私は、つまずいた場所に目印を立てる人でありたい ある日、自分が書いた記事を読み返していて、ふと気づいたことがある。私は専門家でも、解説者でもない。ただ、何かに出会って混乱し、それをどうにか理解しようともがいてきた一人の人間にすぎない。 でも、その混乱の過程で「これは誰かも同じようにつまずくかもしれない」と思った瞬間、私は一歩立ち止まり、そこに“目印”を置こうとしていたことに気づいた。それが、私が文章を書く原点なのかもしれない。 私は専門家じゃない。知識でマウントをとることにも興味がない。ただ、分からないことを前にして戸惑い、それでも知ろうとする姿勢だけは、ずっと大事にしてきた。 ネットにはたく…