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2sc1815jの日記

2017-11-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年10月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第41号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年10月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年10月1日から2017年10月31日までに変更のあったレコードは18,674件であった*1

9月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,812件であったが、10月31日までの更新を適用したデータにおいては353,825件となっており、13件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)9月末10月末
インターネット公開(許諾)1018010183+3
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/0111*40
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0919190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10330
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/103983337358-2475
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063218232157-25
インターネット公開(保護期間満了)271575274085+2510
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開551666551570-96
館内公開8664086681+41
(総計)992118992076-42*5
(内、インターネット公開分合計)353812353825+13

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

10月末 総計
許諾 保護期間満了 館内公開
9月末 裁定
2015/11/10
2475*6 2475
裁定
2017/02/06
25*7 25
保護期間満了 3*8 100*9 103
図書館送信 95*10 95
館内公開 60*11 60
総計 3 2655 100 2758

この表は、例えば、9月末時点では図書館送信であった図書で、10月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが95件あると読んでほしい。

今月は公開範囲の変動が多かったので、便利のため、リストを作成して共有する。

この表の他、9月末のメタデータには存在せず、10月に登録された図書が1件(館内公開*12)あった。一方、図書42件(保護期間満了*13)の資料種別が「図書」から「古典籍」に、図書1件(図書館送信*14)の資料種別が「図書」から「雑誌」に変更され、ここでの集計対象に含まれなくなったことにより、「図書」としての件数が減少している。これらから総計では42件の減少となっている。

館内公開から保護期間満了へ

館内公開から保護期間満了へと変更された図書には、活字史の上で興味深い、横浜活版社の活版印刷資料が含まれていた*15

香港巡邏章程. 全
香港巡邏章程(明治5年)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

この『香港巡邏章程』の他、『邏卒勤方問答』(明治5年)も、館内公開から保護期間満了へと変更されている。

パブリックドメイン図書の増加

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1966年に没し、2017年からパブリックドメインとなったものが含まれている。

例えば、漱石全集刊行会『漱石全集』*16(解説の小宮豊隆が1966年没)や、山根菊子『光りは東方より : [史実]キリスト、釈迦、モーゼ、モセスは日本に来住し,日本で死んでゐる*17(題字を寄せている荒木貞夫が1966年没)などが挙げられる。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。

小説家・詩人・翻訳家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)9月末10月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7277872820+42
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開17081170810
館内公開330
(総計)8987089912+42
(内、インターネット公開分合計)7278672828+42

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (9月末 → 10月末)件数
資料種別変更 インターネット公開(保護期間満了)42*18

保護期間満了として公開されている図書42件の資料種別が「図書」から「古典籍」に変更され、ここでの集計対象に含まれるようになったことにより、「古典籍」としての件数が増加している。

今月の蔵書印

今月は、図書館送信から保護期間満了に変更された『Sammlung der zusammengesetzten deutschen Wörter』より、東京書籍館の蔵書票。「東京書籍館」「明治五年」「文部省創立」「TOKIO LIBRARY FOUNDED BY MOMBUSHO 1872」「THE PEN MIGHTIER THAN THE SWORD」の表示が見られる。NDLデジコレでは東京書籍館の蔵書印は良く目にするが、蔵書票は珍しいのではないだろうか。

Sammlung der zusammengesetzten deutschen Wörter
Sammlung der zusammengesetzten deutschen Wörter
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

他に、文部省の(組織変更に伴った?)蔵書印*19が所狭しと捺されている『啓蒙養生訓』も面白い。

2017年10月のNDLデジコレ追加資料

11月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、10月には以下の資料が追加されている。

  • 図書1件(館内公開)
  • 雑誌242件(図書館送信12件、館内公開230件)*20

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成29年8月31日現在」のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、デジタル化に関わるものを見ると、10月には次の1件が新たに掲載されている。

一般競争入札の公告

通番 区分 件名 公告日 入札日
16 東京本館 日本占領関係資料の16mmマイクロフィルム資料のデジタル化 1式(PDF: 131KB) 2017年10月17日 2017年11月29日

http://www.ndl.go.jp/jp/supply/nyuusatsu/ippan/index.htmlより抜粋

NDLデジコレのIIIF対応

10月17日、原田久義氏(国立国会図書館)による講演「IIIFと国立国会図書館」(IIIF Japan シンポジウム)において、国立国会図書館デジタルコレクションのIIIF対応について、公開は平成30年度半ばごろを想定、実装するAPIはIIIF Image APIおよびPresentation API、対象資料は古典籍資料(インターネット公開分)を想定しているとの紹介があった。

以前の記事で取り上げた、7月27日、奥田倫子氏(国立国会図書館)による講演「IIIFへの期待:より豊かな情報資源への協働」では、IIIF Search APIにも対応予定と紹介されていたが、今回の原田氏の講演によれば、Search APIは検索の前提となるテキストデータの整備が完了していないため今後検討とのことであった。

古典籍資料からIIIF対応を進めるのは妥当な方針だろう。ジャパンサーチでのIIIF利用に関する点を含め、引き続き、詳報を楽しみに待ちたい。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『山梨初等教育者』。2017年11月1日現在、国立国会図書館サーチの著作権処理情報では「裁定年月日: 2012/03/01」となっているが、NDLデジコレの公開範囲 (rights)では「裁定年月日: 2017/02/06」に更新されている。変更が国立国会図書館サーチに反映されるには一定のタイムラグがあるので、いずれ反映されるだろう。

*5:新規に追加された図書による増加(1件)、一部図書の資料種別が「古典籍」や「雑誌」に変更され、「図書」の集計対象に含まれなくなったことによる減少(43件)からなる。

*6:tsvファイル参照。

*7:『宇治郡誌』、『改正衆議院議員選挙法正解』、『改正衆議院議員選挙法正解』、『株式期米相場の活顧問』(上巻下巻)、『財政学』、『実地応用相場商機提要』、『支那正観』、『諏訪氏系図 正編』、『相場易 : 米穀株式応用自在自先大勢百発百中』、『統制経済法規違反事件に関する研究 : 統制経済犯の本質』、『読史余焔』、『奈良県磯城郡誌』、『ニユー・カレドニヤ : 南洋之大宝庫』、『晩晴楼詩鈔 第3編』、『富国論』、『不動産登記法・同法施行細則・登録税法』、『山中幸盛』、『ユートピヤ』、『林業試験報告』(第21号第22号第23号第24号第25号第26号

*8:『方面叢書 第18輯』、『和蒙辞典』、『和蒙辞典

*9:講演集、研究報告集等の集合著作物など。

*10:『[Deutsch-japanisches Taschenwörterbuch, von S. Oda, S. Fudji und Sakurai』、『Notice sur l'empire du Japon et sur sa participation à L'Exposition universelle de Vienne, 1873 / publiée par La Commission impériale japonaise ; accompagnée d'un album photographique』、『Sammlung der zusammengesetzten deutschen Wörter』、『ウェークフィールドの牧師』、『英文世界名著全集 第33巻』、『英和字彙 : 附・音插図』、『英和対訳辞書』、『大鏡新抄』、『陽炎』、『陽炎』、『株式利殖の理論と実際』、『伎芸天』、『伎芸天』、『伎芸天 : 歌集』、『紀行文集山海記』、『虞列伊氏解剖訓蒙圖』([乾])、『訓蒙窮理問答』(巻一巻二巻三巻四巻五巻六)、『啓蒙養生訓』、『高等教育波動論・音響学・光学』、『高等教育物理学計算問題集』、『高等教育力学・物性・熱学』、『国初聖蹟歌』、『国文学講座 第7巻』、『国文法備要』、『国文法備要』、『サーティ・フェィマス・ストーリズ』、『最新力学』、『鵲 : 満鮮歌鈔』、『鵲 : 満鮮歌鈔』、『山海経』、『山海経 : 歌集』、『史歌太平洋戦』、『史歌熱帯作戦』、『守国公御伝記 3』、『植物界表解』、『青淵』、『青淵』、『西洋時計便覧』、『山海経』、『漱石全集』(第2卷(短篇小説集)第3卷(虞美人艸・坑夫)第5卷(彼岸過迄・行人)第2巻第7巻第10巻第11巻第12巻第13巻第14巻第15巻第16巻第17巻第19巻)、『祖国の山河 : 長篇小説』、『其粉色陶器交易』()、『大日本仏教全書』(97149150)、『太陽太陰両暦対照表』、『大陸に明星ありき』、『中等學校入學及第一學年受驗書豫備算術』、『徴兵令 : 官版』、『日講筆記 別冊』、『日本地理』、『日本地理』、『日本地理表解』、『日本文学大系 第13巻』、『祝詞宣命 : 校註』、『万国通商往来 : 頭書・挿画』、『光りは東方より : [史実]キリスト、釈迦、モーゼ、モセスは日本に来住し,日本で死んでゐる』、『光りは東方より』、『光りは東方より』(キリストの巻釈迦の巻)、『病院経験方府 : 2巻附1巻』(後帙)、『評釈日本歌集』、『藤原定家』、『物理學』(前編後編)、『風土記と古代日本』、『文化の物理学』、『無機化学要義 : 受験参考』、『鯉魚集』、『立秋 : 歌集』、『旅雁 : 歌集』、『和英通語』、『鷲 : 歌集

*11:『漱石全集』(第1巻第3巻第4巻)、『馬術競技 昭和8年度 第4輯』、『改定律例 合巻』、『憲法類編』(第一第二第三第四第五第六第七第八第九第十第十一第十二第十三第十四第十五第十六第十七第十八第十九第二十第二十一第二十二第二十三第二十四第二十五第二十六第二十七第二十八)、『香港巡邏章程 全』、『合衆国政治小学』()、『国法汎論』(上帙 第一冊下帙 第二冊下帙 第三冊下帙 第四冊下帙 第五冊下帙 第六冊下帙 第七冊下帙 第八冊下帙 第九冊下帙 第十冊下帙 第一冊)、『仏国政典』(十一十二)、『邏卒勤方問答 全

*12:『東京府統計表 明治14年』。提供者は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*13:『射學雜纂』(第1冊 一第1冊 二第1冊 三第1冊 四第2冊 乾第2冊 坤第3冊 1-2第3冊 3-5第4冊第5冊第6冊第7冊第8冊第9冊第10冊第11冊第12冊第13冊第14冊第15冊 上第15冊 中第15冊 下第16冊-第19冊第20冊第21冊第22冊第23冊第24冊第25冊第26冊第27冊第28冊第29冊 天第29冊 地第29冊 人)、『論衡 30卷』(巻1−3巻4−7巻8−11巻12−16巻17−20巻21−25巻26−30

*14:『エカフェ資料 = Japan ECAFE bulletin

*15:今回公開範囲変更されたもの以外では、文化庁長官による裁定を受けて『孛仏交兵記』()が公開されている。

*16:『漱石全集』(第2卷(短篇小説集)第3卷(虞美人艸・坑夫)第5卷(彼岸過迄・行人)第1巻第2巻第3巻第4巻第7巻第10巻第11巻第12巻第13巻第14巻第15巻第16巻第17巻第19巻)。第1巻、第3巻、第4巻は、館内公開から保護期間満了への変更。

*17:他に、山根菊子『光りは東方より』、『光りは東方より』(キリストの巻釈迦の巻)も保護期間満了に変更されている。NDLデジコレでは、昨年1月には、酒井勝軍三千年間日本に秘蔵せられたるモーセの裏十誡』や、仲木貞一『キリストは何故日本に来たか? : その遺跡を探る』)、今年1月には、鳥谷幡山『十和田湖を中心に神代史蹟たる霊山聖地之発見と竹内古文献実証踏査に就て併せて猶太聖者イエスキリストの王国(アマツクニ)たる吾邦に渡来隠棲の事蹟を述ぶ』が保護期間満了に変更されている。「と」の当たり年か。

*18:『射學雜纂』(第1冊 一第1冊 二第1冊 三第1冊 四第2冊 乾第2冊 坤第3冊 1-2第3冊 3-5第4冊第5冊第6冊第7冊第8冊第9冊第10冊第11冊第12冊第13冊第14冊第15冊 上第15冊 中第15冊 下第16冊-第19冊第20冊第21冊第22冊第23冊第24冊第25冊第26冊第27冊第28冊第29冊 天第29冊 地第29冊 人)、『論衡 30卷』(巻1−3巻4−7巻8−11巻12−16巻17−20巻21−25巻26−30

*19:「文部省書庫」(「書庫引継之証」)「文部省普通学務局図書之章」「文部省学務課」など。

*20:『赤い鳥』、『旺文社大学受験ラジオ講座テキスト』、『キンダーブック』、『コドモアサヒ』、『コドモノクニ』、『子供のテキスト : ラヂオ』、『子供之友』、『小学二年の学習』、『小学四年生』、『小学四年の学習』、『小学六年』、『小学六年生』、『小学六年の学習』、『少国民の友』、『少女画報』、『少女倶楽部』、『少女の友』、『少年倶樂部』、『少年少女譚海』、『たのしい四年生』、『譚海 : 科學と國防』、『チャイルドブック』、『チャイルドブック・ゴールド : みんなともだち』、『中学一年コース』、『中学コース』、『中学時代三年生』、『ツバメノオウチ』、『童話』、『2年のかがく』、『2年の学習』、『ひかりのくに』、『漫画王』、『ミクニノコドモ』、『よいこのくに』、『幼女の友』、『幼稚園ブック』、『幼年園』、『幼年畫報』、『幼年倶樂部』、『幼年クラブ』、『幼年雑誌』、『幼年の友』、『幼年ブック』、『6年の学習』、『ワンダーブック』

2017-10-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年9月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第40号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年9月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年9月1日から2017年9月30日までに変更のあったレコードは13,404件であった*1

8月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,817件であったが、9月30日までの更新を適用したデータにおいては353,812件となっており、5件減少している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)8月末9月末
インターネット公開(許諾)1020710180-27
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01110
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0919190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10330
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/104139739833-1564
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063225332182-71
インターネット公開(保護期間満了)269918271575+1657
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開551773551666-107
館内公開8652686640+114
(総計)992116992118+2
(内、インターネット公開分合計)353817353812-5

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

9月末 総計
保護期間満了 館内公開
8月末 許諾 2*4 25*5 27
裁定
2015/11/10
1564*6 1564
裁定
2017/02/06
71*7 71
保護期間満了 89*8 89
図書館送信 107*9 107
館内公開 2*10 2
総計 1746 114 1860

この表は、例えば、8月末時点では図書館送信であった図書で、9月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが107件あると読んでほしい。

今月は公開範囲の変動が多かったので、便利のため、リストを作成して共有する。

この表の他、8月末のメタデータには存在せず、9月に登録された図書が2件(館内公開*11)あった。

裁定から保護期間満了へ

今月は、文化庁長官裁定を受けてのインターネット公開から、保護期間満了によるインターネット公開へと切り替えられた資料が多く見られた。

和様二号活字の宝庫、千家尊福『教会撮要』(明治10年)もその一つであり、「インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10」*12から「インターネット公開(保護期間満了)」に変更されている。これにより、国立国会図書館への転載依頼なしに和様二号活字用例画像を二次利用できることとなった。

教会撮要
教会撮要(千家尊福)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

保護期間満了から館内公開へ

インターネット公開(保護期間満了)から館内公開に変更された図書89件には、観世流改訂本刊行会による「観世流新稽古本」13件が含まれていた。

謡本関係では、2014年9月に観世流謡本(大成版)166点のインターネット公開が停止されているほか、2015年8月には『[宝生流謡本]』18件が保護期間満了から館内公開へと変更、同9月には『[宝生流謡本]』19件が裁定から館内公開へと変更、また2017年4月には『[宝生流謡本]解説備考』40件が裁定から館内公開へと変更されている。

過去のケースでの、観世流謡本(大成版)の出版者(H書店)、宝生流謡本の出版者(W書店)、そして今回のケースでの観世流稽古本の出版者(N書林)と、出版者はそれぞれ別であるが、やはり「商業出版に対する何らかの考慮の必要性」*13からなされたインターネット公開停止措置であろうかと見てしまいがちだ。しかし、今回の「観世流新稽古本」については、「観世流改訂本刊行会編纂部」による団体名義の著作物として扱っていたものを、「観世流改訂本刊行会 編纂部代表 丸岡明」の著作物として扱うことに変更したものかもしれない(丸岡明は1968年没であり保護期間内)。

パブリックドメイン図書の増加

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1966年に没し、2017年からパブリックドメインとなったものが含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。

学者・宗教家など

政治家・官僚・軍人・実業家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)8月末9月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7271372778+65
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開1714617081-65
館内公開330
(総計)89870898700
(内、インターネット公開分合計)7272172786+65

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (8月末 → 9月末)件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了)65*14
今月の蔵書印

公開範囲が変更された資料の中から、ちょっと目を引いた蔵書印を紹介する新コーナー(不定期掲載、継続未定)。

今月は、図書館送信から保護期間満了に変更された『語彙 巻1』より「東京府第一中学校」印。方形印と円形印を重ね押しする運用だったのか、方形印と円形印は別の所蔵者の印なのか、どちらだろうか。

語彙 巻1
語彙 巻1(文部省編輯局)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

2017年9月のNDLデジコレ追加資料

10月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、9月には以下の資料が追加されている。

  • 図書2件(館内公開)
  • 雑誌62件(図書館送信32件、館内公開30件)*15
  • 静止画資料1件(保護期間満了)

静止画資料については、『モージャー氏撮影写真資料*16が追加され、インターネット公開されている。国立国会図書館リサーチ・ナビの資料説明によれば、1946年4月から1947年1月にかけて撮影された日本各地のカラー写真(304枚)とのこと*17

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成29年8月31日現在」のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、デジタル化に関わるものを見ると、9月には新たな掲載はなかった。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『愛国婦人会隣保館概要 第3輯』、『方面叢書 第18輯

*5:『英文選解』、『教育年鑑 昭和10年版』、『行政一部補講 : 官吏法』、『原子物語』、『校外生活指導上より観たる健児教育概論』、『国文新選教授参考書 2』、『国法学 : 高文参考 1』、『国民健康保険法令と解説』、『国民健康保険法令と解説』、『堺市制施行五十年誌』、『産業組合調査資料 第1』、『司法資料 第8号』、『常会』、『青年学校教科書』、『鳥羽村誌』、『内閣印刷局七十年史』、『服部富造君 : 元イマン居留民会長』、『標準学芸会 4学年用』、『方面叢書』(第12輯第13輯第16輯第17輯第20輯)、『躍進日本の全貌 : 附・世界の驚異』、『分り易い産業報国運動の解説とその美談

*6:tsvファイル参照。

*7:『愛知県史蹟名勝天然紀念物調査報告』(第4第5 史蹟其三 天然紀念物其五第6 史蹟其四 天然紀念物其六第7 史蹟其五 天然紀念物其七第8 史蹟其六 名勝其一 天然紀念物其八第9 史蹟其七 名勝其三 天然紀念物其九第10 史蹟其八 名勝其四 天然紀念物其十第11 史蹟其九 名勝其二 名勝及天然紀念物其十一)、『赤穂義士』、『一泊旅行土曜から日曜』、『科学より見たる趣味の旅行』、『学理実験米麦増収栽培法』、『紀伊南竜公』、『義士の討入』、『教卓四十年史』、『禁酒美談』、『近世歯科全書 第4巻』、『近世歯科全書 第4巻』、『経済学の建設者』、『検察、裁判及行刑ノ目的ト司法保護 第1輯』、『現代軍部論』、『校長及視学のために』、『国語教育の根本問題』、『御朱印船 : 貿易史伝』、『作文新編 巻5』、『三都花街めぐり』、『自我に芽ぐむ綴方教授原理』、『四季収穫蔬菜栽培法』、『事業と人物』、『自然美之考察』、『自然論』、『児童ノ体質改良ヲ目的トセル避暑保養所成蹟』、『支那事変に関する意見』、『小学校に於ける化学教材の研究並に実験法』、『小学校に於ける化学教材の研究並に実験法』、『食物彙纂』、『恕軒遺稿』()、『新撰薬物名彙』、『聖書より見たる次の世界大戦争』、『大学中庸釈義 : 合本』、『大日本の国是と全世界の帝王』、『高島秋帆先生紀功碑建設報告』、『旅の科学』、『長夜の大灯』、『珍味を求めて舌が旅をする』、『東京近郊写真の一日』、『土曜から日曜』、『南洋の人』、『西成郡史』(第1編 第2編 第3編 第4編 第5編第6編)、『人間味を根底としたる国語教育』、『芭蕉門古人真蹟』、『浜松市全図 附・接続部落』、『蛮国細菌会議』、『日がへりの旅 : 郊外探勝』、『人と酒』、『仏菩薩一斑』、『文章軌範詳説』、『文章入門』、『平家物語 : 縮刷』、『法華経の行者日蓮上人』、『明治実業読本詳釈』、『杢兵衛東京見物京都見物戦争見物』、『安くて便利な新しい海浜へ』、『四五日の旅 : 名所囘遊』、『四五日の旅 : 名所囘遊』、『療養本位温泉案内』、『療養遊覧新海浜案内』、『療養遊覧山へ海へ温泉へ』、『老子哲学大道教釈義

*8:研究報告集、講演集、資料等の集合著作物など。他に、観世流改訂本刊行会による「観世流新稽古本」13件も館内限定に変更された。

*9:『新らしき宗教生活』、『荒木陸軍大臣閣下御講演要旨』、『ヴアレリイ詩抄』、『宇宙の秩序 : 無双原理世界観・永遠なるものゝ姿』、『ウナギの無双原理 : 新しい立身出世の秘訣』、『会計読本』、『会計読本』、『覚如上人の伝統』、『花実集』(1冊2冊)、『家庭食療読本』、『寛永銭記』、『教行信証概説』、『軍・青年に与ふ』、『警官必携拳法図解』、『桂剣集』、『語彙 巻1』、『校正万葉集通解』([5][14][15][18])、『皇太子聖徳奉讃概説』、『國語學』、『自修露西亜語文法・会話』、『自然医学 : 食物療法総覧』、『自然医学としての神道 : 祝詞の生理学』、『宗教の現実性』、『朱子書節要』(巻之1,2巻之3,4巻之5,6巻之7,8巻之9,10巻之11,12 巻之13,14巻之15,16巻之17,18巻之19,20 )、『正信念仏偈講讃』、『正信偈十講』、『浄土真宗の認識と実践』、『食物と人生 : 『食』断章・真生活運動の指針』、『食養人生読本』、『人事興信録』(第15版 上第15版 下)、『真宗小観』、『真宗相承の系譜』、『真宗提要』、『真宗提要』、『真宗の教旨と実践』、『真宗の教旨とその実践』、『人生と宗教』、『身土不二の原則 : 神ながらの食しものゝ道』、『親鸞聖人の三経観』、『聖恩』、『聖恩』、『聖教講讚』、『靖献遺言訓蒙疏義 巻之1-3』、『聖容』、『聖容』、『青嵐 : 詩集』、『大経五悪段講話』、『大信讚嘆』、『泰西勸善訓蒙』(前編上前編中前編下)、『泰西農學 : 官版』(初篇上初篇下二篇上二篇下三篇上三篇下附錄乾附錄坤)、『大戦学理 上巻』、『大道の顕示』、『大日本仏教全書』(141142143144145146147148)、『正しい食物について』、『歎異鈔の意訳と解説』、『智慧の悲しみ』、『日本精神の生理学 : 分冊 第1編』、『人間 : この未知なるもの』、『人間 : この未知なるもの』、『俳諧三千題早引略解 : 明治詩歌発句集』、『パストゥールの審判 : 人類の大恩人の犯罪』、『非常時日本の同胞に愬ふ』、『非常時認識と青年の覚悟』、『非常時の認識と青年の覚悟』、『豹 : 詩集』、『不思議な世界 : 科学は無双原理世界観に近づきつゝあり』、『物價對策としての利潤統制』、『弁述名体鈔とその解説』、『報恩講式講話』、『夕日岡月次集』、『類題新竹集』()、『蓮如上人』、『露語発音講話』、『ロシヤ語発音五時間』、『ロシヤ語発音学

*10:『処女地』、『

*11:『馬術競技』、『碧玲瓏句集』。提供者は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*12:跋を寄せている長谷川龍衛を「著作者等の氏名」とする裁定を受けている(裁定データベースでの通番250-002116)。今回、保護期間満了に変更されたということは、国立国会図書館は長谷川龍衛の没年を把握したのだろうが、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービスでは、長谷川龍衛の没年情報は提供されていない(10月1日現在)。

*13:国立国会図書館による報告書「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」 p.17より

*14:『校正万葉集通解』([5][14][15][18])、『三國志65卷』([1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14])、『前漢書 100卷 附考證』([1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27][28][29][30][31][32])、『平定粤匪紀略18卷附記4卷』([1][2][3][4][5][6][7][8])、『平定粤匪紀略18卷附記4卷』([1][2][3][4][5][6][7]

*15:『1年の学習』、『5年の科学』、『5年の学習』、『ぎんのすず』、『銀の鈴』、『ぎんのすず. 三年の教育誌』、『月刊のらくろ』、『高校コース』、『高二時代』、『こどものとも』、『小学一年』、『小学一年生』、『小学二年』、『小学二年生』、『小学三年』、『小学三年の学習』、『小学三年生』、『小学五年』、『小学五年の学習』、『小学五年生』、『小学館の絵本』、『小学館の幼稚園』の22誌。

*16:提供者は「デジタル化資料(モージャー氏撮影写真資料)」となっている。

*17:リサーチ・ナビの資料説明(更新日:2017年9月5日)では「モージャー(Rovert V. Mosier)氏」とあるが、「Robert V. Mosier」氏であろうか。ツイート

2017-09-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年8月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第39号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

恐怖の歯型
恐怖の歯型(大下宇陀児)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年8月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年8月1日から2017年8月31日までに変更のあったレコードは28,676件であった*1

7月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,765件であったが、8月31日までの更新を適用したデータにおいては353,817件となっており、52件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)7月末8月末
インターネット公開(許諾)1020610207+1
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2012/03/0110-1
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01110
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0919190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10330
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/1041397413970
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/0632253322530
インターネット公開(保護期間満了)269866269918+52
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開551893551773-120
館内公開8645886526+68
(総計)9921169921160
(内、インターネット公開分合計)353765353817+52

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

8月末 総計
許諾 保護期間満了 図書館送信 館内公開
7月末 裁定
2012/03/01
1*4 1
保護期間満了 107*5 107
図書館送信 121*6 1*7 122
館内公開 38*8 2*9 40
総計 1 159 2 108 270

この表は、例えば、7月末時点では図書館送信であった図書で、8月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが121件あると読んでほしい。

館内公開や図書館送信から保護期間満了へ

先月に引き続き、他機関デジタル化資料(米国議会図書館所蔵内務省検閲発禁図書)の一部が、対応する国立国会図書館所蔵の内交本とともに、前者は館内公開から、後者は図書館送信から保護期間満了へと変更されている。

これらに関連して、「移管」の受入印*10があるもの、「受入変更」*11や「帝国図書館消印」*12で受入印を消してあるものが見られた。

NDLデジコレで資料を読んでいると、見返しに「閲覧済」と押印された紙片が貼られているのをしばしば目にする。こうした紙片には、個人を特定しない閲覧印*13が押印されていることが多い印象だが、『新露西亜風土記』の紙片では個人名の印鑑が用いられている。また、今回公開されたものではないが、『家族制度』、『英国に於ける憲政の理論と実践』には国立国会図書館の貸出カード袋*14、『ソヴェート學生の日記』、『反清算主義』には「書物は大切に」のラベルが見られる*15。当時はどのような運用となっていたのか興味深い。

パブリックドメイン図書の増加

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1966年に没し、2017年からパブリックドメインとなったものが含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。

小説家・詩人・翻訳家など

この記事の冒頭で書影を掲げた、大下宇陀児『恐怖の歯型』(博文館)には、扉に「博文館 日記賞」の印が捺されている。「日記賞」とは、博文館の『当用日記』に付けられた「答案用紙」に解答すると、抽選で賞品がもらえるというものだったようだ*16。どのような来歴を辿って、今、国会図書館に収められているのだろうか*17

恐怖の歯型
恐怖の歯型(大下宇陀児)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

今回保護期間満了に変更された資料のなかには、古書店で購入したラベルが残っているもの*18や、差し押さえとは無関係と思われるものであって他の図書館の蔵書印に消印がないもの*19も見られるが、近年受け入れられた図書には、受入印も受入日の標示もないため、来歴が分かりにくくなっている*20

大下宇陀児『鉄の舌』奥付には、「許可番号第九五号 東京府規格外許可」の記載がある。「東京府規格外許可」については、レファ協事例が詳しい。

また、著作者が1965年に没し、2016年からパブリックドメインとなったものとして、『日本探偵小説全集』(第2篇 (森下雨村集)第3篇 (江戸川乱歩集)第5篇 (谷崎潤一郎集))がインターネット閲覧できるようになった*21

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)7月末8月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)72713727130
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開17146171460
館内公開330
(総計)89870898700
(内、インターネット公開分合計)72721727210

先月に引き続き、今月も変化はなかった。

2017年8月のNDLデジコレ追加資料

9月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、8月には以下の資料が追加されている。

  • 雑誌135件(図書館送信108件、館内公開27件)

雑誌については、NDLデジコレの検索結果*22からは、何種類の雑誌が追加されたのか簡単に知ることはできないが、国立国会図書館サーチに登録された書誌情報から集計すると、15誌*23追加されていた。

今後のデジタル化予定

8月31日付けで国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」が更新され、以下のカセットテープ、ソノシートがデジタル化作業対象に加わった。

利用を休止する資料(平成29年8月31日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用休止期間(予定)
カセットテープ (7) 請求記号が YL11、YL21、YL31で始まるカセットテープ 約120件(約500巻) 平成29年9月19日〜平成30年3月末(予定)
ソノシート (8) 請求記号が YMF、YMG で始まるソノシート 約200件(約700枚)

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.htmlより抜粋

また、以下のように洋雑誌のデジタル化対象が広げられており、(1) 東京本館所蔵のものについては1タイトルのデジタル化対象年度範囲が拡大、(2) 関西館所蔵のものについては4タイトルが追加されている。

利用を休止する資料(平成29年8月31日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用休止期間(予定)
洋雑誌 (1) 東京本館所蔵の国内刊行洋雑誌
  • (Z61-E496、Z63-A335ほか)
約120タイトル(Excel: 26KB)
約470冊
平成29年8月7日〜平成30年3月末日(予定)
(2) 関西館所蔵の国内刊行洋雑誌
  • (Z51-P132、Z53-A178ほか)
約190タイトル(Excel: 35KB)
約1710冊

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.htmlより抜粋

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、デジタル化に関わるものを見ると、8月には新たな掲載はなかった。

先月号の補遺

7月3日の国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報データセット更新について、先月の記事で取り上げた際、歴史的音源のtsvファイルは、なぜかシフトJISでの提供となっていることに触れ、他の資料種別のtsvファイルと同じく、UTF-8での提供が望ましいのではないだろうかと述べた。現在はUTF-8での提供となっている*24

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『無機製造工業化学 中巻

*5:研究報告集、論集、年報等の集合著作物など。

*6:『Natural resources of Japan : International Studies Conference』、『赤い靈魂』、『如何すれば小売商は繁栄するか』、『絵の消えた絵馬 : 武二第三句集』、『往覲偈講話』、『科學的社會主義序論』、『覚信尼公と大谷廟堂』、『監獄部屋 : 地獄に呻く人々』、『頑張る力』、『恐怖の歯型』、『句集』、『愚禿親鸞』、『愚禿親鸞』、『経済倶楽部講演』(92第97輯)、『建皇堂拓本』、『興亜精神と仏教』、『皇軍を慰問して』、『鋼鉄はいかに鍛へられたか 第1部』、『殺人技師』、『散文時代 : 句集』、『潮騒 : 舟川栄次郎詩集』、『歯牙充填学』、『歯科薬物学』、『「史的唯物論」大系』(第1輯(總論之部)第2輯(イデオロギー論及宗教論之部))、『自然法爾章講話』、『思慕の樹』、『社会主義と帝国主義』、『社會主義の發展 : 空想から科學へ : 新譯・増補・註釋』(1930年版1931年版)、『宗教思想戰全亞細亞推進協會設立趣意書並會則 : 案』、『昭和拾二年の経営』、『昭和十三年の経営 : 日支事変第二年』、『昭和十四年の経営』、『昭和十五年の経営』、『昭和八年の経営』、『新露西亜風土記』、『真実の救ひ』、『真実の救ひ』、『真宗講説』、『真生流伝書 美之巻』、『新體制下の經濟機構』、『新文詩』(1,23,4,56,791011,1213)、『親鸞聖人御消息講義 第1輯』、『スターリンの水車へ水を運ぶ国民主義者』、『スターリンの水車へ水を運ぶ国民主義者』、『生活必需品の切符制に就て』、『聖鑑』、『聖鑑』、『一九一七年』、『戦時青年の進路』、『戦争文学全集 第9巻 (水野広徳傑作集)』、『善隣叢書 第1巻 (蒙古とはどんな処か)』、『第一次歐洲大戰より見たる今次大戰判斷』、『對外宗教思想戰實行概要』、『大恐慌とその政治的結果』、『大恐慌とその政治的結果』、『大建設の促進に就て岸商工大臣に与ふ』、『大衆罷業、党及び組合』、『大日本仏教全書』(133134135136137第138巻 本光国師日記 第1(崇伝撰)139第140巻 本光国師日記 第3(崇伝撰))、『凧 : 探偵小説傑作集 [他八篇]』、『鉄の舌』、『電力の話』、『投入盛花講座 : 別名盛瓶花講習録』、『日本イデオロギー論 : 現代日本に於ける日本主義・フアッシズム・自由主義・思想の批判』、『日本探偵小説全集』(第1篇 (小酒井不木集)第2篇 (森下雨村集)第3篇 (江戸川乱歩集)第4篇 (甲賀三郎集)第5篇 (谷崎潤一郎集)第6篇 (岡本綺堂集)第7篇 (松本泰集)第9篇 (大下宇陀児集)第9篇 (大下宇陀児集)第11篇 (夢野久作集)第14篇 (平林初之輔・橋本五郎集)第15篇 (山下利三郎・川田功集)第17篇 (長谷川伸・山本禾太郎集)第18篇 (国枝史郎・渡辺温集)第20篇 (佐藤春夫・芥川竜之介集)第20篇 (佐藤春夫・芥川竜之介集))、『農民の無産政党の国際的形勢』、『歯の常識と衛生』、『花と絵馬と気球 : 句集』、『花骨牌鬼語』、『春の通った道 : 句集』、『罷業統計に就いて』、『平易なる自動車学』、『奉公の大道』、『法然上人』、『マルクス主義芸術理論叢書 第5』、『三菱財閥論』、『民族と階級』、『「無神論」教程』(第1部(科學と宗教)第3部(宗教の起源及其役割))、『無神論と反宗教運動』、『無神論の基礎』、『明解受験算術』、『山田忍三選集』、『聊斎志異 1』、『聊斎志異』、『レーニンの反宗教思想』、『レニン綱領案及その解説』、『恋愛詩集』、『勞賃・價格および利潤』、『ロシアに於ける資本主義の發達 下卷』、『吾等の戦ひ

*7:『つくえのうえのうんどうかい : なかまにはいれる子にする童話

*8:『赤い靈魂』、『監獄部屋 : 地獄に呻く人々』、『皇軍を慰問して』、『鋼鐵はいかに鍛へられたか』、『壺中我觀』、『「史的唯物論」 体系』(第1輯第2輯)、『社會主義と帝國主義』、『社會主義の發展 : 空想から科學へ : 新譯・増補・註釋』(1930年版1931年版)、『從軍雜詠』、『新露西亞風土記』、『スターリンの水車に水を運ぶ國民主義者 : フランス殖民地守備軍附アルベ-ル・ガレンヌ大佐の警告』、『生活必需品の切符制に就て』、『一九一七年』、『戦争文学全集 9巻』、『大恐慌とその政治的結果』、『大衆罷業、 黨及び組合』、『日本イデオロギ一論 : 現代日本に於ける日本主義・フアッシズム・自由主義・思想の批判』、『農民の無產政黨の國際的形成』、『罷業統計に就いて』、『マルクス主義藝術理論』、『民族と階級』、『「無神論」 敎程』(第1部(科学と宗教)第2部(宗教の起源)第3部(宗教の役割))、『無神論と反宗教運動』、『無神論の基礎』、『蒙古とはどんな處か』、『聊齋誌異 第1巻』、『靈か肉か 上篇』、『レーニンの反宗敎思想』、『レニン綱領案及その解說』、『レニン綱領案及その解說』、『戀愛詩集』、『勞賃・價格および利潤』、『ロシアに於ける資本主義の發達 下卷』、『ロシヤ革命運動史 4

*9:『現代の書道 第2 (行書 第1)』、『ぷーくまはなぜ : 自主性のある子にする童話

*10:『監獄部屋 : 地獄に呻く人々』、『社会主義と帝国主義』など

*11:『鋼鉄はいかに鍛へられたか 第1部』、『生活必需品の切符制に就て

*12:『聊斎志異 1』。より判読しやすいものとして『不謹愼な寶石』が挙げられる(ツイート)。こちらは内交本だが、帝国図書館の蔵書印と受入印の上に「帝国図書館消印」が押捺されている。

*13:例えば、『永遠の良人』の紙片では、「閲十」などの漢数字のタイプ、「日付+閲1」などのタイプ、日付のみ?のタイプが用いられている(ツイート)。

*14ツイート

*15ツイート

*16:鄭弘亜植民地農村青年と在日朝鮮人社会 : 慶尚南道咸安郡、周氏の日記(1933)の検討」による。

*17:4コマ目のバーコードラベルが「第128回常設展示 印の継承譜−国立国会図書館の印と印影−」にいう「標示Iラベル」であるならば、2003年以降に受け入れられた資料なのかもしれない。それ以前のように受入日が分からないのは不便なのだが、資料貼付IDから受入日が分かる方法はあるのだろうか。

*18:「東京都立大学前 都立書房」(『科學的社會主義序論』)、「東京都立大学隣 都立書房」(『民族と階級』)、「早稲田大学前 敬文堂書店」(『民族と階級』)、「早稲田 神田 河鍋書肆」(『赤い靈魂』)、「道頓堀千日前南 天牛東店」(『殺人技師』)など。

*19:『山田忍三選集』。蔵書印「平田市立平田図書館之印」に消印はない(追記:古狂生 @kokyose さまより、印文は「半田市立半田図書館印」ではないかとご指摘いただきました。ありがとうございます。)。

*20:蔵書印の関係では、『建皇堂拓本』は、書誌情報では出版者不明となっており、印記について注記は採られていないが、「馬嶋杏雨図書記」の蔵書印がある。

*21:改造社『日本探偵小説全集』全20巻(昭和4年)のうち14巻が今回インターネット公開に変更されている。『日本探偵小説全集』(第1篇 (小酒井不木集)第2篇 (森下雨村集)第3篇 (江戸川乱歩集)第4篇 (甲賀三郎集)第5篇 (谷崎潤一郎集)第6篇 (岡本綺堂集)第7篇 (松本泰集)第9篇 (大下宇陀児集)第9篇 (大下宇陀児集)第11篇 (夢野久作集)第14篇 (平林初之輔・橋本五郎集)第15篇 (山下利三郎・川田功集)第17篇 (長谷川伸・山本禾太郎集)第18篇 (国枝史郎・渡辺温集)第20篇 (佐藤春夫・芥川竜之介集)第20篇 (佐藤春夫・芥川竜之介集)

*22:OAI-PMHで取得できるメタデータに資料追加が反映されるまでにはタイムラグがあるため、サイト上での検索結果とメタデータの集計結果に差異が生じている。

*23:『藝備教育』、『向上』、『神戸商工会議所所報』、『國際畫報 = The international pictorial』、『芝居とキネマ = Stage and screen』、『寫眞科學』、『釀造雜誌』、『電氣 : 通俗文化雜誌』、『東亜聯盟』、『南洋群島貿易月表』、『日刊海外商報』、『日本商業雑誌』、『日本證券取引所統計月報』、『婦人日本』、『野球界』

*24:タイムスタンプは2017年8月10日。記載内容そのものに変化はない。ファイル名が変更されている点に注意。

2017-08-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年7月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第38号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

レーニンの弁証法
『レーニンの弁証法』より、「能勢文庫」の蔵書票*1
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年7月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年7月1日から2017年7月31日までに変更のあったレコードは30,418件であった*2

6月末時点のデータにおいては、「資料種別」*3が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*4に「インターネット公開」を含むものは353,713件であったが、7月31日までの更新を適用したデータにおいては353,765件となっており、52件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)6月末7月末
インターネット公開(許諾)1020510206+1
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2012/03/0101+1
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01110
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0919190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10330
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/104140641397-9
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063225532253-2
インターネット公開(保護期間満了)269805269866+61
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開553232551893-1339
館内公開8570186458+757
(総計)992646992116-530*5
(内、インターネット公開分合計)353713353765+52

文化庁長官裁定を受けて公開している資料について、再び表記揺れが発生している*6

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

7月末 総計
許諾 裁定
2012/03/01
保護期間満了 館内公開
6月末 許諾 1*7 1
裁定
2015/11/10
9*8 9
裁定
2017/02/06
1*9 1*10 2
保護期間満了 99*11 99
図書館送信 2*12 115*13 1222*14 1339
館内公開 34*15 34
総計 2 1 159 1322 1484

この表は、例えば、6月末時点では図書館送信であった図書で、7月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが115件あると読んでほしい。

この表の他、6月末のメタデータには存在せず、7月に登録された図書が1件(保護期間満了*16)あった。また、ソノシートなどの録音資料に付属する冊子等と思われる図書531件(6月末時点ではすべて館内公開*17)について、資料種別が「図書」から未設定に変更され、ここでの集計対象に含まれなくなったことにより、「図書」としての件数が減少している。なお、これら531件の資料については、資料種別の変更だけでなく、公開範囲の変更も行われており、すべて「館内公開」から「非公開」に変更されている。

図書館送信から保護期間満了へ

永井荷風『濹東綺譚』がインターネット閲覧できるようになったほか、刀剣押形集『往昔抄』も保護期間満了へと変更された。

[ボク]東綺譚 : 小説
[ボク]東綺譚 : 小説
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

今回、戦前の『改正郵便線路図』*18、戦後の『郵便線路図』*19がインターネット公開されたことは、郵便趣味の方に届いてほしい更新だろう。

また、他機関デジタル化資料(米国議会図書館所蔵内務省検閲発禁図書)の一部が、対応する国立国会図書館所蔵の内交本とともに、前者は館内公開から、後者は図書館送信から保護期間満了へと変更されている*20

パブリックドメイン図書の増加

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1966年に没し、2017年からパブリックドメインとなったものが含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。

小説家・詩人・翻訳家など

また、番匠谷英一(劇作家・ドイツ文学者)などの著作物も公開された。

音楽家・舞台芸術家

学者・宗教家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)6月末7月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)72713727130
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開17146171460
館内公開330
(総計)89870898700
(内、インターネット公開分合計)72721727210

変化はなかった。

2017年7月のNDLデジコレ追加資料

8月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、7月には以下の資料が追加されている。

  • 図書1件(保護期間満了)
  • 雑誌938件(図書館送信886件、館内公開52件)

雑誌については、NDLデジコレの検索結果からは、何種類の雑誌が追加されたのか簡単に知ることはできないが、国立国会図書館サーチに登録された書誌情報から集計すると、40誌*22追加されていた。

今後のデジタル化予定

8月1日付けで国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」が更新された。

今回は和図書についてもデジタル化対象リストが提供されている。

利用を休止する資料(平成29年8月1日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用休止期間(予定)
洋雑誌 (1) 東京本館所蔵の国内刊行洋雑誌
  • (Z61-E496、Z63-A335ほか)
約120タイトル(Excel: 26KB)
約460冊
平成29年8月7日〜平成30年3月末日(予定)
(2) 関西館所蔵の国内刊行洋雑誌
  • (Z51-P132、Z53-A178ほか)
約190タイトル(Excel: 34KB)
約1650冊
和図書

(3) 東京本館所蔵の和図書

  • 平成20年以降に整理された請求記号がY994で始まるものの一部
  • 戦後刊行された和図書(昭和43年以前に刊行されたもの)のうち、請求記号(NDC分類)が338、366及び611で始まるものの一部

約650冊(Excel: 68KB) 平成29年8月21日〜平成30年3月末日(予定)
和雑誌 (4) 東京本館所蔵の和雑誌

  • (Z1-7、Z6-29ほか)
約130タイトル(Excel: 35KB)
約300冊
(5) 関西館所蔵の和雑誌

  • (雑48-178、Z375.8-Sa3、Z13-898ほか)
約60タイトル(Excel: 21KB)
約300冊
(6) 国際子ども図書館所蔵の和雑誌

  • (Z32-195、Z32-498ほか)

約70タイトル(Excel: 23KB)
約300冊

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.html

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、デジタル化に関わるものを見ると、7月には次の2件が新たに掲載されている。

一般競争入札の公告

通番 区分 件名 公告日 入札日
15 東京本館 ソノシート音声の原資料からの電子化 1式(PDF: 133KB)

2017年7月18日 2017年9月6日
16 東京本館 カセットテープ音声・画像の原資料からの電子化 1式(PDF: 134KB)

2017年7月18日 2017年9月6日

http://www.ndl.go.jp/jp/supply/nyuusatsu/ippan/index.htmlより抜粋

NDLデジコレの書誌情報オープンデータセット更新

7月3日、国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報データセットが更新され、図書・古典籍・雑誌・博士論文の書誌情報に加え、歴史的音源の書誌情報がダウンロード可能になった。

図書・古典籍・雑誌の書誌情報データセットは、2015年1月に初めて提供され(2015年1月26日時点の書誌情報)、その後、2016年1月の更新では博士論文の書誌情報も提供されるようになり(2016年1月5日時点の書誌情報へ更新)、2016年7月の更新(2016年7月1日時点の書誌情報)、2017年1月の更新(2017年1月5日時点の書誌情報)を経て、今回の提供により2017年7月1日時点の書誌情報に更新されたことになる(歴史的音源は2017年6月19日時点の書誌情報)。

今回公開された書誌情報の件数は次のようになっている。

資料種別 公開範囲
インターネット公開 図書館送信・参加館配信 館内限定
図書 353,697件 552,979件 69,945件
古典籍 78,764件 18,187件 4件
雑誌 70件 10,974件 2,590件
博士論文 14,672件 116,804件 9,427件
歴史的音源 2,060件 46,672件

歴史的音源のtsvファイルは、なぜかシフトJISとなっている。他の資料種別のtsvファイルと同じく、UTF-8での提供が望ましいのではないだろうか。

オープンデータセットに含まれる内容や、当シリーズ記事で掲載している件数との違いなどについては、初提供時に取り上げた記事を参照されたいが、今回、奇妙なことに気付いた。

2015年1月の初提供時、データセットは次のような構成であった。

オープンデータセットでは、図書については古典籍資料やプランゲ文庫のものは除いていること、図書でもあり古典籍資料でもあるとされているものは古典籍のリストにカウントされていること、雑誌については巻号を省略した件数となっていることが分かる。(プランゲ文庫の図書についてはオープンデータセットに含まれていないことになる。)

http://d.hatena.ne.jp/npn2sc1815j/20150202/1422824421

ところが、「図書でもあり古典籍資料でもあるとされているものは、古典籍のリストにカウントされていて、図書のリストにはカウントされていない」という点については、2015年1月、2016年1月、2017年1月のデータセットについては当てはまるが、2016年7月、2017年7月のデータセットでは当てはまらない*23

NDLデジコレのIIIF対応(予定)

7月27日、奥田倫子氏(国立国会図書館)による講演「IIIFへの期待:より豊かな情報資源への協働」(第4回CODHセミナー)において、国立国会図書館デジタルコレクションが今年度の改修でIIIF Image APIおよびPresentation API、Search APIに対応予定との紹介があった。

さまざまなIIIF対応ツールのプラットフォームにNDLデジコレの資料が乗ることで、これまでになかった研究や利活用も生まれるだろう。

IIIF Image/Presentation APIだけではなく、IIIF Search APIにも対応予定という点も注目だが、詳報を楽しみに待ちたい。

*1以前の記事参照。能勢文庫の目録には、和書約3,000冊、洋書約500冊が収録されているそうだが、NDLデジコレで筆者が目にしたのはまだ2件のみ。

*2:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*3:dcndl:materialType

*4:dcterms:rights

*5:資料1件の追加、および資料531件が「図書」の集計対象に含まれなくなったことによる減少。

*6:「(裁定)」と「著作権法」の間や、「公開」と「裁定年月日」の間に、半角スペースを含めるか否か。

*7:『無機製造工業化学 中巻

*8:『気合術 : 殺活自在』、『教育便覧』、『催眠術心理全書 : 催眠法奥義』、『催眠術全書 : 施術自在』、『新催眠術』、『心身鍛錬深呼吸健康法』、『日本略史』、『俚諺辞典』、『俚諺辞典

*9:『倉吉案内記

*10:『経営学研究室著作集 第6冊

*11:調査研究集、論集、年報等の集合著作物など。

*12:『Der blinde Geronimo und sein Bruder = 盲目ジェロニモ』、『Salome / von Oskar Wilde ; herausgegeben von H. Onozawa

*13:『歩いて来た道』、『生きる力』、『遺品』、『海の波恋の波』、『永徳と山楽』、『往昔抄』、『おせん : 絵入草紙』、『改正郵便線路図』(昭和5年1月調昭和8年1月調昭和11年1月調昭和13年10月調昭和16年10月調)、『華岳作品集』、『楽譜の見方』、『貨幣論』、『貨幣論 第2分冊』、『鎌倉時代の仏教文学』、『鎌倉時代文学新論』、『鎌倉時代文学新論』、『簡約方言手帖』、『極東の危機』、『ギリシャの踊子 : 他四篇』、『空海』、『愚禿親鸞』、『現業委員会』、『幸若舞と謡曲』、『五ヶ年計畫を觀る』、『国学思想史』、『国語の方言区劃』、『国文学研究史』、『國文學新史』、『歳月』(第1部第2部)、『再生記』、『自己暴露 : わが生活 第1部』、『自作農創定と農業問題』、『指導物語』、『司馬江漢』、『社会主義社会学』、『社会主義の発展 : 空想的社会主義から科学的社会主義へ』、『社会主義の発展 : 空想的社会主義から科学的社会主義へ』、『自由貿易問題』、『樹天』、『小學校體操提要』、『小學校體操提要』、『真珠の村』、『新修国語要説』、『新世紀英文典』(第1巻第2巻第1卷2巻)、『杉木立』、『世界の農民運動』、『ソヴェート學生の日記』、『ソヴェート聯邦の内外政策』、『大日本方言地図』、『第二の接吻 : 長篇』、『體育之理論及實際』、『大日本仏教全書』(第120巻 寺誌叢書 第4第121巻 東大寺叢書 第1122123124125126127128129130131132)、『中国農村経済研究 上』、『帝展の日本画に就て』、『低物価政策と増産問題に就て小林商相に与ふるの書』、『鉄棒体操図解 第6』、『転形期経済学』、『電力国営案批判 : 講演速記録』、『統制経済と電力国営問題に就て』、『トルストイの芸術観』、『日本経済の将来 : これからの経済は如何に動くか』、『日本の統制経済とは如何なるものか : 講演速記録』、『人間の詩』、『花 : 他二篇』、『反清算主義』、『武家時代文学に現れた日本精神』、『プロレタリアートの政治的任務』、『法然上人』、『[ボク]東綺譚 : 小説』、『マルキシズムの變革 : 福本イズム』、『マルクス主義と議会選挙』、『マルクス主義文学闘争』、『マルクス主義文芸理論叢書 第2編』、『武蔵野とその文学』、『武蔵野とその文学』、『武蔵野の文学』、『唯物論史』、『唯物論的弁証法と自然科学』、『郵便線路図』(昭和27年7月改正昭和30年7月改正昭和32年7月改正昭和35年7月改正昭和38年7月改正)、『有朋堂文庫』(〔第22〕〔第23〕)、『謡曲集』(上巻下巻)、『レーニン主義と哲學』、『レーニンの弁証法』、『レーニンの弁証法』、『レニンの弁証法的唯物論』、『労農ロシヤ文学叢書』(第3輯第5輯)、『露西亜文学講話』、『ロシヤ社会史』(第1第2

*14tsvファイル参照のこと。

*15:デジタル化資料(資料保存)より、『英和対訳お伽文庫 第1編 西洋桃太郎』。他機関デジタル化資料(内務省検閲発禁図書)より、『極東の危機』、『經濟の南進を熱望す』、『五ヶ年計画を觀る』、『宰相と錠前工 : ルナチャルスキイダントンの死』、『自己暴露 : わが生活・第 1部』、『社會主義社會學』、『社會主義の發展 : 空想的社會主義から科學的社會主義へ』、『社會主義の發展 : 空想的社會主義から科學的社會主義へ』、『自由貿易問題』、『世界の農民運動』、『ソヴェート學生の日記』、『ソヴェート聯邦の内外政策』、『第二の接吻 : 長篇』、『中國農村經濟研究 上』、『中國農村經濟研究 上』、『轉形期經濟学』、『日蓮主義大講座 第1巻』、『反羯纂腟』、『叛亂』、『プロレタリアートの政治的任務』、『マルキシズムの變革 : 福本イズム』、『マルクス主義藝術論』、『マルクス主義藝術論』、『マルクス主義と議會選擧』、『マルクス主義文學鬪爭』、『唯物論史』、『唯物論的辯證法と自然科學』、『レーニン主義と哲學』、『レーニンの辯證法』、『レニンの辯證法的唯物論』、『レニンの辯證法的唯物論』、『露西亞文學講話』、『ロシヤ社会史 1』。

*16:『郵便線路図 明治44年』。提供者は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*17:例えば、『AAA no.1』など。

*18明治44年10月調昭和5年1月調昭和8年1月調昭和11年1月調昭和13年10月調昭和16年10月調

*19昭和27年7月改正昭和30年7月改正昭和32年7月改正昭和35年7月改正昭和38年7月改正

*20:例えば、『世界の農民運動』(内務省検閲正本内務省交付本)など。

*21:「国際文化振興会英文百科辞彙編纂所蔵書之印」の蔵書印あり(印文は、蔵書印/出版広告 @NIJL_collectors さまよりご教示いただきました。ありがとうございます)。蔵書印の関係では、他に『レニンの辯證法的唯物論』の「帝大セットルメント図書部之印」、『プロレタリアの世界史』の「東京帝国大学セッツルメント図書部之印」などに目が留まった。

*22:『亜細亜 = Asia』、『應用力學 = Journal of the Japan Society for applied mechanics』、『尾瀬の自然保護 : 群馬県特殊植物等保全事業調査報告書』、『外國鐵道調査資料』、『加工技術 = Textile processing technology』、『家庭よみうり』、『勤勞者文學』、『暮しの知恵』、『月刊日本』、『月刊マンガ少年』、『建築學研究』、『ことば』、『サラリーマン = The salaried man : 経済評論誌』、『市町村雜誌』、『実業の世界』、『社会運動通信』、『社會事業』、『週刊読売 = The Yomiuri weekly』、『宗教公論』、『旬刊読売』、『証券時報』、『職業時報』、『生活科學』、『全國小賣物價月報』、『草月人』、『賃銀統計月報』、『賃銀物價統計月報』、『Dog journal』、『名古屋經濟統計月報』、『名古屋大學工学部研究報告 = Research reports of the Faculty of Engineering, University of Nagoya』、『肉體 : 季刊純文藝誌』、『日本鉄板』、『日本油脂技術協会誌』、『広島大学教養部紀要. The Hiroshima University research studies in student counseling』、『不律』、『マイホーム : 女性自身姉妹誌』、『洛味』、『ラジオ科学』、『勞働統計 : 勞働統計每月實地調査結果』、『笑』

*23:2016年7月、2017年7月のデータセットともに、4,466件の資料が図書と古典籍の両方のリストに記載されている。

2017-07-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年6月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第37号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年6月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年6月1日から2017年6月30日までに変更のあったレコードは25,359件であった*1

5月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,712件であったが、6月30日までの更新を適用したデータにおいては353,713件となっており、1件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)5月末6月末
インターネット公開(許諾)1020410205+1
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01110
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0919190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10330
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/104140841406-2
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063225932255-4
インターネット公開(保護期間満了)269799269805+6
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開553315553232-83
館内公開8560985701+92
(未設定)20-2
(総計)992638992646+8
(内、インターネット公開分合計)353712353713+1

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

6月末 総計
許諾 保護期間満了 館内公開
5月末 裁定
2015/11/10
2*4 2
裁定
2017/02/06
1*5 1*6 2*7 4
保護期間満了 111*8 111
図書館送信 83*9 83
館内公開 30*10 30
(未設定) 1*11 1*12 2
総計 1 117 114 232

この表は、例えば、5月末時点では図書館送信であった図書で、6月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが83件あると読んでほしい。

この表の他、5月末のメタデータには存在せず、6月に登録された図書が8件(すべて館内公開*13)あった。

図書館送信から保護期間満了へ

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書の中から、博文館の『少年文学. 㐧壱』(第1編)を取り上げてみよう。

この巻には、巌谷小波『こがね丸』が掲載されており、挿絵は武内桂舟が描いている。

少年文学. 㐧壱
はい、かわいい

少年文学. 㐧壱
ひげ?

少年文学. 㐧壱
何と読むのだろう*14

この他、「購読者大利益」(特別割引券)であったり、巻末の広告や売捌所であったり、見るところが多い資料であった。

パブリックドメイン図書の増加

図書館送信からインターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1966年に没し、2017年からパブリックドメインとなったものが含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。

小説家・詩人・翻訳家など

音楽家・舞台芸術家

学者・宗教家など

政治家・官僚・軍人・実業家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)5月末6月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7267472713+39
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開1718517146-39
館内公開330
(総計)89870898700
(内、インターネット公開分合計)7268272721+39

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (5月末 → 6月末)件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了)39*15

2017年6月のNDLデジコレ追加資料

7月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、6月には以下の資料が追加されている。

  • 図書8件(すべて館内公開)
  • 雑誌1,165件(図書館送信258件、館内公開907件)

雑誌については、先月の記事でも取り上げたように、NDLデジコレの検索結果からは、何種類の雑誌が追加されたのか簡単に知ることはできないが、国立国会図書館サーチに後日登録された書誌情報から集計すると、6誌*16追加されていた。

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用停止について」は、デジタル化作業対象資料なし(平成29年4月7日現在)のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、デジタル化に関わるものを見ると、6月には次の1件が新たに掲載されている。

一般競争入札の公告

通番 区分 件名 公告日 入札日
6 関西館 国内刊行図書及び国内刊行雑誌の原資料からの電子化 1式 約4万コマ及び約9万コマ(予定)

2017年6月9日 2017年8月24日

http://www.ndl.go.jp/jp/supply/nyuusatsu/ippan/index.htmlより抜粋

おまけ:Greasemonkeyユーザスクリプト

NDLデジコレの閲覧を少しだけ便利にするGreasemonkeyユーザスクリプトを公開したので、このブログ記事でも紹介しておく。

https://github.com/2SC1815J/ndldl_utils

国立国会図書館デジタルコレクションの閲覧画面カスタマイズ用ユーザスクリプト*17

  • コマ移動に応じて、ブラウザのアドレスバーを現在表示中のコマのURLに更新
  • タイトルを「サイト名 - 資料名」から「資料名 - サイト名」に変更
  • ボタンサイズやデザインの変更
https://github.com/2SC1815J/ndldl_preview

国立国会図書館デジタルコレクションの検索結果画面カスタマイズ用ユーザスクリプト*18

  • 検索結果に表示されるサムネイルにマウスを重ねると、より大きい画像でプレビュー
  • 明探東京大学明治新聞雑誌文庫所蔵検索システム)向けもあり(こちら*19

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『西洋裁縫教授書』(巻之1-6附図

*5:『スキユデリー嬢

*6:『初等進行曲

*7:『行政執行法釈義』、『野鳥語 : 欧米土産

*8:調査報告、研究報告等の集合著作物など。

*9:『Treaties and conventions, concluded between Japan and Foreign Nations, together with notifications & regulations made from time to time. 1854-1870』、『偉行録』、『偉行録』、『大下宇陀児集』、『回顧五年』、『勧業修養粗話 附録』、『寒玉音』()、『教育学 : 統合新教育教科書』、『経済倶楽部講演 38』、『攻諜防諜 : 時局小説』、『蚕桑図解』、『地方凡例録』(巻之一 上巻之一 下巻之二 上巻之二 下)、『袖珍英和節用』、『少年文学 㐧壱』、『新商業簿記大意』、『新商業簿記大要』、『新商業簿記大要』、『日耳曼軍律』、『戦陣子守唄』、『象牙の笛 : 小唄楽譜』、『狙日第五列 : 見えざるスパイ』、『大日本仏教全書』(117118119)、『玉くしげ別本』()、『男子有情』、『傳衢暗記』、『痘科方意解』(前編續編)、『童謡作曲法』、『物産會抄輯 初編』、『方言採集手帖』、『法普戰争誌畧 8巻 [9]』、『マルクス価値論の社会的研究』、『マルクス価値論の社会的研究』、『謡曲名作選』、『洋算例題 巻7-12』、『横井小楠伝』()、『吉田松陰 : 黎明日本の巨火』、『令集解』(自第1自第2自第3自第4自第5自第6自第7上自第7下自第8自第9自第10自第11自第12自第13自第14自第15自第16自第17自第18自第19自第20自第21自第22自第23自第24自第28自第29自第30自第31自第32自第33自第34自第35自第36自第38自第40)、『六郷蒸氣車鉄道之圖』、『炉辺叢書 37

*10:他機関デジタル化資料(内務省検閲発禁図書)より、『天祖主神 : 信神・忠考・是我道』、『解放を目指して : アナキ-運動の具体化』、『カウツキー 農業問題 〔2〕』、『過激主義ノ真髄 : 「シオン」 ノ決議』、『カール・マルクス』、『教友』、『クレムリンの勞働日 : 詩集』、『講談梅こよみ』、『國際海員俱樂部 = International Seamens Club』、『支那革命の前途』、『信仰に進むの道』、『高松情』、『帝國主義論』、『日本軍部に告ぐ』、『日本軍部に告ぐ』、『日本工業会講演 第9輯(今日の北支と明日の北支・戰亂の歐洲より歸りて)』、『[赤色救援会の活動方針]』、『プロレタリアの世界史』、『マダム・ボヴァリイ』、『マルクス主義體系』、『靖國神社記念寫眞寳典』、『有美全集 春、夏の巻』、『立憲國愬男女の心得』。大規模デジタル化(国立国会図書館支部法務図書館)より、『海陸軍刑律 全』、『通法撮要』()、『日耳曼軍律』、『孛仏戦記』()。

*11:『赤軍の女参謀 : ニコライエフスク秘録

*12:『日本紳士録 第10版

*13:『Bulletin of books added to the Osaka Library. Vol. 1 (April, 1919-March, 1921)』、『Melanophore responses in an isopod crustacean, Ligia exotica 2』、『英和対訳お伽文庫 第1編 西洋桃太郎』、『花袋全集 月報 : 第1-16号』、『議會報告書 第39』、『分邦詳密日本大地図』、『満支両國人本邦留學々生々徒ノ在籍者數及就學者數調 昭和14年5月末日現在』、『利達公司檢査報告』。このうち、『分邦詳密日本大地図』の「提供者」は「国立国会図書館電子図書館課_201」、残り7件の提供者は「デジタル化資料(資料保存)」となっている。

*14:蔵書印の関係では、『物産會抄輯. 初編』の行灯のような蔵書印(蔵書印/出版広告 @NIJL_collectors さまより「此ぬしいもしげ○やき」であるとご教示いただきました。ありがとうございます。)や、『日耳曼軍律』の「軍事方蔵書印」、こちらの資料の「南満州鉄道株式会社東亜経済調査局」(ドイツ語表記併記)、「東亜経済調査局」印などに目が留まった。古典籍資料では、『天方典禮擇要解20卷附1卷.[1]』の「臣馬元章書画宝蔵印」は一文字おきのデザインが面白い。『天方性理圖傳5卷首1卷.[1]』の「南満州鉄道株式会社東亜経済調査局蔵書之印」はかなり大きそう。『潛穎録1卷』の九畳篆の右行は本文に重なっていて読めない(蔵書印/出版広告 @NIJL_collectors さまより「小島氏図書之記」であるとご教示いただきました。ありがとうございます。)。

*15:『傳衢暗記』、『天方典禮擇要解20卷附1卷』([1][2][3][4][5][6])、『法普戰争誌畧 8巻 [9]』、『六郷蒸氣車鉄道之圖』、『西藥畧釋1卷』、『珍珠嚢指掌補遺藥性賦4卷』([1][2])、『天方性理圖傳5卷首1卷』([1][2][3][4][5][6])、『童蒙急務總論1卷二集6卷三集4卷』([1][3][4][5][6])、『本草綱目拾遺10卷正誤1卷』([1][2][3][4][5][6][7][8][9][10])、『潛穎録1卷』、『蠶桑輯要雜説1卷圖説1卷附樂府二十首』([1][2])、『辟邪紀貫3卷附1卷』([1][2][3]

*16:『映画情報』、『気象庁技術報告 = Technical report of the Japan Meteorological Agency』、『気象要覧 = Geophysical review』、『主婦と生活』、『主婦の友』、『新建築』

*17紹介ツイート1紹介ツイート2

*18紹介ツイート

*19紹介ツイート