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〈雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です〉


 というお言葉は、歴代の宮内庁幹部、あるいは美智子皇后に向けられたものか、との憶測を呼んだ。秋篠宮殿下、そして陛下も疑問の声を投げかけられたこの発言により、皇太子さまは孤立を深めていった。

「95年のことです。ご懐妊の兆しが見えない雅子妃を陛下が慮(おもんぱか)って『国民はみな、あなたたちの子を期待していますよ』というお言葉を掛けられたことがあった。それに対して妃殿下は『私の周りには、そんなことを言う人は一人もおりません』と、毅然と言い放ったのです。陛下は驚き、呆気にとられたご様子でした」

〈私にとりまして、結婚以前の生活では(略)外国に参りますことが、頻繁にございまして、そういったことが私の生活の一部となっておりましたことから(略)外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要った〉

「翌年5月、訪欧前の会見で、陛下が『私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません』と発言された。これがもっぱらご一家への“苦言”だと見なされてしまったのです」(同)

皇太子殿下は「正統」であり、そして我々は雅子妃に期待している。

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だが、この国民と安倍政権の奇妙な信頼関係こそが、安倍総理の甘えを許し、モリカケ問題のような事態を生じさせた原因なのである。


安倍総理の自信、国民への甘えは、国民自身がもたらしているものだ。そして事実、こうした不祥事が次々と生じてもなお総理の自信が揺るがないのは、それを支える国民の支持が依然としてある――そういう総理の読みが、ある程度現実を正しくとらえたものだからなのだろう。


そして自民党が安倍政権を下ろせないのもそこにつきるというべきだ。総理は明らかにおかしいが、ついていた方が選挙は安泰だと。

逆にいえば、安倍政権を後生大事に有り難がり、いつまでも守りつづける国民と自民党が、問題を長引かせている原因なのである。結局そこに行き着くことになる。


今のままでは国民にとって良いことにはならない。政治も行政もあきらかに暴走をはじめている。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180623#1529750484善悪二元論
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180623#1529750491(丸山は、このパラドックスに気づいていたと思われるが、それを社会科学的に表現する概念を見出せなかった。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180526#1527331708(日本を再び破滅に導く「戦後国体」の正体)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180126#1516963258(安倍首相の低い偏差値コンプレックスの裏返し)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180125#1516877105(そういえばマスコミにでる人は,共通して「謙虚」なところがありますね)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171022#1508668418(〈温かい〉というよりむしろ〈なま温かい〉人間関係)

#二元論#一神教#謙虚#深見東州#稲盛和夫#温情主義#二番手グループ

多神教は創造主がいて神々が存在する。
一神教は一神が創造主を潜称して神々を消す。
ネトウヨは父神一神教であり、左翼の裏返し。
左翼は資本家の裏返し。
一神教は支配関係を作る。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180623#1529750492櫻井よしこ日本会議統一教会

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180621#1529578128(普遍性と独自性)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171217#1513507655(「バベルの塔」の場合ですと、全ての民族・言語の間の「壁」を取っ払い、一つの「塔」の中で「一本化」しようとしても、それは本質的に数学的に不可能であり(=つまり、「神」はそれを絶対に許容しない)、どんなに努力して回避しようとしても民族・言語の多様性は必然的に発生するものである)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151009#1444387079(近代の法、経済、政治、倫理、政治哲学が問題にしているのは個と全体の関係です。)

#全と個

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180619#1529405295(藩校)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180613#1528886404自由民権運動
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180611#1528713865(江戸)


 独裁傾向を強める反米左派、マドゥロ大統領の下で、月間インフレ率が50%超に上るハイパーインフレーションが続く南米ベネズエラ。市中に出回る紙幣が少なく、人々が日々の現金支払いに支障をきたす中、世界的に拡大するスマートフォンの決済アプリが急速に利用者を増やしている。クレジット、デビットカードよりも簡単な操作で利用できるアプリのビジネスは、混乱した同国経済の「陰の勝ち組」ともいえ、先進国に先駆けて「キャッシュレス社会」をもたらす可能性を秘めている。

 市内の市場で野菜などを売る店を構えるバージニア・ヘルナンデスさん(34)は、「ビッポの利用者は最近増え続けている。クレジットカードは支払いシステムが駄目だから」と説明する。店にはビッポでの支払いができることを示す表示があり、クレジットカードや現金での支払いをする客はほとんどいないという。


 インフラが老朽化し、通信事情が悪化しているベネズエラでは銀行間などでの決済システムに不具合が起きることがたびたびあり、クレジットカードでの支払いにも障害が出るのだ。

 マドゥロ政権は価格統制を進めたが外貨不足で物資の輸入が減少、医薬品や食料などが不足して物価が高騰し、看板政策の配給制度は崩壊状態に陥っている。


 財政的裏付けのない社会主義的バラマキ政策もあり、昨年11月以降ハイパーインフレーションが続き、今年1〜3月の月間インフレ率は約80%。国際通貨基金IMF)は今年のインフレ率(年平均)を1万3865%と予測したが、このまま続けば年率は10万%を上回る見通しだ。


 品薄の国営スーパーに比べ、富裕層向けの大型スーパーには、まださまざまな食料品や雑貨が並ぶとはいえ、値段が高くて一般労働者には手が届かない。


 紙幣は、技術低下、紙不足から印刷が国内でできないため海外に発注している。しかし、供給が超インフレに追いつかない。今月4日に予定されていた通貨ボリバルの単位を千分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)も新紙幣の準備が整わず2カ月延期された。


 ボリバルの価値が低下する中、外貨不足を補うため政府は独自の仮想通貨「ペトロ」の流通を発表したものの、実際の流通を疑問視する声も出ている。


 不足した紙幣を市民が奪い合うような状況になっており、市中の現金自動預払機(ATM)には早朝から長蛇の列ができる。引き出し上限額は一度に2万ボリバル程度で日本円では約28円にすぎず、希少な現金が「商品」と化し、高値で取引される現象も出ている。

 カラカス市内の真新しいビルにあるビッポのオフィス。社員は思い思いのテーブルでパソコンを広げ、開放的な雰囲気が漂う。ランチスペース、社員の休憩用なのかハンモックもあり、殺伐とした外の世界とは隔絶されたような空間だ。


 「ビッポ登録利用者は昨年30倍に増えた。今年1〜5月は900%の伸びだ」


 最高経営責任者(CEO)のミゲル・レオン氏(62)は胸を張る。


 2015年に会社を立ち上げ、順調にアプリが利用できる企業などを増やしてきた。当初は小さなレストラン、商店などだったが、米国系のハンバーガーチェーンやピザチェーンなどにもサービスを拡大。アプリの登録者は約2万人、約2千の企業・店舗で利用可能になっているという。


 「現在利用できるのは主にカラカス市内だが、今後は全国に(サービスを)展開する」と鼻息は荒い。


 海外に比べ技術者の賃金が安く、電気代もほぼ無料であるなど、ベネズエラにはITベンチャーにとりいくつかの好条件がそろう。


 ただ、ネックなのは人材の確保だ。混乱や生活苦から逃れるため多くの人が国外脱出する中で、技術者たちも例外ではない。


 そのためビッポは、大学生を技術者としてリクルートし、国外へ出るまでにより高い技術力を習得させることを約束して人材を確保しているという。

 一方で、経済の専門家の見方は懐疑的だ。ベネズエラコンサルタント会社「エコアナリティカ」のシニアエコノミストジーン・ポール・ライデンツ氏(28)は「現金などに比べるとアプリ上の決済は全体の2〜2・8%にすぎない。利用者がすごい勢いで増えない限り、(全体への)影響はない」とする。

 ベネズエラの決済アプリ「ビッポ」の最高経営責任者(CEO)のミゲル・レオン氏が産経新聞のインタビューに応じ、「われわれが(インフレによる紙幣不足の)解決策となる」と述べ、新たな決済システムの将来性を力説した。一問一答は次の通り。


 −−ビッポのアイデアはどこから


 「私がショート・メール・サービス(SMS)の会社でCEOをしていたとき、株主の一人がテキストメッセージを使って税金を支払うというアイデアを出してきたのが原点。2011年のことだった。中南米諸国では銀行に口座を持っている人が少なく、ベネズエラで口座を持つ人は50〜55%だ。だが携帯端末は普及している。口座を持っていない人にも送金・決済サービスを提供する。このアイデアからスタートした」


 −−利用者数は


 「利用者数、登録店舗は増え続けている。利用先をさらに増やすよう努力しており、駐車場やモールも魅力的だ。(街中で)新聞などを売る売店は現金がなくて店を閉じているが、ビッポでそれを変えたい」


 −−アプリの急速な成長に驚きはあるか


 「これまでやってきて驚きはない。だが、今後も高い成長率があると期待している。巨大チェーン店(での利用拡大)は大きな成長を促すことになるし、(サービスは)社会全体に及ぶことになるだろう」


 −−紙幣不足は日々悪化している。ビッポにとっては好機か


 「(ビッポという)われわれの解決策は、使いやすいということ。そこが他の決済手段とは違うところだ。クレジットカードを使うには個人の秘密情報を入力しなければならないが、ビッポではそれをしないで済む」


 Q それなら原酒をたくさん造ればいいじゃない。


 A そんなに簡単ではありません。例えば「響17年」は、17年以上熟成させた原酒同士を混ぜ合わせて生産しているからです。熟成期間が長いほどたる独特の香りや色がうつって味わい深くなり、この期間を省いて同じ商品を売るわけにはいかないのです。各メーカーは数年前から蒸留釜などの設備を増やしていますが、高額商品ほど効果が出るのは先になります。


 Q もっと前から準備すればよかったのに。


 A ハイボールブームが起きる前、ウイスキーの販売量は下落傾向が続いてきました。08年は、ピークだった1983年の約2割まで落ち込んだのです。酎ハイや発泡酒、ワインなど消費者の好みが多様化し、若者の酒離れが進んだことなども背景にあります。人気が下火で積極的な設備投資ができず、サントリーHDの新浪剛史社長は「10年、20年先を読まなければいけない」と、投資判断の難しさを語っています。


「設置場所にも工夫をしています。そこに必ずまた戻ってくるような人が多い場所、ですね。たとえばオフィスビルの中にある自販機ですとか、住宅街の駅前ですとか。帰宅途中に最寄り駅で降りたら雨が降っていた、なんてときにレンタルアンブレラを利用して、次の日の出勤途中に返す、みたいな使い方を想定しているわけです。また、最近ではコインパーキングに設置するケースも増えています。クルマから降りて用事を済ませたらまた駐車場に戻ってくるので」


なるほど、設置場所の工夫ひとつで返却率をある程度高めることができるというわけだ。ちなみに、たとえば新宿歌舞伎町や大阪・ミナミの繁華街のような場所には設置していないとか。当初ミナミに設置していたところ、「返却率がかなり低かった」そうだ。

そして、このレンタルアンブレラにはもうひとつの特徴がある。それは「電車の忘れ物傘」を再利用しているという点だ。現在、忘れ物傘を提供しているのはJR東日本・西日本、近鉄名鉄、西武、東急、東武の7社。この各社で発生した忘れ物の傘を、レンタルアンブレラBOXに格納する貸出用傘として活用しているのだ。


「こちらから積極的に傘の提供をお願いしたわけではなく、構内に自販機を置かせていただいたり、飲料を提供したりしている関係でつながりがあることから、それを通じてお話しさせていただいている程度です。でも、どの事業者さんも忘れ物の傘の扱いには苦慮されているようで、快くご協力いただいています」

では、困ったときのために設置場所を教えてもらいましょう……。


「あ、残念ですが、それはお話できません」


やっぱり盗られるから?


「いえ、約500台という設置数はなんとなく決まっているのですが、設置場所は固定ではないんです。ご利用の状況などを鑑みて、営業スタッフの判断で場所を変更することもありまして」

これこそが、ダイドーの誇るキメの細かさ。全国の営業所のスタッフは、それぞれの担当エリアをくまなく周り、自販機ごとの特徴を誰よりも理解している。そのスタッフたちがレンタルアンブレラの管理も行っているのだが、利用状況や返却率などを踏まえて随時“より便利な場所に”とサービスの向上を目指して模索を続けているのだとか。


「営業車には補充用のドリンクや自販機の掃除用具はもちろんですが、レンタルアンブレラの予備もちゃんと積んでいて、様子をみて補充したり壊れている傘があればピックアップしたりしています」


実はダイドー、その売上の大半を自販機が占めているのだという。新入社員はみな“自動販売機はショーケース”と教育され、そのケアの大切さを叩き込まれる。そんなスタッフたちが、レンタルアンブレラも丁寧にケアをしているのだから、そのサービスの充実ぶりたるや、推して知るべしである。


当日はサンドイッチ(レギュラー・フットロング)とサラダ各メニューを対象に、値段はそのままで好きな野菜を好きなだけ増量することができます。注文時にスタッフに「野菜多めで」と声掛けするだけで、レタス、トマト、ピーマン、レッドオニオン、ニンジンの全5種の生野菜が盛り放題となります。上限はパンにはさめるまで。


ピクルスやオリーブ、ホットペッパーも好みに合わせて無料で追加できるので、野菜たっぷりの1品が楽しめそうですよ。

ペットボトルの再利用 水飲むのは危険 何回か使える? 方法他には? | miidasu

気をつけて!!知ってる?ペットボトル水筒の危険性!!! - NAVER まとめ

ペットボトルを水筒のように水を入れ替えて使い続けていたところ、「それは体によくない」と言われました

第二十四回「地の果てにて」|NHK大河ドラマ『西郷どん』

徳川家茂 - Wikipedia

徳川慶喜 - Wikipedia

安政7年(1860年)3月3日の桜田門外の変における井伊直弼の死を受け、万延元年(1860年)9月4日に謹慎を解除される。


文久2年(1862年)、島津久光と勅使・大原重徳が薩摩藩兵を伴って江戸に入り、勅命を楯に幕府の首脳人事へ介入、7月6日、慶喜将軍後見職に、松平春嶽政事総裁職に任命させることに成功した。慶喜と春嶽は文久の改革と呼ばれる幕政改革を行ない、京都守護職の設置、参勤交代の緩和などを行った。

将軍後見職 - Wikipedia

幕末に新設された政事総裁職京都守護職と並ぶ江戸幕府三要職の一つである。


安政5年(1858年)、年少の徳川家茂が14代将軍に就任したために、同年8月前将軍徳川家定の遺命と、同じく年少で将軍に付いた4代将軍家綱時の保科正之・11代将軍家斉における松平定信時の先例を名目に御三卿の田安慶頼が任命された。ただし、実際には大老井伊直弼が形式的に擁立したもので正式な役職でもなく、実権も有しなかった。


ところが、文久2年(1862年)5月、朝廷内部に幕府内の親井伊派の処分を要求する動きがあり、その対応の一環として「家茂の成人」を理由に井伊に擁立された田安慶頼が後見職から退いた。続いて朝廷より、一橋慶喜を幕府の正式な役職としての将軍後見職に任じるように勅諚が下された。これを受けて同年7月に慶喜が幕府の正式な役職として新設された将軍後見職に任命された。

松平春嶽 - Wikipedia

井伊直弼桜田門外の変で暗殺されると幕府の政策方針も転換し、春嶽は文久2年(1862年)4月に幕政への参加を許される。


朝廷では島津斉彬の死後、その弟の島津久光が兵を率いて京都へ上洛し、政局に積極的に関わっていた。久光は勅使の大原重徳とともに江戸へ下り、慶喜将軍後見職とし、春嶽を大老とすることを要求した。文久2年7月9日(1862年8月4日)、春嶽は新設の政事総裁職に就任し、慶喜とともに京都守護職の設置、陸奥会津藩主・松平容保守護職就任、将軍・徳川家茂の上洛など公武合体政策を推進する(文久の改革)。春嶽は熊本藩出身の横井小楠を政治顧問に迎え、藩政改革や幕政改革にあたって彼の意見を重視した。

政事総裁職 - Wikipedia

文久2年(1862年)、朝廷と薩摩藩は、越前国福井藩松平慶永大老職に、一橋慶喜将軍後見職就任を求めるように幕府に圧力をかける。これに対して幕府は4月25日に慶喜・慶永ら旧一橋派諸侯の赦免を決定し、7月9日に慶永を政事総裁職とした。これは親藩から大老が出された先例が無かったことによるものとされている。


慶永は慶喜らとともに文久の幕政改革を行った。

文久の改革 - Wikipedia

文久の改革(ぶんきゅうのかいかく)は、文久2年(1862年)に江戸幕府で行われた一連の人事・職制・諸制度の改革を指す。嘉永7年(1854年)の開国以来の混沌とした政治情勢を受けて、半ば非常時の体制へ移行したものであるが、その主導者は幕府自身(幕閣)ではなく、薩摩藩主の父・島津久光および朝廷の公武合体派公卿らの主導で出された勅使による圧力の下、やむを得ず改革を行ったものである。

幕政の改革は、鎖国体制から開国への移行に伴う尊王攘夷運動の激化、将軍継嗣問題を巡る一橋派と南紀派の対立などの政治的混乱の中で、薩摩藩主・島津斉彬や越前藩主松平慶永(春嶽)ら、開明的な大名らの間ではつとに必要性を叫ばれていた。しかし、島津斉彬の急死及び大老井伊直弼による安政の大獄における改革派の弾圧などにより頓挫していた。


兄・斉彬の死後、藩主となった実子の島津茂久(忠義)を補佐する国父(副城公)の立場となった島津久光は、兄の遺志を継ぎ、兄の果たせなかった率兵上京を敢行し、朝廷から勅使を出させることで幕政の改革を推し進めようと図った。文久2年(1862年)3月16日鹿児島を発した久光の軍勢は4月13日に京都へ入る(以後、すべて日付は旧暦による)。久光は藩主の父ではあるが大名になったこともなく、しかも無位無官であり、公式な立場は「島津三郎」であった。このような人物が兵を率いて京都へ入り、幕府に無断で公家と接触するなどという事態は、幕府健在の頃であれば許されざる暴挙であったが、桜田門外の変以来権威の失墜しつつあった幕府体制にそれを阻止する力はなかった。


一方、京都で勢力を高めつつあった尊王攘夷派の志士ら過激な下級武士・浪士は、久光の率兵上京を朝廷主導による武力での尊王攘夷実現・幕府打倒の先兵であると誤解していた。久光の真意は、あくまで幕政の改革・公武一和であったため、これら志士たちとの間に摩擦を生じ、自藩の急進派有馬新七らの粛清を命じた(寺田屋事件、4月23日)。


久光は権大納言近衛忠房議奏中山忠能正親町三条実愛らの公家に工作を働きかけ、建白書を提出した。その内容は、安政の大獄の処分者の赦免および復権、前越前藩主・松平慶永大老就任、一橋慶喜を将軍後見とする、過激派尊攘浪士を厳しく取り締まる、などからなっていた。久光の建白は孝明天皇に受け入れられ、5月9日、勅使として大原重徳を江戸へ派遣することが決定された。勅書は久光の意見が大幅に取り入れられたものとなった。


6月7日、久光ら薩摩兵1000人が随行して大原重徳は江戸へ入り、幕府との交渉を開始する。それまで国政を全面委任されていた幕府に対し、朝廷から改革の指示が下るという前代未聞の事態に幕府内は混乱するが、結局その大部分を受け入れざるを得なかった。

安政の大獄以来、逼塞に追い込まれていた一橋慶喜松平慶永らが表舞台に復帰したことにより、幕府の改革は進むかに見えたが、やがて島津久光との意見の相違が明らかとなり、対立することとなる。なお、島津久光は帰国の最中、生麦事件を起こすこととなった。


改革の必要があったとはいえ、外様大名の父の圧力、およびそれまで政治的実権を有していなかった朝廷の圧力により改革を強要されたことは、幕府の権威に著しいダメージを与えた。それとともに朝廷の権威は相対的に上昇し、幕府は翌年の徳川家茂将軍上洛要求の勅命にも屈することとなる。そして将軍上洛を契機に、幕府の権力も江戸と京都に分裂し、幕府崩壊に至るまで分裂状態は完全に回復されないままとなり、幕府の寿命を縮めることになった。


一方、京都でも久光の行動と寺田屋事件などの影響により、薩摩藩会津藩などを中心とする公武合体(幕政改革)派と、長州藩真木和泉らの志士などを中心とする尊王攘夷派の間で、京都政界の主導権を巡る対立が激しさを増していく。また勅命の成功によって、それまで政治的発言を封じられていた少壮公卿もまた発言力を増大させ、中川宮朝彦親王二条斉敬公武合体派と三条実美姉小路公知はじめとする尊攘派公家が激しく対立する。これらの動きが翌年の八・一八政変、翌々年の禁門の変などにつながっていくことになった。

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