「人は見かけが9割」という本がヒットしました。面接では、その人の見かけや言動が採用を大きく左右するのはいうまでもありません。私の知り合いのベテラン面接官はこんなことを言っていました。 「その人の中身は声に出るんだよね。外見や使うことばは、それを数日でよくなるように教えてくれるところもあるし、そこで見違えるようになる人もいるけれど、声はそう簡単に変わらないから、声を見るんだよ」と。人事担当者の人をみる眼は、厳しいものです。その後の人材の評価が結果としてフィードバックされるだけに、それを何年も続けていくと、みかけでなく、五感と経験を伴った判断になります。そこで声はとてもモノをいうということなのです…