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唐沢俊一検証blog

2015-05-28

おバカレインボー。

10:32

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。

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・1970年代後半に札幌アニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



●去る5月19日に、唐沢俊一・なをき兄弟の御母上が逝去されたそうです。謹んでご冥福をお祈りいたします。



5月9日0時20分からTBS系列で放送された『有吉ジャポン唐沢俊一がゲストとして出演していた。唐沢は「夜の雑学」を紹介する役回りで、有吉弘行から特にイジられることもなく他のレギュラー陣とやりとりをすることもなく淡々と雑学を紹介していた。「唐沢さんはイジった方が面白いのに!」と歯痒く思ったが、ゲストの中では一番多く発言していたし、唐沢本人にとっては満足できる内容だったのではないだろうか。以下、番組内で唐沢が紹介していた雑学を列挙しておく。


・オーダー香水を作る時は汗などの分泌物を入れるとよい

加齢臭は薄めると柑橘系のにおいになる

・夜の営みで快感が脳に伝わる速度は時速250km

・男性のズボンの股間部分は左側が少しだけ広く作られている

・ピンク色にエッチなイメージを持っているのは日本人だけ

吉田松陰は生涯童貞だった

・太ももの裏に毛が生えている男性は夜が強い


 「時速250km」は何を根拠にしているのかよくわからないが、全体的に真偽は別としてもトリビアとしてパンチが弱いような…。



5月12日11時からTBS系列で放送されたひるおび!内のコーナー「常識クイズ どっちがホント!?」に唐沢俊一が解説役で出演していた。この日は外でワンセグで放送をチェックしていたのだが、イヤホンで聞くと唐沢が笑ったりコメントしているのがわかって面白かった。普通にテレビで観ている限りでは唐沢のリアクションに気づけないので、もう少し声を張るなりした方がいいような気がした。「誕生秘話編」なのに誕生秘話と関係のないクイズが出るのは相変わらず。




唐沢俊一のTwitterから。

と学会例会終了。自分の発表物件は(皆神さんのリクエストにより)母に付きまとっていた80歳ストーカー東大大学院卒博士号持ち)のメール(笑)。


 私信を仲間内で晒して笑いものにするのは中学生くらいで終わりにしておけばいいのに(もちろん中学生だからと言って許されることではない)、唐沢俊一皆神龍太郎もお若い。ただ、と学会は以前にも私信を書籍や同人誌で晒したことがあるので、集団としてプライヴァシーについてゆるい認識しか持てていないのかもしれない。

 それから、唐沢は別のツイートで「80歳ストーカー」なる人物を「母に依存していた病んでる方」とも呼んでいて、「病んでる方」をトンデモ物件扱いするのはいかがなものかと思う。唐沢さんはいついかなる状況においてもトンデモにならない自信がお有りなのかもしれないけれど。



●来月上演される唐沢俊一の演劇に、眠田直がスタッフとして参加している(特設サイトやブログの管理を担当)。



週刊新潮』5月7日・14日合併掲載のダンプ松本の記事に唐沢俊一がコメントしている件は前回軽く触れたが、その記事が「矢来町ぐるり」にアップされているので興味のある方はチェックしてみてほしい。…うん、やっぱり中身に触れるまでもないコメントだった。

 で、同じく『週刊新潮5月21日号P.31〜32に掲載されている「「おバカ枠」に戻りたい「スザンヌ」にバカの壁「藤田ニコル」」という記事にも唐沢俊一がコメントしているのでこっちの方は一応紹介しておくことにする。なお、この記事も「矢来町ぐるり」にアップされている。

 『週刊新潮』P.32より。

評論家の唐沢俊一氏が、おバカ枠について解説する。

「私が02年から携わった『トリビアの泉』(フジテレビ系)では、教養色のついたネタを使いませんでした。というのも、視聴率が下がるから。現代人は、家では小難しいことは考えたくない。その点、おバカタレントを見ても頭を使わなくていいし、“自分よりバカがいる”と安心できるのです」


 「現代人」とは大きく出たものだ。でも、バラエティ番組ではためになる話がよく出ているし、クイズ番組では「教養色のついた」問題が出題されている。池上彰が人気があるあたりを見ても、「現代人」は実はいろいろと考えたがっているのではないだろうか。まあ、「現代人」が唐沢俊一の言う通りに「小難しいこと」を考えたくない存在だったとしたら検証されることもなかったのかもしれないけどね。


 この後、唐沢はスザンヌの離婚会見とトニー谷を比較しているが、会見での彼女は斉藤和巳を悪く言うこともなくて概ね好印象を与えているようだし、だいたい離婚会見で変なことを言ったら「おバカ」ではなく本当のバカになってしまう。…っていうか、「ワシントン殺人事件」を見る限り、唐沢は完全に「おバカ枠」に入っちゃっていると思うのだが。一見雑学王、実はおバカというキャラクターは新しい気もするので、その路線でテレビ局に売り込みをかけてみたらいいのでは。



D

ムーンチャイルドもスクリプトも好きだなあ。


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mamazanne ママザンヌ

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yonocoyonoco 2015/05/28 18:04 >御母上が逝去
の前後に
>「母に依存していた病んでる方」
をネタにするのは、流石に…
ともあれ、ご冥福をお祈りします

2015-04-29

モラルの葬式。

07:25

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。

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4月7日11時からTBS系列で放映されたひるおび!内のコーナー「常識クイズ どっちがホント!?」に唐沢俊一が解説役として出演していた。続投決定おめでとうございます。



週刊新潮』4月16日号に掲載されている東京情報」第113回より。同誌P.106。

 私は25年くらい前にやっていた外国人を集めて日本について討論するNHKの番組を思い出した。一度“知っている日本人の名前を挙げる”という企画があったが、そこで圧倒的に多かったのがブルース・リーである。司会の鈴木健二アナウンサーは「ブルース・リーは日本人ではありません!」と声をからしていたが、その頃より少しはマシになったのだろうか?


 唐沢俊一キッチュの花園』メディアワークス)P.70より。

 十数年前、NHKで『日本はアメリカにどれくらい理解されているか』という番組があった。アメリカの一般市民たちを集めて、磯村“ちょっとキザですが”尚徳氏が、

「あなたの知っている日本人の名前を挙げてください」

と質問したのだが、そこで真っ先に、多くの人から挙がった名前がブルース・リーだった。それが何度も何度も出てくるので、磯村氏がとうとうカンシャクを起こし、

ブルース・リーは日本人ではありません!!」

と怒鳴るように言ったのがオモシロかった。


 たぶん同じ話なのだが、鈴木健二磯村尚徳を間違えるか? という疑問はある。ちなみに、唐沢俊一は上に引用したコラムで少林寺拳法に関してミスをしているが(2012年2月16日の記事を参照)。「東京情報」の方は新聞通信調査会が行った調査の説明をしているだけで味も素っ気もなさすぎる内容だった。

 ついでに書いておくと、現在発売中の週刊新潮』5月7日・14日合併に掲載されているダンプ松本の記事で唐沢俊一が名前を出してコメントしているが、別段面白くもなかったので省略。



コミケットスペシャル6で頒布された同人誌『改造人間の系譜』唐沢俊一が「潮健児という役者」という文章を書いている(P.3〜13)。この同人誌は5月5日に開催されるコミティアでも頒布されるようだ。唐沢の文章はタイトルそのまま潮健児との思い出を書いたもので、特に目新しい情報はなかったが、興味深い点が2つばかりあった。なお、唐沢が編集および構成を担当した潮の自伝『星を喰った男』に関しては2008年12月26日の記事を参照されたい。


 ひとつはP.4のこのくだり。

 一九八八年(昭和最後の年)のことだ。

 当時私は伯父の経営する芸能プロで仕事をしていて、地方での演芸会のプロデュースなどをやっていた。もちろん、本業はモノカキで、この仕事はアルバイトのつもりでいた。立川流の連中などと交友関係も出来て、いい仕事ではあったが、ぼちぼちと文筆関係の仕事も増えてきており、そろそろ筆一本で立っていく潮時かな、などと思っていた。


 「昭和最後の年」へのツッコミはしないでおくが、1988年に唐沢俊一の仕事がどれほどあったのか? というと正直疑問である。唐沢俊一の名前が本格的に表に出てきたのは1989年の唐沢兄弟商会(当時)のマンガ『東方見物録』であり、初の単著である『ようこそ、カラサワ薬局へ』が出たのは1990年になってからである(しかも次の単著を出すまで3年かかっている)。まあ、名前の出ない仕事をしていたんだ、と言われればそれまでだが。2011年2月27日の記事も参照されたい。

 


 もうひとつはP.6のこのくだり。

仮面ライダー放映当時、私は中学二年生である。背伸びをして大人向けのものに食指を伸ばしたくなる年齢であり、テレビでも映画でも、大人向けのものを選んで見るようになっていた時期だった。ライダーが初期の怪奇アクションものから純粋ヒーローものに方針を変え、少年ライダー隊というような設定が作られ、あきらかに子供向け作品にシフトしてきてから、追いかけて見ているのが気恥ずかしくなっていた。(後略)


 上の文章を読んで、「唐沢さんは『仮面ライダー』という作品自体にはそれほど思い入れがないんじゃないかなあ」と思ってしまった。以前の記事を書いた時にも感じたことなので、なんとなく納得。「いつその作品に接するか」というのは大事なポイントで、中学生がライダーにのめりこめない、というのは有り得ることかもしれない。自分なんかは幼稚園でスカイライダー直撃、小学校でBLACK直撃なのでそれ以前の昭和ライダーも全然アリなだったりする。だから、ライダーにのめりこめなかったとしてもそれはしょうがないのかもしれないが、平成ライダーをクサすために昭和ライダーを持ち上げるのはやめてほしい。


岡田斗司夫『僕らの新しい道徳』朝日新聞出版)P.38〜39で岡田がこんな発言をしていた。

 (前略)僕にも、友達が炎上した経験というのはあります。友人の唐沢俊一さんが、一時期ネットでめちゃくちゃ叩かれていたんです。彼を叩くためのサイトがあるくらい。

 そういったサイトの文章を読んでいてどう思ったかというと、言っていることは正しいのかわからないですけども、殺人も犯していない人がここまで叩かれるのは何でだよという気持ちでいっぱいになりましたね。


 …ということは、岡田さんも当ブログを読んでくれていたのだろうか。別に唐沢俊一を叩くためにブログをやっているわけではないけれど。唐沢俊一がどうして炎上したのかちゃんと説明していないのと「言っていることは正しいのかわからないですけども」などと判断を避けているのがズルいといえばズルいけれど、岡田が唐沢どころではなく炎上してしまった今となっては「そこで炎上についてちゃんと分析しておけば…」という思いが湧いてこないでもない。上の発言からすると、今自分が叩かれているのは理不尽だと感じていたりして。とうとう『週刊文春』にも取り上げられちゃったなあ。


 それから、東浩紀との対談では涼宮ハルヒの憂鬱についてこんな発言もしていた。同書P.244〜245より。

東  岡田さんは『ハルヒ』はどうですか


岡田  読んでもいないし観てもいません。申し訳ないですが、あんな頭の悪い美少女アニメは観ません。僕にとっては、表紙にあんな絵が載っている時点でもうジャンクです。


東  ええっ(笑)。『ハルヒ』は古いSF読みからしてもけっこうよくできている作品ですよ。



岡田  『ハルヒ』がSFかどうかでなく、おもしろいかどうかの問題です。おもしろそうではないから読んでいないだけで、SFであれば読むというような読み方はしたくありません。「結構、よくできている」程度のものに触れている時間がないんです。本当におもしろいものだったら、もっと普通の人も観ているし、読んでいるでしょう。

 エヴァ』もアニメファンに向かって作られた作品ですが、一般世界に飛び出てきましたよね。『ハルヒ』はSFとしてもアニメとしてもそこまでの脱出速度を持っていないから、飛び出て来ないんですよ。


 念のために付け加えておくと、岡田はその後『ハルヒ』のアニメ版をチェックしてそれなりに評価している。

 この発言についての第一印象は「どうしてそんなにイライラしているんだ」である。少し前に岡田が『Gのレコンギスタ』の1話を酷評したときにも感じたことだが、彼にとってはもはやアニメを観る行為そのものが苦痛でしかないのかもしれない。加えてこれだけ批判していた『ハルヒ』を後になって結局観てしまっているあたり、流行った作品をチェックしなければならないという使命感あるいは虚栄心が岡田の中では残っているのが感じられて、そのおかげで余計に苦痛が増しているという気の毒な状態に陥ってしまっているのではないだろうか。オタクからすっぱりとリタイアしちゃった方が彼にとってはしあわせだと思う。あと、のいぢだけで『ハルヒ』を否定するのもすごいなあ。同じ理屈で『トップをねらえ!』を観ずに否定できることに岡田が気づいているのかどうか。余談だが、原田曜平『ヤンキー経済』(幻冬舎新書)の中でマイルドヤンキーが好きなアニメのひとつとして『ハルヒ』が挙げられていて、岡田の考えとは違って『ハルヒ』はオタク以外の「一般世界に飛び出て」いるのではないか? と思われる。ちなみにオタクとヤンキーの関係については後日あらためて論じる予定。岡田斗司夫も登場するよ!

 さらにもうひとつ余談をしておくと、上に挙げた『僕らの新しい道徳』に収録されている岡田と東の対談では、東が提唱している「福島第一原発観光地化計画」に岡田が鋭く切り込んでいて、同書の中では個人的に一番面白い内容になっていた。それ以外にもなかなか興味深い部分のある本だったので、いずれあらためて紹介する機会があるかもしれない。



 それにしても、岡田斗司夫が“道徳”について語るなんて悪い冗談でしかない」とつい思ってしまう。だって、本のタイトルを見ただけで笑っちゃうもの。評価経済」「いい人戦略」も完全に面白ワードと化してしまっている。

 自分などは例の騒動に関係なく以前からの傍若無人な振る舞いを考えて「岡田さんには道徳なんて必要ないだろ」と思っていたのだが、どうも岡田の考える「道徳」は世間一般の「道徳」とは違うようだ。『僕らの新しい道徳』P.283より。

 これまでの安定していた社会から、変動する社会へ。僕らはこの変化にうまく対応できていなくて、どんどんしんどくなっています。

 どうしてしんどくなったのかを考えているうち、最近は見向きもされなくなっている道徳というツールが、意外に役立つのではないかと思いつきました。こんな便利なものが身近に転がっているのに、使わない手はないでしょう。(後略)


 道徳をツール」「便利なもの」と捉えている時点でだいぶズレを感じざるを得ない。『僕らの新しい道徳』を読んでいても、岡田の考え方は「道徳」よりも「損得」の方に寄っているように感じられて、実際問題「損得」で考える方が従来の岡田のキャラクターからしても違和感はない。

 じゃあ何故「道徳」なのかというと、マイケル・サンデルにカブれた影響と乱暴に考えてしまうこともできるが、かつて「教養」に憧れた時と同様に(2010年10月16日の記事を参照)自らの中にはない確からしいものを求める気持ちがあったのではないか、と個人的には考えてしまう。この邪推が当たっていたとしたら少し寂しい話だ。


 『僕らの新しい道徳』というタイトルを目にしただけで笑ってしまう、と上で書いたが、もうひとつ気になるのは「僕ら」である。岡田の近著は『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』(PHP新書)というタイトルで、そもそも初の単著が『ぼくたちの洗脳社会』(朝日新聞社)というタイトルである。「ぼくら」「ぼくたち」というと一昔二昔前のサブカルチャーを思わせるフレーズだが、サブカル嫌いを公言している岡田がこれらのフレーズを多用しているのが少し不思議である。

 そういえば、唐沢俊一「われわれ」をよく使うが、「ぼくら」「ぼくたち」「われわれ」を主語にすると書き手/話し手の責任が軽減される効果があるような気がする。「いえいえ、このように考えているのは決して自分だけではないんですよ」みたいなエクスキューズというか。自分などはこれらのフレーズを目にすると胡散臭く感じてしまう。たとえば、上に引用した岡田の発言をもう一度引いてみるが、

これまでの安定していた社会から、変動する社会へ。僕らはこの変化にうまく対応できていなくて、どんどんしんどくなっています。

 これには「いやいや、その“僕ら”に俺は入ってないから!」と思ってしまう。もし仮に岡田が現在生きづらさを感じていたとしてもそれは岡田個人の問題だろう。「個人の問題に過ぎない事柄を全体に拡大する」癖が岡田にはあると以前指摘したことがあるが、「ぼくら」「ぼくたち」の多用も同じようなものだし、それはオタク第一世代」という概念にも言えることなのかもしれない。愛人騒動も「ぼくら」「ぼくたち」の問題にされたらある意味凄いけれど。



 岡田斗司夫問題、正直「あんまり触れたくないなあ」と思っていたが、やってみたら面白くなってしまうから困る。早く唐沢問題も面白くなーれ。



モラルの葬式

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僕らの新しい道徳

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ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)

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冷笑者冷笑者 2015/04/29 10:26 主語が一人称複数形になると責任が分散する、というご指摘、まったくその通りだと思います。「みんなそう言ってる」というアレとまったく同じです。みんなって誰?我々とか僕たちの「たち」って誰?

BURUBURU 2015/04/29 10:34 週刊新潮の「東京情報」、唐沢さんは3〜4人いるデータマンのひとりなんでしょうかね? 週3万くらいのギャラでしょうか? まあ、ほどほどのよい食い扶持なのではないでしょうか。ここにきて一気に不幸な岡田さんと、立場が逆転した感じがあります。

yonocoyonoco 2015/04/29 12:14 「ぼくら」「ぼくたち」「われわれ」文法は、吉本隆明さんの影響受けてる人が、良く使う文法で(大塚英志さんも良く使う)、まあご指摘の通り『僕(私)は君らの代弁者なんだよー』てエクスキューズなんでしょうなあ

後、80代のどこかでライターデビューしたのかしら?
謎が深まるばかりです

SY1698SY1698 2015/04/29 20:19 モラルがない人間が道徳を説くというギャグなのですねw
あと責任感のない、あるいは責任転嫁をする人間というのは、とかく複数形を用いて自らの責任を薄める言い方を多用しますし。

discussaodiscussao 2015/04/30 08:03 直接的には橋本治の『ぼくたちの近代史』や、『ぼくたちの洗脳社会』と刊行時期が近い「貧乏は正しいシリーズ」―『ぼくらの最終戦争』『ぼくらの東京物語』『ぼくらの資本論』『ぼくらの未来計画』―の影響だと思います。内容的にも。

古賀古賀 2015/05/02 11:18 >岡田の考え方は「道徳」よりも「損得」の方に寄っているように感じられて、
>実際問題「損得」で考える方が従来の岡田のキャラクターからしても違和感はない。

確かどこかで「自分は利害損得でものを考える」というような趣旨のことを明言していた
覚えが。

>「個人の問題に過ぎない事柄を全体に拡大する」癖が岡田にはあると以前指摘したこと
>があるが

これはほぼ一貫して著作もそうなっていますね。極端なことを言えば著作から逆にその時期
岡田さんがいかなる個人的問題をかかえていたか逆算できるんじゃないかと思えるほどに。

NNTNNT 2015/05/02 20:22 岡田氏は本当ににっちもさっちもいかない所に到達した感じですね
文豪レベルの人なら美味しすぎる状況ですが、別にそういう職業じゃないし、
基本小心者だし

岡田氏は橋本センセーの本を読んではいないと思う
読んだ人からの又聞きはあるかもしれないけど
橋本センセーの似たような沢山の本を読んで得られるのは、自分の頭と言葉で世界をとらえられるようになりなさい、私の言葉を頼らないように!って事だと思うんですよね
私も橋本センセー信者だったので、センセーの本から卒業するのが辛かったです
信者だから卒業したのです

信者が欲しい欲しいの岡田氏が橋本センセーの読んで真似っこしたとかなら憎悪の気持ちがマックスですわ

南無三南無三 2015/05/03 19:15 「週刊文春」(p.184)読みました。
「教職をクビになって金欠」だの「反省の色がない」だの
散々な言われ様でしたが(信憑性はともかく)、
スキャンダルを大々的に取り上げられ、岡田氏も立派な
芸能人の仲間入りですね。

漫棚通信漫棚通信 2015/05/07 21:34 こんにちは。一人称複数といえば岡林信康「私たちの望むものは」(1970年)あたりが有名ですが、さらに戦後左翼的言辞の「われわれ」までさかのぼってしまいますので、「僕ら」はまあ、その影響を受けている彼ら(わたしもですが)としてはしようがないかなあと。

酢豆腐食わせたい酢豆腐食わせたい 2015/05/09 06:26 一行知識の多くは実際にはその情報のみがポツリと書かれているのみで
典拠が明確ではなくあやふやな伝聞知識が多い。

古い漫画雑誌などではページの端に一行知識が載っているのが多かったが、
唐沢少年はそれに夢中でページを切り抜いて綴じ、
自分だけの『一行知識帳』を作って楽しんでいたそうです。微笑ましいですね。

それが、時代は変わりインターネットの普及した現代にまで、
『他人の文章を盗み』『伝聞で書籍を書く』のは如何なものか。
博覧強記を自認し『博覧強記の仕事術: 唐沢 俊一: 本』などを出版。

> 博覧強記(ハクランキョウキ)とは - コトバンク
> https://kotobank.jp/word/博覧強記-600554
> デジタル大辞泉 - 博覧強記の用語解説 -
> 広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。「―の人」

よく間違う唐沢先生は『よく記憶していること』とは思えないし、
子供が一行知識を楽しむのは別として、
『いい年した大人が自分の手柄のように開陳するのはいかがなものか』
唐沢先生は飲み屋でのろれつの回らない戯言程度で済ませて欲しいもので、
(真面目に検証されている一行知識趣味のひとに失礼です)
一行知識そのものを胡散臭くしている貢献者になってるような…。

と、唐沢先生の子供時代からの趣味の一行知識について書いてみました。
(コラムや自著などで唐沢先生が一行知識について度々述べられているので)

PS.
『酢豆腐』とは落語の演目のひとつで、半可通の事を言います。

ある日、豆腐が腐って異臭を放ち困っていた長屋の住人達が、
日ごろから生半可な知識をひけらかし
知ったかぶりをする若旦那を騙して 腐った豆腐を食べさせる話です。

南無三南無三 2015/05/13 22:05 岡田斗司夫氏が新連載をお始めになったようですが…

http://www.tanteifile.com/diary/2015/05/13_01/
探偵ファイル〜スパイ日記〜

今更ゴジラのサイズについて言及とは…
空想科学読本じゃないんですから。
ま、コラム(ほぼ)毎日更新だそうなので、
ご健闘をお祈りしましょう。

南無三南無三 2015/05/19 23:09 唐沢俊一氏、お母様のあや子さんがお亡くなりになられました。
簡単ながら葬儀と告別式は執り行なおう、とのこと。
20日18時お通夜於西区博善斎場、21日9時告別式11時出棺。

https://www.facebook.com/shyunichi.karasawa/posts/908194879242177?fref=nf&pnref=story

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=908321775896154&set=a.901831273211871.1073741876.100001550206966&type=1&fref=nf&pnref=story

お悔やみ申し上げます。

kensyouhankensyouhan 2015/05/28 11:26 コメントありがとうございます。


>冷笑者さん
「よそはよそ、うちはうち」ってやっぱりいい言葉だな。


>BURUさん
以前にも書きましたが、21世紀に入って『トリビアの泉』のヒットがあった唐沢さんと比べると、岡田さんはひたすら貯金を切り崩していっていたわけで(ダイエットで自らの肉体をも切り崩したと言えるのかも)、例の騒動がなくてもかなり厳しい状況だったと思います。


>yonocoさん
匿名か変名で仕事をしていたんですよ、きっと。


>SY1698さん
サンデル先生が「正義」だからこっちは「道徳」だ、程度の軽い気持ちのような気がします。
自らの行為が「道徳」に適っているのか?と考えないあたりは「“理屈民族”ってスゴい」と思うばかり。


>discussaoさん
>NNTさん
岡田さんが橋本治の名前を出したことは過去にあるので、参考にした可能性はあるでしょうね。


>古賀さん
『フロン』などは特に。


>漫棚通信さん
個人的には小林信彦を連想しました。『ぼくたちの好きな戦争』『われわれはなぜ映画館にいるのか』。
「ぼくら」「われわれ」といった主語を「自分はこの集団に属している」と明確に自覚して使うのとなんとはなしに使っているのとでは大きな違いがある気がするので機会があればじっくり考えてみるつもりですが、とりあえず主語が大きくなった場合は気をつけたほうがいいのかもしれません。「日本人」「現代人」といった具合に。


>南無三さん
岡田さんの文章がだんだんだんだん薄くなっていく。

2015-03-25

偶然のナイフ・エッジ・ケアレスミス。

22:34

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●当ブログの管理人が『楽園』を愛読しているのは前にも書いたはずだが、現在発売中のVol.17から始まったkashmir『ぱらのま』のヒロインが可愛いなあとニヤニヤしていたら、同じく新連載の久米田康治『スタジオパルプ岡田斗司夫騒動ネタがぶっこまれていたので、避けられずに声をあげて笑ってしまった。さすがは久米田、と言うべきか。古泉智浩も岡田騒動をネタにしていたし(ガジェット通信)、次はいよいよ『まんが家総進撃』だな。…っていうか、あの騒動をチェックしていると『まんが極道』のアレやコレを思い出してしまうわけで。



3月3日11時からTBS系列で放映されたひるおび!内のコーナー「常識クイズ どっちがホント!?」に唐沢俊一が出演していた。唐沢の出演は月1ペースなので、「次は4月だな」と思っていたら、24日放送分にも出演していたので少し驚いた。この日のクイズは「ものつくりスペシャル」という特別版だったので、以前にも特別版に出演していた唐沢の登場、ということになったのだろうが、こうして見ると『ひるおび!』にとって唐沢はまことに便利な存在だと言えるわけで、4月以降もコーナーの続投は堅いと考えていいような気がする。



●今回はあちこちで見かけたちょっとしたミスを指摘していく。まずは唐沢俊一Facebookで見かけたケアミス(唐沢風表記)。

ノーマ・バーデンのことは以前(2月21日)にも書いた。ヒチコックの『情婦』(1957)におけるフレンチ夫人の役で有名な女優さんだが(後略)


 一瞬ギョッとしてしまった。飲み会だったら「ワイルダーですね」と横から一言つぶやきたかったところ。Facebookで「いいね」している人も教えてあげればいいのに。

 

●続いて「ニコ生マクガイヤーゼミ」第1回延長戦で、例の「愛人リスト」について聞かれた岡田斗司夫の答えから(1分30秒あたり)。

あれはもともと、当時幻冬舎だった額田(引用者註 久徳)さんと一緒に作っていた小説のリストで、伊達邦彦というペンネームまで決まっていたんだよ。『汚れた英雄』の主役と同じ名前じゃん。『汚れた英雄』形式だから女に対してはとことんえげつなくあくどくて、そのあと純文的(発言ママ)な落ち込みをするというのが交互にあって、それをずっと準備して書いていて、ミクシィの限定会議室(発言ママ)で俺と額田さんの2人しかやってないところから出てっちゃったメモだから、本当は俺も犯人を探したいんだけどさ。


 伊達邦彦は大藪春彦の小説『野獣死すべし』等の主人公で、『汚れた英雄』の主人公は北野晶夫。この2人に加えて『蘇える金狼』の朝倉哲也の名前は覚えておきたいところ。オタキングに伊達邦彦を気取られたら大藪先生も激怒するような、というよりむしろ伊達邦彦にボコられる側じゃん、岡田さんは。「偽オタク評論家の丘田」とか出てきそう(モデルになった人物・団体がわかりやすいのは大藪作品の特徴)。「自称雑学王の空沢」をボコったら丘田の名前が出てきて…、という展開だな、きっと。

 …それにしても、上に引用した発言を見てもリストが流出した経緯はよくわからない、というか、あくまでリストを小説のモトネタだと主張するのだなあ、と。上の番組では他にも面白発言がたくさんあったので、いずれ紹介したい。「子供が好きすぎたからパイプカットした」(10分45秒あたり)なんて意味不明だったなあ。



●次は週刊新潮』3月26日号掲載の東京情報』第110回より。同誌P.131。

(前略)豊臣秀吉は農民から三英傑と呼ばれる武将にまで上り詰めたが、彼が築き上げた栄華の極みである聚楽第の門に、「おごれる者は久しからず」という落首が貼られていた。それを見つけた秀吉は、「おごらずとても久しからず」と書き足したそうだ。秀吉らしいユーモアだが、晩年はその余裕もなくなった。秀吉四国攻めが進まないのを批判した「太閤は四石の米を買いかねて、今日も五斗買い、明日も五斗買い(御渡海)」という落首を見つけたときは、必死に犯人を探したそうだ。

 聚楽第の完成が1587年で、四国攻めは1585年である。…時間の流れがおかしくないか? まあ、デンマンさんは外国人だからしょうがないのかな。あと、「四石」と「四国」もひっかけているから。


※追記 shimojohさんからご指摘を受けたが、秀吉太閤と呼ばれるようになったのは1591年である。



●唐沢検証からは外れるが、デンマンさんを励ます意味も含めて、高名な作家でもミスをすることを紹介しておこう。綱淵謙錠『聞いて極楽-史談百話-』(文春文庫)P.29より宇喜多秀家エピソードを紹介したくだりから。

 秀家の勇名を知らぬ戦国武士はいない。関ヶ原の戦いで西軍に加担し、敗れて薩摩に渡って島津義弘に庇護されていたが、のち義弘と前田利家の助命嘆願で死を許され、慶長十六年(一六一一)、八丈島に流されていた。


 これも「ヒチコックの『情婦』」と同じで一読ギョッとしたパターン。前田利家関ヶ原の戦いの前年に死んでいるから、宇喜多秀家の助命を嘆願できるはずがない。実際に秀家の助命を嘆願したのは利家の長男である利長(秀家夫人の豪姫は利家の娘)。



 ミスは誰もがするものなのだから、見つけたら気軽に指摘したいものである。もちろん、自分だってミスをするので、見つけた方には指摘してもらいたい。「俺だけはミスをしない」などと思いあがって得意げなうすらわらいを浮かべていたら、いつの間にかウォッチされる側にまわってしまうかもしれないのだから。

D

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だんだん変な笑いが出てくる。

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こないだ気づいてビックリした。



Knife Edge Caress / 偶然のナイフ・エッジ・カレス

Knife Edge Caress / 偶然のナイフ・エッジ・カレス

てるみな 1―東京猫耳巡礼記

てるみな 1―東京猫耳巡礼記

てるみな 2

てるみな 2

野獣死すべし (光文社文庫―伊達邦彦全集)

野獣死すべし (光文社文庫―伊達邦彦全集)

蘇える金狼 野望篇 (角川文庫 緑 362-2)

蘇える金狼 野望篇 (角川文庫 緑 362-2)

聞いて極楽―史談百話 (文春文庫)

聞いて極楽―史談百話 (文春文庫)

THE FIRST QUESTION AWARD

THE FIRST QUESTION AWARD

藤岡真藤岡真 2015/03/26 11:11 ご無沙汰しております。
>モデルになった人物・団体がわかりやすいのは大藪作品の特徴
某国大統領第三夫人、ビデ・パンスケーノとか。

shimojohshimojoh 2015/03/26 16:33 秀吉の御渡海狂歌は、明への討ち入りのときとして紹介されてるのが有名だと思ってました。上の句も「太閤が一石の米を買いかねて」だったような……まさかデンマンさん、四国と中国を間違えたとかないでしょうな。

shimojohshimojoh 2015/03/26 16:40 連投失礼。そもそも四国攻めの始まる前は、秀吉は太閤どころか関白にもなってませんな。四国攻めの最中に関白就任、秀次に関白を譲って太閤と呼ばれたのは四国攻めの6年後。

kensyouhankensyouhan 2015/03/26 18:54 コメントありがとうございます。


>藤岡さん
「山野組」「沖首相」とか。


>shimojohさん
ご指摘ありがとうございます。追記しておきました。

yonocoyonoco 2015/03/26 22:27 ビックコミックのゴジラ増刊の一人が『あー、なをきさんが岡田さん書くならこう言うデフォルメするな』って感じがしました(;´д`)

>shimojohさん
ローマ字打ちでもひらがな打ちでも『し』と『ちゅう』を間違えるのは、うーん…

discussaodiscussao 2015/03/26 23:36 お久しゅう…

>こないだ気づいてビックリした。
元ネタという話があるようですね。今聴いてみたら、テーマ・リフが似てるのと、コーラス部「けして変わらない何か」が「She only wants you to tell her That you love her」のフレーズが同じというのは分かりました(他にもあるかも)。

古賀古賀 2015/03/27 20:28 >さすがは久米田、と言うべきか。古泉智浩も岡田騒動をネタにしていたし
>(ガジェット通信)、次はいよいよ『まんが家総進撃』だな。…

最近は枕営業を強要されたと証言される方など各方面で様々に漫画化
されている岡田さんですが、騒動になる前に『アオイホノオ』に登場
した岡田斗司夫像が、騒動の後でも違和感ないどころか「やったもん
勝ち」などのフレーズが新たな意味を帯びてくるのはなかなかスゴい
ものがあります。

NNTNNT 2015/03/28 00:06 パーフリさん達は僕らはパクりをやっている!と堂々としていたので

こないだ例の新潮の連載を読んだ母が、外人さんが歌舞伎役者の顔が大きい!って言ってるってと話すので、
いや、あれは外人さんが言ってるわけじゃないからと説明するのがかなり面倒くさかったです

本読み本読み 2015/03/29 21:18 『人生で大切なことはオカルトとプロレスが教えてくれた』という大槻ケンヂと山口敏太郎の対談本で、と学会にちょっと触れているので取り上げてください。

南無三南無三 2015/04/06 22:50 今更、件の「ひるおび!」を録画で見ましたが…
唐沢氏の後ろ髪、随分ボリュームが増えて妙にツヤが光ってましたね。
コーナー開始前の人物紹介の時は大分縮れていましたが…
(まぁその映像は前に撮ったものの使い回しでしょうが)
流石『育毛通』の成果?

kensyouhankensyouhan 2015/05/28 11:00 コメントありがとうございます。


>discussaoさん
ビックリした後でググってみたら既に指摘されている方がいらっしゃいました。
http://matome.naver.jp/odai/2134832918591908101?page=2
『ファースト・クエスチョン・アワードのテーマ』が『カジノ・ロワイヤル』と似ていると指摘されているところを見ると、バート・バカラックからネタを拾っていたのかな?と(そういえばオザケンにも『おやすみなさい、仔猫ちゃん』というナンバーがある)。
『カジノ・ロワイヤル』は初めて聴いた時「筋少の“ゴーゴーゴー!ハイキングバス”じゃないか!」とビックリしたっけ。オーケンが原曲に歌詞をつけただけなんですけど。


>古賀さん
次か次の次で岡田さんネタをやりたい。


>NNTさん
ああ、俺以外にも読んでいる人いたんだ>東京情報


>本読みさん
チェックしておきます。


>南無三さん
自分もそれを観てビックリしたのですが、その後はいつもの髪型に戻っていたのでたまたまなんでしょうね。
ただ、唐沢商会の初期の頃に「長髪を後ろで縛った唐沢俊一」が何回か出ていることを考えると複雑な気分になります。

2015-03-02

失言そこいらで。

20:37

タコシェで既刊『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』『唐沢俊一検証本VOL.3』『唐沢俊一検証本VOL.0』「唐沢俊一検証本VOL.4」の通販を受け付けています。タコシェの店頭でも販売しています。

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・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。

・1970年代後半に札幌アニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



●前回書いたウルトラマンスタンプラリーはなんとかコンプすることができたのだけれど、やっている時に一番テンションが上がったのが浜松町駅のスノーゴンだったのは我ながらどうかと思った。何故スノーゴンなのかは謎だけど、嬉しかったから別にいいや。

 そういえば、唐沢俊一Facebookでこのスタンプラリーの怪獣のチョイスについて文句を書いていたが、「唐沢さんもゴチャゴチャ言ってないで64駅回ればよかったのに」と思うばかり。新大久保駅ピグモンを選んだ理由には感動したけどなあ。



●現在発売中の週刊新潮』3月5日号に掲載されている東京情報』第107回は、トマ・ピケティのブームを皮肉った内容なのだが、ピケティの理論を知らないままなんとか誤魔化そうとしているのがアリアリで笑えるので、興味のある方はチェックしてみてほしい。知ったかするデンマンさんはもちろん良くないが、編集部もデンマンさんでも答えられるお題を用意しなくちゃダメだって。

 この回を読んで思い出したのは、唐沢俊一が『パチスロ必勝ガイドNEO』に連載していたコラムで、よく知らないテーマでも知っているフリをちょくちょくしていたことである(2012年3月21日のエントリーにそのリストをまとめてある)。『エウレカセブン』や『24』は良いとしても(本当は良くないが彼に多くを求めてはいけない)、『宇宙刑事ギャバン』も知らなかったのはビックリ。唐沢さんとデンマンさんは本当によく似た芸風の持ち主であるが(2013年5月30日の記事を参照)、どうせなら2人(?)にはアメトーーク』スペシャル恒例のエガちゃんのモノマネみたいに知ったか芸を極めてほしいものである。



●前回書き漏らしたが、美術手帖』2月号唐沢俊一が変形するロボットのおもちゃについてコラムを1ページ書いていた。なるほど、本人の言う通り雑文を地道にこなしているようだ。まあ、唐沢さんがロボットのおもちゃに詳しいのか? と言うと疑問がないわけではないが。


●本題。DMM NEWS岡田斗司夫騒動が取り上げられていて、その中に出てくる「某カルト評論家」が一体誰なのか気になるところだが、吉田豪氏も現在一連の岡田騒動にのめりこんでいて、関係ない話題でも岡田の話題をブッコんでくる熱中ぶりである。

 で、現在発売中のスーパー写真塾』4月号に掲載されている吉田豪の失言レストラン』第30回でも、江夏豊の名言が本題なのにここでも岡田の話題が出てくるので笑ってしまう。…が、このコラムでは岡田だけではなく、唐沢俊一の話題までも出てくるので、そうなってくると当ブログでも紹介しないわけにはいかないのであった(この情報は阿部ピロシ氏のツイートで知りました。ありがとうございます)。以下、『スーパー写真塾』P.33より引用する。


 (引用者註 江夏は)それほどまでによく出来た夫人と離婚したことをいまでも悔やみ続け、「僕の人生のたったひとつの失敗と思っているのが、嫁さんに逃げられたことなんです。やっぱり家庭を守れないような男は男じゃないんです」と反省する。岡田斗司夫唐沢俊一とかが学ぶべきなのは、こういう姿勢じゃないかとつくづく思う。唐沢俊一は、一方的に惚れたけどセックスも出来ず、仕事を与えただけで振られた女優について「体臭がキツいからヤラないで良かった」とインタビューで言っていたけど、それは男としてアウトでしょ!

 もしこれが本当ならヒドい話である。文中の「インタビュー」というのは、例の『クイック・ジャパン』のインタビュー(2011年2月10日の記事を参照)なんだろうけど、当時の吉田さんのツイートによるとかなり直しが入ったそうだから、その過程で「体臭」云々もカットされたのだろうか(「直し」については2012年3月10日の記事も参照)。ドンファンがそんなことを言うとは正直信じたくないのだが…。

 岡田斗司夫の諸問題を知った今となっては「大恋愛事件」というフレーズを見るたびに笑いが込み上げてくるのを我慢できなくなってしまったのだが、「一方的に惚れたけどセックスも出来ず、仕事を与えただけで振られた」とまでハッキリ言われてしまうと笑いが涙に変わってきてしまう。

 ただ、例のインタビューを読み返してみたら、唐沢はくりかえしセックスが目当てではなかったと強調していたりする。吉田豪サブカル・スーパースター鬱伝』(徳間文庫カレッジ)P.250よりインタビューでの唐沢の発言を抜粋する。


ただ、普通の恋じゃないんですよ。そもそもプロデューサーが商品に手を出すなんてのはご法度ですし。指一本触れる気にもならなかったな。『オペラ座の怪人』的な愛情でね。

落ちました! 男の欲望が目当てだったらまあ、やり得か、とか思えるんでしょうけど(笑)、さっきも言った通りそんなつもりは毛頭ない。

  

 

 …こんなことを言っておきながら、「体臭」云々の発言が出るのが不可解だが、口が滑ったのか、それとも上の発言もインタビュー後に「直し」で挿入されたものなのか。唐沢さんもtwitterを始めたそうだから、反論があればそこですればいいんじゃないかなー。



 唐沢俊一岡田斗司夫を少しだけ擁護しておくと、江夏豊のような球史に永遠に名前が残るヒーローと比較されるのは唐沢や岡田でなくても誰だってキツい。むしろ、唐沢と岡田の問題点は一般人でも出来ることが出来ないところにあるのであって…って、全然擁護になってないな。



 

 次に唐沢ネタを1回やった後で岡田騒動について触れる予定、というのは前回と変わらず。


ウルトラ怪獣500 スノーゴン

ウルトラ怪獣500 スノーゴン

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

美術手帖 2015年 02月号

美術手帖 2015年 02月号

諸葛 均諸葛 均 2015/03/03 01:25 岡田さん人間は自分だけだと考えているらしいから、オタク論対談の時は女性関係も含めて唐沢さんを内心思いっきりバカにしてたのかと思うとさすがに同情します…。

yonocoyonoco 2015/03/03 11:41 >「体臭がキツいからヤラないで良かった」とインタビューで言っていた
うーん、書面では現れてないので、当人同士しか事実はわかりませんが、それは所謂ドンファンが一番いっちゃいけない台詞ですよね(;´д`)

ななしななし 2015/03/05 11:53 記事もコメントも、「揶揄」「非難」「批判」「嘲笑」「冷笑」等から「同情」「憐憫」を少し帯びてきた辺りに、氏の現状が表れているなと。

NNTNNT 2015/03/05 19:17 川崎方面で話題の週刊新潮を読んだのですが、そーいや東京情報ってアレじゃね?
と思い出して読んだのですが、
テーマが歌舞伎で、え?と思う所もあっても、まさか唐沢氏じゃないよねぇ?とは思いつつ読み続けて

役者とは自我の化け物

とかあって、やっぱり!と思いました。

役者とは他人の人生を生きる事で自分の人生を生きるのであって、
自我なんか彼岸に置いてきて初めてお商売になるのにな。

お名前は出ていないものの、相変わらずでいらっしゃって何よりです。

ど学会ど学会 2015/03/05 21:06 >そもそもプロデューサーが商品に手を出すなんてのはご法度ですし。指一本触れる気にもならなかったな。『オペラ座の怪人』的な愛情でね。
「プロデューサーが商品に手を出す」とか、「指一本触れる気にもならなかった」が『オペラ座の怪人』とどう関係してるんでしょうか? そんな内容の話でしたか(小説? ミュージカル? 映画?)。

南無三南無三 2015/03/12 20:31 前回の記事で塩原さんの心配をなさっていましたが、これは暴言も暴言ですね。
勿論、唐沢氏がインタビューで本当に体臭云々などと発言したかは気になりますが、
仮に手を出したらまさに岡田氏の後追いとなり、めでたいことだとも思いますが、
部屋にイアリングが落ちていた位でビクついたり、逆に駅でイアリングを落とした
女子には無関心を装う最近のツイートやフェイスブックを見るに、そんな度胸は
なさそうなのでさすがに大丈夫だと思いたい…です。

そうそう、5日程前にと学会の例会があったようですが、「他のひとが喋っているのに
横から質問を挟む」会員たちの喋りに違和感を感じた旨を唐沢氏が呟いていました。
と学会も離れたらいよいよ芝居(と一応テレビのコーナー)位しかやることがなくなる
のではないでしょうか。
ついでに、3/28に開催されるコミケットスペシャルに「と学会」参加とのこと。

『新刊は「と学会誌増刊・マイブックライフ」と学会会員が「本」について語るよ 』

とのことですが、去年エクストラ会をやっただけで今年はそういった一般向け?の
イベントもやらず、どうするつもりなのか分かりかねます。一応行ってみますか。

ななしななし 2015/03/18 10:36 「不適切な引用」って「引用ミス」に通じるものがありますね。

産経新聞:「フィギュア盗用」で処分
http://mainichi.jp/select/news/20150318k0000m040122000c.html

kensyouhankensyouhan 2015/03/25 22:58 コメントありがとうございます。


>諸葛 均 さん
「俺以外は犬か虫」発言についてはいずれ書こう。


>yonoco さん
ドンファンなのに童貞感バリバリなのが唐沢さんの凄いところ。


>ななしさん
あまり感情的にならないように心掛けています。


>NNTさん
最新のエントリーでも「東京情報」について書きました。


>ど学会さん
本番より打ち上げに力を入れる「楽園の怪人」を唐沢さんに演じてほしい。



>南無三さん
そういえば今年はどうするんだろ>トンデモ本大賞


>ななしさん
「盗用」とハッキリ書かない人にバチが当たりますように。

南無三南無三 2015/03/28 16:56 コミケットスペシャル、逝ってきました。
と学会の会誌増刊号を買いましたが、その際に今年はどうするかお尋ねしたところ、
「未定」だそうです。流石に唐沢氏はおられませんでした。

2015-02-15

一斗缶雑文。

07:49

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・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。

・当ブログにコメントされる場合には誹謗中傷および個人を特定しうる情報の掲載はおやめください。守られない場合には厳正に対処する可能性があります。

・1970年代後半に札幌アニメ関係のサークルに入って活動されていた方、唐沢俊一に関する情報をご存知の方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



唐沢俊一検証blog岡田斗司夫検証blogリニューアルしたほうがいいんじゃないかなー。

 などと吉田豪さんに言われてしまったわけだが、一連の岡田斗司夫問題についてはあらためて書くことにして、その際にいずれやる岡田検証の方針も示したい。自分にとっても今回の騒動にはいろいろ思うところがあったのは確か。ウルトラマンスタンプラリーをコンプしたら書いてみよう。

 ともあれ、今回はサボっている間に溜まったネタを消化していく。



日垣隆Facebook荒井晴彦負け犬呼ばわりしていた。あと、菅原文太が亡くなった時のツイートもなんだかすごい。



伊藤剛眠田直両氏のTwitterでのやりとり(Twilog)。詳しい話は2009年7月27日の記事を参照されたい。まあ、謝るか謝らないかはどうぞご自由に決めてください、と言うしかないが、誠実に対応しなかったおかげでどれほど多くのものが失われているのか、眠田にしろ唐沢俊一にしろちゃんと理解しているのかどうか。



2月3日11時からTBS系列で放映されたひるおび!内のコーナー「常識クイズ どっちがホント!?」誕生秘話編の解説役として唐沢俊一が出演していた。

 この日の第1問は明治時代旧暦から新暦に変えた大きな理由はどっち?」だったが、2ちゃんの実況スレでは「この話、こないだタイムスクープハンターで観た」というツッコミが結構あった。確かに年末にやってたようだ(番組公式ブログ)。この手のクイズにはよくあることだが、ネタかぶりはツラい。

 続く第2問は、1964年東京の埋め立て地で人が殺到した驚きの出来事はどっち?」だった。…前々から思っていたのだが、「誕生秘話編」なのに誕生秘話じゃないクイズがちょくちょく出てくるのはいかがなものだろうか。それはさておき、このクイズでは答えが出た後で当時の映像を流したのだが、唐沢が「VTR」を「ぶいてーあーる」発音して、それを聞いた恵俊彰がツッコミを入れるかのように「ぶいてーあーる」と呟いたので、「恵が唐沢をイジった!」と少し驚いた。恵はいつも唐沢の話をそのまま聞いてばかりいるので、ちょっとしたツッコミでも驚いてしまった次第。ともあれ、唐沢俊一という人はツッコミ甲斐のある人なので、恵にはこれから森朗をイジるのと同じように唐沢をイジってほしい、と希望する。



唐沢俊一公式サイトで6月公演の制作進行スタッフを募集している。残念なことに「18歳〜30歳」とあって、年齢制限に引っかかるので自分は応募できない。まだ9歳だからしょうがないよね…(3歳で検証スタート)。

 気になるのは、唐沢がこの前の無声映画で組んだピアニストの女の子についてFacebookでこんな発言をしていること。

(前略)こういう子を、言葉悪いけど手駒に使える自分のラッキーさを改めて思う。

 「言葉悪いけど」と前置きすれば何を言ってもいいというものじゃないよなあ。「手駒募集!」とでもやればいっそすがすがしいけれど。



●本題。今回は唐沢俊一がこないだの冬コミで出した同人誌唐沢俊一コラム集2014―ROCK SEX DRUG おでん―』を取り上げる。とらのあなCOMIC ZINでも現在取扱い中である。本のタイトルはネットで出回っている画像から取ったとのこと。前にも書いたが、最近の唐沢はFacebookネットで拾った画像を出所を示さずに貼る人になっていて、それらの画像を検索して「一致した画像を含むページ」がバーッと並ぶさまを見るのが最近の自分の日課になっている。これを続けていれば、そのうち何らかの境地に達せそうな気がする。

 あとがきによると、

 この数年、主にmixiFacebookなどに書いた文章、商業的媒体に書いたものに少しマニアックな書き足しをしたものなどを集めて1本にまとめました。

とのことである。以下、収録されたコラムの内容を簡単に説明していくが、毎度のことながら出典が示されていないのには困った。当方でできるかぎり探してみたが、一部の文章の出典が不明であることをあらかじめおことわりしておく。


 P.3「水兵リーベ、ボクの船」メンデレーエフの息子がニコライ皇太子に随行して「水兵」として来日していた、という話。実際は海軍士官だったらしいのだが…。ついでに書いておくと、唐沢は「1894(明治24)年」に来日した、と書いているが正しくは「1891(明治24)年」。それから、ニコライ皇太子は来日中にいわゆる「大津事件」に遭遇するのだが、このコラムではそれに触れられていない。


 P.4〜5「シェリーに口づけ」=『シェリーに口づけ』という邦題は誤訳ではないか、という話。唐沢は『シェリーに口づけ』について

1971年、小学校のとき流行った曲だ。

と書いているが(P.4)、1971年なら唐沢は13歳なのでは。


 P.5〜7「萌えと定理」=初出は「楽校コラム」2014年5月7日分。…あのコラム、自分で書いていたんだなあ、と別の意味で感心した。


 P.7〜11「忍法番勝負=初出は旧公式サイトの「コミック日記」2013年9月13日分


 P.12〜14「従姉妹の元ダン」=初出は「つぶやき日記」2013年12月29日分


 P.15〜16「キングコングを書いた女性」=初出は旧公式サイトの「古い映画を見ませんか」2013年1月22日分


 P.17〜19「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」=“as time goes by”を「時の過ぎゆくままに」と訳した件について。


 P.19〜21「Oh my God! They killed Kinya!」(『サウス・パーク』風に)=かつての東映の脇役、鈴木金哉(康弘)について。


 P.21〜24「捕鯨アイデンティティ=日本の調査捕鯨を研究目的と認めなかった2014年3月の国際司法裁判所判断を受けて、日本人にとっての捕鯨タリバンテロロシアによるウクライナ侵攻と同様に国家のアイデンティティに関わる問題なのである、と論じている。唐沢は以前から捕鯨に関して同様のことを言っている(非実在の沈黙。 - 唐沢俊一検証blog)。話が大きすぎて穴がチラホラあるが、面倒なので指摘しない。


 P.24〜26「幻影のいる風景」NHKの番組『未来への遺産』の感想。


 P.26〜28「ズボンのチャックに未来を見た」=『宇宙戦艦ヤマト』放映時に雑誌で設定資料を見たところ、男性乗組員の制服にジッパーフライがあることにリアリティを感じて興奮した、という話。

そこを押さえていないヤマト論やリメイクに、私は価値を見いださないのである。

とまで書いているのは興奮しすぎな気もする(P.28)。この論法がアリなら、些末な部分にこだわった奴の大勝利になってしまいそうではあるけれど。


 P.28〜30「そっくりショー歴史編」リンカーン大統領南部連合ジェファーソン・デイヴィスはソックリだ、という話。


 P.31〜34「異形性」くまモンが海外で悪魔扱いされている話から、キャラクターの受容のされ方が国によって異なる話へとつなげている。最後に「民族的アイデンティティを持ち出すあたりが唐沢俊一らしさなのかもしれない。



 P.34〜36「紙袋の中の顔は」=初出はFacebook2014年5月30日付のエントリー。アンノン・コミックは唐沢商会『怪体新書』でもネタにしていた。


 P.36〜39「列車と飛行機」パオロ・マッツァリーノブログにツッコミを入れている。


 P.39〜40「能うかぎり」安倍首相終戦記念日の式辞での言葉遣いを皮肉る人々を批判している。

これを批判するなら現代国語教育を批判しなければならない。

「安倍は無教養」とこの件に関して罵れる権利のある人間がどれだけいるのか?

と書いているのは(P.40)、いささか贔屓の引き倒しの感もある。



 P.41〜42「個人の思いと戦争と」=「焼き場に立つ少年」の写真から、センチメンタルな反戦論を批判している。何度目になるかは知らないが、小室直樹『新・戦争論』をまた持ち出していた(一例として小室直樹も小諸諸島でも持ってねぇ。 - 唐沢俊一検証blog ぼくの不安を救ってくれなかったデマ本へ・その2 - 唐沢俊一検証blog)。


 P.42〜44「ロリ歌」僧正遍昭ロリコンだった、という説を唱えている。紀貫之が『古今和歌集仮名序』で僧正遍昭を「たとへば、ゑにかけるをうなを見て、いたづらに心をうごかすがごとし」とdisった」として、

 ……ほーら、二次萌えオタクだったとズバリ指摘されているではないか(笑)。彼がロリに走ったのも故なしとしないのである。

と喜んでいるが(P.44)、「二次萌えロリコン」というわけでもないので、話が雑なように感じられる。



 P.44〜46「笑え、畜生=『JAWS』の高瀬鎮夫の翻訳について書かれた文章。個人的には「くたばれ、バケモノ!」だけど。


 P.47〜55「戯曲版のコロンボ=タイトル通り、『刑事コロンボ戯曲版の話。台本の訳文が6ページ半にわたって載っていて冗長に感じた。




 …以上。正直に言ってしまうと、一冊通して読んでみて特に感じるものがなかった。そもそも本のタイトルからして面白くないから困る。唐沢俊一はこの本のあとがきで、

 読み返してみて、我ながら興味というかアンテナに反応する題材が、幅が広いといえば聞こえはいいが散漫極まりないことに自分でも呆れております。

と書いているが、書いている本人が「散漫極まりない」と認めている雑文集を読むのはかなり厳しいものがある。誤訳ネタかネトウヨっぽいナショナリズムで一冊本にまとめればまだよかったのかもしれない。本の中にある安倍首相の式辞の擁護の仕方を見ていたら、開き直って「右側」に行っちゃった方が本人のためにもいいんじゃ? と思ったり。それで「盗韓論」とか「雑韓論」とか書いたりして(唐沢俊一っぽいタイトルにしてみた)。


 実はこの本で一番おもしろかったのは、上に引用したあとがきの続きの部分だったりする。

 こういう散漫な性格は長編小説やまとまった評論を書くには非常に不向きで、現在、そういうものを書け書けと各書肆からせっつかれている状況なのになかなか進まず、ヒーヒー言ってますが一方で雑文書きという仕事には非常に向いており、「何か書け」という大ざっぱな注文であっても、400字詰め原稿用紙で10枚くらいまでのものなら3時間くらいあれば書き上げられます。雑文という仕事がなければ飢えていたと思うと、まったく雑文さまさまであります。

 


 「雑文という仕事」というが、唐沢俊一の雑文をここ最近商業誌で読んだ記憶がほとんどない。年2回刊の『幽』のコラムと今回の同人誌にも収録されている「楽校コラム」、それ以外に何かあるのだろうか。例の『東京情報』はインタビューをもとに編集者がまとめるスタイルらしいから「雑文」とは言えまい。それに雑文を仕事にするなら量をこなす必要があるはずなのだが、今の唐沢がそれだけの仕事をできているのかどうか、疑問である。まあ、俺の知らないどこかの雑誌かweb上で唐沢の雑文が掲載されている可能性もあるはずなので、もし見かけた方がいらっしゃれば当ブログまでお知らせしていただけるとありがたい。…っていうか、いくら速筆でもガセばっかりの文章じゃ困るし、雑文なら書けるとアピールしているけど、だったらどうしてコピペしたんだ? と思ってしまう。

 仮に雑文で十分に仕事できていたとしても問題は残る。結局のところ、ライターはまとまった著作がないと評価されにくい、のではないだろうか。現に竹熊健太郎氏がだいぶ以前に唐沢にtwitterでそのように忠告しているし、他ならぬ唐沢本人もかつて自らが納得できる著作がないことを嘆いていた(元気を出して。 - 唐沢俊一検証blog)。なんとか頑張ってまとまった作品を仕上げてほしいものである。



 もう一回最近の唐沢ネタをやって、その次に岡田ネタに行く予定。


D


ロンリー・ハート

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聞き出す力

聞き出す力

タイムスクープハンター [DVD]

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海の気象がよくわかる本 (趣味の教科書)

海の気象がよくわかる本 (趣味の教科書)

ジョーズ [Blu-ray]

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悪韓論 (新潮新書)

悪韓論 (新潮新書)

yonocoyonoco 2015/02/15 17:11 >書いている本人が「散漫極まりない」と認めている雑文集
そういう類いの本で、山ほど本を出す人がいるので、それ自体を否定する気はありませんが、自分で出さないといけない辺り、なんか切なくなります(;´д`)

南無三南無三 2015/02/15 21:13 >こういう子を、言葉悪いけど手駒に使える自分のラッキーさを改めて思う。

去年の冬コミで、足の骨折(但し深夜番組には出演できた)で看板娘を辞退した
小室友理氏の代理である塩原奈緒氏ですな。初音ミクのコスプレをして唐沢氏の
ブースにおられました。今度は彼女が新たなお気に入りのよう。
しかしこんな文章に、母親である由利子氏が
『素晴らしい褒め言葉☆ありがとうございます♪』
とコメントしたことがびっくりでした。
少し人質事件の後藤さんの母親が被りました。
(後藤さんの母親について唐沢氏もやたらコメントしていたなぁ)

南無三南無三 2015/02/15 21:29 >開き直って「右側」に行っちゃった方が本人のためにもいいんじゃ?

自己分析?によれば違うみたいです。本人曰く…

●「保守派(右翼・反動主義者ではないが皇室を含む日本の伝統全般支持)」、
●「原発推進派(以前は容認・順次撤廃派だったが即時全廃派のあまりのダメさ加減に、
そのような生ぬるい意見ではラチがあかないと転向w)」、
●「安倍外交支持(安倍って人の問題点は十分に認識するが、
近般アジア諸国の問題、ことに中国の膨張主義を鑑みるに、
いまは強硬派リーダーを頂くことが必要と判断)」、
●「捕鯨存続派(国土の狭い日本がアメリカ等に食糧輸入で
首輪をつけられないために独自の食料確保手段として残しておくべき)」、
●「反自然食派(農薬等を使わない自然農法や添加物なしの自然食品だけでは
国民全体を飢えさせない量の食料確保は無理と判断)」、
●UFO・超能力等オカルトについては「あるわけがないと否定はするが、
否定そのものより“なぜ信じる人がいるか”の方に興味がある」派、
●映画(アニメ・特撮含む)は「昭和絶対主義者」、
●女の子のおっぱいは「あまり大きくない方が好み」派(笑)。

因みに「お付き合いしたいという方はそこらへんお含み置きいただければ幸いで、
上記考えに反する書き込み、シェア等をなさる方々は予告なく解除、ブロックする
可能性があることをご承知おきください」との排他的おまけ付き。

冷笑者冷笑者 2015/02/16 15:49 南無三さんが引用してくだすった「自己分析」って、モロにクズ右翼というか出来損ないの日和見保守ですな。本人は論客ぶりたいのでしょうけど、いかんせん、知識が絶対的に足りないし歴史観もまるでなってないし……。要するに、感覚でしか判断していないんですね。こういうヒトの言うことを支持する事自体、信じ難いのですが。支持するヒトはいなかったりして?

犯人はヤス犯人はヤス 2015/02/16 17:30 >散漫極まりない

これまでの言動を見るに、謙遜するような人ではないですよね。「どんなジャンルでも書ける俺ってスゲェ」としか思ってないような。

ertitertit 2015/02/16 17:38 あー、典型的な「ダメなウヨク」の自己申告ですね(笑 twitterのbioあたりにいっぱいいがちな
言い訳がましいんですよ彼らは

幻灯機幻灯機 2015/02/17 11:18 kensyouhanさんは9歳かー。小学四年生くらい、半ズボンの似合うお年頃ですね。
…はっ、これはもしや、「唐沢俊一検証blog」を「どうして盗作するんですか?」に改題するフラグ!?

NNTNNT 2015/02/20 11:29 岡田氏検証、楽しみにしてます。

って、唐沢氏はどーでもいいのかっていえばどーでもというより、演劇もテレビも縁が無ければ見られないジャンルですからねぇ、もはや。

藤岡真藤岡真 2015/03/02 06:12 ご無沙汰しております。唐沢がtwitterを始めました。リプ飛ばして色々質問も出来るようになりました。
https://twitter.com/cxp02120

kensyouhankensyouhan 2015/03/02 20:49 コメントありがとうございます。


>yonocoさん
昔の雑誌を無断復刻するよりはずっとマシです。


>南無三さん
今回取り上げた吉田豪さんのコラムを読むと塩原さんが心配になってしまう。


>犯人はヤスさん
「そうですね、本当に散漫ですね」とマジレスしちゃダメなのか。


>幻灯機さん
「オールバックにスーツのイケメン」はダミーで「金髪ポニテ幼女(9歳)」が本体です。


>NNTさん
軽く済ませるつもりが、新しい資料を集め始めてしまった今日この頃>岡田検証


>藤岡さん
内容はFacebookとほぼ同じですね。どちらを先に書いているのかは不明ですが。

ひさびさひさびさ 2015/04/12 11:58 ここで突っ込んでも仕方ないんでしょうが、原発即時撤廃がダメダメだから容認・順次撤廃派から推進派に転向するという論理がまったく理解できない。簡単に論駁できるレベルだからこそダメダメと断じているんでしょうに。強いて言えば、聞く耳持たずにヒステリックな罵倒を浴びせる全廃派にむかっ腹が立って(公の場で唐沢氏と原発論争した人がいたかどうか知らないが)、ああそこまで言うならオレは断固推進支持しちゃうよ、というところなのだろうが、それは感情であって論理ではない。そんなんで異見を変える人が原発を論じるのはどうか。