唐辛子の辛さを数値化!?スコヴィル値の意外なルーツと使い道 「この唐辛子、ヤバいくらい辛い!」──そんなときによく聞くスコヴィル値(Scoville Heat Units)という言葉。激辛料理好きにはおなじみの単位ですが、そのルーツをたどると、実は人間の舌を使ったとてもユニークな方法があるんです。 そもそもスコヴィル値とは? スコヴィル値とは、唐辛子に含まれる「カプサイシン」という辛味成分の強さを数値化したものです。数字が大きいほど辛さが強いということになります。 この単位は、1912年にアメリカの薬剤師ウィルバー・スコヴィルが考案しました。当時、薬用として使われていた唐辛子の辛さに個体差があ…