A. 喉が渇くということについては、体質にもよると思いますが、緊張など身体の状況、湿度などまわりの環境にもよるでしょう。息を吐くという行為は、口の中が渇くのがあたりまえです。 渇きすぎたり、無理に声を出そうとすると、ひどい場合、どこかが切れたり危険ですし、発声にはよくありません。唾液で適度に潤う状態が好ましいです。適時、休みを入れましょう。
唾液は口の中では大変に重要で、殺菌、免疫力、消化といった役割があります。 口臭にも影響するので、日々のマッサージが必要となります。 私は、毎日寝る前に必ず行っていて、結構良いです。 虫歯や口の中は、お医者さんからはお墨付きを頂いております。 イラストは、一例のマッサージ方法なのですが、他にもいろいろとあるようです。 www.ac-illust.com
歯周病菌がはびこると口の中にバイオフィルムと呼ばれる微生物の層ができます。唾液が出ないと食物も消化できなくなります。唾液の中に、αーアミラーゼという消化酵素が入っていますが、それがないと炭水化物が消化できなくなります。
血液の流れがよいことが、健康の状態です。 唾液には分泌型IgAやリゾチームなど、5つの免疫物質が存在します。ドライマウスではそれが出なくなるので、病原体に感染しやすくなるのです。 IgAは、アレルギーに関与する抗体です。鼻づまりになったときに、副交感神経が優位になると、血流がよくなりアレルギー抗体も抑えられて、鼻がつまらなくなるのです。
交感神経優位の生活では、アドレナリンがたくさん出ます。それは、血管を収縮させ、血圧が上がり、冷え性になります。代謝も悪くなって、肌が乾燥します。唾液や涙なども出にくくなるのです。ドライアイやドライマウスにもなったり、消化管機能も不調になります。 リンパ球の免疫機能が低下します。白血球の中でも好中球は増え、リンパ球は減少します。すると、発がん性が高まり、ウイルス感染症にもかかりやすくなるわけです。
A. 何よりも消化によいです。唾液にはデンプンの消化酵素が含まれているので、デンプンの多い食品をよく噛むと、ブドウ糖ができ、甘みが味わえます。ゆっくり何度も噛むことで、満腹中枢を刺激し、太りにくくなります。
A. 喉は唾液で潤った状態がよいのであって、水は、その状態を変えてしまいます。 人によって感じ方もいろいろですから、自分で工夫するとよいと思います。 水を飲みすぎると胃がチャップチャップともなるし過度の摂取はあまりよくないことは言い添えておきます。
A. 高齢者の場合、餅は粘り気があるので、少し気管に入ると、空気の通り道を塞ぎます。よく噛んで唾液と混ぜると問題はないのですが、歯が悪くて噛めなかったり、唾液の量が減っていると、詰まらせやすいのです。
A. 確かに、唾液は適度に分泌していないと、発声にはよくありません。だからといって、その量が多すぎるのも問題です。口内が乾燥しないようにということです。飲食であまり影響を与えられないようにしたいものです。
肺活量や肺の健康維持、スムーズな嚥下、誤嚥の予防、口内の筋力が鍛えられ、唾液が分泌します。飲み込む力が強まります。むせにくくなります。