「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(4/28分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻、ほか)(追記・訂正あり)

常岡がらみという事でロシア、シリア関係ネタ等、他のネタも少し書いています。
■どうしてイスラーム教はわかりにくいの?、危険だと誤解を招く4つの理由
宗教学者・飯塚正人さん*1
http://toshin-sekai.com/interview/17/

インタビュアー
 イスラームというと、一般的な日本人にはどうも馴染みが薄いように思います。(後略)
飯塚
 日本人のイスラーム観は、2001年9月11日の同時多発テロ「以前」と「以後」とで大きく変わったんですよね。「9.11以前」は‟神さまを信じ、厳しい戒律を守って生きている人たちなのかな”という風に見ていたかと思うんですが、「9.11以後」は、すっかり‟テロリスト”というイメージになってしまった。
 イスラームのイメージが常に画一的なのは、やはり情報量が圧倒的に少ないことが原因。高校の世界史でも扱いは小さいですしね。
 だからわたしが講演をするときは「なぜイスラームはわかりにくいか」ということに半分以上時間を割いてお話をしています。
インタビュアー
 なるほど。どうしてわかりにくいのでしょうか?
飯塚
 大きく4つの理由があるのですが、まずひとつ目は「宗教会議がない」ということ。宗教会議がないと「これが正統教義です」という統一の見解が決まらないんです。
 例えば、一般的にイスラーム教は一夫多妻制だと思われていますが、トルコやチュニジアなどではそうではありません。結婚制度ひとつとっても、いろんな解釈や意見があるわけです。正統教義が決まっていないことはイスラーム教徒同士でも意見が割れる大きな要因にもなっています。
 二つ目は「イスラーム教徒自身でさえイスラーム教のことをわかっていないことがある」ということ。エジプトやスーダンには、女性器の一部または全部を切除する女子割礼という風習があるのですが、彼らはこれをイスラームの教えだと信じて行っています。でも、実は割礼の儀式はイスラーム諸国のなかでもこの近辺でしか見られない。もし本当に正しい教えなのであれば、イスラーム諸国すべてで行われていないとおかしいですよね?。つまりこれは、教徒自身のイスラーム教に対する単なる誤解。そういうことがたくさんあります。
 三つ目は「政治が宗教を利用する」ということです。独裁政権の大統領や国家元首民主化を拒む理由として「イスラーム教が禁じているから」と言ったりする。本当はそんなことないですし、イスラーム教と民主主義は共存できるはずですが、政治のために都合よく教義を捻じ曲げてしまうことも多いんです。
 以上がイスラーム側の問題で、四つ目は教徒以外の人たちが「イスラーム教徒の行動のすべてを、イスラームの教えの反映だと思い込んでしまう」ことです。
 世界にはキリスト教の国もたくさんありますが、それらの国が問題を起こしても、「キリスト教が悪い」とはならないですよね。でも、彼らが事件を起こした場合にだけ「イスラーム教が悪い」となってしまう。
インタビュアー
 イスラーム教徒は過激なテロのあとに「これは神の教えだ」と声明を出すこともあります。これはどう捉えたらよいのでしょう?
飯塚
 確かに、「テロリスト本人がそう言っているんだから、暴力的なものがイスラームの教えなんだ」と思ってしまいますよね。
 でも、冷静に考えるとよくわかるのですが、イスラーム教徒は世界中に約17億人もいます。対して、ISIL(イスラム国)の戦闘員はどんなに多く見積もっても3〜5万人。つまりものすごく少数の人が言っていることにすぎないわけです。
 もしも彼らの言うように「暴力的なものがイスラームの教え」なのであれば、世界中はテロだらけ。大多数のイスラーム教徒がテロリストにならず平和に暮らしていることを考えれば、どちらが教えとして正しいと思われているのかは明白でしょう。
 どこの社会でも民族でも、犯罪者というのは一定数いるので、そうした誤解がついてまわるのは仕方がないですけどね。
インタビュアー
 では、「イスラーム教とは平和の宗教だ」と言ってしまってもいいのでしょうか?
飯塚
 いや、そんなに単純でもないんです。もちろんイスラーム教には無条件に人を傷つけていいという教えはありません。でも、ふたつだけ暴力が認められるケースがあります。犯罪を犯した人に対する「刑罰」と「敵対する異教徒に対する戦闘」です。
(中略)
インタビュアー
 中東ではいつもどこかで紛争が起きている印象もあります。
飯塚
 戦争や内戦が長引くのは、(ボーガス注:イスラムのせいではなく)大国がいろんな理由で介入してきてしまうからなんですよね。シリアの内戦なども、最初は「生活苦をなんとかしてくれ」という普通のデモから始まったものですが、そこにいろいろな国が介入し、アルカイダも入ってきた。さらにはそのなかからISILという存在も出てきてしまった。

 やや長い文章ですが共感したので紹介してみました。


時事通信アイルランド首相が辞任:後任は同性愛者が有力』
https://this.kiji.is/247517966278542837
 常岡が「与党幹部と書かずに同性愛とのみ書くのは無神経だ」とツィートしてたので気付きました。「安田純平氏をオモチャにして恥じない、手前が言うな、この屑野郎」とは思いますが、まあ正論ではあるでしょう。
 なお、別に時事通信をかばう義理はないのですが、「無神経ではある」でしょうが「悪意はない」、「少なくとも主観的には差別ではない」と思います。少なくとも俺的には「無神経な時事」より「安田氏をオモチャにしてるクズの常岡」の方が何倍も非難に値します。
 「アレ、アイルランドってカトリックがメジャーやなかったけ?」「カトリックって同性愛否定やなかったけ?」「こいつはアイルランドが同性愛に寛容な社会になったつうビッグニュースと違うか?」程度の話でしょう。日本でたとえるなら「皇族が同性愛をカミングアウトする」ようなもんです。ちなみにそうなったらウヨは何と言うんですかね?
 ちなみに今回ググって知りましたが

http://www.sankei.com/world/news/150524/wor1505240036-n1.html
■産経『アイルランド同性婚合法化 厳格なカトリック国に“社会革命”の波』
【ロンドン=内藤泰朗】
 カトリック教徒が多数を占めるアイルランドで22日、同性婚を合法とする憲法改正の是非を問う世界初の国民投票が行われ、23日の開票の結果、賛成票が62%にのぼった。今秋には、憲法改正が行われ、「結婚は当事者の性別を問わない」と明記される。同性婚の完全平等化に反対してきたカトリック教会のマーチン大司教は「社会革命が起きている。教会は現実を見つめる必要がある」と語った。

ということで同性婚は既にアイルランドで合法化されています。


時事通信『ロシアがカタールサイバー攻撃か=アラブ諸国断交のきっかけに−CNN』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060700737&g=int
 ロシアは「そもそもそんな事実はなくデマ」と否定していますがそれはさておき。
 正直「そんな馬鹿な」と思いますね。ロシアが偽ニュースを流したかどうかはひとまず保留するとしても「断交」という重大決定を行うにおいて「偽ニュースに踊らされる」ほど、サウジやエジプトなどが軽率とも思えません。
 結局、カタールが「ロシアに責任転嫁すること」で事態改善を図ってるだけでしょう。
 ただしそれにサウジやエジプトが乗ってくれるかは不明ですが。「そんな事で断交を決めたんじゃない」と蹴飛ばされればアウトです。それとも水面下でサウジなどと手打ちをしているが故の「ロシアへの責任転嫁」でしょうか。


■三浦瑠璃ブログ『教育無償化と加計学園問題をつなぐもの』
http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/05/21/204021
 『いや教育無償化と加計学園疑惑と何一つ関係ねえジャン』で終わる話です。
 俺個人は「教育無償化に賛成」ですが別に「教育が無償化されようがされまい」がそんなことと加計学園疑惑と全く関係ない。
 このタイトルで予想できるように「安倍の疑惑についてまともな安倍批判が書かれてるわけでは全くありません」。
 何でこういう恥ずかしい文章が書けるんですかね?。ご本人も本気で書いてるわけではないでしょうが「安倍の免罪ご苦労様です」としか言い様がない。


■三浦瑠璃ブログ『改憲運動に欠けているもの』
http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/05/04/005929

 2012年の自民党憲法改正案で展開される復古調の価値観は、憲法改正の最大の障害であると思っています。「家族を大事にしよう」的な道徳論は求められていないし、封印すべきです。

 やれやれですね。親米保守として「何よりも日米共同軍事行動をするために改憲集団的自衛権を容認したい」三浦氏にとってはそうでしょう。しかし日本会議にとっては「復古的改憲」こそが本丸の訳です。
 封印しろと言っても「隠す」と言う意味での封印ならともかく「やらない」と言う意味での封印は「日本会議とずぶずぶ」の安倍自民では望み薄でしょう。いやそもそも本当に「やらない」と言う意味で封印して欲しいなら、三浦氏は日本会議を批判すべきですがそうはしないのだからせいぜい彼女の主張は「隠せ」程度の意味でしかないことは見え透いています。


■「常岡と類友のツィート」その他に突っ込む

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
 大方は単に「反安倍」と「反・反安倍」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出して*2バトルしてるだけに見えますね

 「大方」ってのは誰のどんな言動なのか、たとえば

・森友・加計疑惑での野党の追及

などとはっきり書かない辺りが黒井も全く姑息な男です。それにしても「親・安倍」とか「安倍支持」とか書けばいいところを「反・反安倍」て(苦笑)。分かりづらいだけヤン。
 「反・反安倍」という「珍語」を使う黒井が安倍批判派を不当に貶め、安倍を擁護したいバカであることがよく分かります。
 しかし加計学園疑惑発覚当初ならともかく、安倍がかなり追い詰められてる現在、詭弁で安倍擁護に走る黒井の神経がよく分かりません。黒井の評判が落ちるだけですが、黒井とつきあってる連中は今や「黒井の同類」しかいないのでしょう。まともな人間はそもそも黒井とつきあわないと。

黒井文太郎さんがリツイート
因幡のよっちゃん(CV・玄田哲章)‏ @japanesepatrio6 19時間19時間前
その他
加計学園の優遇はなかった」内部から見た獣医学部新設の一部始終(八田達夫)ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/134825
凄いわかりやすいし納得出来る。なんか国会本当にバカバカしいな.

 バカバカしいのは黒井と「因幡のよっちゃん(CV・玄田哲章)」のほうでしょう。
 八田なんて「加計の新学部設置を認めた特区会議議員」という当事者です。
 「八田の言い分を鵜呑みにする」などたとえるなら

教科書検定審議会委員が「教科書検定に政府・自民党の圧力などない」といったから、「ないはず」
・トランプ政権幹部が「ロシアゲートフェイクニュース」といったから「事実無根」

レベルの珍論です。八田の立場で「明らかに不正はありました」ということはまずありえない。
 そもそも本当に「加計に対する不当な政治的配慮がなかった」のなら安倍があれ程までに「前川氏参考人招致」を拒否するわけがないでしょう(都議選惨敗で結局応じましたが)。
 読売新聞を使って前川氏の個人攻撃をする必要もない。
 しかも前川証人喚問に応じても、和泉首相補佐官や木曽元内閣官房参与参考人招致には未だ応じないわけです(今後応じる可能性はありますが)。
 まあ、仮に八田の主観では「不正はなかった」のだとしても*3、それは「八田が単にぼんくらで気付かなかった」「八田の気付かないところで巧妙に工作していた」だけという可能性もあります。
 そもそも「疑惑があれば追及してただすのは当然」で仮に結果的に「不正がなかった」と判明した*4としても「だから追及しなくて良い」ということには全く成りません。
 つうか何で黒井はこんなにまで「加計疑惑は虚妄だ」と言いたがるんですかね。いや黒井は姑息にも「リツィートするだけ」ですが「因幡のよっちゃん」と同意見なんでしょうね。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
 ロシアによる偽情報工作の大規模さが注目されていますね。
 自分はかねてウクライナやシリア情勢に関して「ロシアの主張は全て詭弁と欺瞞」と指摘し、その検証記事を書いてきましたが、まあその反証情報なども露側が仕組んだ偽情報にすぎませんでした。それを見抜けるか否かが問われたわけですが

 そんな「ご立派な」黒井先生でも上で指摘したように「加計側の指摘は全て詭弁と欺瞞」とは言わず、「八田達夫が仕組んだ偽情報」は見抜けないわけです(皮肉)。
 つうかロシア問題では「ロシアは悪だ」と一方的に批判する男・黒井が安倍批判に対しては

 大方は単に「反安倍」と「反・反安倍」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出してバトルしてるだけに見えますね

ですからねえ(苦笑)。
 誰かが黒井への皮肉で

 大方は単に「反ロシア(プーチン)」と「反・反ロシア(プーチン)」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出してバトルしてるだけに見えますね

といったら黒井は何と反論するんでしょうか。

黒井文太郎がリツイート*5
藤原かずえ‏ @kazue_fgeewara
前川喜平前次官の最大の武器は、【論点回避】のテクニックであると思います。
・内閣不支持続落の一因として、マスメディアの自民党大バッシング報道に影響を受けた自民党の都議選惨敗とそれに引き続く執拗な政府バッシング報道によって情勢を解釈した大衆の一部が【バンドワゴン効果】によって内閣不支持に回った可能性が考えられます。今まさに日本は一方向に動かされています。

 どのアタリが「論点回避」なんですかねえ。しかも「マスコミの悪質なバッシングのせいで不当なバンドワゴン効果ガー。支持率低下で私たちの安倍様が(号泣)」だそうです。どんだけお前ら安倍好きなんだよ。常識はずれすぎて開いた口がふさがらんわ。
 むしろ

獣医学部は必要だ(問題は加計学園に不当な便宜が図られたかどうかであってそんなことではない)」
「前川は天下り問題で引責辞任した男だ。出会い系バー通いもしていた(そんなことは前川告発の信憑性と関係ない)

なんてことばかりいう安倍一味の方がよほど論点回避ですが。
 まあ正直、加計問題では仮に前川氏を何らかの理由で批判する場合でも「ただし私は安倍氏、下村氏(ヤミ献金疑惑)、萩生田氏の加計疑惑についての説明に納得はしてない。前川氏を批判したからといってその点は誤解しないで欲しい」といわなければ誰がどう考えても、安倍擁護以外の何物でもないわけですが黒井と言い藤原女史と言い前川批判しかやらない時点で「安倍自民をかばいたい!」「加計疑惑追及をうやむやにしたい!」という腐った性根はモロバレです。まあ無名人のこいつらがツイッターで安倍擁護してもほとんど無意味ですけど。
 つうかあんだけ安倍が内閣支持率を落としたあげく、「前川氏と対決するのをおそれて海外にトンズラした」のにかばって恥じない黒井や藤原女史のような輩がいるんですねえ。産経をホームグランドとするウヨ連中には良くそう言うのがいますが、「自称アンチウヨの黒井」がこれです(藤原女史の自己認識がウヨかどうかはよく分かりません。興味もないですが)。
 しかし「自称軍事ジャーナリスト(国内問題は専門外のはず)」の黒井に「安倍をかばう動機が何故あるのか」よくわかりません。結局、何だかんだ格好つけても黒井が阿比留だの櫻井よしこだのの同類のバカウヨと言う事でしょう。
 常岡の友人なのか、常岡が黒井を頻繁にリツィートしてるので黒井の存在を知ったのですが、まあ、何というか「巣くう会とつるむ」高世と言い、「前川氏を誹謗する」黒井と言い、「安田純平を日本政府は救出しなくていいと放言する」藤原亮司と言い、常岡の類友って本当にろくな奴がいない。まあ、常岡自体「海外で武装勢力に拉致されることしか能がないバカ(自称ジャーナリスト)」ですけど。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
 「ロシアは2島なら返す」と根拠なき思い込みで総理大臣がロシア大統領と握手してカネを出し続けるのは、外交の素人の総理の問題ではなく、官邸に「ロシアは2島なら返す」との誤分析を報告している関係省庁の官僚の問題

 おいおいですね。何を根拠に黒井が「安倍のロシア外交は外務省の影響」と見なすのか分かりません。そもそも「橋本*6、小渕*7、森*8、小泉*9、福田*10、麻生など、安倍以前の最近の自民党政権」あるいは「鳩山*11、菅*12、野田*13民主党政権」と比較しても安倍ほど「ロシア経済支援」に踏み込んでる人間はいないのだからむしろ安倍の個人的責任が大きいんじゃないか。
 どっちにしろ黒井のやりたいことは詭弁による安倍擁護でしょう。呆れて二の句が継げません。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
「帰れコール」
どちらサイドにせよ、相手がどんな嫌いな相手でも、安全地帯から徒党を組んでこういうことをするのは自由だけど好きではないです

 安倍の目の前で「帰れコール」をやってる上に、「相手が野党幹部ならまだしも」、安倍はいざとなったら警察、検察も動かせる「日本国首相」なんだから「帰れコールの是非はともかく」全然安全地帯じゃないでしょう。それなりの覚悟がなければこんな事はできない。
 「安倍信者らしい」黒井は言ってることが本当にずれています。

常岡浩介
 死に票覚悟で、民進に投票してみたら、自民候補が落ちて、民進は当確出てたよ。中野区*14
 いや、民進に入れるのもすごくいやだったんだけど、他は自民、都民ファ、共産、幸福、公明しかいないし。

 常岡の評価基準がよく分かりません。俺だったら共産ですけどね。だって石原知事時代にぶれずにきっちり石原批判したのは共産だけだし。民主党(現・民進党)なんか「豊洲問題」であれ「新銀行東京問題」であれ石原への態度がぐらぐらですよ。今回も小池批判をきちんとしてるのは共産だけだし。まあ「小池批判&反自公&反極右プラス当選可能性」で選んだら「共産しかない」て情けない話ですが。
 都民ファーストを常岡が支持しないんだったらそれこそ共産に投票すべきじゃないのか。
 常岡の「反共右翼性」が共産支持を拒むのか。

常岡浩介がリツイート
貫洞欣寛
 一昨年、シリアの戦乱を現地取材した(ボーガス注:私、貫洞ら)朝日取材陣を「退避勧告が出ている場所に入った」と批判した読売新聞が、同じく待避が出ているイラク北部に入り、取材。ではどうして当時、僕らを叩いた。誰に言われて書いた。

 まあ、「貫洞非難した連中A(官邸の手先?)」と「今回イラク取材した連中B」は同じ読売記者でも、おそらく別であり「AとBはお互い仲が悪い」のでしょうがそれにしても酷い話です。貫洞氏が憤慨するのも無理はない。

常岡浩介
 「アベ政治を許さない」と、おっしゃってる皆さんが、一方で、「アラブの春米帝の陰謀で…」とか、おっしゃってるのを耳にしますと、ご自分たちもどなたかの陰謀で街頭でデモやっていらっしゃるのかなあと思いますけども。

 いつもながら常岡には「やれやれ」ですね。全ての「安倍政治を許さない」派が「アラブの春米帝の陰謀*15」といってるのならともかく、そうでないなら*16、常岡の行為は安倍政治批判派(野党各党など)に対する不当なネガキャンでしかありません。
 週刊金曜日911陰謀論を一時期、唱えたことを理由に「安倍批判派の方が911陰謀論を唱えてるのを耳にすると」云々というくらい常岡の主張は不当な物言いです。安倍批判派のほとんどは911陰謀論なんか支持してないわけです。
 常岡はこうした不当な物言いをせずにはっきりと「安倍政治を許さないと言っているホニャララさんやホニャララという組織が『アラブの春米帝の陰謀』というのには納得できない」と具体的個人名、団体名を出して批判すればよろしい。
 結局、そうした具体名を常岡が出さないのは「不当なネガキャンを安倍批判派に対して常岡がしたいから」でしょうが。しかしそういうことを常岡がすればするほど「まともな人間」は常岡評価を引き下げるわけですが、まあ常岡はもう「まともな人間が自分をどう評価しようが構わない」と居直ってるのでしょうね。

常岡浩介
 ロシアで判決を受ける男が有罪であれ、無罪であれ、ネムツォフ*17暗殺の真犯人は依然クレムリンに匿われている(マケイン*18議員)

 アンチロシアの常岡らしいですが、このマケイン発言ははっきりいってトンデモ発言です。
 なぜなら「ネムツォフ暗殺・ロシア公安犯行説」は一つの説にすぎず確証があるわけではないからです。

黒井文太郎
 中国かロシアがリードする世界が良き世界とは思えない

 実に「親米派」黒井らしいですね。しかし小生は黒井とは意見が違う。
 「きれい事であり実現は困難だ」ということを理解した上で書いていますが、「米国でアレ、中国でアレ、ロシアでアレ、EUでアレ、我が祖国日本でアレ、G7であれ」、特定の国家や国家グループが「リーダー面する世界」はいい加減辞めるべきでしょう。
 あくまでも「小国でも正論なら受け入れられる世界」を目指すべきだ。
 なお、小生は
1)中国やロシアなどの勃興により米国の地位は落ちるが
2)中国でアレロシアでアレ他の国でアレ、米国に取って代わりリーダーとなる国はなく
3)米国、EU、中国、ロシア、日本など経済大国が力を持ちリーダーなどない状態(あえてリーダーをあげれば米国だが昔ほどの力はない)
というのが現在進行している状況であり、こうした「リーダー国不在状況」は当面続くだろうと思っています、そしてそれが悪い事だとも別に思ってない。むしろいいことだと思っています。

常岡浩介
 ハサンせんせ*19がさっき公開した「質疑応答」なる文書を読んで頭を抱えている。ここまで大雑把で幼稚なものは、専門家は相手にしないだろうが、今のハサンせんせのパートナーは専門家ではなく、シロート衆だ。
 いたいけな大学生の中でも愚鈍なものは、これを真に受けてしまうかも知れない。

というなら「真に受けてしまうものがでないよう」、何故か更新が長期間止まってるhttp://d.hatena.ne.jp/shamilsh/ででもきっちり批判したらどうなんですかね?。

黒井文太郎‏
 いわば減点回避型エリートのオバマ前大統領、とにかく事なかれ主義を徹底し、全部裏目に。

 オバマがシリアへの積極軍事介入を避けたことを「減点回避型エリート」「事なかれ」「裏目に」ととんでもない評価をするアホの黒井です。
 「減点回避型エリート」「事なかれ」では「オバマケア」「イラン核合意」「キューバとの国交正常化」という「ブッシュ前政権とは違う政策の大きな転換」はできないでしょう。つまりはオバマは事なかれではなく「オバマケア」「イラン核合意」「キューバとの国交正常化」という「オバマにとって政治生命を賭ける価値のある重要なことでは力こぶを入れる」が「重要とは思えなかったシリア積極軍事介入はしなかった」つうだけの話です。
 なお、俺はオバマが積極軍事介入しなかったことを、黒井とは違い、むしろ評価していますが、ここで言ってるのはそう言うコトではありません。黒井のオバマ評価はおかしいと言うだけの話です。

常岡浩介
日本政府は先進主要国中もっともアサド政権寄りなのだが、今に続くアサド政権による市民虐殺への不処罰を決定づけたのが安倍総理の対米外交だったという分析
■日米関係を大きく狂わせた「シリア空爆」問題。あの時安倍が「空爆支持」だったら?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2

 常岡と言い、常岡が紹介してるエントリと言い、色々な意味でバカバカしいですね。先ず1)安倍が空爆支持になる可能性はなかったでしょう。
 そして2)安倍が空爆支持してもオバマ空爆に踏み切る可能性もなかった。最後に3)今さらそんな事を言っても何もどうにもならない。これからのことを考えていく上で意味もない(なお、常岡は「今らでも遅くないからアサド軍を米軍で空爆」なんでしょうね。是非以前に現実性ないと思いますが)。
 なお、1)、2)の理由は簡単です。
 先ず第一にシリア空爆論については米国の野党共和党どころか、オバマ政権与党民主党内ですら「すべきでない」という批判がありました。ヨーロッパでも英国、フランス、ドイツ、イタリアなどで反対論が強く結局何処の国の政府も空爆支持になんか踏み切れません。
 第二にそう言う状況で「安倍やオバマ空爆に踏み切るだけの動機があった」か。何もないわけです。支持者がほとんどない状況で踏み切って、「批判派が危惧するように」泥沼戦争化したらオバマ政権は「イラク政権で潰れたブッシュ子政権、ブレア政権」のように政権がレイムダック化しかねない(もちろんこれは安倍も同じです)。
 さて、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2についても簡単にコメントしておきます。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2
 オバマ大統領から安倍総理に電話がかかってきました。
「アサド側が化学兵器を使った明確な証拠がある」(オバマ大統領)
(略)
 「明確な証拠があると大統領自ら言っているのだから、同盟国の日本は支持表明してくれるものと信じている」(ライス*20大統領補佐官
 ここで、麻生*21副総理が割って入りました。
 「イラク戦争の(ボーガス注:幻の大量破壊兵器の)例がある。明確な証拠開示が支持の条件だ」(麻生副総理)
 その後、アメリカ側は日本に対する情報開示に踏み切りました。
(略)
 「アサド政権側が化学兵器を使用した」と断定した共同声明への署名をようやく許可しました。
 「こちらが困っているのに、証拠を出さないと安倍は信じてくれなかった」
 ホワイトハウスと官邸の関係が、「亀裂」へと悪化したのはこの時期だと関係者は見ています。

 「ホンマかいな?」「ウソやろ!」ですね。正直「靖国に絶対に行くなよ、絶対に行くなよ」と事前に米国がアピールしたのに「ダチョウ倶楽部のネタ振りみたいなモンだろ。『俺は安倍に行くなと言ったから、責任は果たした』つうオバマのアリバイづくりだよ。行っても無問題」と勘違いしたらしい安倍が靖国参拝した時点で「あいつ、ふざけてる」と米国の安倍評価は最悪でしょう。
 シリアの件なんかおそらく「今後安倍政権はシリア問題で俺達米国にハイ、分かりましたで従えよ。ぐちゃぐちゃ余計なことを言うなよ」と安倍を牽制、恫喝するために「必要以上に話を盛ってるだけ」でしょうね。
 つうか「俺が証拠があると言ってるんだから信じろよ、俺達仲間だろ(オバマ)」てのも酷い話です。「歴史修正主義(例:河野談話否定論)、独裁体質、森友疑惑」などを理由に「アンチ安倍」で「オバマケア、イラン核合意、キューバとの国交正常化」などを理由にオバマを評価する俺ですが、これ「証拠出してくれ、イラク戦争の『幻の大量破壊兵器』の二の舞は嫌だ」つう安倍や麻生の方がまともで「トラストミー」で片付けようとしたオバマやライスの方が異常ですよね。

常岡浩介
「拷問なんて、事実無根だ!。暗殺しただけだ」と、いう話なのでは?
■TBS『北朝鮮「拷問は事実無根」 米大学生死亡で談話』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3086818.html

 もちろん北朝鮮が言ってるのはそういうことではないことは言うまでもないでしょう。
 常岡のくだらない冗談のわけですがこういう冗談は
1)北朝鮮に対する酷い誹謗中傷であり
2)ワームビア君のご遺族の心情を傷つける悪質な暴言であり
3)当然ながら少しも面白くないし、北朝鮮理解に役立つわけでもありません。
 常岡のクズさには改めて呆れますね。まあ、常岡以外の「大新聞の記者(産経を除く)」辺りがこんな事言ったら確実に謝罪に追い込まれてるでしょうが、不幸なことに、常岡だとそうならないわけです。
 なお、俺個人は「拷問はなかった」と「断言はしませんが」、下手に死なせたら「その時点で人質として使えなくなる」ので、拷問の可能性は低いと思います。

常岡浩介
 シリアで捕まっている安田くんに関しては、「身の代金が取れる」と犯人グループに誤解させた人間たちが救援妨害したので、当分無理だろう

 やれやれですね。未だに常岡のバカは「俺が安田純平を救えなかったのは西谷文和が救出を妨害したせいだ。西谷の妨害がなければ救出できた」というデマの流布を止める気はないようです。つうかそんな醜い言い訳は結構ですので「どう安田を救うのか」「そのために我々は何が出来るのか」を真剣に常岡は考えたらどうなのか。常岡のような、ここまで恥知らずの『人間のくず』も珍しいと思います。
 常岡にデマ中傷されてる西谷氏はもちろんですが「西谷が全て悪い」で片付けて安田氏救出をまともに論じない常岡に対しては「安田氏本人」「安田氏のご家族や友人知人」は正直マジで激怒してるんじゃないか。

常岡浩介
 サウジって国は夜盗の頭目*22新興宗教の教祖*23を押し立てて聖地*24と油田を占拠し権威を勝手に名乗ってるヤバいところ

 「夜盗の頭目」て、これはもはやサウジ批判なんて生やさしいモンではなく、誹謗中傷以外何物でもないでしょう。
 常岡は「過激に書けば受ける」と思ってるのかも知れませんが、こういうのはまともな人間なら書く以前に「思いつくことすら難しい」でしょう。大体、ジャーナリストというのは「受ければいい」というもんじゃないでしょう。

常岡浩介
 なんか、「日本の右傾化」を憂う左派の主張をよく見かけるんだけど、憂うべきは右傾化じゃなく、ポピュリズム化だと思う

 単に常岡が
1)「左翼嫌いのウヨ」として左翼に因縁をつけたいだけ
2)自己顕示欲の強い人間として「俺は凡百の人間とは違う」アピールしたいだけ
なんでしょうが、常岡って本当に言ってることが意味不明ですね。右傾化とポピュリズムは対立する概念ではないし、例えば「米国のトランプ」、「フランスのルペン」、「日本の橋下徹小池百合子」といった「ポピュリストのウヨ政治家」が批判される場合、日本でアレ、海外でアレ、多くの場合は「ポピュリズム批判」もされていたはずです。
 まあ、「平沼赳夫のようなポピュリスト性のない右翼政治家」「田中康夫(元長野県知事)のような右翼性のないポピュリスト政治家」の場合はまた話が別ですが。

常岡浩介がリツイート
kazukazu88‏
 バーニー・サンダース*25の妻のジェーン・サンダースが大学の学長を務めていた頃の銀行からの融資をめぐってFBIが捜査中で、その捜査にはバーニーが銀行に融資をするよう不適切に圧力をかけた疑惑も含まれるとな

 勿論これが事実ならサンダースは批判されてしかるべきでしょう(クリントン国務長官のメール疑惑捜査が結局「違法性無し」で終わったように結局「違法性なし」で終わる可能性も勿論ありますが)。サンダースの政治的主張を支持する俺ですがそれとこれとは話が別です。
 ただしこうしたサンダースの「不正疑惑」と「彼の政治的主張の是非」は全く別問題です。
 これをごっちゃにするのは「前川氏は出会い系バーに行っていたから加計問題での内部告発は信用できない」「田中角栄ロッキード疑惑政治家だからその政治的業績(例:日中国交正常化)は一切評価できない」などというレベルの低能発言です。
 さすがに常岡はそこまで酷くないですが「サンダースに疑惑が発覚した!」としかいわない、常岡やその類友が「サンダースの政治的主張(例:大学教育無償化)」を「サンダース疑惑」をネタに抹殺したがってることは間違いないでしょう。
 「大学教育無償化」が非常にわかりやすいですが別にサンダースの政治的主張は、彼に金銭疑惑があろうともその価値が否定されるもんではありません。まあ、常岡やその類友が正面からサンダース批判しないのも「批判出来ないから」でしょう。前川氏批判に「バー通い」を持ち出してる産経、読売みたいな存在が常岡です。
 つうかこんなんで「サンダース全否定」できるのなら、「常岡の過去の全業績」なんか「俺が安田純平を救えなかったのは西谷文和が救出を妨害したせいだ。西谷の妨害がなければ救出できた」という常岡の酷いデマ一発で全否定できるんですけどね。まあ、正直な話、「デマ屋の常岡」に後の時代に残せるような業績があるのかは俺個人は疑問に思ってますけど。しかしここまで酷いデマ屋・常岡がジャーナリスト面してるんだから、本当に日本人であることに絶望的な思いがしてきます。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
ソウルを火の海にすると言ってきた北朝鮮が短距離核弾道弾を実戦配備という段階に至っている状況で、米がせっかく進めてくれてるTHAAD配備に反対する韓国の人々の考えはまったくわからない

1)中国やロシアがサード配備に対し「本当のターゲットは北朝鮮ではなく我が国」と強く反発しており正式配備したら報復措置を執りかねないこと
2)中国やロシアは韓国にとって重要な貿易相手国であること
3)北朝鮮の主張はどう考えてもフカシでしかないこと
4)むしろサード配備などしたら北朝鮮との間にチキンゲームが始まりかねないこと
を考えれば「支持するかどうか*26」はともかく、「理解できない」どころか良く理解できますけどね。
 もし本当に理解できないのなら単に黒井が馬鹿なだけです。

常岡浩介
・なにを捏ねくり回したところで勝てるようにはならない。(ボーガス注:米国が)対タリバン和平交渉するしかないことは、ホルブルック*27が特別代表だったときからはっきりしていた
タリバンと和解して、IS打倒で共闘するしかない

 常岡って本当に面白いですね。
 確かに「タリバンと交渉するしかない」のでしょうがその常岡がシリア問題では何故かアサド打倒を唱えるわけです。「イランやロシアがアサドを支援してるのに無理だろ?」ですよねえ。
 また常岡はロシアのアサド政権軍事支援を内政干渉として非難しますが、タリバンについても「真偽不明ですが」

https://jp.sputniknews.com/russia/201703113419795/
 ロシア外務省は、ロシアがアフガニスタンの反政府勢力「タリバン」に資金提供し、武器を供与しているとする声明について、ナンセンスだと指摘した。

http://www.sankei.com/world/news/170330/wor1703300010-n1.html
 米中央軍のボーテル司令官は29日、下院軍事委員会の公聴会で証言し、アフガニスタンで米軍と敵対するイスラム原理主義勢力タリバンに対し、ロシアが軍事支援を行っているとの見方を明らかにした。

https://mainichi.jp/articles/20170519/k00/00e/030/281000c
 戦乱が続くアフガニスタンを巡り、米国とロシアが対立している。米軍幹部らはアフガン政府軍と戦闘を続ける旧支配勢力タリバンに対し、ロシアが支援していると主張。ロシアは疑惑を全面否定している
(中略)
「(ロシアによるタリバンへの)支援は昨年後半に始まった」。
 先月24日、駐留米軍のニコルソン司令官はカブールでの記者会見でこう語り、ロシアがタリバンに武器を供与しているとの疑惑についても「否定しない」と述べた。
(中略)
 一方、ロシア外務省は「でっちあげだ」と非難。タリバンも否定しており、真相は不明だ。

ということで「ロシアのタリバン軍事支援説」が存在します。
 普通に考えると「ロシアのアサド軍事支援を非難しながら、タリバン軍事支援は容認する」とも思えないので「常岡はロシアのタリバン軍事支援説をガセと判断してる」ということになるのでしょうが、どんなもんなんですかね。いずれにせよ軍事支援説の真偽はともかくこういう説が出るのはロシアが事情はともかくタリバンに比較的好意的*28だからですがその辺り「アンチロシア」常岡的には別にどうでもいいのか。

常岡浩介がリツイート
岡口基一‏ @okaguchik 11 時間11 時間前
 これでも不起訴(^_^)
 警察官が,17歳少女から「悩みの相談を受けて気持ちが舞い上がり、性欲を抑えられ」ずに,ラブホテルなどで複数回、みだらな行為をしたほか、勤務先の交番で体を触るなどした
http://www.sankei.com/affairs/news/170609/afr1706090036-n1.html

 「不起訴」といっても警察を懲戒免職になっていますからねえ。不当に甘い処分とまでは言えないでしょう。まあ、これが「県青少年健全育成条例違反(淫行)」ではなく「警官の地位を悪用したレイプ」ならまた話も別ですけど。

常岡浩介がリツイート
deepthroat‏ @gloomynews
 トランプ大統領Tweetカタール批判、サウジを支持。一方でカタール駐在のダナ・シェル・スミス米大使はトップTweetカタールのタミーム・アル=サーニ首長との写真を掲げて支持表明。米国の中東外交は大混乱か。

 少なくともこの件について言えばトランプ批判が適切かどうかは難しい問題です。
 というのもサウジ以外にも「アラブ首長国連邦バーレーン、イエメン、エジプト」もカタールとの断交を発表したし、これらの国は全て米国にとって重要な国だからです。
 とはいえこれがトランプでなければうまく仲介者となって「サウジ他とカタールを和解」させていたのかもしれませんが。
 なお、サウジのカタールとの断交の理由の一つは「カタールのイランへの接近」なんで、「イランのアサド政権支援」でイランを敵視する常岡にとって「トランプ良くやった!」かと思いきや何故かそうではないようです。

常岡浩介がリツイート
fj197099‏ @fj197099
 実質機能していない「六者協議」から「ロシアを追放する」位のことを考えてもいいのではなかろうか。

 「北朝鮮・ロシア間の万景峰号航路開通」、「北朝鮮の核保有を助長したのは米国の対決路線だbyプーチン」に対する常岡の意見表明です。おいおいですね。そんなことはできるわけもなければすべきでもないでしょう。
 まあ常岡も本気で言ってると言うよりは反北朝鮮、反ロシア分子に対するウケ狙いでしょうが。

常岡浩介
 (ボーガス注:被害者が記者会見もした『首相に近いマスコミ人・山口敬之のレイプ犯罪を警察がもみ消した』という重大疑惑について)朝日、読売が一行も書かなかったというのに、さもありなんとも、どこまで腐りきっているんだとも思いました。日本の新聞は要らないよねえ。

 常岡にそんな事言う資格があるとは思いませんがそう言われても仕方のない無様さでしょう(ただし新聞の名誉のために断っておけばテレビやラジオも似たり寄ったりの無様さですが)。
 しかし、加計や森友は書くのに何で書かないんですかね、朝日は(読売にはもはや期待していません)。
 「そう言う記者会見があった」位は書かないと駄目でしょう。

Ryoji Fujiwara‏ @JP_Fujiwara
 子供の頃からずっと産経を読んで育ちました。極端なことも書くけど、好きな新聞でした。しかし、今の産経ときたら

 「極端なこと」じゃなくて「嘘八百の反動極右新聞」ですよねえ。南京事件否定論河野談話否定論のような戦前美化のための歴史修正主義にしても最近始まった訳じゃありません(最近いっそう酷くなってることは事実ですが)。
 まあまともな人間なら「産経が昔はまともだった」「産経が昔は好きだった」なんて、ちょっと賛同できないツィートですね。藤原亮司という男にまともな常識がないこと、産経よりのウヨだと言う事はよく分かります。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI
北朝鮮が午後にミサイル発射したのは何故か?というお問い合わせをいただいてますが、時間などあちらが随意で決めるだけの事。夕方も撃てる事を示す意図とか、関係ないです。何時でも撃てますから。
北朝鮮自身が「核とミサイルの戦力強化を今後もやり続ける」と宣言していますから、ミサイル発射実験にいちいち「なぜこのタイミングで?真の意図は?」みたいな論点はもう的外れにしか見えないです

 勿論コレは黒井の判断にすぎません。実際問題黒井が言うように「いつ発射するかはあまり北朝鮮にとって重要ではないのか」、はたまた「それなりの政治的計算があるのか」はわかりません。
 従って黒井の立場でも一番適切な答えは「私個人はいつ発射するかは深い意味はないと思います」でしょう。少なくとも「深い意味はない」と断言できる根拠はどこにもないでしょう。
 なお、俺個人は「午後という時刻」はともかく「選挙期間中ではなく」、「文大統領当選後のこの時期」つうのはそれなりの政治的考えがあるのだろうとは思います。
 黒井が言うほど「軍事技術的な考え」だけで発射実験してるわけではないでしょう。
 つうか何で黒井なんて「まともな回答が来るとは思えない奴」にマスコミが話を聞きたがるのかよく分かりません。

常岡浩介
 杉本祐一氏の旅券返納命令訴訟について、書いてるメディアが金曜日ぐらいしかなかったところ、執筆者のシヴァレが法律知識皆無で支離滅裂な内容*29でコメントしようもなくて地獄

 常岡が志葉玲*30と週金を敵視していると言う事「しか」わからないくだらないツィートです。
 なにせ何が「法律知識皆無で支離滅裂」なのか、具体的指摘は何一つありませんからねえ。
 正直「杉本祐一氏の件について常岡はまともに論じたいのではなく、志葉氏や週金を小馬鹿にするネタとして杉本氏を持ち出してる。志葉氏や週金はもちろん杉本氏にも失礼だ」て話です。もちろんこうした常岡の無礼さ、くだらなさは「志葉氏の週金記事の内容の是非」とは全く関係ありません。
 「コメントしようもない」云々とかいってお茶を濁さないで「常岡の考える法的に正しい杉本問題の考え方*31」でも「なぜか2016年1月21日以降、1年以上も更新がない」自ブログ(http://d.hatena.ne.jp/shamilsh/)にでも書いたらどうなんですかね?
 ある程度まともな脳みその持ち主なら常岡の「杉本問題をまともに議論する気がない阿呆な態度」に呆れる他はないでしょう。正直常岡みたいな「バカでクズ」とつきあえる人間(例:id:takase22こと高世仁)の神経は理解できません。

常岡浩介
 一体何人の、「シリアはアサドに任せろ」と説く日本の「中東専門家」をみたことか。

 俺は「アサド打倒なんて現実的じゃない」「アサドとは交渉するしかない」つう「中東専門家」は見た覚えがありますが「シリアはアサドに任せろ」なんて専門家は見たことがありません。現実問題あそこまで内戦が深刻化すれば「アサドの力だけでどうにかなる」状況じゃないでしょう。アサド側ですら、反体制派との一定の妥協は覚悟してるでしょう。
 まあ、たぶん常岡のことだから「アサド打倒論以外はアサドシンパ」つうくだらない話でしょうが。

常岡浩介が鳩山由紀夫*32リツイート
 由紀夫氏が独裁者たちに対してではなく、独裁者に苦しめられる人たちに友愛を持とうとする日は来るのだろうか?

鳩山由紀夫@hatoyamayukio
 北京で一帯一路フォーラムが行われています。習近平*33主席の演説は高い評価です。一帯一路の目的は1に平和、2に繁栄です。何か日本が取り残されている感があります。北朝鮮がミサイルを発射したようですが、誰一人言及しませんでした。日本では騒いでいるようですね。

 吹き出しました。「一帯一路に日本は参加すべきだ」「日中友好は重要だ」「北朝鮮のミサイル発射は大騒ぎするほどの脅威じゃない(注:決して「発射していい」とは言っていない)」というと「(習主席や正恩君という)独裁者に対して友愛を示してること」になるそうです。
 なるほど、俺はこの鳩山氏の主張に全て賛成なので俺も常岡的には

 ボーガス氏が独裁者たちに対してではなく、独裁者に苦しめられる人たちに友愛を持とうとする日は来るのだろうか?

になるんでしょう。まあ「社会的影響力皆無・常岡(無様に国外で身柄拘束されたときだけ話題になる)のツィート」なんぞは、id:noharraが小生を北朝鮮シンパ呼ばわりするようなモンで「勝手に言ってろ」としか思いませんが。
 つうか「北朝鮮のミサイル発射は大騒ぎするほどの脅威じゃない」はまだしも「一帯一路に日本は参加すべきだ」「日中友好は重要だ」レベルで「独裁者に友愛」ですか。その理屈だと「鳩山氏に限らず」二階自民党幹事長などかなりの人間が「独裁者に友愛」になりますね。
 すげえなあ、常岡の非常識さ。
 さてこの際、鳩山氏の他のツィートも紹介しておきましょう。一応お断りしておきますが小生は鳩山氏の首相時代の「福島少子化担当相更迭」を許せないと思っていますが「それとは別に」鳩山氏の主張は是々非々で評価するつもりです。まあ、常岡よりは鳩山氏の方がずっと共感できるかな。

鳩山由紀夫‏ @hatoyamayukio
文在寅新大統領は早期の南北会談を望んでいる。トランプ大統領も条件が整えば金正恩委員長との会談をしたいと言っている。連休中ソウルに一日いたが、北のミサイルについて、日常茶飯事だからと平然としていた。日本だけがミサイルが飛んできたらどう逃げるかなど騒いでいる。何か(ボーガス注:九条改憲に利用するなどの?)意図を感じる。
・明日から始まる「一帯一路」フォーラムに招聘されたので今日から北京に行きます。二階幹事長が行くことになり、突然日本も注目し始めました。私は二階訪中を歓迎します。AIIBの諮問委員として、日本もAIIBに参加する決断をするのではないかと期待しています。
・木村草太さん*34の理論は実に明解でした。共謀罪法案について、立法の理由として1)テロ対策、2)国際組織犯罪防止条約への参加を政府は強調していますが、テロの準備は既存の法律で十分に処罰でき、今のままで条約にも参加できると明言されました。立法理由がない法案は成立させてはなりません。
・なぜ出会いカフェを視察した前川前文科次官が大手メディア*35に酷く書かれ、準強姦罪を犯した(ボーガス注:疑いがある)安倍首相と昵懇の元TBS支局長山口氏の逮捕状は、菅官房長官秘書官だった中村刑事部長によって葬られながら、東京新聞以外のメディアには書かれないのか。メディアはこの国の正義を官邸に売ったのか。
・平和学のガルトゥング*36博士が示唆に富むことを述べています。人間は間違いを犯すことがある。だから、間違ったら元に戻せるようにしておかないといけない。不可逆的な事はしないことだ。最も不可逆的な事は戦争である。だから戦争はしてはならない。
・安倍首相が習近平主席が提唱する一帯一路構想に、条件付きでも協力していく姿勢を示されたことは良かったです。
共謀罪の法案が参議院では委員会の採決も行わないで本会議で中間報告として採決されるという暴挙で成立しました。森友、加計問題に蓋をしたいという安倍首相の意向で立法府が行政に屈服しました。それだけ森友、加計問題は深刻である証左です。
・安倍首相の記者会見を見ました。反省の言葉はありましたが、野党が印象操作をするのでついと、野党の責任の方が大きいかの言い訳をして聞き苦しかったです。

常岡浩介が黒井文太郎をリツイート
 提供先が公安でなく、防衛省だったみたいなので、ちょっとホッとしました。自衛隊は(警視庁と違って)現実主義が理解でき、現実的な判断ができる。人にもよるけど

黒井文太郎がNHKクローズアップ現代+」公式をリツイート
 NSA防衛省情報本部に大量監視プログラムをそのまま提供するわけがあるまい。
 情報本部側も仮に一部のプログラムの提供を受けたとしても、それを国民監視に使う度胸はあるまいに

NHKクローズアップ現代+
 スノーデン ファイル第2弾
 ”大量監視プログラム”は日本に提供されていたのか?

 「どんだけお前ら防衛省を信頼してるんだよ」「そんなに権力に甘い奴がジャーナリストとか自称するなよ」と呆れました。
 「スノーデンファイルによれば、大量監視プログラムを米NSAが日本防衛省に提供した可能性がある」つうなら普通の人間なら恐怖を感じると思うんですけどねえ。いずれにせよひとまずは事実確認でしょう。事実確認もしないで「防衛省をボクらは信じる」つう常岡と黒井はおよそまともではない。
 なお、黒井のツィートをパロれば

 北朝鮮も仮に核開発をすすめていたとしても、それを先制攻撃に使う度胸はあるまい

ですね。まず先制攻撃に使われることはあり得ない「北朝鮮の核開発を恐れる奴」黒井*37が「防衛省NSAから大量監視プログラムの提供を受けていてもボクは恐ろしくない、(防衛省には常識があるから、or発覚したときの国民の批判が防衛省は怖いから?)多分使わないと思うから」といっちゃうのには呆れます。
 それ
1)黒井が防衛省(あるいは米国?)擁護のため、詭弁、強弁をしている
2)黒井が異常なまでに防衛省を信用してる、下手したら「防衛省とボクは友人さ」位に思ってる、つう異常な話でしかないでしょう。
 あるいは「ロシアに庇護されてるというスノーデン」を「ロシア嫌いの常岡と黒井」が全否定したいつうくだらない話なのか。「スノーデンとロシアの関係」に関係なく「スノーデンファイルの真偽については徹底追及すべき(スノーデンを安易に信じるべきではないが一方で無視すべきでもない)」でしょうにね。
 しかし「一時期に比べれば安倍批判が減った」といわれるNHKですが「元ネタは海外でも話題のスノーデンファイル」とはいえ、なかなか日米政権を攻めるモンですね。

参考
赤旗『米国が日本政府盗聴、宮本徹氏 確認なしを批判』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-12/2017051204_05_1.html

 日本共産党の宮本徹議員は10日の衆院決算行政監視委員会で、米インターネットメディアが公表した米国家安全保障局(NSA)の機密文書(スノーデンファイル)について政府の認識をただしました。同ファイルには、NSAが国際捕鯨委員会での日本政府のロビー活動について盗聴していたことが記されています。
 宮本氏が「米国に抗議したのか」とただしたのに対し、岸信夫外務副大臣は「米国に逐一確認を求める考えは今もっていない」と答弁。宮本氏は「あまりにも情けない」と批判しました。
 同ファイルには、日本政府が2004年に米軍横田基地内に監視用アンテナを製造するための施設を提供したことも記されています。防衛省の深山延暁地方協力局長は「04年、横田飛行場で施設提供費7億8千万円、面積約3100平方メートルの工場を米側に提供した」と認めました。
 宮本氏が「監視用アンテナはアフガニスタンなどで使用されると書いてある。工場の目的を事前に知って提供したのか」と追及。深山氏は「目的、施設の概要を含め確認している」と答弁しました。宮本氏は「安保条約の目的をはるかに逸脱した工場に国民の税金をだすのは大問題だ」と厳しく批判しました。

■NHK『防衛省 米軍基地施設の費用負担も 目的明らかにせず』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170510/k10010976731000.html

 防衛省は、衆議院決算行政監視委員会で、アメリカのCIA=中央情報局の元職員が持ち出した機密文書に、在日アメリカ軍の通信機器の製造施設の費用を、日本側がほとんど支払ったと記載されていることに関連して、2004年に横田基地内に工場を提供したとする一方、施設の目的を明らかにすることは差し控えたいと述べました。
 アメリカのCIA=中央情報局のスノーデン元職員が4年前に持ち出した機密文書のうち、2004年の文書には、東京にある在日アメリカ軍横田基地で、通信機器の製造施設をつくる際、ほとんど日本側が支払ったという記述があります。
 これに関連して、防衛省の深山地方協力局長は、衆議院決算行政監視委員会で、「出所不明の文書についてコメントは差し控えるが、一般論としては、在日アメリカ軍駐留経費負担により、日本側の負担で施設を整備し、アメリカ側に提供している」と述べたうえで、2004年におよそ7億8000万円を負担して、横田基地内におよそ3100平方メートルの工場を提供したと説明しました。
 一方、深山局長は、機密文書に、製造された機器が世界での諜報活動に使われたと記載されていたことについては、「アメリカ側に目的を含む施設の概要を確認しているが、詳細は、アメリカ側の運用に関わることであり、差し控えたい」と述べるにとどめました。

常岡浩介
 ロシアが、(ボーガス注:対ドイツ)戦勝記念日を「ファシストからの解放」と意味付けてるのは一種の歴史修正主義だろう。ヒトラースターリンに導かれて大戦に突入した上、戦後はスターリンヒトラーと共に作った秘密議定書通りに東欧を再占領したので、ロシアはあらゆる文脈で「解放者」とは呼びにくい。

 「うーん」といったところですね。常岡の指摘には「支持しがたい間違った指摘」と「一応正しい指摘」があります。
【一応正しい指摘】

ヒトラースターリンに導かれて大戦に突入

というのは「やや微妙な表現」ですが大戦突入の原因と成ったポーランド侵攻について独ソが秘密議定書を結び「独ソでポーランドを分割すること」を決めたことはまあ事実です。その意味では「対独戦争勝利を単純に祝っていいのか」つうのは一理ある。
【支持しがたい間違った指摘】
 とはいえ、「事情はどうあれ」その後スターリンソ連が東欧からのドイツ排除に協力したのも事実なわけです。その点は「大東亜戦争のお陰でアジア独立」という完全なウソとは話が違う。
 まあ「祝ってもええけど問題点にも触れて欲しい」つうところですかね。
 ましてや「秘密議定書通りに東欧を再占領」つうのはねえ。秘密議定書なんて当然ドイツの敗北で効力なくなった*38わけで、その後の東欧再占領は少なくとも「秘密議定書」とは直接関係ありません。

黒井文太郎‏
(前半)
北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話が事実ならば、北朝鮮は狂喜乱舞でトランプ提案に無条件で乗るはずですが、そうはならないでしょうね。
(後半)
北朝鮮が対米交渉するとしても、核ミサイル武装が前提。口約束で安心するほど北朝鮮も甘くはないでしょう。

 黒井のツィートを前半と後半に分けてみましたがまるきり論理性がないですね。

(前半)
北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話が事実ならば、北朝鮮は狂喜乱舞でトランプ提案に無条件で乗るはずですが、そうはならないでしょうね。

というツィートからは当然

北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話は事実ではない

という落ちが予想されます。
 ところが後半で黒井が何を言い出すかと思えば

(後半)
北朝鮮が対米交渉するとしても、核ミサイル武装が前提。口約束で安心するほど北朝鮮も甘くはないでしょう。

なんだから意味がわかりません。「口約束で安心しない」ということは「北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話をむしろ裏付ける話でしょう。
 何も北朝鮮に限らず「いくら美味しい話だからといっても」その美味しい話に「ウソではないか」という「疑惑があるならば」、その疑惑を「解消することなく」そのままにしてその美味しい話に乗ったりはしません。
 たとえばプーチンの「北方領土返還する用意がある」的な態度に乗った安倍に対しては黒井は「類友の常岡」と共に「本心か怪しい、安倍氏は脇が甘い」などと批判していたわけです。
 つまりは北朝鮮としては「体制転覆しない」ということを「単なる口約束ではなく」、「米朝国交正常化」「朝鮮戦争終戦と在韓米軍撤退」「米韓合同軍事演習の当面の中止」「サード配備放棄」など何らかの、はっきりとした具体的な形にしろ、でなきゃ核廃棄なんかしない、「核廃棄した後で政権転覆された」カダフィの二の舞はごめんだ、つうことです。
 なにせ「シリア内戦には深入りする気ない」といっていたはずなのに、いきなりシリア攻撃するのがトランプですからねえ。

常岡浩介
 週刊金曜日編集部に、佐藤優と対談を設定していただけるようお願いしていたが、逃げられたみたい。中味空っぽのデマゴーグを丸裸にして差し上げようと楽しみにしていたんだけども

 常岡らしいビッグマウスです。もちろん常岡の言うような可能性はあるかも知れない。ただ佐藤氏に常岡との対談に応じる義務はないわけです。
 つうかこの常岡の物言いって「私の批判派に対談を申し込んだが断られた」つう近藤誠の物言いと何処が違うのか。
 「対談に応じない=逃げた」という可能性はあっても「常にそうだ」とは限らないわけです。
 たとえば「対談したっていい」わけですが、吉見義明氏は「慰安婦問題」で西岡力との、笠原十九司氏は「南京事件」で東中野修道との対談に応じる必要はないわけです。「することに意義が感じられない対談」は普通しない。
 近藤だの西岡だの、東中野だのと言うデマ屋と対談しても「近藤らが自分の非を認めること」はまずありえないし、「ああいえばジョウユウ」的な揚げ足取りで「俺が勝った」などとデマ宣伝される危険性すらあるわけです。たとえていうならスポーツの試合で審判を買収した上でばれにくい反則をやるような危うい人間を相手に試合をやるようなモンです。
 「よほどガードをがちがちに固めておかない」と非常に危ういし、そこまでして対談するメリットもない。
 もちろん俺は「常岡はデマ屋で佐藤氏が正しい」とはいっていません(まあ安田問題での常岡の物言い「安田の救出を西谷文和が妨害した」は完全にデマですが)。「対談拒否」程度の事でここまでビッグマウスの常岡はおかしいつう話です。
 かつここまでビッグマウスを叩いた常岡は論理的には「今後は基本的に対談申し込みは全て受け入れなければならなくなった」わけですが、まあ常岡は平気で対談申し込みを拒否するでしょうね。
 もちろん対談は「義務じゃないから」本来拒否することはいっこうに悪い事ではないんですが。

参考
■NATROMの日記『近藤誠氏は対談を持ちかける前に論文を書くべきだ』
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20141231

*1:著書『現代イスラーム思想の源流』(2008年、山川出版社世界史リブレット)など

*2:別に加計疑惑で俺は前川氏を「善玉だ」とは思ってません(悪玉だとも思ってませんが)。問題は彼が善か悪か(つまり告発動機が正義の追及か逆恨みか)ではなく「告発が事実かどうか」です。善玉云々という黒井はそうした問題を故意にごまかしているのでしょう。

*3:おそらくそんなことはないでしょうが

*4:まあ、そんな結論になる事はないでしょうが。

*5:自分の意見をコメントしないあたり、黒井は姑息ですがまあ、「明確に藤原女史を批判してない」て事は同意見なんでしょう。つうかまともな人間は「賛同者だと思われたくないので」こんな藤原珍論を「批判コメントもつけずに」リツィートしません。

*6:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*7:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*8:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*9:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*10:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*11:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*12:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問。

*13:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*14:なお、中野区では残念ながら共産候補は落選しています。

*15:まあ陰謀ではないにせよ、一部のグループは米国の支援を受けていたのでしょうし、それをどう評価するかと言う問題はあるでしょうが。

*16:つうか、安倍批判派のほとんどがそんな主張をしているという事実はないと俺は思いますが。むしろアラブの春に好意的な安倍批判派の方が多いんじゃないか。

*17:エリツィン政権でニジニ・ノヴゴロド州知事、第一副首相など歴任

*18:上院議員アリゾナ州選出)

*19:中田考・元同志社大教授のこと

*20:クリントン政権アフリカ担当国務次官補、オバマ政権国連大使、安保担当大統領補佐官を歴任

*21:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*22:イブン・サウードのこと

*23:ムハンマド・イブン・アブドゥルワッハーブのこと

*24:メッカのこと

*25:バーモント州バーリントン市長、下院議員を経て上院議員バーモント州選出)。著書『バーニー・サンダース自伝』(2016年、大月書店)

*26:俺個人は配備反対派を支持しますが。

*27:カーター政権で東アジア・太平洋担当国務次官補、クリントン政権で駐ドイツ大使、ヨーロッパ・カナダ担当国務次官補、国連大使オバマ政権でアフガニスタンパキスタン問題担当特使(特別代表)。特別代表在任中の2010年12月に病死。

*28:もちろんそこには米国に対抗してタリバンを応援するという思惑があるでしょう。ロシアは「軍事支援はしない」としているものの「タリバン抜きの和平は適切ではない」など、少なくとも口先支援はしているわけです。

*29:ちなみに志葉氏の記事についてはhttp://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=6883参照。なお常岡の言う「法律知識皆無で支離滅裂」と言う部分は俺個人には見つかりませんでした(つうかこの記事での法律的見解はほとんど杉本氏側の主張の紹介で、志葉氏のオリジナル見解などほとんどありませんが)。常岡が根拠レスで適当なことほざいてる可能性が否定できません。

*30:著書『たたかう!ジャーナリスト宣言:ボクの観た本当の戦争』(2007年、社会批評社)など

*31:もちろんそう言う議論をするに当たって「志葉氏の記事に触れる必要は全くない」ので「コメントしようもなくて地獄by常岡」なんてことは常岡が杉本問題について「志葉氏への悪口しかしない無様で無責任で無内容な態度」を全く正当化しません。

*32:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*33:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*34:著書『憲法の創造力』(2013年、NHK出版新書)、『テレビが伝えない憲法の話』(2014年、PHP新書)、『憲法という希望』(共著、2016年、講談社現代新書)など

*35:といっても産経や読売といった安倍御用メディアであって、朝日や毎日はそうでもないですが。

*36:著書『平和を創る発想術:紛争から和解へ』(2003年、岩波ブックレット)、『ガルトゥング平和学入門』(2003年、法律文化社)、『ガルトゥング紛争解決学入門』(2014年、法律文化社)、『日本人のための平和論』(2017年、ダイヤモンド社)など

*37:まあ恐れてるフリでしょうが

*38:つうか秘密議定書にはポーランド分割以外にも「ソ連バルト三国併合」容認など色々あるようですが東欧全体についてがっちり決めたわけではないでしょう。