最近、加速度的に昔乍らの風景が失われつゝあります。 そして、それはもう二度と再び現れる事の無いもの。もう二度と訪れる事の出來ない場所になっているのであります。 この程、ずっと昔からあった風景がまた一つ無くなりました。 子供の頃からずっとずっとそこに在り續けた、いつもいつも當たり前の様にそこに在った、いつまでもそこに在ると思っていたものが無くなってしまうのです。 諸行無常を受け入れて 物事にはいつかはお別れをしなければならないものが幾つもあります。 寧ろ永遠に存續するものを探す方が難しいのだと思います。 人の命に限りがある様にこの世に絶對と云うものはありません。 而してお別れの無い人生など有り得…