子供の頃に気をつけていたことがある。我が家への来客に、オカンが出前を注文する時に、ワシも便乗できるよう虎視眈々と狙っていた。冷静に思い出しながら上位から羅列すると、上客なら鰻重でそれ以降はランク順に変化し、鰻→お寿司→親子丼→きつねうどん→煎茶だけみたいなことだ。 丹波の松茸を手土産にやって来るKさんは、間違いなく鰻ランクだったので、そんな日は学校を仮病で病欠も辞さず、家で籠っていたのが懐かしい。ランクの親子丼は戴く機会が多く、鶏肉・卵・お出汁が奏でる調和が醍醐味だと感じていた。フタの上にタクアンが2切れ。 本日は親子丼のご紹介。まずは鶏肉の旨味を昆布・鰹のお出汁にシッカリと移し、玉ネギを加え…