身体の私は薄れてゆき、意識の私だけになる不思議な世界 「他人は、いない」 「この世界は、私だけ」 こう聞くと、「なにをバカなこと!」「そんなはずない!」と思われるでしょう 。 これは、一般的な捉え方からすると、180度異なるコペルニクス的転回です。(天動説に対する地動説のように) 私たちが知覚し体験しているこの世界、 他人と人生を共有したり、入れ替わったりできず、完全に分離独立しています。共感できても、他人の人生を経験することはできません。 だから、「外側は完全に独立した存在」だ、というのが長年の捉え方でした。 しかし、全く異なる捉え方、「外側は存在しない」、「外側は私を映し出す鏡でしかない」…