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山寺のんびり日記

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2016-07-23 ツキノワグマ ポケモンGO 


毎年、年頭の祈念に行くM地区でツキノワグマが出没していると行政からのメールが届く。それも1日に2度も届いたから何度も出没しているらしい。


しかもM地区の祭祀の中心となっているM神社付近で目撃されているらしく、3度目のメールはM神社にツキノワグマ捕獲の檻を設置したのでM神社に近づかないように…という内容だった。


檀家さんの多いT地区でも数回クマが目撃され、近くの兼務寺院でも義弟がクマに出会ったがなぜか行政からのメールには反映されていない。



野生動物の存在が人間にとって様々な脅威となりつつあるのはここ10年くらいではないだろうか。かっては人間と野生動物が上手く棲み分けていたように感じるが急速にバランスが崩れているように感じる。







ここ数日「ポケモンGO」の話題が多数。



関心がないのでよくわからないのだが、知り合いの御住職が確認したら自分のお寺の境内にもポケモンが居たとのこと。



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知らない間に自分の地所にポケモンが居たというのはいかがなものか…




イスラム教徒の一部はポケモンに否定的である。



ポケモンの“進化”という考え方はイスラム教の教義に違背するというのがその理由である。



多様なポケモンが人間と共存するというのは神道の八百万の神々を連想させる。



八百万の神々という概念は密教の仏菩薩天部という多様なホトケのバリエーションとの関係で生まれたという説があるが大きく間違ってはいないだろう。




眼の前の世界に二次元世界と融合するというのは魅力的なコンテンツなのだろう。




世界中を魅了しているコンテンツが神道や密教につながるというのは考えてみれば興味深いものがある。



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2016-07-22  城南海“Time goes by” とと姉ちゃん

 



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最近、歌が上手いと思ったのは城南海(きずきみなみ)さん。



奄美大島特有の歌唱法“グイン”の新鮮さ、美しさ。



天性のものなのか、努力によるものなのかその素晴らしい表現力。



一番気に入っているのはELTTime goes by」のカバー。



最初の“wow wow wow”のところで歌詞らしい歌詞がないのに(笑)いろいろな思いが伝わってきてもっていかれてしまう。



今後も精進されて一層の飛躍されることを願うばかりである。




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TVドラマは朝ドラと大河くらいしか観ない。



友達に朝ドラの話をしたら


トトロ姉ちゃん?」




と言われた…見ない人も結構いるらしい。



仕事前ににんまりして朝ドラを観るのが習慣になっている。



とと姉ちゃん」の花森安治と大橋鎭子による「暮しの手帖」の創刊がをモデル。




編集長花山伊佐次は「暮しの手帖」の編集長花森安治がモデルである。



先週の土曜日は主人公と花山がいよいよ雑誌作りへと乗り出す場面。





内容としては少なからず重いものを含んでいる。




戦時中、“国家”が最優先とされ人々の生活はその犠牲となった。




戦時中は国家に協力することに前向きであった花山が暮らしこそが最も大切であることに開眼し庶民の暮らしの向上に役立つ雑誌作りへと心を傾けてゆく。





暮しの手帖」を一時期愛読していた時期があったが、その哲学や雑誌の持つ表現力は独特のものだと思う。




イマドキだと雑誌を作る側も良い記事を書いて読者を資するのではなく、採算度外視で高価なオマケをつけることで雑誌を購入してもらい、雑誌の採算は広告収入で得る…という場合も多いという。



広告を一切取らず読者の暮らしを豊かにすることを主眼として美しい紙面を作るという「暮しの手帖」とは雲泥の差があるといえる。




現在に至って感じるのは私たちの暮らしのおかれている環境が大きく変わっていることである。



終戦後、物資も情報の無いなかではいかに暮らしを豊かにするかということが課題であったが、


今日は物質も製品も情報が溢れる中でいかに暮らしを豊かにするかということが問われている。


モノや情報に囲まれていることで拘束感すら生まれ、断捨離などということが言われる。



モノや情報が溢れている環境にあっては「暮しの手帖」はひとつの哲学で完結していて、それを受け入れられないとチト苦しいものがある。



創刊当初からの空気は見事に現在も受け継がれているが、特に政治的な主張ついては首肯しかねるものもある。


だから私は「暮らしの手帳」を読まなくなっていったのだろうと思う。



確かに政治によって暮らしは虐げられたが、他所の国の政治は日本人の暮らしを守ってはくれない。この国の政治が無くなれば、私たちの暮らしもまた無いのである。


自らの日々の暮らしをよくすると同時に郷土や国政についても関心を持ちささやかでも努力をつなげることが自分の暮らしを本当に豊かにするのだと思っている。



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山崎山崎 2016/07/23 17:24  朝ドラも大河ドラマも何故か見ません。朝ドラは、出社時間に重なる為、あまちゃんの時だけ、録画して見ていましたが、それ以外は自然に見なくなりました。大河ドラマも、歴史に興味を持たなければ、と思いながら何故か見ていませんが、(相変わらず感心の幅が狭いな〜)と思っています。
そういえば、暮らしの手帳と言う雑誌が有ったのですね。「モノや情報に囲まれていることで拘束感すら生まれ」の一文が気に成りました。豊かにすると言うよりも、「無駄を省いて気楽に生きて行く」と言った感性が有るようです。出家僧のような無欲恬淡とした生き方に人々の価値観が以降してきているような気がします。これからはますますブログ坊さんの時代ですね。

burogubouburogubou 2016/07/23 18:52 山崎様。いつもコメントありがとうございます!朝ドラは大抵見ていますがよくできているし。役者さんも気合が入っている気がします。もちろん無理に見て欲しいとは思いませんが…
お釈迦様は徹底的にモノを持たないことを説かれました。修行僧は托鉢でもらった食事をとっておいて後で食べることも禁じられたようです。しかし現代にそうしlた無所有の思想は受け入れがたいものがあります。そしてモノがあってもそれに心を執着させないような生き方が問われるのだと思っています。

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2016-07-20 頭が猫まんま


曇天だと油断して帽子をかぶらず草刈したり、子供をプールに連れて行ったりしていたらしばらくして顔面が猛烈な日焼け状態に。



頭髪はほぼゼロなので頭皮も同じように日焼けしていたらしいが、気づかずに剃髪したら…



弱った頭皮に剃刀を当てたために頭皮全体がささくれだち…私の頭をみた娘が



「お父さん!頭にかつおぶしが乗ってるよ!」




遠目にはヤマキかつおぶしふりかけたように見え、近寄ってみると頭皮がズタズタでかなり危ない印象でギョッとされる。



痛みがないのは幸いだが当分この状態がつづくのだろう。








他のお寺の御住職の道でであったら「もうじきお盆ですね」と苦笑するのがお決まりの挨拶となる。



夕方ちかくにヒグラシの鳴く声を聞く。



蝉時雨」という言葉は言葉の響きが既に心地よいが、

高いところから降るように聞こえるヒグラシの声はどこか初秋の気配がある。



自然というのは面白いもので夏の盛りになる前から初秋の声がかすかに聞え始めているように感じる。



とりあえず盛夏(お盆)までに頭皮が回復しますように…

山崎山崎 2016/07/21 19:01  私の部屋の裏の空き地には、もう沢山のトンボが飛んでいます。トンボと言えば秋の風物詩ですが、初夏にトンボが多い気がするのです。夏の盛りになる前から初秋の声がかすかに聞え始めている。と言うのは言い得て妙です。
 人生もこれに同じで、形に成って現れる前に手を打っておかなければ、乗り遅れてしまう。今やるべきことは何なのか? 
 ここまで書いてしまって、「自分の人生に乗り遅れるなんて可笑しいな」と、悦に入っています。

burogubouburogubou 2016/07/21 23:00 山崎様。お盆の棚経に回っているとトンボや空の色に秋を感じます。人生にもおなじようなことはあると思います。大きな凋落が訪れる前にかならず前兆なような出来事があります。自分の人生では大失敗の前にそれを予感させるような小さな出来事がありますが、その時はなかなかそのことに気がつきません。大胆にそして慎重に人生を生きたいものです。

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2016-07-19 観音の里の信仰をめぐる雑感

 






先日、初めて湖北の地を訪れいろいろと刺激をうけることが出来ました。



大本命の向源寺が閉門(涙)していたため隣接する<高月観音の里歴史民俗資料館>へ。


【高月観音の里歴史民俗資料館】http://ohmikairou.org/fac11.html

【参照記事「十一面観音の里」】http://suido-ishizue.jp/nihon/kohoku/00.html



(以下『』内は資料館のパンフレット『「観音の里」の信仰文化』より)



『湖北地方は、奈良時代以降、己高山(「こだかみやま」標高923m)を中心として仏教文化が栄えました。ことに観音菩薩像が集落の数に匹敵するほど多く伝わることから「観音の里」と称されています。』


○ 面白いですねえ…観音の里の信仰の源は<山岳信仰>にあったというのです。


○ この<山岳信仰>こそ仏教、神道、修験道、民間信仰、先祖崇拝、農村文化の根底にあるらしいというのは実に実に興味深い。おそらく深山には里の人々とは異なる価値観を持っていた人々が多数いて、その一部は縄文の末裔であった可能性があるのである。

○ 天台宗も真言宗も高野山比叡山という山岳にその拠点を構えた。いずれも標高800mを越える山々である。山岳への信仰にあってはやはり高い場所が尊ばれたのだろうか。己高山高野山比叡山を凌ぐ高さだが白山標高は2700mであることを考えると白山は広い地域から崇敬されたにちがいない。


○ 舞鶴の最高の霊山青葉山は古来より中央にも知られた霊峰である。

 青葉山は峰の2つある双耳峰だが比叡山大比叡四明岳の2峰から成る双耳峰である。青葉山の松尾寺は真言宗醍醐派の古刹だが天台宗の影響を大きく受けている痕跡がある。青葉山比叡山にはなんらかの関係があるのか。青葉山も鬼門にあると考えられたのか…




『応永14年(1407)の『己高山縁起』(鶏足寺蔵)によると、近江国の鬼門として古代より霊山と崇められてきた己高山は、奈良時代には中央仏教と並んで北陸白山十一面観音信仰の流入があり、さらに平安期に至っては比叡山天台勢力の影響を強く受け、これらの習合文化圏として観音信仰を基調とする独自の仏教文化を構築したことが伺われます。』


○「己高ほだかみ」「鶏足けいそく」などの名称にどこか違和感を感じる。言葉においても独特の文化がああったのかもしれない。



○ <鬼門>というのを忘れていました。観音信仰の源となった己高山はどこの鬼門だったのか…全ての山岳信仰が鬼門と結びついているのかは不明。






○ 正木晃さんが法華経を現代語訳された『「法華経」って、そういうことだったんだ。』を読んでいたら十一面観音や千手観音のように顔や腕が沢山あるのはシヴァ神の特徴であるという指摘があった。法華経のキモといえるのが観世音菩薩普門品。「普門」とは「あらゆる方向に顔を向ける者」という意味であり、正木氏によれば普門品はまちがいなく十一面観音のお経であるという。


○ <普き方向に顔を向ける>ということと鬼門の方位信仰は関係あるのではないだろうか?


○ 観世音菩薩普門品は「観音経」として広く読誦されているが十一面観音菩薩のお経というイメージはあまりないのではないだろうか…観音様は様々に変化されるとされるがそれだけに固定的イメージがつかみにくい。日本では三十三観音という信仰があるが、ネパールでは「百八観音」といって108種類もの観音様がおられるそうである。そもそも変化するという現れ方自体が実にインド的である。


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長浜海洋堂ミュージアムに展示してあった十一面観音菩薩】


平安時代以降、天台傘下として己高山を中心に栄えた湖北の寺々は室町時代には弱体化し、かわって浄土・曹洞・一向(浄土真)・時宗らのいわゆる新仏教農民勢力の台頭に併せて勢力を伸ばし、戦国の動乱期にいたって、さらに大きく変容しました。村々にあった天大寺院の多くは衰退して無住・廃寺化し、そこに残されたホトケたちは、宗派・宗旨の枠を超越して、村の守り本尊として民衆に向えられていきました。

 

そして今日なお観音信仰はこの土地に息づいています。制作年代の新旧や指定の有無、造形的な巧拙や損傷の有無などを越えて、それぞれの村人たちは自分の村のホトケたちに対して、限りない誇りと親しみを持って手厚く守っています。観音像、指定文化財が多く存在するだけでなく、これらを献身的に守り継いできた民衆による信仰の歴史こそが、「観音の里」と称されるゆえんなのです。』



○ 湖北には実に様々な観音様が祀られている。

 異形といえるのは高月町にある正妙寺の千手千足観音立像。

 手も足も千本で、御顔が憤怒相(笑)…どういう意図で作られたのか…


○ 資料館で各地の観音様を紹介するビデオを上映していたが、印象に残ったのは木之元町黒田にある観音寺の千手観音立像。風格に富む御尊像でいつか訪れてみたい。


○ 井上靖の小説「星と祭」は観音の里を舞台にした名編とのこと。愛娘を亡くした主人公が湖北の古寺で観音様に出会うというストーリー。読んでみたいが600ページもある…でも名作らしい。


星と祭 上<星と祭> (角川文庫)

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2016-07-17 湖北 観音の里

 




昨日は所用で滋賀県長浜市へ。



用件を無事終えて2時間ほど自由時間ができた。




その土地に行くまず観光マップを丹念に読む…



長浜の観光マップを読むが、いつもの癖で細かい地名に目がいく。



「大浦」などという聞いたことのある名前もある…




「上丹生」「下丹生」という地名があり丹生神社があることに気がついた。



<丹生>が私の関心のテーマなので、これはヒットである。


しかもすぐ近くに医王寺という寺院まである…



兼務寺院の山号が「医王山」でその後背地が「大丹生」である。このことと符号が感じられる。


「医王」という山号や寺院名は薬師系の寺院に多いが、長浜「医王寺」の本尊は観音菩薩と表記されてあった。




そういえば滋賀県といえば観音信仰で知られる。



さらに地図を眺めていると…



向源寺」の名前を発見。



国宝の十一観音菩薩を本尊とする向源寺長浜にあったことをすっかり失念していたのである。




向源寺の十一観音菩薩といえば数ある仏教美術のなかでも白眉とされる。




日本のあらゆる仏像のなかで一番に挙げる方もあるという仏像である。



数十万ある仏像彫刻のなかのベストオブベスト…



以前から是非1度拝観したいと思っていたのである。



丹生神社と医王寺はまたの機会にして向源寺へと車を走らせるが到着したときにはすでに閉門された後だった。残念…4時で完全閉門とは。



それにしても長浜の観光マップにはいろんな観光スポットが詳細に取り上げられているのに向源寺の詳細記事が無い…。電話番号も拝観時間の記載も無い。なんともったい…




しかたなく向源寺の隣にある「高月 観音の里 歴史民族資料館」へ。





観音信仰に関する全体像がつかめるのではないか…と思って尋ねたのだがやはり有益な知識を得ることができた。医王寺の本尊も映像でみることが出来た。

(以下明日以降に続く)


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【資料館で手に入れた資料】

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【資料館で頂いたマップには60体あまりの観音様の所在が記されてあった】

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山崎山崎 2016/07/18 22:02  地名と人名は本当に読みにくいです。読みにくい地名には読み仮名を振って欲しいです。下関には「御裳川」と言う地名が有りますが、読めますか?壇ノ浦の古戦場の直ぐ側で、観光客も訪れる有名な場所ですが、正解は「みもすそがわ」です。
 そもそも漢字には音読みと訓読みが有り、それ以上に沢山の読み方が有って、可笑しな文化です。飛ぶと書いて「あ」とはよまないし、鳥と書いて「すか」とは読まないのに、どうして飛鳥と書いて「あすか」って読むのでしょう。納得がいきません。
 ところで、先日ある番組で、二番目に読み方が難しい名前は、羽生で「はにゅう」とも「はぶ」とも読めると言っていましたが、一番読みにくい人名が、なんと「山崎」だと言っていました。ヤマサキともヤマザキとも読めると言うのです。そういえば山崎ほうせいさんと山崎まさよしさんでは読み方が違いますね。 
 漢字は読み方が分からない、と不満だらけだった私が一番読みにくい苗字を使い、長年人に迷惑を掛け続けていたのでした。

はぐれ巡礼はぐれ巡礼 2016/07/18 23:20 奇遇ですね。私も今日、湖北の観音様を求めて東京芸大美術館に赴き、医王寺のご本尊などを拝観いたしました。
とりあえず明日の続編をお待ちいたします。

burogubouburogubou 2016/07/19 18:24 山崎様。地名人名は難しいですね。親戚が宇治にいますが「一口」と書いて「いもあらい」という地名があるそうです。人名も「東海林」を「しょうじ」と読んだり「とうかいりん」と読んだりするそうです。実に難しい…

burogubouburogubou 2016/07/19 18:26 はぐれ巡礼様。強行軍の疲れが出て昨日は爆睡してしまい続編がかけませんでした申し訳ない…貴下とは時々いろんなところでバッティングしますね(笑)ご縁があるのでしょう。

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