の原典は、1975年度『小学三年生』連載マンガ!


 ……というのが、2015年夏に「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された、8分弱の短編アニメザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』の原作マンガである、通称『ザ・ウルトラマン』の物語のアタマ1/3ほどの展開である。

――第3期ウルトラシリーズ(≒第3次怪獣ブーム)時のTVアニメ作品『ザ☆ウルトラマン』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100430/p1)のネーミングの由来ではあるも、まったくの別作品なので念のため。この短編アニメでは、冒頭の初代ウルトラマンVSジャッカル大魔王が化けた宇宙恐竜ゼットン戦のみ本格的に映像化されているが、今述べたアタマ1/3の展開は実はほぼ端折(はしょ)られている――


 原作マンガは、第2期ウルトラシリーズ(≒第2次怪獣ブーム)の最終作にして、当時はコレでウルトラシリーズも本当に終焉だと思われていた『ウルトラマンレオ』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090405/p1)が終了した直後の1975年(昭和50年)度の学年誌小学三年生』に1年間、初出時は

・第1部『さよならウルトラ兄弟』(4〜8月号)

・第2部『たたかえ! ウルトラ戦士』(9〜12月号)

・第3部『復活! ウルトラ兄弟』(1〜3月号)

 のタイトルにて連載された作品だ。


――のちに、創刊間もない当時は隔月刊化したばかりの児童漫画誌コロコロコミック』No.5(78年3月15日号)からNo.7(78年7月15日号)まで『ザ・ウルトラマン』と改題して終章直前分までが再連載されて大人気を博す。『コロコロコミック特別増刊号 決定版ウルトラマン』(78年7月24日号)で改めて第1話〜最終回までが一挙に再録されて、奇しくも到来した第3次怪獣ブームともあいまって大売れし、夏休みの終わりに発売された新作書き下ろしも含む『コロコロコミック特別増刊2号 決定版ウルトラマン』(78年9月24日号)に至っては、地元の小書店でも100部前後(?)が山積みになっていたのに、即日完売したほどの爆発的な売上であったことが強く印象に残る――


 原典は学年誌連載ということで、週刊少年マンガ誌に比すると発行部数も少なく、特定の学年限定との印象を、世代人以外には持たれるやもしれない。

 だが、当時は少子化の時代ではなくベビーブームで子供の数も非常に多かった時代であり、同時に学年誌の子供たちへの権威・ブランド力もまだまだ絶大なるものがあって、各学年誌は100万部前後の発行部数を誇っていた。


 加えて、古い話で恐縮だけれど、当時は新興住宅地でも良くも悪くも今ほどには「隣りは何をするヒトぞ」的な分断・孤島化は発生していなかった。それがムラ世間的な監視・同調圧力の息苦しさを生じさせるのと同時に、人情裏長屋的な向こう三軒両隣りの親密感をも生じさせていたものだ。

 家々の境もブロック塀ではない生け垣が多かったり、ブロック塀でも隙間があったりして、道路にいったん出てから隣家の玄関にまわってブザーを押すのではない。南の庭の生け垣の隙間から隣の敷地へ潜入し、隣家の北側の台所のウラ口でノックして回覧板を渡すような、「自他の境目」=A.T.フィールド(笑)があいまいで敷居も低いような時代でもあった――「むかしは良かった」と安直に云いたいのではナイ。おおかたの物事はなにごとも一長一短ですので、念のため――。

 出来事の羅列でしかない大文字の歴史年表には残りにくいので忘れ去られがちな、しかしてあらゆる物事の本質・人々の行動原理にも関わってくる時代の空気、その時代の人々の気分・メンタルにも関わることなので、ここについでに言語化させてもらった次第。


 そんなわけで、学年の異なるご近所の子供グループが、個々人宅に遊びに行き、そのコの家にある学年誌を毎号といわずとも廻し読みなどをしたものだ。だから当時の学年誌には、実売部数の数倍以上の影響力があったといってもよいだろう!


 筆者もご近所の年上の友人宅にてこの原作マンガに遭遇した。物語はちょうど中盤、ゾフィーとウルトラ28人衆が地球人の姿に変身して、日本の各地に潜伏していた時期だ。



ジャッカル軍団、東京蹂躙! 雌伏するウルトラ28人衆!


 ジャッカル大魔王は孤高の宇宙人ではなく、同族のジャッカル一族を、大魔王・四天王・軍団長・軍団員の4階層に分けた20万人以上の規模を誇る大軍団に編成していた。

 そして直接に自身では手をくださず、部下たちに宇宙の各所を制覇させていた。


 次からは、まさに本作の「名場面」集といった、この短編アニメでも、ちょうど物の見事にハイライト的に映像化されていた、本作中盤のクライマックスだ!


 白昼の東京都心に降下してきたジャッカル軍団数十人は、地球人を奴隷にしようと威圧をかける!

 都心でウルトラ族VSジャッカル族の集団戦を起こしてしまっては大規模な被害が出てしまう。地下鉄の地上出入り口階段に隠れて忸怩(じくじ)たる思いで状況を見守る、人間に変身しているゾフィー隊長とウルトラの母にウルトラの兵士たち数名。


――原作マンガだと「他の兵士たちは日本の各地に分散して潜伏している」という、劇中内での時間の流れをメタ的に止めての「ウラ設定」を説明する1コマが挿入されている。

 劇中内での時間の流れ方が現実世界のそれに近いマンガならぬ映像作品では、それをベタにやると説明的でまだるっこしくて浮いてしまうせいか(もちろん尺の都合が第一義ではあろうけど)、このへんの説明のくだりはカット。

 個人的には今このシチュエーションをリメイクで再現するならば、「日本の各地」ではなく「世界の各地」に改変してスケール雄大感を出してほしい。

 ウルトラ一族は「日本人」や「地球人」を、ウルトラ族に進化する27万年前の自身らの祖先の姿形と同一であったから……という人種的な好悪や一種優生学(汗)の観点からエコヒイキして守っているのではなく(笑)、「日本」にかぎらず「世界各国」、「地球人」に限らず地球や宇宙の善良なる全生物をその姿形に関係なく守っているような公明正大なニュアンスを、行間に感じさせてほしいので――


 ダメ押しで、ウルトラ一族と同様の巨人族でもある彼らにとっては、手狭だから場所を確保しようとして、ジャッカル軍団は周囲の建築物を破壊する。

 彼らのひとりは、別の地区で捕まえた人間体のウルトラの兵士1名を右手に握りしめ人質にして、地球に潜伏しているウルトラ族たちをおびきだそうとする。

 調子付いたジャッカル軍団長が上司である四天王のひとりにおべっかを使ってか、「ついでに地球人もいくらか殺しましょう!(大意)」と大勢の人々を両手ですくい上げる!


 衝撃が走り血気に逸ったウルトラの兵士たちを、涙を飲んで無言で制するゾフィー

 するとそこに、電光と落雷が走る!


 目くらましにあったジャッカル軍団員はその手から、地球人たち数十名をポロポロと地に落としてしまう! 思わず、ヒトとしての本能か、地上にいる群衆が我も我もと、バラバラと落下してきた人々を手を差し出して受け止めて救おうとする、人情にも合致したナチュラルな腑に落ちるシーンも、原作マンガ通りに再現!



観たかった東京の広大なビル街での「特撮演出」(!?)が実現!


 あたりから光が失せるや、そこにはすっくと立った西洋甲冑風のヨロイを身にまとった巨大超人が屹立! レオ兄弟が活躍するシーンでの印象が深い勇壮かつ軽快なBGMが流れ出し、東京のビル街を舞台に、ナゾの巨大超人が戦闘を開始する!


 ビル街の路地の合間から見える、大通りにいるナゾの巨大超人の踏み出した第一歩の足先がヨコから捉えられる。

 このへんのアングル&映像は、原作マンガにはない、この短編アニメ・オリジナルの「絵」だが、超人の「巨大感」と、踏ん張って歩を進めていくことでの、助走と今後の勇ましい反撃の戦闘の予感に満ち満ちた「力強さ」が絶妙に表現されている!


 80年代以降に普及する全面ガラス張りのビルではなく、70年代以前のコンクリート壁の高層ビル街での特撮シーンというと、個人的には初代『ウルトラマン』(66年)の第33話「禁じられた言葉」に出てくる巨大フジ隊員もとい(笑)3大宇宙人登場シーンを思い出す。

 『ウルトラセブン』(67年)第34話「蒸発都市」での敵に操られてレギュラー防衛隊員たちに刃を向けてしまうセブンや発砲怪獣ダンカン戦も思い出す。

 あるいは、東宝の広大な第7ステージだったかで撮影されたという、『ウルトラマンエース』(72年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1)と『ウルトラマンタロウ』(73年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20071202/p1)第30話までに登場した、膨大なミニチュア建造物群をも思い出す。


 今にして思えば、『エース』や『タロウ』のミニチュア建造物東宝の持ち物であり、円谷プロの所有物ではなかったから、東宝ではなく栄スタジオで撮影されるようになったという『タロウ』第31話以降のミニチュア群は金銭を払って東宝から借り受けていたものだったのではないかと推測する。もしも円谷の所有物であるのなら、毎回毎回壊したり捨ててしまっていたワケもないのだから、翌年度の『ウルトラマンレオ』(74年)でも、特撮背景美術として飾り付けて流用してもイイわけだ。

 73年秋の第1次「石油ショック」のあとの、物価高の中で製作された『レオ』ではそれが果たせず、非常に閑散とした特撮背景美術の中での特撮バトルになってしまったことが、手前ミソで恐縮だけれど、筆者の推測をウラ打ちする。


 巨大ヒーローや巨大宇宙人の胸・肩サイズの前後という、彼らの巨大感を表現するのにちょうどイイ塩梅の高さのビル街!

――彼らよりも高いビルばかりだとウルトラマンや怪獣たちが高層ビルに囲まれてしまって貧相な感じがしてくるし、逆にビル群が巨大ヒーローの腹部よりも低かったら低かったで今度はミニチュアビル群の方の存在感・質量感が減じてしまって貧相に見えてくる――


 同じく東宝――正確には東宝本社から分社した「東宝映像株式会社」――が円谷の下請けとして特撮を担当した後年の『ウルトラマン80(エイティ)』(80年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1)では、ノウハウの蓄積なり内外の批判もあってか、カメラ手前にミニチュアを斜め向きに配置して隠すようになったが、『エース』『タロウ』の時代だとミニチュアの精巧さやその数の膨大さとはウラハラに、ビルの間に大通りではなく、ドッタンバッタン組んずぼぐれつ「怪獣プロレス」用の「ナゾの広場」(笑)――実は平成以降のウルトラ作品にも存在してはいるのだが――がバレバレで見えてしまっていた。


 もちろんコレは幼児であれば気が付かないとは思うが、小学校の中高学年ともなれば気付いてしまうことでもある。70年代末期の第3次怪獣ブーム時代、関東地方の小学生たちは平日早朝6時台のウルトラシリーズ再放送を早起きして夢中になって観ていたものだが、と同時に『エース』#3の異次元ヤプールよろしく


「子供が純真だと思っているのは人間だけだ!」


ではないけれど、こまっしゃくれたクソ生意気な同級生のガキどもは、「ウルトラ」が好きではあっても、同時に作り物であることも十分にわかっていて、そろそろ卒業せねばならないという焦りや照れも混じっての、他の子供たちとの差別化心理か、イキがったりワルぶったりして、


「広場ができてる〜」「広場がある〜」


などとバカにもしていたものである(汗)。


――筆者個人も小学校中高学年にもなれば、「ナゾの広場」には気付いていて、それはスキではなかったけれども、「ウルトラ」に対しては我ながら今から思うに前近代的・古代中世的な宗教的忠誠心をいだくようなメンタリティを持っており、ヨソの子供たちのそーいう言動がイヤでイヤでたまらなかったものだ(笑)。と同時に、そーいうあからさまにツッコミが入ってしまうような隙があるチャチなところは解消してほしいとは「子供心」に思ってはいた(いやすでにもう本邦初のマニア向けムックなどを十分読み込んでいたから、十分に今でいう「マニア・オタク」であったけど・汗)――


 そう、「ナゾの広場」ではなく、両脇をビル街に囲まれた、遠近感のパースも効いた長いアソファルトの車道大通りを舞台にした巨人の戦闘! こんな「ウルトラマン」作品が観たかったんですヨ!



ナゾの巨大ヨロイ超人を圧倒的に強くカッコよく描く「アクション演出」!


 ナゾの巨大超人がその両腕を大きく振り回す一定のポーズを取って、前方へ突きだした両手から猛烈な太っとい光線を放つ!


レーザーショット・アンドロメロス!!」


 ビビビビ〜〜〜〜〜、ドカ〜〜〜ン!!! ……我ながら文学的レトリックもクソもない、子供じみた擬音表現になっておりますが(笑)。


 コレは悪口批判ではなく云うけれど、昭和のウルトラマンの光線は、あくまでも人類よりも進歩した超科学の申し子・未来科学の精霊たるスマートでクールなものであって、光線自体は重さのある物質ではない熱線、もしくは質量・重さのない放射線なり科学的・物理的な光の粒子であった。

 それが、平成以降のウルトラにかぎらず、80年代以降のマンガやアニメなどのジャンル作品では、もう60年代までの科学万能の時代が終わって久しいせいか、光線自体を科学的・物理的なだけの存在とはせず、そこに光線ワザを放つ者の精神や気力・気合い・ド根性などといったドロくさい要素をオーバーラップさせていくようになったと思う。


 本作短編アニメにおいても、ナゾの巨大超人による光線ワザ「レーザーショット・アンドロメロス」は光線、つまり一応は質量のない光、もしくはそれに類するものなのに、物理的・物質的・気合い・気功(笑)的な圧力・勢いをもって、ジャッカルの軍団長を大通りに沿ってはるか後方にズルズルと滑らせていく!

 先日放映されたばかりの『ウルトラマンX(エックス)』(15年)#13「勝利への剣(つるぎ)」の坂本浩一カントク回でも、ウルトラマンビクトリーの強化形態・ウルトラマンビクトリーナイトが剣およびそれを握った右腕からタテ長の必殺光線を発射するや、それを浴びたマグマ星人が後方に地滑りしていったが……。互いに互いをマネたということはないにせよ、やっていることは同じだ(笑)。


 だからこのへんの演出は、原作マンガが描かれた70年代的なものではなく、80年代中盤以降のアクション演出の流儀だとも思うのだが、通常の光線よりも強い! という表現でもあり、モーレツにカッコいいので70年代っぽくなくても無問題

 物事顕微鏡的に眺めて、その微差を言語化して、作品の本質をより捉まえたいと思う「腐れ評論オタク」としては、そのへんのニュアンスも腑分けして成文化しておきたい。

 とにかくナゾの巨大超人の強さが、原作マンガ以上に際立つアクション演出だ!


 そして、ヨロイの腹部にある飾りをハズすや、


「アンドラン!!」


 と叫んで、中空にブーメランのように放つ!


 ウルトラセブンの頭頂部のトサカ部分をハズして放り投げる宇宙ブーメランアイスラッガーとほぼ同じ、だけれど若干(じゃっかん)加工した飛行音&切断音がして、宙に浮遊していたジャッカル軍団員たちを次々に両断して爆破させていく!

 ……千人万人にひとり、異常者がいて彼らに悪影響を与えるのであれば、切断ワザの「自主規制」も仕方がナイと個人的には思っているけど、今回は媒体が大勢の眼にふれるTVではないせいか、怪獣の触手とかではなくヒト型のジャッカル軍団員たちなのに、その胴体が次々と、しかも腹部で真っ二つに切断されて爆発四散!(イイのかよ!?・笑)


 そして、ヨロイの両肩から前方腹部に延びる細長い2本のサスペンダー(?)を上方に開扉するや、その先端から、


「アンドロレーザー・N75(エヌ・ななじゅうご)!!」


 ビル街の広大な上空に放った細長い光線を左右に一閃! 宙に浮遊していた数十人のジャッカル軍団員たちは大爆発の猛煙の中に消えていく!


 ナゾの巨大超人の圧倒的な強さもさることながら、原作マンガにおいても、天才漫画家内山まもる大センセイの圧倒的な画力・デッサン力・レイアウト力によってある程度はすでに達成されていた、長大なビル街と広大な大空というパノラミックなスケールを感じさせる「絵」が、アニメであってもついに実現!(感涙)


 続けて、巨大超人がその仮面をはぎ取り、ヨロイも無数のパーツに分解、キャスト・オフ(笑)して空中に飛ばして、その正体を明かす!


「オレは宇宙警備隊、アンドロメダ星雲、支部・隊長! メロスだ!!」


 ♪ジャジャーン!! みたいな(笑)。



アンドロメロスの卓抜な出自設定! オトナではなく小学生児童レベルの知的・SF的好奇心を喚起せよ!


 我らが住まう銀河系の外に出て14万8千光年かなたをめざす、日本におけるジャンル作品のエポックメイキング『宇宙戦艦ヤマト』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101207/p1)よりも前、多分『ウルトラマンエース』(72年)や『ウルトラマンタロウ』(73年)の時期には、初代『ウルトラマン』#1などで語られてきたウルトラマンたちが所属する「宇宙警備隊」という組織が、ウルトラ一族の故郷である300万光年先のM78星雲のみならず、


 銀河系星雲

 アンドロメダ星雲

 M25星雲

 S・P5星雲

 L・P372星雲


――今なら銀河系内ガス雲の「星雲」と区別して、銀河系と同等の「○○銀河」と呼称するだろうけど(笑)――などにも支部が存在するという、複数の銀河をもまたにかけた、おそらく円谷プロの作り手たちも、記事を監修していた満田かずほプロデューサー以外は知らないような(汗)SF設定が学年誌で発表されていた。


――学年誌の編集者が勝手に作ったように云われていて、たしかにそうでもあるのだろうけど、当時の記事や付録をオタク友達ネットワークを駆使して取り寄せて読んでみると、往時は円谷プロに在籍していたオタク第1世代特撮ライターにして、草創期のマニア向けムックにて第1期ウルトラ至上主義を流布したひとりでもあられる竹内博=酒井敏夫の署名もよく見かける。氏もこの設定構築にはかなり関わっているようにも見える。しかも、イヤイヤやっているようには見えずノリノリで書いているようにも見える(笑)。まぁ同一個人の中にも矛盾・分裂した指向が併存していることは往々にしてあるのだろうけれど――


 その世界観設定が今ここで活かされる!

 宇宙警備隊の支部組織、そしてある意味ではウルトラ兄弟たちを上回り、ゾフィー「隊長」とも拮抗する支部「隊長」の称号を得た、格下の「弟」ではない新たなウルトラ戦士の登場だ!


 自虐ではなく云うのだが、このテのジャンル作品・娯楽活劇作品は本質的には高尚な文芸作品などではないのだから、ポッと出のまったくの新設定による形勢逆転劇など、多少のご都合主義的な展開はあってもよいとは思う。

 だが、できうれば作品の外の設定ではあっても、すでにある設定を後付けでもパスルのピースをハメるかのように活かした方が、そこに一応の子供レベルでの知的快感(笑)もあるのだし、戦闘ヒーローの肩書き(笑)による魅力倍増が、即座にバトルシーンの盛り上がりにもつながるのであれば、それに越したことはないのである。

 そんな観点からも、新超人・アンドロメロスの設定がいかに卓抜であったことか。



 残念ながら、今回の短編アニメでは中盤のクライマックスはここでブツ切れしてしまい、イキナリ飛んでジャッカル星での最終決戦が映像化されている。


 今回の短編アニメでは惜しくも映像化されなかったが、止め絵でもイイので、先のアンドロメロスVSジャッカル大軍団との大乱闘シーンの最中に、ウルトラ28人衆が例の変身巨大化時の右拳を硬く握って右腕を前方に突き出したポーズで、東京上空に一斉に出現(!)する2ページ見開きのパノラミックで壮観な図を、このアニメでも再現してほしかったのだけれども!

――もちろん続けて、70年代当時には不可能であった(90年代後半の平成ウルトラシリーズ3部作の時代でもまだ困難であった)――、飛行・浮遊能力のあるウルトラ一族ジャッカル軍団員たちの宙に浮遊したままでの直後の大混戦も再現してほしかったのだけれども!――


 まぁそんな世代人の要望は、作り手たちも百も承知であろうし、彼ら自身もぜひとも映像化したかったシーンではあろうとも思うので、「予算と尺の都合」で泣く泣く削ったのであろうともわかるけど、一応やっぱり指摘はしておきます(笑)。



ただし、冒頭の初代ウルトラマンVS宇宙恐竜ゼットンとの再戦は、原作マンガ版よりもボリュームアップ!


 本作を鑑賞していると、娯楽活劇作品とは、「殺陣(たて)」、つまりは「アクション演出」といったものが、いかに大切であるのかについても、改めて痛感してしまう。


 たとえば、この短編アニメの冒頭は、原典の原作マンガ版ファンならばとても印象深い、のちにジャッカル大魔王が化けた姿であったことが判明する、初代『ウルトラマン』最終回で初代ウルトラマンを打ち負かした強敵怪獣・宇宙恐竜ゼットン初代ウルトラマンとの広大な宇宙空間を自由自在・縦横無尽に飛行しつつバトルする再戦で、再び初代ウルトラマンが負けてしまうという衝撃的なシークエンスが描かれる。

 つまりは、古い世代人(笑)にとっては、この勝敗の決着は、すでに確定している既定路線でもあるのだ。


 でもだからと云って、初代ウルトラマンが敗北するという結論・落としどころはもう決まっているのだから、そのバトルの中間過程におけるシークエンスを膨らませたり、凝ってみせたり、アレンジを加えることがムダであり無意味なのだ! とゆーものでもないハズだ。


 「月刊連載マンガ」の文法においては、漫画家内山まもる大先生による、原典のマンガ版のようにウルトラマンVSゼットンのバトルが一手・二手程度の殺陣(たて)でもOKで、1回分の連載の中で他にも語るべき事項がある以上は、そこに早く到達するためには、バトルを簡略化して展開をサクサクと先へ進めるのはむしろ妥当だとも云えるだろう。


 しかし、「週刊連載マンガ」なり「映像作品」においては、「ドラマ」や「ストーリー展開」ではなく、局所的な「アクション」描写だけでもクライマックスとすることができる。


 そうであれば、原典のウルトラマンVSゼットンにおける一手・二手程度の攻防では、映像作品においてはたったの数秒で終了してしまい(笑)、それではあまりにアッサリ淡泊にすぎるワケであり……。


 初代マンが弱すぎる! ではなく、ジャッカル大魔王が強すぎるのだ! とお客さんに思わせるには、ドーするべきなのか?


 それは初代マンも程々に強いのだ! と思わせる描写。たとえば、敵の攻撃を機敏に避けて瞬時に反撃してみせる描写を、執拗に積み重ね積み重ねして、強敵に対して善戦するなり拮抗するなりのシーソーバトルのシーンを、物足りなくないように、かと云って応酬が長すぎてクドすぎてアキてもこないように、その両者の狭間で、適度な分量で挿入していけばいいワケだ。


 そして、この作品はそれを見事に達成して、作品自体の冒頭のツカミとすることに成功していたのであった……。



アンドロメロスVSジャッカル大魔王! 原典マンガの「アクション演出」は不十分だったのか!?


 終盤のアンドロメロスVSジャッカル大魔王の一騎打ちの膨らませ方、両者の設定を活かした多彩な変身や必殺ワザの存分な見せ合いの応酬の羅列なども、まさに本アニメ冒頭におけるウルトラマンVSゼットン戦の膨らませ方と同様の「アクション演出」かと思われる。

――どのように一挙手一投足を描写すれば、観客の心情を高揚させる「アクション」を構築できるのかについての心的な法則性!――


 アッとかオッとかハッとかと驚かせたり、緊張させたり緩めたりして興味を引かせつつ、最終的にはアーこーなったぁ! みたいな。


 いかに「アクション演出」といったものも、作品をエモーショナルな次元で底上げするのに大切なものであるのか? そんな模範例としても、この短編アニメを語り継いでいきたく思うのだ。



 もちろんだからと云って、今度はその裏返しとして、原典マンガの「アクション演出」の不備(?)をケナすのでもなく、ソレは「月刊」と「週刊マンガ」、もしくは「映像作品」との文法の違いに由来するモノであって、当時はアレでも十分に許容されていた! という事実はくれぐれも時代の当事者としては証言しておきたい。

 数十年後の後出しジャンケンで、今の眼で見ると冒頭のウルトラ兄弟VSジャッカル大魔王との戦いが「若干物足りない」などという類いの感慨を、70年代当時の感想とも織り混ぜたかたちで、選り分けずに未分化で語るような愚は犯すべきではないのだ。


 ではあるのだが……。



少々の瑕瑾。ウルトラ兄弟VSジャッカル大魔王のラストバトル!


 コレは原典のマンガ版がそうであったから仕方がナイともいえるのだが……。子供のころから漠然と感じていた少々の不満を、この短編アニメで解消してほしかったともまた思ったりもする。


 その1。ラストバトルの場にそろうのは、ウルトラ6兄弟のみならず、ウルトラマンレオアストラも含めたウルトラ8兄弟であってほしかった(笑)。


 その2。もちろん最後にラスボスであるジャッカル大魔王がやっつけられるのは当然であるにしても、そのヤラれ方の「アクション演出」にはもう一工夫がほしかった。

 単なる6兄弟の合体光線でヤラれてしまうのでは、アレだけの強大さを誇った強敵にしては、あっけないとも思うからだ。あと、もう一手か二手はほしい!


 ここはひとつ、ウルトラ兄弟たちの必殺光線一斉発射を受けて、一歩はあとずさりしてたじろくも凌いでみせるジャッカル大魔王!

 しかしすかさず、ウルトラ兄弟たちも第二打として、前面に出たウルトラマンエースの頭頂部のトサカの円型空洞にエネルギーを放射して、エースがトサカに充電されたエネルギーボールを両手に取って超特大の合体光球・スペースQを放つ!

 コレまたジャッカル大魔王はしばらく踏みこたえる!

 しかしそこに、『ウルトラマンレオ』本編での対ババルウ星人編における失態を挽回するためか、レオ&アストラ兄弟が件の原典マンガでは途中で忘れ去られてしまっていた(汗)ウルトラキーを携えて伏線解消(笑)のために見参し、トリガーを引いてキーから超強力な光線を発射!!

 ようやっとジャッカル大魔王も堪えきれずに大爆発!!

 ……などといった「アクション演出」にしてほしかったとも思うのだ。

――スペースQでもダメージは与えるけど決定打にはならなくて、エースからタロウへと選手交代して、ウルトラ兄弟たちがウルトラマンタロウの左右のツノにエネルギー照射して、充電されたタロウが両腕から最強のコスモミラクル光線を放つ! というシークエンスを挟んでもイイです(笑)――


 こーいうちょっとした「アクション演出」の積み重ね描写で、その作品の「テーマ」や「ドラマ」とはまったく無関係でも(笑)、ジャッカル大魔王の十分な強さとウルトラ兄弟の一致団結によるさらなる強さを描けることになるワケで、それが視聴者の高揚とカタルシスをも増進させることにもつながると信じるのだ。


 ……そうした小さな瑕瑾(かきん)はあるけれど、『スター・ウォーズ』(77年・日本公開78年)封切以前の1975年に、すでにここまでのビジュアルイメージを達成していた作品があったことを、そして70年代後半のマニア評論・特撮評論の草創期の時代で、オタク第1世代が「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの国」の設定やウルトラマンたちに人間クサいキャラクターを付与することは「ウルトラマンの神秘性」を損なうとモーレツに批判していたあの時代に、その下の世代の子供たちは「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの国」の設定を宇宙規模レベルで十全に活用した本短編アニメの原典マンガに夢中になっていたことを、今の若いマニアたちにも改めて伝えておきたいし、それを見事に理想的に映像化した短編アニメであったことも讃えておきたいのであった。



本作『ザ・ウルトラマン』の正史化への試みが実はあった!?


 余談。『ウルトラマンメビウス』(06年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1)のDVDライナーノーツにおける、メインライター・赤星政尚のインタビューによると、ナント! 『メビウス』ではその中盤、#11〜#17のウルトラマンヒカリ編の直後に、実写でのジャッカル大魔王の復活とアンドロメロスの登場編を構想していたそうである! 惜しくも却下されてしまったが、コレが実現していれば、『ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』はまごうことなきウルトラシリーズ正史になっていたハズである。

 世代人であれば、本作を正史としてほしいと願うヒトは多いハズである。コレから昭和ウルトラの世界観を引き継ぐ新作シリーズを作る際には、『ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』のみならず、世代人には馴染みが深い78年秋〜79年秋にかけて『コロコロコミック』に月刊連載された、かたおか徹治センセイのマンガ『ウルトラ兄弟物語』(ISBN:4575935875ASIN:B000J8GFFC)などもぜひとも正史にしてほしいものである。

 加えて、『ウルトラマン80』終了直後に、幼児誌『てれびくん』にて月刊連載された居村真二センセイのマンガ『ウルトラ超伝説』(ISBN:4886531067ISBN:4886533647)も正史にしてほしいものである。


 『ウルトラマン80』#1が『ウルトラマンレオ』終了以来、5年ぶりに怪獣が出現した世界であることと矛盾が生じるって? スペースサタンキングは怪獣ではなく宇宙人なので大丈夫(笑)。

 『ウルトラマンメビウス』#1が『ウルトラマン80』終了以来、25年と2週間ぶりに怪獣が出現した世界であることと矛盾が生じるって? 『ウルトラ超伝説』冒頭は『ウルトラマン80』終了直後の時期が舞台なので、コレもまたギリギリ大丈夫なハズ(笑)。



 本作の原典マンガ『ザ・ウルトラマン』への約35年後のオマージュでもある、ウルトラマン映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年)からのフィードバックも本作には見られる。

 ウルトラマン一族の故郷には、地球上に出現した赤いボディーの持ち主のみではなく、青いボディーの持ち主もいるとして描かれた映画『ウルトラ銀河伝説』での描写を受けてか、はるか後年の作品との設定上の後付け的な整合性を取るためか、本作『ザ・ウルトラマン』でもウルトラ一族一般兵士の半分は青いボディーの持ち主として描かれているのがまたグッド!

――大むかしの学年誌や子供向け豆百科、あるいは比較的近年の『ウルトラマンメビウス』における青いウルトラマンウルトラマンヒカリを指して語られた、「青いボディーの持ち主は、戦士の職業者である『宇宙警備隊の隊員』ではない!」という設定とはムジュンが生じてしまうかもしれないが(汗)。しかし青い戦士は、『宇宙警備隊の見習い隊員』なのだと解釈すれば、ムジュンは生じなくなる!?(笑)――


(了)

(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2015年晩秋号』(15年11月15日発行)〜『仮面特攻隊2016年号』(15年12月30日発行)所収『ザ・ウルトラマン ジャッカルウルトラマン』評より抜粋。後半部分はブログUPに際して新規書き下ろし



[関連記事] 〜漫画『ザ・ウルトラマン』に影響を受けて作られたTVアニメ『ザ☆ウルトラマン』(79年)

ザ・ウルトラマン再評価・全話評 〜序文!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090504/p1

ザ・ウルトラマン#1「新しいヒーローの誕生!!」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090505/p1

ザ・ウルトラマン#19「これがウルトラの星だ!! 第1部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090913/p1

ザ・ウルトラマン#20「これがウルトラの星だ!! 第2部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090914/p1

ザ・ウルトラマン#21「これがウルトラの星だ!! 第3部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090920/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #47「ウルトラの星へ!! 第1部 女戦士の情報」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100328/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #48「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100404/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #49「ウルトラの星へ!! 第3部 U(ウルトラ)艦隊大激戦」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100411/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #50「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利

  (そのうちにUP予定・汗)

ザ・ウルトラマン全話評価 〜全記事見出し一覧(スマホの場合、全記事・年月別一覧)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/archive?word=*%5B%A5%B6%A1%F9%A5%A6%A5%EB%5D

ザ・ウルトラマン総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1


[関連記事] 〜漫画『ザ・ウルトラマン』に影響を受けて作られた映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年)

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 〜岡部副社長電撃辞任賛否!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ作品論

ウルトラマンメビウス』総論 〜脚本家赤星政尚論!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1

ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナの赤い輝きに(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1

ウルトラマンエース』総論 〜再評価・全話評完結!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1

ザ・ウルトラマン』総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1

ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期中二病・笑)だった!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1


[関連記事] 〜ウルトラ兄弟・大活躍映画

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟(06年) 〜大傑作映画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070128/p1

ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟2 〜東光太郎! 幻の流産企画!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20130317/p1



ザ・ウルトラマン (1) (小学館コロコロ文庫)

ザ・ウルトラマン 1 (アクションコミックス)



『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン!

拙ブログ・トップページ(最新10日分記事) (スマホの場合、全記事・見出し一覧)

拙ブログ・全記事見出し一覧 (スマホの場合、全記事・年月別一覧)


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)

『ザ☆ウルトラマン』全話評 〜全記事見出し一覧 (スマホの場合、画面遷移後に一番下の「PC版」を押下すると参照可。「スマホに最適な表示」で元に戻る」)