本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
関連リンク 書評 - Wikipedia 好書好日|Good Life With Books http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 書評サイト-本スキ。 ビジネス書の書評・要約まとめサイト bookvinegar-ブックビネガー HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!
読んだ本 Die With Zero https://www.amazon.co.jp/dp/B08K88Z2XR/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 読む動機 最近は投資関連の本を読んで目的のない貯金が重要だと考えていたが、そもそもベーシックインカムや経済危機などの外的要因によって容易に計画が崩壊しうると考えたため。 概要 若いうちからはした金を貯金に回す人間は多いが、もっと稼いだお金は死ぬまでに使い切ることを考えるべき。 なぜなら稼いだお金は自分の時間・命を対価として得たものである。 金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだ。…
2022年7月8日の安倍晋三元首相の銃撃殺害事件の報を受けて私がまず感じたのが、山上徹也容疑者の動機、背後関係その他の真相究明は捜査を待つとしてこの重大な事件を自分の腹にどう収めればいいのかという混乱でした。自分には現役国会議員が衆目の中で銃撃され死に至るという事件を捉えるフレームが無いことに改めて驚き、慌てたのです。2002年10月25日に民主党の衆議院議員であった石井紘基が刺殺されたとき、私は会社員になりたてで仕事のプレッシャーと長時間労働、おまけに社会への無関心というコンボでそのニュースについて全くと言っていいほど記憶がありません(刺殺事件から20年近く経ってから、その著書『日本が自滅す…
高い服を着ていると説得力が上がるみたいな心理学的な効果があるらしいんですよ。 だからちょっといい服を買いに行こうと思ったんですよ。 1万円あればその店の安いやつくらい買えるのかな〜って思い、見に行ったんですが、 そんなわけがなくて、想像の2~3倍くらいの値段だったんですよ。 それで「服高!」と思い、「服 高い」でググったらこの人のブログが出てきて、 この本が紹介されていたので、気になって買ってみました。 すごく見事にこの人のビジネスに誘導されていきました笑
ロレンスのなかで、作の出来不出来とはべつとして、「ロストガール」にえもいわれぬ思い入れがある。救いのない話が好きなのかもしれない。救いがあるかないかでいえば、それは救いのない話の方がいっけん、「ほんもの」じみてみえるものとして、実際にロレンスの場合には「チャタレイ夫人」を読んでいても、または蛇が復活のシンボルとして描かれる「翼ある蛇」などを読んでいても――ロレンスの救済には、嘘っぽさというとロレンスに残酷であるが、こんにちとなっても通用するのか否か、甚だ不安になるところが、ありはする。 もちろんそれは、ロレンスの場合、一概に批難する筋のものではない。戦闘機をみて人間の残酷さに深く感じ入るたぐい…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 これだけコロナが長く続いてしまい、 一般の方も感染症とか、ウイルスとか、 今まであまり意識していなかった医学についても 関心が高くなっているかもしれません。 私も人のことを言えた義理ではないですが、 仕事で医療と関わることになってから それなりに勉強をしてきたつもりです。 一般人が医療や医学を語る際に 気を付けねばならないのは… あくまでも私個人の見解ではありますが… ・わかった気にならない。 ・安易に情報をシェアしない。 ・情報源は公的機関を中心に。 他にもいろいろあるとは思い…
★4.5/5点満点 オニールの成長株発掘法【第4版】~良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために(How to Make Money in Stocks)
子供ですら、スマートフォンを繰ってそれでゲームを覚え、サブスクをした家のテレビでストリーミングで映画を観、動画サイトやSpotifyで音楽を聴くようになった今、本の位置というのは、どこにあるのであったか。わが身を翻れば、その点、幸福であったのだ。貧乏な家庭で、幼少期より常に腹を空かせており、そしてその腹を空かせた子供が家のなかでの唯一の娯楽としてみつけたのが、――姉と十歳が離れていたことの恩恵なのだが、姉の出産祝いで親戚縁故から送られて来て、部屋のなかをそのころにも飾っていた、児童文学のシリーズひと揃え、いや、二、三シリーズも纏めてそれが置かれてあったか……それらの、書物にほかならなかった。 …
沖縄を舞台にしたファンタジー。 主人公は30代の青年。小学生の時に母を失い、再婚した父と共に沖縄に移り住んだ。休暇を取り、久々に沖縄に帰った「ぼく」は、義母と共に三日間の沖縄巡りをすることに。その過程で幼い日を思い起こし、不思議にも遭遇することになる。 「ぼく」は、病床の実母を大した見舞わず、母が死んで幾らも経たないうちに沖縄に恋人を作り、北海道からの移住を勝手に決めた父に反発し、新しい母にもなかなか馴染めないでいた。大人になった「ぼく」は、ガイドをしている義母に名所を案内されているが子供の頃に親に連れられてきたことのある地でもあり、その過程を思い起こし、当初は反発していた義母の優しさにに徐々…
中高生のみんなは、 自分に自信がない 自分には特技が何もない こんな風に悩んでいないでしょうか? 実は、日本人の自己肯定感は、世界と比べるととても低いんです。自己肯定感とは、自分の存在には価値があると、自分自身を肯定する気持ちのことをいいます。 文科省が行った2015年の調査で、日本人の高校生が「自分はダメな人間だと思う」割合は、なんと70%にもなるんです。中国だと56%くらい。アメリカだと、45%くらいしかない。日本人の高校生はみんな自分に自信がないんです。 だから決して、あなただけが自信がないってことではないんです。 けれど、君たちは本当はスゴイんです。気がついていないだけで、スゴイ人にな…
いい書評と悪い書評の違いはどこにあるのか? 新聞や雑誌のプロの書評だけでなく、アマゾンのレビューやブログなどにおけるアマチュアの書評までもが溢れ返る現在、書評の意味を問い直す。著者は、現在最も戦闘的な書評家で、長年、書評講座も行っている。先輩書評家を実名でランク付け!していいの?興味ある方は、下記の記事をご覧ください。 www.yuyutosite.com
・今週もありがとうございます 来年(2023年)8月6日は聖剣伝説2の30周年。 そこに向けて意識している管理人のポポリッチです。 本日は日曜日。 日曜日の当ブログ。 最初に私からの余談話。 余談話の後は私の応援スポンサーさん活動記録の紹介です。 今週も見ていただきましてありがとうございます。 久しぶりに食レポ記事を書けた今週1週間でした。 その食レポ記事が予想以上の反響で心から感謝します。 下手したらいつもの書評よりも好反応? 沢山の人に見られていたかもしれません。 ある意味でうれしい悲鳴と言っても良さそうです。 今後も食レポ記事は不定期に投稿するのでよろしくお願いします。 今週は余談話と言…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。(書評の内容については各誌をご覧ください。) 今週の書評本 ◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 8/19・8/26 号夏休み特集のため書評はお休み ◆サンデー毎日「SUNDAY・LIBRARY」: 8/21・8/28 号 9 冊爆発物処理班の遭遇したスピン 佐藤究 講談社 1,760 ④昭和の参謀 前田啓介 講談社現代新書 1,430おあげさん 平松洋子 PARCO出版 1,980 ②カヨと私 内澤旬子 本の雑誌社 2,200つげ義春…
小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『再考・アメリカ合衆国の人種関係』 ◆メキシコの人種関係と米国の人種関係(北條ゆかり*1) (内容紹介) まず先住民族が差別的扱いを受けているメキシコの人種関係について述べられている。 また先住民族側の批判運動としてサパティスタの反乱 - Wikipediaが紹介されている。 次にメキシコから米国への移民について述べられている。 メキシコからの移民について「メキシコの失業率の高さ」や「メキシコ経済が移民からの仕送りを前提として成り立っていること」「米国経済…
「ダークファンタジーって知ってる?」 と訊かれたら「なんか暗くて怖くて重くて人がたくさん死んでいくような、漫画で言えば『ベルセルク』とか、ドラマで言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』とか、ゲームで言えば『エルデンリング』みたいなファンタジーのことでしょ?」と答える人が多いのではないだろうか。でも「ダークファンタジーってホラーのことだよ」と言われたらどうだろう。確かにそんな用法を見かけることもある気がする。たとえば『呪術廻戦』は公式でそう銘打たれている。 異才が拓く、ダークファンタジーの新境地! 『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト あるいは『鬼滅の刃』などもダークファンタジーと呼ば…
ミト読書会第29朝 「本を知り、人を知る」 ミト読書会、第29朝の報告です! 参加者は11名(うち初参加者3名)でした。 前回に引き続き今回もかなり久しぶりのご参加の方がいらっしゃいました。 お盆ということでグループや遠方からのご参加もあり、いつも以上に幅広い参加者になり盛り上がりましたね。 自己紹介のプチトークテーマは「今年中にやりたいこと」でした。 お盆休みを一区切りとして新たなチャレンジをしてみるのも良いのではないでしょうか。 <本日紹介された本> 平和園に帰ろうよ さうなと 母性 絵で楽しむ 日本人として知っておきたい二十四節気と七十二候 葬送のフリーレン 信仰 チ。―地球の運動につい…
こんにちは、40代半ばのオッサンtrrymtorrsonです。 2年前にパワハラと過労で約半年間休職しました。 その休職期間中に本業以外に自分がやりたいことやできることを整理してセルフブランディングというものをやってみようということで、下記のように列挙したところです。 【ブログ著述家×パワハラ休職経験者×本業サラリーマン×○○職(家業)×3児の父×個人投資家×写真家×書評家×映画評論家×戦史研究家×ラーメンライター】 休職中に読んだホリエモンの『多動力』や大前研一さんの『やりたいことは全部やれ!』には大いに影響を受けましたね。 PDCAサイクル、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)A…
一条真也です。各地でお盆休みに入った13日、カリスマ書評家でコラムニストの尾藤克之氏が、J-CASTニュースに「ご先祖様や自分のお墓はどうなるの? お盆に読みたい一冊【尾藤克之のオススメ】」という記事で『論語と冠婚葬祭』(現代書林)を紹介して下さいました。記事は、ヤフーニュースをはじめ、LINE、nifty、グノシー、ライブドア、エキサイト、インフォシーク、トピックプレス、ローカルニュースほか20サイト以上に掲載されるそうです。尾藤氏は、お盆のタイミングにあわせて記事を投稿されたようですね。本当に、ありがとうございます! ヤフーニュースより 記事の冒頭には、「元号が『令和』にかわってすぐに、2…
2022年6月は思うところがあり、新規購入した音楽は無い。 Shuta Hiraki『univocal』 Sun Ra & His Arkestra『Lanquidity』 Sun Ra & His Arkestra『The Magic City』 Talking Heads『Remain in Light』 Talking Heads『Fear of Music』 the beach boys『Pet Sounds』 the beach boys『Summer Days (And Summer Nights) 』 Shuta Hiraki『univocal』 univocal by Shut…
こんにちは むうさんです^^ 旅行でしまなみ海道へ行こうということになり、欲しくなったのが広角ズームレンズです。しまなみ海道の瀬戸内の海と島を、展望台から広角で撮影したくなったからです。 ただ、広角ズームレンズをそんなに使うかというと、自分の撮影対象から言うと、普段は、ほとんど使いそうもありません。 あまり使わないレンズなのに、高いのは購入したくないので、探して悩んで購入したのが中古の『CANON EF17-40mm F4L USM』です。 CANON EF17-40mm F4L USM 買ってみたら、自分にとって意外なことに、軽い上に、40mmまである使い勝手の良さもあって、毎回持っていくレ…
BGM: R.E.M. "Shiny Happy People"今日は遅番だった。朝、時間があったので片岡義男『あとがき』を読む。そのタイトルの通り、片岡義男がこれまで書いてきた膨大な書籍から「あとがき」だけをピックアップして集成した1冊だ。実に多彩な「あとがき」が存在することに驚かされる。エッセイ的な身辺雑記からダイアローグ形式のあとがきまで。初期の硬派なエッセイや批評から、円熟期に彼が数多と書き記してきた小説を経て近年の達成に至るまで。だが、そうして彼のダイナミックな変遷をたどればたどるほど、彼が本質的に「変わらない」作家であったことを確認することができる。片岡義男は小説やエッセイにおいて…
・現代人は目を酷使してる どうも管理人のポポリッチです。 現代人は目を酷使している。 昔だったらテレビの影響が強いと思います。 現代だとスマートフォンが大きいんじゃないでしょうか。 スマホの画面に文字を打つ。 ネット上で文章を書いていく。 目にダメージありそうですよね。 文字を打つだけではありません。 動画視聴なども最近は当たり前の時代。 まだまだ目をよく使用しています。 あなたは目のケアをされていますか? 私は目薬は使用しています。 逆に言えば、それくらいなんです。 普段から目を酷使している自覚あるので興味深く読ませていただきました。 書名:「目」のトリセツ 著者:杉田美由紀 出版社:主婦の…
🐤鳥の事務所PASSAGE店通信🐤 ◎総特集=「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』100年!」 柳瀬尚紀『ジェイムズ・ジョイスの謎を解く』お買い上げ有難う御座いました。 皆さん、今日は。「鳥の事務所」です。7月は鳴かず飛ばずでしたが( ノД`)、これで開棚以来13冊お買い上げいただいたことになります。誠に有難う御座いました。 お買い上げ頂いたのは 〇柳瀬尚紀『ジェイムズ・ジョイスの謎を解く』・岩波新書、です。 かの難作『フィネガンズ・ウェイク』を完訳し、『ユリシーズ』を途中まで訳す途上で鬼籍に入った天才翻訳家の『ユリシーズ』読解のjoy(喜び)の書。取り分け第12挿話の語り手は「犬」であるとの…