本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
関連リンク 書評 - Wikipedia 好書好日|Good Life With Books http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 書評サイト-本スキ。 ビジネス書の書評・要約まとめサイト bookvinegar-ブックビネガー HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!
ブク夫: おお、レブ子!「エッセンシャル思考」って知ってるだぜ? レブ子: うーん、それって何?教えて、ブク夫! ブク夫: 要は、大事なことだけに集中して、他の無駄なことは無視する考え方だぜ。 レブ子: へえー、じゃあ、どうやってエッセンシャル思考を身につけるの? ブク夫: まずは、自分にとって本当に大切なことを見極める力を鍛えるんだぜ。 レブ子: そうすると、どんな良いことがあるの? ブク夫: 効率が上がって、仕事も人生も充実するようになるんだぜ。 レブ子: すごいね!ブク夫はどんな風にエッセンシャル思考を使ってるの? ブク夫: 俺はね、毎日の仕事や遊びの中で、どんなことが一番大切かを考える…
荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:陳 楸帆 早川書房 Amazon 本稿は《SFマガジン》2020年4月号に掲載された書評の再録である。 『三体』の著者、劉慈欣をして「近未来SFの頂点」と言わしめた本作。物語の舞台は近未来、中国南東部の硅(シリコン)島。アメリカからこの島に運ばれてくる電子ゴミからその名がつけられた。この島では、“ゴミ人”と呼ばれる最下層民たちが、防護具ひとつ着けず、日々その身を有害物質に曝しながらゴミの山から再生可能な部材を回収することで生計を立てている。そして彼らを搾取しているのが、この島を牛耳る羅、林、陳の三宗家。そんな“汚い”シリコン島に、アメリカの巨大企業…
SFに関する書評のまとめ。リンクを貼っていないものは順次公開予定。
今更ながら6年前に出たビットコインに関する本を読みました。 アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者 作者:中島 真志 新潮社 Amazon ブロックチェーンは同じデータを各ノードが保持する必要があるのが無駄、新しいブロックを追加するときの計算に掛かる電気代が無駄、ほとんどのユースケースで中央データベースで良いのでは、ぐらいに思っていました。 ただ、「所有権データを分散型で管理する」(p123)ことで、証券決済(DVP決済)」や「国際送金」では大幅なコスト削減(e.g国際送金のリコンサイル業務)になる可能性があるというのが、興味深かったです。 そのときに、 ・「オープン…
エンベッドファイナンスについて、凄く分かりやすくまとまっていました。楽天がやってきたことに近い事例も多い気がしますが、ユーザー体験という観点から再定義するイメージでしょうか。 エンベデッド・ファイナンスの衝撃: すべての企業は金融サービス企業になる 作者:城田 真琴 東洋経済新報社 Amazon google mapsで駐車料金が払えるのは面白い気がしました。アップルカードは使ってみたいです。 この本出版後にメルカリは認定包括信用購入あっせん業者としてメルカリの使用状況などのデータを使った機械学習に基づいた与信を始めていますが、どこまで違い出せるんですかね(メルカリの使用履歴はそこまで価値あり…
現代アメリカ小説の全体像をジャンル別に紹介 薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪 作者:諏訪部 浩一 講談社 Amazon 諏訪部浩一『薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪』は、講談社の月刊誌『群像』に掲載された、現代のアメリカ小説を広範に紹介する連載を一冊にまとめたものだ。著者はもともとはモダニズム期のアメリカ小説を専門としており、フォークナーやヴォネガット、ノワール小説などに関する研究書を刊行するほか、フォークナーの翻訳も手掛けている。 この本では、各章ごとにひとつの小説のジャンルが取り上げられ、それに沿って作家と作品が紹介され、読み解かれていく。多くのジャンルに分けて紹介することで、アメ…
国内外の決済インフラに関して概要をつかめました。2025年版も立ち読みしましたが、こちらの方がわかりやすいかもです。 決済インフラ入門 作者:宿輪 純一 東洋経済新報社 Amazon cafisについてもう少し詳しく知りたかったですかね。最近はsteraも良く見かける気がします。 ことら送金なりJCoinなりBank PayなりMoney Tapなりいろいろ乱立してしまうのも日本っぽいです。 FedGlobal ACH Payments に日本の全銀が接続していないのはなんでなのでしょうか。Fed Now も気になります(RTPがあるのになぜ別のリアルタイム決済インフラを作るのでしょうか)。 …
はじめに 今回は、『敬語の使い方が面白いほど身につく本』という本を解説したいと思います。 分かりやすく端的にまとめましたので、5分程度でこの本をある程度理解できちゃいます!! はじめに この本をオススメする人 この本の特徴を3つにまとめてみた 敬語の使い方のテクニックが書かれている ビジネス面でのコミュニケーション術が書かれている 図式があって内容がすんなりと理解できる この本を読んで個人的に学んだこと2選 《「NO」をどうやって伝えるか》 《「ありがとうございます」を使わない》 まとめ この本をオススメする人 こんな方達にオススメします!! ・敬語の使い方を分かりやすく学びたい方 ・実践的に…
最近は技術書だけではなく、さまざまな書籍を読むようになりました。 今回はヴィクトール・E・フランクル著の「夜と霧」を読みました。今更、自分が紹介するまでもなく名著して語り継がれている書籍です。著者のフランクルが第二次世界大戦渦にて、ユダヤ人してアウシュヴィッツに収容された経験を元に「人間とは何か」というテーマとなっています。 夜と霧 新版作者:ヴィクトール・E・フランクルみすず書房Amazon フランクルは精神科医であり、心理学の分野では「ロゴセラピー」という心理療法を確立しました。 簡単にいうと「なぜ生きるのか」という理由を充実させることで、メンタルや心の病の解消を目指すという療法だそうです…
たまには文学でもなく、エンターテイメントでもなく、実用書でもなく、こういう純然たる教養書を読むのもいいものです。 ・・・東京外国語大学の世界各地・各ジャンルの50名の専門家・研究者らが奏でる珠玉の音楽エッセイ集!(帯より) いやはや、スゴ本でした。音楽エッセイなの各地の文化に触れられているのはもちろんなのですが、風俗、食いもん、歴史や宗教、民族の交流、そして政治や紛争など、非常に多面的な角度から語られており、これが1,980円(税込)で手に入るってどうかしてるぜ!と思いますよ。 差別や暴力や政治について暗く辛いところもフラットに書かれていて、読書を通じたダークツーリズムの側面も有りとても価値の…
・仕事で使える5つの極秘技術 " data-en-clipboard="true">どうも管理人のポポリッチです。 本書は読んでいて面白い。 知らない世界の奥深さ。 詳しく解説されてるので学びになります。 「頭の回転が速くなるダークスキル」 即断即決。 時間は有限。 頭の回転は速くしたいですよね。 本書が参考になるかと思います。 書名:超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術 著者:上田 篤盛 出版社:ワニブックス 出版年:2022年9月16日 ページ数:208ページ " data-en-clipboard="true">失敗すれば、死か投獄。 だから達成の…
ある書籍が世評に受けて広く読まれるのは、当然その書物の内容が優れているからであるが、その他にも著作にて取り上げられている話題(トピック)が人々の関心や時代の気分に見事に合致し、爆発的に読まれることはある。 岩波新書の赤、坂井豊貴「多数決を疑う・社会的選択理論とは何か」(2015年)は内容が優れた良書であることは言うまでもないが、やはり「多数決を疑う」という本書の記述が2000年代以降の人々の時代の雰囲気に合って「言い得て妙」な絶妙なテーマのため、近年の岩波新書の中では特に好評でここまで広く読まれているのでは、私は本新書を一読してそうした思いを持った。 事実、2000年代以降の自民党を主とする保…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は医師の西智弘さんが編著者を務めた『社会的処方: 孤立という病を地域のつながりで治す方法』の書評記事です。地域づくり、まちづくりなどの活動に関わる方や関心を持つ方にはぜひ知っていただきたい考え方であり、オススメの書籍です。
「書評ブログ」で収益をあげることはできるのか?その実態を身をもって明らかにしていきます! <結論>2023年2月、3月の収益は、各月「1000円~2000円くらい」! 2023年2、3月に読めた本 2023年2、3月のPV 2023年2、3月の収益について 2023年2、3月の検索パフォーマンス ブログ添削を受けました。 記事のターゲティングはどこなのか? 既読者、未読者、両方に配慮する記事は難しい。 過去の分析 2023年2、3月に読めた本 読了は8冊!書評記事5本!(以下記事リンク) 失われた世界/ コナンドイル 運転者 未来を変える過去からの使者 / 喜多川泰 BRAIN DRIVEN …
*「俳壇」40-4、2023.4.1、pp.202-203 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。小川軽舟句集『無辺』、安井浩司句集『天獄書』、斎藤志歩句集『水と茶』を紹介した。
ゲームウォーズ(上) (SB文庫) 作者:アーネスト・クライン SBクリエイティブ Amazon ゲームウォーズ(下) (SB文庫) 作者:アーネスト・クライン SBクリエイティブ Amazon 本稿は《SFG》vol.1(2018.11)に掲載された書評の再録である。 オタクなら誰もが学生時代に思い描く中二病的白昼夢がある。「危機が訪れて、自分のオタクスキルで無双出来ればいいのに」というものだ。この痛々しいとも思える妄想を見事に作品に落とし込み、古今東西おんなじニオイがするオタクはどこにでもいるんだぞ、と教えてくれるのがこの『ゲームウォーズ』と『アルマダ』だ。 世界最大の没入型オンラインヴァ…
先日とあるブログを読んでいると突然「日頃読んでいるブログを自分一人で楽しむんじゃなくて他の人たちにも読んでもらいたいな」という思いが胸に生じました。シェアの概念が生まれた瞬間です。 今回は購読しているブログについて簡単に紹介し、おすすめの記事を挙げていきます。 フラギイのメモ ククゼンダイアリー(不定期) やんまの目安箱 鎌倉ハム大安売り 道徳的動物日記 シロクマの屑籠 タイドプールにとり残されて フラギイのメモ Twitterで相互フォローさせてもらっているフラギイさんのブログで、これまでのツイートを元に各話の感想がまとめられています。 すでに言語化されたものがベースにあるので首尾一貫した作…
午前、阪急京都線が大山崎駅での人身事故のために運転を見合わせ、その影響により千里線も運転を見合わせる。そのため、通勤途中、天六で足止めを食らってしまう。やむをえず、天六駅の上のコメダ珈琲で、『マルサス学会年報』掲載予定の論文&書評の初校を校正しながら、お昼ごはんも食べつつ、運転再開まで時間をつぶす。13時前にようやく大学に到着する。午後、研究室で校正の続き。何とか終わらせ、夕刻、校正済原稿の入ったレターパックを郵便ポストへ投函する。今日で研究モードはひとまず終わりにして、来週月曜から授業モードに切り替えるつもり。来週木曜が授業開始日なので。今日で「タモリ倶楽部」は40年半の歴史に幕を下ろすとの…
テレビやネットを見れば、「英語できなくても仕事OK!」「住みやすい国おすすめランキング!」「あなたもできる海外移住!」「なぜ海外に移住しないの?」などといった無責任なコピーとともに、海外生活の華やかな側面だけを切り取ったひどく偏った情報が目につく。 海外移住の現実はそんなに甘くない。 日本人は「海外」という言葉に弱い。単一民族の島国で生まれ異文化を知らずに育った日本人の多くは、心の奥で海外に対し「盲目的な憧れ」を抱いている。そこをうまく刺激されれば、バラ色の海外生活を思い描き、安易な海外移住にのせられてしまう。 海外移住に挫折・失敗して帰国した人は山ほどいる。 ● ● ● ここでは嘘・誇張なし…
血の轍(1) (ビッグコミックス) 作者:押見修造 小学館 Amazon 「血の轍」既刊15巻(2023年3月現在) 押見修造(著) 小学館 あらすじ 押見修造というジャンル まとめ こんな人におすすめ こんばんは、ちわぷ〜です! 知人にススメられて読み始めた作品なのですが、非常に面白くて他じゃ絶対に読めない作風のマンガをご紹介いたします☆ 「血の轍」既刊15巻(2023年3月現在) 押見修造(著) 小学館 あらすじ 母である静子から愛情を注がれて育てられた地方都市に暮らす中学生の静一。 しかし、ある夏の日、二人を取り巻く状況は一変して… 押見修造というジャンル 本作に衝撃を受けて、ほぼ全作品…
さて、3月も終了です。 長いこと続いている仕事での不調ですが、色々自分なりに対策を試行錯誤しているものの効果が出ずに不調なまま。普通に泥沼化している感覚で脱出の糸口も今のところ見えなくて、精神的にはマジでしんどかったりする。スランプ克服の法則 (PHP新書)作者:岡本 浩一PHP研究所Amazonとはいえそれのことだけ考えていると精神壊れますからね。それはそれで継続して解決法を模索しつつも、プライベートは充実させないと人生がもったいないというものです。
今日は西荻まで出かけて『アーカム・ハウスの本』を買ってきました。あいにく店主は留守でしたが……こういうリストは大好きなのでさっそく舐めるように読みましたよ。なんという至福の時間。邦訳情報には大変な手間がかかっていると思います。『SFマガジン』や『たべるのがおそい』などの雑誌に掲載されているものも拾っているのがすごい! 「アーカム・サンプラー」「アーカム・コレクター」の書評一覧が掲載されているのも随喜の涙です。 ……でも一つ言っていいですか? No.96 The Green Round (Arthur Machen)の書影はアーカムハウス版ではないと思います。これはたぶんイギリスの初版本。
【自治体通信Online 読み逃し配信】公務員に向けたリスキリング、自治体職員の“志事”、対面形式の自主研が再開、繁忙期のメンタルヘルスチェック、三重県流DXの取り組み、東京と全国各地との共存共栄 2023年3月に公開した自治体職員等の連載・レポート記事を“読み逃し配信”! リスキリング、改善の取り組み、メンタルヘルスチェック、自治体DX、自治体間連携など、自治体職員なら読んでおきたいバラエティに富んだ記事を一挙お届けします。※各ダイジェスト記事の画像または末尾の「続きはコチラ」ボタンをタップ・クリックすると記事全文を読むことができます。 《自著書評》公務員なら挑戦したい資格ガイドブック(加賀…