鱈は日本近海では但馬以東の日本海沿岸において冬の時期に漁獲された。室町後期に一条兼良によって編纂された『尺素往来』には魚類の一つに「多楽(たら)」が挙げられている。「雪魚」や「ゆきの御まな」「ゆき」とも表記された。高級魚として知られ、饗応の料理や贈答品としても用いられた。 北海産の高級魚 鱈の産地 鱈の価格 鱈の加工・調理 くるくる 干鱈 生の鱈の調理法 禁裏への進上 幕府への進上 贈答品としての鱈 足利義教から貞成親王への贈り物 上杉輝虎から北条氏康へ 大内義隆から毛利隆元へ 饗応と茶会の鱈料理 饗応の鱈料理 茶会の鱈料理 参考文献 北海産の高級魚 鱈の産地 元禄十年(1697)に刊行された…