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野球殿堂

スポーツ

野球殿堂

やきゅうでんどう

野球殿堂とは、日本の野球アメリカメジャーリーグなどで、顕著な活躍をした選手や監督・コーチ、また野球の発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称えるために創設された制度・組織。

アメリカメジャーリーグの野球殿堂は、アメリカ野球殿堂を参照。→ アメリカ野球殿堂

日本の野球殿堂

日本における野球殿堂は、公益財団法人野球殿堂博物館が実施している。

日本の野球の発展に大きな貢献した人物の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設された。

殿堂入りした人物表彰レリーフブロンズ製胸像額)を、東京都文京区 東京ドーム内に併設されている野球殿堂博物館内の殿堂ホールに掲額し、永久にその名誉を讃える。

野球殿堂入りには競技者表彰と特別表彰がある。

2007年に表彰制度が改正され、競技者の殿堂入り基準が緩和された。

競技者表彰

対象者はプロ野球関係者のみとし、選手時代の実績を評価する「プレーヤー部門」と、主に監督・コーチ・審判員などが対象となるエキスパート部門」に分かれる。

プレーヤー部門
対象者
現役を引退した選手で、引退後5年以上経過している者。指導者として現場に在籍中でもよい。*1
資格保有期間
現役引退後20年間。2007年度より、選手以外の競技者としての在籍期間も保有期間に含める。
選出委員
野球報道に関して15年以上の経験を持つ者*2
選出方法
選出委員1名につき10名以内の候補者が記入でき、有効投票の75%以上の得票を獲得した者が選出される。
エキスパート部門
対象者
条件は以下のいずれかを満たす者。
    1. 監督・コーチ・審判員・記録員経験者で、退任後6ヶ月以上経過している者。*3
    2. プレーヤー表彰の有資格者に挙がりながら、引退から21年以上経過した人物*4  
資格保有期間
競技者退任後15年間。競技者としての在籍期間は含めない。
選出委員
野球報道に関して15年以上の経験を持つ者。
選出方法
選出委員1名につき10名以内の候補者が記入でき、有効投票の75%以上の得票を獲得した者が選出される。

特別表彰

対象者
条件は以下のいずれかを満たす者。
    1. アマチュア野球関係者で、引退して5年以上経過している選手。
    2. アマチュア野球関係者で、退任して6ヶ月以上経過している選手以外の競技者。
    3. 組織または管理に関して野球の発展に顕著な貢献をした者、あるいはしている者。
選出委員
プロ野球役員および元役員、アマチュア野球役員野球関係学識経験者*5
選出方法
選出委員1名につき3名以内の候補者が記入でき、有効投票の75%以上の得票を獲得した者が選出される。

顕彰

殿堂入り人物(☆はエキスパート部門)

年度競技者表彰特別表彰
1996年藤田元司 衣笠祥雄牧野直隆 保坂誠
1997年大杉勝男山本英一郎
1998年 井口新次郎 中尾碩志
1999年中西太 広瀬叔功 古葉竹識 近藤貞雄吉国一郎
2000年米田哲也福島慎太郎
2001年根本陸夫 小山正明武田孟 長谷川良平
2002年山内一弘 鈴木啓示 福本豊 田宮謙次郎中澤不二雄 生原昭宏
フランク・オドール 正岡子規
2003年上田利治 関根潤三松田耕平
ホーレス・ウィルソン 鈴鹿栄
2004年仰木彬秋山登
2005年村田兆治 森祇晶志村正順
2006年門田博光 高木守道 山田久志川島廣守 豊田泰光
2007年梶本隆夫松永怜一
2008年山本浩二 堀内恒夫嶋清一
2009年若松勉 ☆青田昇大社義規 君島一郎
2010年東尾修 ☆江藤慎一古田昌幸
2011年落合博満 ☆皆川睦雄該当者無し
2012年津田恒実 北別府学長船騏郎 大本修
2013年大野豊 ☆外木場義郎福嶋一雄
2014年野茂英雄 秋山幸二 佐々木主浩相田暢一
2015年古田敦也林和男? 村山龍平?
2016年斎藤雅樹 工藤公康 ☆榎本喜八山中正竹 松本瀧蔵?
2017年伊東勤 ☆星野仙一 ☆平松政次郷司裕? 鈴木美嶺?

*1:故人は、引退後5年経過していなくてもよい。2006年度までは、競技者退任後の累計期間が16年未満の者であった。

*2:現在、約300人

*3:満65歳以上の者や故人は、引退後6ヶ月経過していなくてもよい。

*4:簡潔に言えば、現役引退後の監督・コーチ・審判員・記録員の未経験者。

*5:計14名

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