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2sc1815jの日記

2018-06-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2018年5月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第48号。2014年5月下旬に国立国会図書館デジタルコレクションのメタデータ刈り取りを開始してから丸4年、今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2018年5月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2018年5月1日から2018年5月31日までに変更のあったレコードは13,049件であった*1

4月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは354,168件であったが、5月31日までの更新を適用したデータにおいては354,265件となっており、97件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)4月末5月末
インターネット公開(許諾)10131101310
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0917170
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10220
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/1037257372570
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063202032019-1
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/0601+1
インターネット公開(保護期間満了)274722274819+97
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開561114560924-190
国立国会図書館内公開7819878294+96
(総計)993480993483+3
(内、インターネット公開分合計)354168354265+97

文化庁長官裁定を受けて公開している資料について、表記揺れが発生している*4

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

5月末 総計
保護期間満了 館内公開 (書誌情報削除)
4月末 保護期間満了 100*5 3*6 103
図書館送信 190*7 190
館内公開 10*8 10
(新規追加) 6*9 6
総計 200 106 3 309

この表は、例えば、4月末時点では図書館送信であった図書で、5月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが190件あると読んでほしい。

裁定に関する表記揺れにより全体の傾向が掴みにくくなるため、実質的に同内容のもの(裁定年月日の同じもの)同士の変動は省いている*10

この表で「(新規追加)」と示した資料は、4月末のメタデータには存在せず、5月に登録された図書を表している。

ただし、新規追加された『実際統計学』は、書誌情報が削除された『実際統計学』の代替であり、同様に『奥平源八郎浄瑠璃坂仇討』は、書誌情報が削除された『奥平源八郎浄瑠璃坂仇討』の代替、『国学者伝記集成』は、書誌情報が削除された『国学者伝記集成』の代替と思われ、純粋に新しい資料が追加されたケースとは異なるように思われる。これら3件は共通して「電子化時の注記」に「マイクロフィルムに重複箇所あり」とある*11。残りの3件については、特に電子化時の注記はない*12

パブリックドメイン図書の増加

インターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1967年に没し、2018年からパブリックドメインとなったものが多数含まれている*13

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。なお、1967年に没した人物による序文などを含むため、これまで保護期間満了として公開されていなかった図書の列挙は、煩雑となるため省略している。

小説家・詩人・翻訳家など

美術家

歌川広重 5世『江戸の今昔』(昭和7年)は、市中旧跡や日常に用いる品物などを撮影した写真集。今月は、このような江戸の面影を懐かしむ写真集と対照的に、関東大震災後の新たな東京を撮影した写真集『大東京寫眞帖』(昭和5年*14)も保護期間満了に変更されている。

大東京寫眞帖
大東京寫眞帖
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

他に、1966年に没した岸田日出刀(建築家)*15、蔵田周忠(建築家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

住宅月華荘
住宅月華荘(蔵田周忠、昭和2年
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

音楽家・舞台芸術家

学者・宗教家など

他に、1966年に没した板垣鷹穂(美術評論家・美術史家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

政治家・官僚・軍人・実業家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)4月末5月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)73304733040
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開17010170100
国立国会図書館内公開990
(総計)90331903310
(内、インターネット公開分合計)73312733120

「著作権に関する情報」に変動は見られなかった。

今月の蔵書印

今月は、蔵書印ではないが、図書館送信から保護期間満了に変更された『国有鉄道陸運統計 昭和20年度 第1編』より、「国立国会図書館分館 23.10.29」の受入印。「分館」と入っているものはあまり目にしない気がする。

国有鉄道陸運統計 昭和20年度 第1編
国有鉄道陸運統計 昭和20年度 第1編
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

また、同じく蔵書印ではないが、図書館送信から保護期間満了に変更された『』では、国立国会図書館のブックポケットに帯出者カードが入った状態でデジタル化されている。国立国会図書館のブックポケットのみであれば、これまでも目にしていたが*16、帯出者カードが入った状態のものはあまり目にしない気がする。

税

(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

この他、最高裁判所事務総局『図書整理の手びき』では、最高裁判所図書館の蔵書印、受入日付印、巻頭印、隠し印、受贈印の図示と解説を見ることができる。

2018年5月のNDLデジコレ追加資料

6月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、5月には以下の資料が追加されている。

  • 図書6件(館内公開)

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成30年3月30日現在」(デジタル化作業対象資料なし)のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、資料のデジタル化に関わるものを見ると、5月には次の3件が新たに掲載されている

一般競争入札の公告

通番 区分 件名 公告日 入札日
2 東京本館 米国国立公文書館における同館所蔵原資料からの電子化 1式 約50,000コマ(予定) 2018年5月1日 2018年7月3日
(開札日 2018年7月4日)
5 関西館 雑誌のマイクロフィルムからの電子化 約50万コマ(予定) 2018年5月16日 2018年7月25日
11 関西館 国内刊行図書及び国内刊行雑誌の原資料からの電子化 約39万コマ等(予定) 2018年5月29日 2018年8月6日

http://www.ndl.go.jp/jp/supply/nyuusatsu/ippan/index.htmlより抜粋

NDLデジコレのIIIF対応

5月15日付け「ニュース」にて、国立国会図書館デジタルコレクションがIIIFに対応した旨、アナウンスがあった。Twitter上でも、この機能について紹介するツイート*17に多くのリツイートやいいねが見られた。

これまで講演会等でIIIF対応の対象として言及されていた古典籍資料(インターネット公開分)のみならず、「国立国会図書館が所蔵する古典籍資料及び図書をデジタル化したもののうち、著作権保護期間満了によりインターネット公開しているもの(約34万点)」が対象となったことは、嬉しい驚きであった*18

嵯峨本『伊勢物語』第一種本の比較
嵯峨本『伊勢物語』第一種本の部分異植字
(左:近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ、右:国立国会図書館デジタルコレクション)

手前味噌だが、筆者が公開しているFirefox/Chrome拡張機能「Open in IIIF Viewer」を紹介しておこう。このブラウザ拡張機能を用いると、IIIF対応資料のページを開いた際、ワンクリックで外部のIIIFビューワを用いて開き直すことができる。IIIFビューワには、「Mirador」、「Universal Viewer」といった二大ビューワの他、筆者が開発に携わっている「IIIF Curation Viewer」などのビューワも存在し、それぞれが特色を有している。このブラウザ拡張機能は、自らの用途に適したIIIFビューワでの閲覧を容易にするツールである*19

Open in IIIF Viewer
Firefox/Chrome拡張機能「Open in IIIF Viewer」のボタン

3月の全コマPDFダウンロード機能追加に続き、5月のIIIF対応には、新しい時代の幕開けを感じる。IIIF対応については、一般利用者にどのようなメリットがあるのか、まだあまり伝わっておらず、その活用は曙光段階にあるように思えるが、これから徐々に活用が進むことだろう。

俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:「(裁定)」と「著作権法」の間に、半角スペースを含めるか否か。

*5:報告集等の集合著作物など。

*6:『実際統計学』、『奥平源八郎浄瑠璃坂仇討』、『国学者伝記集成

*7:『青朽葉』、『赤穂義士と女性』、『伊太利亜美術史』、『一茶と芭蕉 : 一茶の文学史的位置決定の為に』、『伊都内親王願文』、『移動演劇十講』、『うたかた : 歌集』、『越後獅子』、『江戸の今昔』、『汪洋新詩集』、『恩賜十周年記念展覧会目録』、『会計監査』、『概説心理学』、『解剖学粋 上巻』、『化學工業大意』、『化学総論』、『鏡葉 : 歌集』、『官令沿革表』、『紀州万華鏡』、『技術の本質』、『北の鳥南の鳥』、『北の鳥南の鳥』、『急性発疹症』、『教育委員会法解説』、『京都圖書館和漢圖書分類目録 昭和5年10月末現在 美術工藝之部』、『魚雷』、『近世解剖学』(前編 (附圖)後編(本文)後編 (附図))、『近代経済学の解明 : その系譜と現代的評価』、『軍需資源読本』、『経済民主化再建に関する法令集』、『芸術観想』、『ゲーテの生涯』、『ゲーテの生涯』、『現代女子の手紙作り方と文範 : ペン書実例』、『現代の英雄』、『工業と人材教育 : 附・欧米の状況』、『航空ヂーゼル機関』、『高層建築』、『高速ヂーゼル機関』、『高等有機化学』、『光波子句集』、『公文用語の手びき』、『国画の形成』、『国語の規準』、『国語の研究』、『国語問題正義』、『国有鉄道陸運統計 昭和20年度 第1編』、『国立公園十和田湖』、『古典精神と造形文化』、『欣求のこゝろ : 信仰感話』、『西行景樹守部』、『最近の支那と満鮮』、『在米神奈川県人』、『材料より見たる建築の火害』、『嵯峨天皇宸翰唐李嶠詩集』、『佐久間象山』、『佐久間象山』、『殺人の法醫学』(グロ写真注意)、『産業組合による産繭処理』、『自己発展の学習を目指す手工科指導実論』、『志士の妻』、『実際本位蔬菜栽培精義』、『西伯利亜日記』(巻之1巻之2)、『西伯利亜日記 : 2巻』(卷之壹巻之貳)、『西伯利亜日記』(巻之壹巻之貮)、『指鬘外道 : 戯曲』、『写実』、『宗教改革者殉教者ウイリヤム・チンデル伝』、『終結式幾何学新解き方』、『住宅月華荘』、『住宅の造り方』、『集約英和辭典』、『主動性東亜』、『趣味を求めて』、『詳解楽典』、『小学新釈 : 白文訓点厳密対照』、『将棋必勝法』(上編下編)、『商業統計の常識』、『正倉院御物棚別目録』、『正倉院御物棚別目録』、『正倉院御物目録 巻1-3』、『小児結核と小児急性伝染病』、『昭和十一年度一般概算の閣議決定と予算不成立の経緯 上』、『ショートアンサー式問題集』、『書目書志展観目録』、『新行政法』、『新経済読本』、『神宮文庫増加圖書目録 第9號(自昭和9年4月至同年6月)』、『新語辞典 : 百萬人の常識』、『新制日本史』、『水田裏作蔬菜栽培』、『菘翁臨蘭亭序』、『数学綱要 上巻Ⅰ』、『すまひの伝統』、『』、『』、『成功百%胡瓜及トマトーの温室栽培』、『精密機械設計学』、『世界対照日本文学の展望』、『全国主要労働組合規約及諸規則』、『戦争と精密工業』、『造形文化と現代』、『早熟栽培蔬菜の下種から定植まで』、『大衆いちご栽培』、『大東京寫眞帖』、『台湾文化史説』、『高野長英』、『民のこころ』、『畜産総論 : 合本版』、『茶の湯作法』、『中小商工業・庶民金融論』、『中年期の医学』、『聴音・新曲自習の要訣』、『土を眺めて : 歌集』、『定本懸崖・荒地 : 菱山修三詩集』、『天気と天気予報』、『天才詩人バイロン』、『籐・蔓・藁細工』、『統計学』、『統計学』、『統計学』、『東寺名宝展覧会目録』、『図書整理の手びき』、『土地区劃整理施行地価格の統制』、『等々力住宅区の一部』、『トヨタBM型トラック修理書 中巻』、『内科医に必要なる肺結核外科的療法の知識』、『奈良と平泉』、『南蛮美術集』、『濁れる川』、『日露協會學校一覽』、『日本アルプスへ』、『日本建築の特性』、『日本建築の特性』、『日本に挑戦する赤魔 : ソヴエートの対日開戦準備』、『日本文法』、『日本和声の基礎』、『人間學断片 : 物の見方・考へ方』、『農業協同組合調査報告書』、『農業調整委員会事務参考』、『肺結核の人工気胸療法 : 操作の実際と其図解』、『白秋民謡集 : 作曲』、『非教育者の教育論』、『ピアノ演奏法講義』、『ヒットラーと青年』、『評釈伊勢物語』、『婦人の冷感症』、『二ツ巴御国の花』、『文化生活と趣味』、『ヘブル書の研究』(其の1其の2)、『部屋の使ひ方』、『望郷 : 菱山修三詩集』、『防共と国防問題』、『豊麗な花 : 詩集』、『北満の日章旗』、『菩提樹 : 歌集』、『堀貞一先生』、『舞鶴 : 海軍機関学校物語』、『万葉・古今・新古今選』、『万葉集選』、『民事訴訟読本』、『メツガー法律哲学』、『山へよする』、『山形県郷土史料大展覧会出品目録』、『大和魂義士の華』、『憂愁の哲理』、『雪の曙義士の誉』、『夜明けの辻 : 名作小説』、『吉田松陰大陸南進論』、『読物日本史 藤橘源平の巻』、『来年の春』、『臨床家に必要なるレントゲン手技』、『ルネッサンス文化と建築 下』、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』、『列強少年の社会教育』、『浪界三傑講演集』、『労働基準法,労働者災害補償保険法並関係法令集』、『老柏 : 歌集』、『ローマ人盛衰原因論』、『和歌入門』、『和歌入門の知識』、『和漢書分類目録 : 2巻,索引 上巻』、『和漢書目録

*8:『青森県青年学校教科書 巻1』、『或る女』、『王羲之真蹟帖』、『王羲之蘭亭序 : 張金界奴本』、『落葉日記』、『看護学教科書』、『虚栄の市』、『桐一葉・沓手鳥孤城落月』、『世界歴史』、『百万人の法律学

*9:『絵本八犬伝』、『絵本八犬伝』、『奥平源八郎浄瑠璃坂仇討』、『国学者伝記集成』、『実際統計学』、『明治廿年十一月駿河甲斐地方参謀旅行記事 東軍之部 附図

*10:変動を省いたのは、『各種菘類栽培法』の1件。「インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/06」から「インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/06」(「(裁定)」と「著作権法」の間に半角スペースあり)に変更されている。

*11:「デジタル化日」は「2018-5-14」、「提供者」は「国立国会図書館電子図書館課_204」となっている。

*12:「デジタル化日」は「2018-05-25」(『絵本八犬伝』、『絵本八犬伝』)、「2018-05-22」(『明治廿年十一月駿河甲斐地方参謀旅行記事 東軍之部 附図』)、「提供者」は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*13:太田黒克彦『志士の妻』、『高野長英』も保護期間満了へと変更されているが、太田黒克彦の没年については、昭和42(1967)年12月28日という情報と、昭和43(1968)年10月28日という情報があるようだ(日外アソシエーツ編『昭和物故人名録 昭和元年〜54年』p.95も後者を採る)。もし後者が正しいのであれば、保護期間満了への変更はフライングとなるが(そしておそらく向こう20年は満了しないことになるが)、正しい没年はどちらなのだろうか。

*14:出版年月日は「[19--]」となっているが、1930年3月26日に行われた帝都復興祭に関する写真や、「昭和五年三月から開会された上野不忍池畔の『海と空』の博覧会会場」に関する写真があるので、1930年3月以降、さほど時を経ない時期のものであろう。

*15:岸田日出刀(建築家):『高層建築』、『すまひの伝統』、『日本建築の特性』、『日本建築の特性

*16:例えば、ツイートなど。

*17:例えば、ツイートツイートツイートなど。

*18:2018年5月31日までの更新を適用したデータにおいては、インターネット公開(保護期間満了)であるものは、資料種別「図書」274,819件、「和古書」73,304件、両者には2,246件の重複があることから、合わせて約34万件(345,877件)となる。

*19:ただし、既存のIIIFビューワは、研究用の観察や解析向けといった性格が強く、必ずしも読書向けには最適化されていないため、快適に読書したいという目的では微妙であったりもする(ツイートツイート)。

2018-05-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2018年4月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第47号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2018年4月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2018年4月1日から2018年4月30日までに変更のあったレコードは21,104件であった*1

3月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは354,142件であったが、4月30日までの更新を適用したデータにおいては354,168件となっており、26件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)3月末4月末
インターネット公開(許諾)1012510131+6
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0917170
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10220
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/1037257372570
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063202132020-1
インターネット公開(保護期間満了)274701274722+21
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開561608561114-494
国立国会図書館内公開7813878198+60
(総計)993888993480-408
(内、インターネット公開分合計)354142354168+26

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

4月末 総計
許諾 保護期間満了 図書館送信 館内公開 (書誌情報削除)
3月末 裁定
2017/02/06
1*4 1
保護期間満了 100*5 73*6 173
図書館送信 6*7 191*8 298*9 495
館内公開 1*10 41*11 42
(新規追加) 1*12 1*13 2*14 4
総計 6 194 1 102 412 715

この表は、例えば、3月末時点では図書館送信であった図書で、4月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが191件あると読んでほしい。

この表で「(新規追加)」と示した資料は、3月末のメタデータには存在せず、4月に登録された図書を表している。

ただし、保護期間満了として新規追加された『東京市史稿 市街篇附圖第二*15は、書誌情報が削除された『東京市史稿 市街篇附圖第二』の代替であり、同様に図書館送信対象として追加された『東京市史稿 上水篇附図*16は、書誌情報が削除された『東京市史稿 上水篇附図』の代替、館内公開として新規追加された『大津市志 上巻*17は、書誌情報が削除された『大津市志 上巻』の代替と思われ、純粋に新しい資料が追加されたケースとは異なるように思われる。また、館内公開として新規追加された『大日本皮革及皮革製品業大鑑*18は、「電子化時の注記」に「同一原本の別画像あり(2018-04-16現在)」とある*19

『東京市史稿 市街篇附圖』は、第一・第二・第四がインターネット公開(保護期間満了)されている。折込図(地図)が分割撮影されているため、そのままでは若干利用しにくいが、利用者側でつなぎ合わせれば便利に利用できる資料ではないだろうか。

今月の一枚――保護期間満了変更図書から

埴輪美
埴輪美(野間清六 編)*20
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

パブリックドメイン図書の増加

インターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1967年に没し、2018年からパブリックドメインとなったものが多数含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。なお、1967年に没した人物による序文などを含むため、これまで保護期間満了として公開されていなかった図書の列挙は、煩雑となるため省略している。

小説家・詩人・翻訳家など

柳原白蓮『幻の華 : 歌集』(新潮社、大正8年)は、扉が真っ黒で、「露光量違いの為重複撮影」もない。この図書は、竹久夢二による美しい装幀がなされており、NDLデジコレで確認できないのは少し残念。

幻の華 : 歌集
幻の華 : 歌集
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

他に、1966年に没した川田順(歌人)*21などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

音楽家・舞台芸術家

学者・宗教家など

河竹繁俊『菅原傳授手習鑑』は、石川文化事業財団お茶の水図書館のバーコードが貼付されており、お茶の水図書館蔵書印受入印も押されている。近年までお茶の水図書館(現・石川武美記念図書館)に所蔵されていた図書であろうが、なぜ現在、国立国会図書館に所蔵されているのだろうか。石川武美記念図書館の組織概要によれば、「平成15(2003)年、女性雑誌と古典籍・古文書の専門図書館へと転身を図り」とある。あるいはこうしたタイミングで国立国会図書館への寄贈がなされたのであろうか。

長春閣鑑賞. 第4集
菅原傳授手習鑑
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

他に、1966年に没した小泉信三(経済学者・教育家)*22、鈴木栄太郎(社会学者)*23、村上直次郎(歴史学者)*24などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

政治家・官僚・軍人・実業家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)3月末4月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7329873304+6
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開1701617010-6
国立国会図書館内公開990
(総計)90331903310
(内、インターネット公開分合計)7330673312+6

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (3月末 → 4月末)件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了)6*25

保護期間満了へと変更された『長春閣鑑賞』(第1集第2集第3集第4集第5集第6集)は、川崎造船所(現・川崎重工業)創業者である川崎正蔵による私設美術館「長春閣」収蔵品の目録(大正3年)。『長春閣鑑賞』にはカラー図版も多数含まれており、奥付には「木版及玻璃版印刷兼発行者」として村山旬吾の名前が挙げられている(玻璃版はコロタイプのこと)。

長春閣鑑賞. 第4集
拾得圖 傳顏輝筆 雙幅之一(長春閣鑑賞. 第4集)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

今月の蔵書印

今月は、図書館送信から保護期間満了に変更された『歴史哲学概論』より、「能勢文庫」の蔵書票。

歴史哲学概論
「能勢文庫」の蔵書票*26
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

その他、『バタビヤ城日誌 : 抄訳』(上巻中巻)には「参謀本部文庫之印 分室」「国立図書館 昭和23.10.21 寄贈」の印、『六昆王山田長政』には「社団法人大日本映画協会印」、『特許発明総動員の指標』には「日立製作所亀有工場蔵書印」が見られる。

削除された書誌情報、再び

4月には図書412件(保護期間満了73件、図書館送信298件、館内公開41件)、雑誌2件(館内公開)の書誌情報が削除されている(3月に削除され、4月に国立国会図書館サーチへ反映されたものを含む)。

先月の記事で、最近書誌情報が削除された資料のページ(削除される前の永続的識別子に基づくNDLデジコレURL)にアクセスすると「アイテム誘導」画面が表示されるようになったことを取り上げた。

今回も、削除された414件のうち409件は、新永続的識別子への誘導が表示される。例えば、これまで永続的識別子「info:ndljp/pid/1151690」で公開されていた江戸川乱歩『白髪鬼』(光文社、1949)にアクセスすると、次のように誘導される。

ご指定の資料に変更が生じました。

新永続的識別子:info:ndljp/pid/2130598のデジタル資料をご利用ください。

(2018-03-29)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1151690

しかし、414件のうち3件

については、以下のように削除された旨のみが表示され、閲覧できるURLへの誘導はない。

ご指定の資料に変更が生じました。

削除(2018-04-19)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2209840

また、414件のうち雑誌2件

については、これまでと同様、次のような「エラー」画面が表示される。

書誌が見つかりません。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7953515

閲覧できるURLへの誘導がない資料はどこへ行ってしまったのだろうか?

国立国会図書館オンラインで検索すると、デジタル化資料自体はヒットしなくなっているものの、デジタル化の元となった資料についてヒントが得られるものもあった。

立原道造詩集』は、「利用できる資料はありません。」と表示された上で、注記に「事故本: 表紙・あとがきのみ」とあり、『立原道造全集 第3巻 (日記と手紙)』は、「表紙と内容が一致していない。本文に請求記号 F13-Ku81ウ「ノロ高地」の版違いが混入。」(東京本館:図書カウンター 書庫)「利用不可 表紙と奥付のみあり。」(関西館:書庫)とされている。本文をごっそり持ち去られてしまった事故本がデジタル化されたものだったのだろうか。

『歴史地理学会会員名簿』については、『歴史地理学会会員名簿1989』を見ると、雑誌『歴史地理学』(通号146)の別冊として掲載されたものだったようだ。NDLデジコレで見ると、通号146の永続的識別子が「info:ndljp/pid/7953523」、通号147の永続的識別子が「info:ndljp/pid/7953525」となっており、確かに、消えた書誌情報の永続的識別子「info:ndljp/pid/7953524」が飛んでいる。将来的には、通号146の永続的識別子で閲覧できるように更新されるのだろうか。

2018年4月のNDLデジコレ追加資料

5月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、4月には以下の資料が追加されている。

  • 図書4件(保護期間満了1件、図書館送信1件、館内公開2件)
  • 資料種別未設定88件(館内公開)

「資料種別」が設定されていない88件は、録音・映像関係資料の脚本(『ジオジオ物語』『水戸黄門』『太陽にほえろ!』『日本の雪』『虹の都』)であった*27

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成30年3月30日現在」(デジタル化作業対象資料なし)のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、資料のデジタル化に関わるものを見ると、4月には新たな掲載はなかった。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『偉盲貝島嘉蔵翁

*5:報告集、論集、彙報等の集合著作物など。

*6tsvファイル参照。

*7:『憲法の本質』、『憲法の本質』、『戦争論』(下巻下卷下巻)、『レーニンはクラウゼヴィッツ『戦争論』を如何に読んだか? : レーニンの哲学ノートより

*8:『The exploits of Okya Senaphimocq (Yamada Nagamasa), the Japanese general in Siam in the seventeenth century』、『赤い聖書』、『明石史資料』、『明るい呼吸 : 歌集』、『明日へのエスパニア語』、『アフガン記』、『彩 : 歌集』、『アルス美術叢書 普及版 [第11編]』、『医事法制学の理論と其実際』、『医事法制学の理論と其実際』、『ヴィールス疾患』、『運転取扱心得解説別冊 : 昭和三年三月達第一四六号改正』、『運転法規及理論』、『永遠の親の懐へ』、『英文商業通信実習』、『解剖学粋』(上巻下巻)、『化學工業大意』、『角落戦の研究』、『学芸会歌劇選集』、『カステラ』、『家庭経済の秘訣 : 安く楽に暮す法』、『神を射るもの』、『上方趣味初代実川延若』、『神々のいぶき』、『神々のいぶき』、『カンディダ』、『機械製図』、『機構学』、『機構学』、『帰除便蒙』、『基礎電気化学』、『基礎内科学 〔第2〕』、『基礎フランス語 : 紙上ラヂオ講座』、『北支那懷古の栞 山東篇』、『北見紋別町誌』、『几帳のかけ』、『義務制下の青年教育』、『郷愁』、『京都停車場改良工事紀要』、『経済学及課税之原理』、『経済学原論』、『芸術概論』、『刑法各論講義案』、『刑法総論講義案 : 特ニ緒論及ビ刑罰論』、『言語の研究と古代の文化』、『現代青年公民的訓練の指導法』、『現代日本文学全集 第19篇 (夏目漱石集)』、『高等無機化学』、『国際経済 : 未定稿』、『国史七論』、『国民優生法』、『古事記研究 第1 (帝紀攷)』、『国家の形而上学的学説』、『ゴンクールと日本美術』、『昆虫になって見たら』、『最近實際問題の研究 : 初等教育』、『最新文章学講義 乾之巻』、『佐賀先哲叢話』、『作戦要務令戦闘原則図解』、『時局と思想国防』、『実験生化学 第1編』、『支那古陶磁の鑑賞』、『事変の感激をうたへる』、『社会経済の理論』、『射撃 : 其の本質と方法』、『宗教と社会事業』、『狩猟』、『狩猟』、『將棊軌範』()、『小組織学』、『書經選釋』、『書經選釋』、『書法詳解』(實用書翰文之部実用女子書翰文之部)、『磁路の計算法 : 電気機器設計原論』、『新集団競技法』、『真宗史の諸研究』、『尋常小学国語読本仏教語解説』、『尽忠報国歌集』、『新日本の自主的建設』、『数学綱要』(上巻下巻)、『菅原傳授手習鑑』、『生化学提要』、『生化学提要』、『生化学提要 第1』、『西洋商業史』、『西洋商業史』、『全国美術展出品案内』、『宣戦布告』、『戰爭と道義』、『選択集大観』、『殲滅戦』、『対症注射薬便覧』、『対症注射薬便覧』、『田口卯吉の日本開化小史』、『田口卯吉の日本開化小史』、『戦は勝たねばならぬ』、『魂のはばたき : 野口精子遺稿』、『短歌に入る道』、『蓄音機浪花節音譜集』、『智能測定尺度の客観的根拠』、『チベット』、『長期戦必勝』、『肇国史詩なかつくに』、『長春閣鑑賞』(第1集第2集第3集第4集第5集第6集)、『鳥声集』、『鳥声集 : 歌集』、『槻の木 : 自選歌集』、『槻の木 第2部』、『槻の木 : 自選歌集』、『土を眺めて : 歌集』、『鉄道現業の第一線に起ちて』、『鉄道と皇道精神』、『天体測量と三角測量』、『ドイツ・ルフトハンザパミール翔破』、『特許発明総動員の指標』、『特許発明総動員の指標』、『夏廂 : 新体詩集』、『浪花節三傑集』、『奈良と京都』、『奈良丸小奈良十八番講演集 : 浪花節』、『奈良丸十八番 : 独習自在』、『南総の俚俗』、『日光と平泉』、『日泰会話』、『日本海運史綱要』、『日本仮面史』、『日本仮面史』、『日本精神とは何ぞや』、『日本精神とは何ぞや』、『日本彫刻の美』、『日本美術史概説 第10冊』、『日本仏教史概説』、『日本文学大系 第23巻』、『日本史概説講義案 上巻』、『農家の簿記』、『白蓮自選歌集』、『バタビヤ城日誌 : 抄訳』(上巻中巻)、『埴輪美』、『美学及芸術学概論 下巻』、『光を慕ひつゝ : 歌集』、『ビジネス・レター・プラクチス : 英文商業通信実習』、『ヒットラアの横顔』、『美文講演集』、『病的材料検査指針』、『病的材料検査指針』、『物理学新教科書』、『不敵の精神』、『文楽の芸術』、『米国の戦争経済力の検討』、『ベートーヴェン』、『編年大友史料 : 併大分県古文書全集 正和以前』、『貿易史上の平戸』、『防空読本』、『法律哲学』、『朴の葉 : 歌集』、『ポケツト兵法』、『幻の華 : 歌集』、『万葉図録 文献篇・地理篇』、『三角愛三論文並小伝』、『昔の宿』、『紫式部日記新釈』、『明治維新廃仏毀釈』、『明治演劇史伝 上方篇』、『名将兵談』、『物の見方考へ方』、『物の見方考へ方』、『耶蘇会の日本年報 第1輯』、『耶蘇会の日本年報』(第1輯第2輯)、『山鹿素行と大石良雄』、『輸血』、『六昆王山田長政』、『六昆王山田長政』、『猟犬の種類と芸能』、『流転 : 歌集』、『霊魂信仰と祖先崇拝』、『歴史哲学概論』、『歴史哲学概論』、『歴代秀吟百首』、『労働者綱領』、『我国体観より時局を瞰る

*9tsvファイル参照。

*10:『世界の民衆に

*11tsvファイル参照。

*12:『東京市史稿 市街篇附圖第二

*13:『東京市史稿 上水篇附図

*14:『大津市志 上巻』、『大日本皮革及皮革製品業大鑑

*15:「デジタル化日」は「2017-01-18」、「提供者」は「デジタル化資料(資料保存)」となっている。

*16:「デジタル化日」は「2017-01-25」、「提供者」は「デジタル化資料(資料保存)」となっている。

*17:「デジタル化日」は「2018-04-04」、「提供者」は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*18:「デジタル化日」は「2018-04-11」、「提供者」は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*19:実際、別の永続的識別子による『大日本皮革及皮革製品業大鑑』が存在し、こちらの「電子化時の注記」にも、「同一原本の別画像あり(2018-04-16現在)」との記載がある。

*20:野間清六は、美術史家(1966年没)。4月には、『埴輪美』の他、野間清六著『日本仮面史』、『日本仮面史』、『日本彫刻の美』も保護期間満了に変更されている。

*21:川田順(歌人):『歴代秀吟百首

*22小泉信三(経済学者・教育家):『経済学及課税之原理』、『不敵の精神』、『労働者綱領』、『戰爭と道義

*23:鈴木栄太郎(社会学者):『国家の形而上学的学説

*24:村上直次郎(歴史学者):『バタビヤ城日誌 : 抄訳』(上巻中巻)、『西洋商業史』([明治大學三十八年度商學科第一學年講義録][明治大學卅九年度商學科第一學年講義録])、『貿易史上の平戸』、『耶蘇会の日本年報 第1輯』、『耶蘇会の日本年報』(第1輯第2輯)、『六昆王山田長政』、『六昆王山田長政

*25:『長春閣鑑賞』(第1集第2集第3集第4集第5集第6集

*26:以前の記事1記事2参照。能勢文庫の目録には、和書約3,000冊、洋書約500冊が収録されているそうだが、NDLデジコレで筆者が目にしたのはこれで3例目。

*27:「提供者」は「デジタル化資料(脚本)」となっている。

2018-04-03

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2018年3月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第46号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2018年3月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2018年3月1日から2018年3月31日までに変更のあったレコードは515,176件であった*1

2月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは354,054件であったが、3月31日までの更新を適用したデータにおいては354,142件となっており、88件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)2月末3月末
インターネット公開(許諾)1012410125+1
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0917170
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10220
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/1037257372570
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/0632021320210
インターネット公開(保護期間満了)274614274701+87
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開561783561608-175
国立国会図書館内公開7621378138+1925
館内公開290-29
(総計)992079993888+1809
(内、インターネット公開分合計)354054354142+88

2月より進められていた、「館内公開」から「国立国会図書館内公開」表記への置換が完了している。

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記するとともに、実質的に同内容の変動(「館内公開」から「国立国会図書館内公開」へ)は省いた)。

3月末 総計
許諾 保護期間満了 館内公開 (書誌情報削除)
2月末 保護期間満了 1*4 100*5 101
図書館送信 174*6 1*7 175
館内公開 14*8 14
総計 1 188 100 1 290

この表は、例えば、2月末時点では図書館送信であった図書で、3月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが174件あると読んでほしい。

この表の他、2月末のメタデータには存在せず、3月に登録された図書が1,810件あり(すべて館内公開)、その内訳は図書531件、プランゲ文庫の図書1,279件となっている(「2018年3月のNDLデジコレ追加資料」として後述する)。

削除された書誌情報

3月には図書館送信対象図書1件の書誌情報が削除されているが、NDLデジコレの当該資料ページにアクセスすると、次のように「アイテム誘導」画面が表示される。

ご指定の資料に変更が生じました。

新永続的識別子:info:ndljp/pid/2127203のデジタル資料をご利用ください。

(2018-03-29)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1151301

書誌情報が削除された場合、これまでは単にエラー画面で「書誌が見つかりません。」と表示されるだけであって、理由も説明されていなければ、別のURLで資料を閲覧できるものなのかも示されていなかった。今回のように誘導先が示されるようになったのは、大変意義深いことであると思う*9

パブリックドメイン図書の増加

インターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1967年に没し、2018年からパブリックドメインとなったものが多数含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。なお、1967年に没した人物による序文などを含むため、これまで保護期間満了として公開されていなかった図書の列挙は、煩雑となるため省略している。

小説家・詩人・翻訳家など

他に、1966年に没した佐佐木茂索(小説家)*10、中野秀人(詩人・画家)*11などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

美術家

他に、1966年に没した山下新太郎(洋画家)*12、小穴隆一(洋画家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

音楽家・舞台芸術家

学者・宗教家など

他に、1966年に没した安倍能成(哲学者) *13、内田勇三郎(心理学者)*14、大谷武一(体育指導者) *15、亀井勝一郎(文芸評論家)*16、小宮豊隆(ドイツ文学者・文芸評論家) *17、仁井田陞(中国法制史学者)*18、長谷川良信(社会事業家・教育家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

政治家・官僚・軍人・実業家など

他に、1966年に没した松井春生(内務官僚・政治家)*19などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)2月末3月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7287173298+427
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開1703017016-14
国立国会図書館内公開39+6
(総計)8991290331+419
(内、インターネット公開分合計)7287973306+427

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (2月末 → 3月末)件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了)14*20
新規 インターネット公開(保護期間満了)413(後述*21
新規 国立国会図書館内公開6*22

インターネット公開(保護期間満了)として新規追加された、曲亭馬琴『近世流行商人狂哥絵図』は、江戸時代の行商人の姿と売り声を記した資料で、姿も口上も興味深い。以下に挙げた「七色唐からし売」の他にも、面白い姿や口上が数多く示されている*23

近世流行商人狂哥絵図
近世流行商人狂哥絵図(曲亭馬琴)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

2018年3月のNDLデジコレ追加資料

3月14日、国立国会図書館ウェブサイトにおいて以下の資料追加がアナウンスされた。

国立国会図書館は、2018年3月14日に以下の約5,800点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました。

コレクション追加数公開
図書約500点館内限定
古典籍資料約400点インターネット(一部館内限定)
憲政資料約1,800点インターネット(一部館内限定)
日本占領関係資料連合国最高司令官総司令部GHQ/SCAP)文書約1,300点インターネット(一部館内限定)
極東軍文書約400点館内限定
プランゲ文庫図書約1,300点館内限定
録音・映像関係資料録音資料約100点館内限定

http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2017/180314_01.html

これらは、2016年度のデジタル化作業対象資料(下掲)と、おおむね対応している。

利用を停止する資料(平成28年12月22日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用停止期間(予定)
和図書 (1) 東京本館所蔵の和図書

  • 昭和62年までに整理された請求記号が AZ-1351〜AZ-1391で始まるものの一部
  • 請求記号がY994で始まるものの一部
約530冊 平成28年9月13日〜平成29年4月末日(予定)
和雑誌 (2) 東京本館所蔵の国内刊行和雑誌

  • (Z6-29、Z15-115ほか)
16タイトル(Excel: 16KB)
約220冊
(3) 関西館所蔵の国内刊行和雑誌

  • (雑45-1、Z051.7-M2ほか)
約40タイトル(Excel: 16KB)
約500冊
(4) 国際子ども図書館所蔵の国内刊行和雑誌

  • (Z32-122、Z32-138ほか)
約70タイトル(Excel: 16KB)
約300冊
カセットテープ (5) 請求記号がYL31で始まるカセットテープ 約50件(約350巻) 平成28年10月3日〜平成29年3月末日(予定)
ソノシート (6) 請求記号がYMF、YMG、YMHで始まるソノシート 約160件(約500枚)
古典籍 (7) 請求記号が特1000-1〜特1001-4で始まるものの一部等 39点(Excel: 31KB)
約420冊
平成28年12月22日〜平成29年3月末日(予定)
憲政資料 (8) 伊藤博文関係文書(その1)書類の部1〜452、勝海舟関係文書1 453点 平成29年1月23日〜平成29年3月末日(予定)

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.html

以下、2016年度デジタル化対象の種別ごとに、資料追加アナウンスとの対応関係を見るとともに、資料種別「図書」や「古典籍」については、OAI-PMHで取得した書誌メタデータに基づく非公式な追加資料リストを挙げる。

図書

1,810件の内訳(図書531件*24、プランゲ文庫の図書1,279件*25)について、前者の件数は2016年度デジタル化対象(1)の和図書(対象冊数約530冊)とほぼ一致している。

雑誌

2016年度デジタル化対象(2)〜(4)の和雑誌については、3月14日の資料追加アナウンスでは言及がなかった。これらの雑誌については、デジタル化作業完了後、特にアナウンスされることなく少しずつNDLデジコレに追加されていた*26

録音資料(カセットテープ・ソノシート)

3月14日の資料追加アナウンスで「録音資料」とされているものは、2015年度デジタル化対象のソノシートのようだ*27。なお、2015年度デジタル化対象のカセットテープは、2017年3月4月に追加されている*28。2016年度デジタル化対象(5)のカセットテープ、同(6)のソノシートが追加済みであるかは確認できていない。

古典籍資料

新規追加された古典籍資料419件には、2016年度デジタル化対象(7)の古典籍(対象冊数約420冊)が含まれている。作業対象資料一覧から請求記号とタイトルを抜粋する。

No.請求記号タイトル
1請求記号が特1000-1〜特1001-4のもの
2123-235北齋東海道*29
3181-182鳴海祭礼図*30
4237-238江戸鑑図目録*31
5245-155徒然吾妻詞*32
6815.4-H987y装抄*33
7W57-29東京須覧具*34
8W89-N15近世流行商人狂哥絵図*35
9W97-8西鶴置土産*36
10W991-70柑橘図譜*37
11YR2-28[鳥類図譜]*38
12本別20-4[日本城郭史資料]*39
13寄別8-5-2-1千代田之御表*40

具体的タイトルが示されたNo.2〜13について、今回の追加に含まれていることが確認できる。

今後は、例年通りであれば、2017年度のデジタル化分(114件・約420冊)が2018年度末までに追加されるものと思われる。2017年度の作業対象資料一覧(xlsxファイル)は、2017年11月に公表されており、以前の記事で取り上げている。

憲政資料

3月14日の資料追加アナウンスで「憲政資料」とされているものには、2016年度デジタル化対象(8)の「伊藤博文関係文書(その1)」に加え、2017年3月に追加された「長崎省吾関係文書」(第1次受入分)の残りが含まれている(2016年度デジタル化対象(8)の「勝海舟関係文書1」は含まれていない)。

これにより、伊藤博文関係文書(その1)書類の部の全点、長崎省吾関係文書(第1次受入分)の全点が、NDLデジコレで閲覧できるようになったとのこと。

NDLデジコレの書誌情報オープンデータセット更新

3月16日、国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報データセットが更新され、平成30年3月14日時点の書誌情報に基づくデータとなった。

今回の更新では、データに主題情報が含まれるようになり、利便性が増している。具体的には、図書では「NDC分類」「NDC分類(第8版)」「NDC分類(第9版)」「NDLC分類」「件名(NDLSH)」、古典籍では「件名」「古典籍資料種別」の情報が追加されている。

前回(2017年7月)の更新については、以前の記事を参照のこと。

NDLデジコレに全コマPDFダウンロード機能が追加

3月20日付け「お知らせ」にて、NDLデジコレに全コマダウンロード機能が追加された旨、アナウンスがあった。Twitter上では、この機能追加を歓迎するツイートやリツイート、いいね等が数多く見られ*41、いかに多くの利用者がこの機能を待ち望んでいたかを示すものとなっていた。

一方、全コマダウンロードで目次付きのPDFになると良いのにという声*42も目にした(同様の処理を自動的に行ってくれる有志によるツールは以前から存在している)。少しずつ着実に機能を改善していくNDLデジコレなので、いつかはそうした機能も公式に実装されるかもしれないと期待してしまうが、著作権保護期間が満了した資料の目次データについてもオープンデータとして扱って良いのだろうか。以前の記事で取り上げたように、国有財産法や財政法との関係があるため、答えは必ずしも自明ではないと思われる*43

今後のデジタル化予定

3月30日付けで国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」が更新され、「平成30年3月30日現在」でデジタル化作業対象資料なしとなった。

利用を休止する資料(平成30年3月30日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用休止期間(予定)
現在のデジタル化作業対象資料はありません

http://www.ndl.go.jp/jp/preservation/digitization/unavailable.htmlより抜粋

更新前の「平成29年12月6日現在」の掲載で「平成30年3月末日(予定)」までとなっていた利用休止期間が予定どおり完了している。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、資料のデジタル化に関わるものを見ると、3月には新たな掲載はなかった。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:『伊勢湾台風 : 災害復興記録写真集』。先月の記事で取り上げた資料だが、やはり許諾に変更されての公開継続となった。

*5:報告集、彙報、会報等の集合著作物など。

*6:『Catalogue of the Imperial Library = 帝國圖書館洋書目錄 antiquities, biography, description, geography, history and travel』、『青木集 : 歌集』、『あかざ部隊』、『あゆひ抄』、『荒地 : 菱山修三詩集』、『医学上より観たる公娼制度』、『泉のほとり』、『岩波講座物理学及ビ化学 物理学 3A〔1〕』、『内田嘉吉文庫図書目録 第1編』、『絵の科学』、『映画国営論』、『詠歌入門』、『欧洲の首都伯林より』、『大塩平八郎』、『奥の細道の新研究 : 詳解口訳』、『奥の細道の新研究 : 詳解口訳』、『奥の細道の新研究 : 詳解口訳』、『表池坊盛花集』、『回顧七十五年』、『化学教科書 : 女子理科』、『科学的に見た人生観』、『輝く聖戦 第1巻』、『學位録 明治25年4月1日調』、『家蚕寄生[キョウ]蛆の物理的駆除法』、『活語余論 : 3巻』、『キエルケゴールの教会批判』、『危機の欧洲』、『啄木鳥 : 随筆集』、『紀貫之歌集』、『漁業法要論』、『キリストの基督教』、『基督の復活と死者の甦り』、『銀行叢書 第28編』、『果物の科学』、『熊野神社誌 : 指定村社』、『警視庁令建築関係規則類纂 : 附・営業諸取締規則』、『慶長以来書賈集覧』、『慶長以来書賈集覧』、『研究課題目録集 : 人文科学研究費補助金科学研究奨励交付金 昭・21-昭・25』、『言語に映じたる原人の思想』、『現代実業国語読本教授参考書 巻4』、『現代珠算法講説 下巻』、『現代珠算法講説』、『辜鴻銘論集』、『辜鴻銘論集』、『皇道の真意義』、『皇道之真意義』、『黄金蟲』、『国語学史講義』、『国語法大綱』、『国際間に於ける労働運動』、『國書刊行會出版圖書總目録』、『国体・生活・科学』、『国文法概論』、『国文法論纂』、『この人を見よ』、『西遊抄』、『三つの宝』、『三つの宝』、『仕入と販売』、『四季の昆虫』、『詩人スウインバーン』、『支那の生態』、『島崎藤村』、『下伊那教育部会々報 昭和9年度』、『重量挙競技規則並解説』、『償金四十万弗・仮名屋小梅』、『常楽に生きる』、『初学和歌談』、『女学校動物』、『職長及職長指導者の教育』、『植民政策 上巻』、『書法詳解 運筆 揩書之部』、『新資本主義と持株会社』、『人生論 続』、『新選佐佐木茂索集』、『新選山陽書翰集』、『新撰女子国文 : 教授資料 巻4』、『神武天皇御聖業』、『スィムフォニイ解説』、『聖歌隊』、『聖歌隊 : 詩集』、『青少年学徒ニ賜ハリタル勅語謹解』、『聖徳を仰ぎて』、『聖徳を仰ぎて』、『背振 : 歌集』、『戦疫ト戦病』、『戦闘一般の要領 : 中等学校軍事講話』、『早春 : 歌集』、『漱石・寅彦・三重吉』、『漱石の芸術』、『素質型と其の心理学的診断』、『大思想家の人生観』、『体育とスポーツの諸問題』、『体育の諸問題』、『大思想家之人生観』、『大正女用文』、『大東亜戦争の世界史的意義』、『大楠公と頼山陽』、『他力本願の道』、『歎異鈔 : 校定』、『』、『』、『朝鮮司訳院日満蒙語学書断簡』、『ティームゲームス』、『庭園及ビ花卉 1 (庭園之部)』、『鐵道停車場一覽 大正6年3月31日現在』、『電気化学要論』、『東亜研究講座 第71輯』、『どもりの研究』、『囚れより自由へ : 遊欧記念』、『内外織物組織及製造学 続編』、『七大哲人』、『浪花節十八番奈良丸講演集 月の巻』、『鍋島閑叟公』、『奈良丸講演集 : 浪花節十八番 花の巻』、『奈良丸十八番 : 浪花節講演集 第2編』、『南方地名調査ニ関スル資料』((第一號)昭和十七年九月昭和十九年七月)、『南北』、『廿坪家庭菜園 : 実験記録』、『日本永代蔵新講』、『日本私法法制史 第4分冊』、『日本美術史概説』(第2冊 飛鳥時代及白鳳時代第5冊第6冊第8冊第9冊)、『[日本文庫協會主催第二回圖書展覽會目録] : [他三篇]』、『尿毒症の診断及び療法』、『鼠小僧次郎吉・桃中軒雲右衛門』、『野生ひの藤』、『乃木将軍 : 戯曲』、『配色総鑑 A篇 第12輯』、『俳文俳句川柳選』、『芭蕉連句集』、『春を生むとき : 「創造の女性」姉妹篇』、『春の旅』、『火の山 : 歌集』、『美学及芸術学概論 上巻』、『微生物並ニ免疫学実習』、『ヒットラーの国民革命』、『人と作品』、『旋花集 : 歌集』、『』、『舞台のおもかげ 第4輯 (中村吉右衛門)』、『踏絵 : 歌集』、『法服四十年 : 歌集』、『本邦映畫教育の發達』、『待つ人』、『満洲新聞雑誌総覧 : 昭和2年』、『満鉄調査課備附資料索引目録 第2』、『三つの山踏み』、『妙貞問答・破提宇子・顕偽録』、『名家國文評釋』、『明君行状記』、『明治天皇御製謹抄』、『盲魚』、『蒙古文典』、『文部省外國留學生表 明治38年3月31日調』、『文部省在外研究員ニ關スル勅令及省令』、『文部省雜誌・教育雜誌目次類別』、『安田義定 : 祖宗の史蹟と宗族』、『やまとたましひ : 歌集』、『游欧記念囚れより自由へ』、『有機生物化学』、『幽霊曲』、『義時の最期』、『四十二年』、『レコード名曲解説』、『労働運動及無産者政治運動』、『労働組合に就て』、『和歌山心学資料小叢

*7:『人種及文明国人としての猶太人

*8:『教育漫筆』、『虞美人草』、『堺市史講演集』、『処女地』、『親鸞』、『製鉄所研究所研究報告 第8巻 第1号』、『愬學校農業書 本1』、『漱石全集』(第1巻第3巻第4巻)、『短歌に入る道』、『』、『彼岸過迄』、『満支両國人本邦留學々生々徒ノ在籍者數及就學者數調 昭和14年5月末日現在

*9:ただし、過去に削除された資料まで遡及的にこの誘導がなされるのかは不明。例えば、憲政資料(長崎省吾関係文書)でいったんは保護期間満了としてインターネット公開され、その後、2017年11月に国立国会図書館デジタルコレクション上から削除された博文館『太陽』第8巻第3号については、現在も「書誌が見つかりません。」と表示される。

*10:佐佐木茂索(小説家):『新選佐佐木茂索集

*11:中野秀人(詩人・画家):『聖歌隊』、『聖歌隊 : 詩集

*12:山下新太郎(洋画家):『絵の科学

*13安倍能成(哲学者):『この人を見よ』、『西遊抄』、『大思想家の人生観』、『大思想家之人生観』、『七大哲人

*14:内田勇三郎(心理学者):『素質型と其の心理学的診断

*15:大谷武一(体育指導者):『体育とスポーツの諸問題』、『体育の諸問題』、『ティームゲームス

*16:亀井勝一郎(文芸評論家):『島崎藤村』、『人生論 続』、『親鸞』(館内公開から満了へ)

*17:小宮豊隆(ドイツ文学者・文芸評論家):『啄木鳥 : 随筆集』、『漱石・寅彦・三重吉』、『漱石の芸術』、『』、『』、『芭蕉連句集』、『人と作品』、『幽霊曲

*18:仁井田陞(中国法制史学者):『東亜研究講座 第71輯

*19:松井春生(内務官僚・政治家):『銀行叢書 第28編

*20:『新修本草』([2][3][4])、『新修本草卷3-5,12,14,15,17-20附記1卷』([1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11]

*21:tsvファイル参照。

*22:『[日本城郭史資料]』(第6冊第8冊第10冊第24冊第27冊第30冊

*23ツイート

*24:「提供者」は「デジタル化資料(図書)」、資料種別は「図書」となっている。

*25:「提供者」は「デジタル収集資料(プランゲ文庫一般図書6)」、資料種別は「静止画資料」「図書」となっている。

*26:例えば、(2)では請求記号:Z6-29の『主婦と生活』(41巻3-5号(1986年3-5月))については、2017年6月の記事で、(3)では請求記号:Z051.7-M2の『マイホーム』(2(6)付録:1962.6)については、2017年7月の記事で、請求記号:雑45-1の『日本商業雑誌』(2(1):1892.1-2(24):1892.12)については、2017年8月の記事で、(4)では請求記号:Z32-122の『ぎんのすず.中級.B.三年の教育誌』(5(11) 19500900-6(1) 19510100)については、2017年9月の記事で、追加を取り上げていた。

*27:「デジタル化日」は「2016-03-25」、「提供者」は「デジタル化資料(ソノシート)」となっている。

*28:「デジタル化日」は「2016-03-25」、「提供者」は「デジタル化録音資料(カセット2)」となっている。

*29:『北齋東海道

*30:『鳴海祭礼図

*31:『江戸鑑図目録

*32:『徒然吾妻詞

*33:『装抄

*34:『東京須覧具』(

*35:『近世流行商人狂哥絵図

*36:『西鶴置土産

*37:『柑橘図譜

*38:『[鳥類図譜]』(

*39:『[日本城郭史資料]』(第1冊第2冊第3冊第4冊第5冊第6冊第7冊第8冊第9冊第10冊第11冊第12冊第13冊第14冊第15冊第16冊第17冊第18冊第19冊第20冊第21冊第22冊第23冊第24冊第25冊第26冊第27冊第28冊第29冊第30冊第31冊第32冊第33冊第34冊第35冊第36冊第37冊第38冊第39冊第40冊第41冊第42冊

*40:『千代田之御表

*41:例えば、ツイートや同ツイートへのメンション、ツイートなど。

*42ツイート

*43:「国立国会図書館ウェブサイトからのコンテンツの転載」では、著作権保護期間満了資料のデジタル画像は転載につき申込み不要と明記されているが、著作権保護期間満了資料の書誌情報の扱いについては触れられていない。また、国立国会図書館が提供しているオープンデータセットの国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報には、目次レベルの情報は含まれていない。

2018-03-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2018年2月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第45号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2018年2月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2018年2月1日から2018年2月28日までに変更のあったレコードは128,970件であった*1

1月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,955件であったが、2月28日までの更新を適用したデータにおいては354,054件となっており、99件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)1月末2月末
インターネット公開(許諾)983710124+287
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/0917170
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10220
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/1037257372570
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/0632021320210
インターネット公開(保護期間満了)274802274614-188
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開561981561783-198
国立国会図書館内公開076213+76213
館内公開7614229-76113
(総計)992078992079+1
(内、インターネット公開分合計)353955354054+99

2月26日付け「お知らせ」でアナウンスがあったように、「著作権に関する情報」の設定値として、「館内公開」は「国立国会図書館内公開」の表記に置き換わりつつある。

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記するとともに、実質的に同内容の変動(「館内公開」から「国立国会図書館内公開」へ)は省いた)。

2月末 総計
許諾 保護期間満了 館内公開
1月末 保護期間満了 286*4 100*5 386
図書館送信 1*6 196*7 1*8 198
館内公開 2*9 2
総計 287 198 101 586

この表は、例えば、1月末時点では図書館送信であった図書で、2月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが196件あると読んでほしい。

この表の他、1月末のメタデータには存在せず、2月に登録された図書が1件(館内公開*10)あった。デジタル化日は「2018-02-16」、利用可能日は「2018-02-23」となっており、デジタル化から公開まで約1週間と異例の迅速さだが、何か特別な事情がある資料なのだろうか。

パブリックドメイン図書の増加

インターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1967年に没し、2018年からパブリックドメインとなったものが多数含まれている。

ここでは、図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。なお、1967年に没した人物による序文などを含むため、これまで保護期間満了として公開されていなかった図書の列挙は、煩雑となるため省略している。

小説家・詩人・翻訳家など

他に、1966年に没した佐佐木茂索(小説家)*11などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

美術家

『配色総鑑』のインターネット公開はありがたいが、色見本が貼付された配色に関する資料でグレースケール画像なのは残念なところ。

他に、1966年に没した高畠華宵(挿絵画家)*12、斎藤五百枝(挿絵画家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

源吾旅日記
源吾旅日記(赤川武助 著、高畠華宵 挿絵)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

学者・宗教家など

他に、1966年に没した武内義雄(中国哲学者)*13、佐成謙太郎(国文学者)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

政治家・官僚・軍人・実業家など

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)1月末2月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)72871728710
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開17030170300
国立国会図書館内公開03+3
館内公開30-3
(総計)89912899120
(内、インターネット公開分合計)72879728790

実質的に同内容の変動(「館内公開」から「国立国会図書館内公開」へ)を除き、「著作権に関する情報」に変動は見られなかった。

2018年2月のNDLデジコレ追加資料

3月1日現在、国立国会図書館からのアナウンスはないが、2月には以下の資料が追加されている。

  • 図書1件(館内公開)

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成29年12月6日現在」のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、資料のデジタル化に関わるものを見ると、2月には新たな掲載はなかった。

2月12日、国立国会図書館ホームページがリニューアルされた。古いURLはリニューアル後の構成にリダイレクトされ、リンク切れとはならないように考慮されているようだ。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:2018年1月にインターネット公開(許諾)からインターネット公開(保護期間満了)へ変更された373件のうち286件が再び許諾に戻された。内訳は、『演劇』、『国会・内閣・政党』、『すごろくえほんどうぶつのうんどうかい』、『羅生門の鬼 : 日本古譚集』、『公正取引委員会年次報告』(昭和24年度昭和25年度昭和26年度昭和27年度昭和28年度昭和29年度昭和30年度昭和31年度昭和32年度)の13件に加え、「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」に関する273件。「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」に関しては、2018年1月にインターネット公開(許諾)からインターネット公開(保護期間満了)へ変更された275件のうち273件が再び許諾に戻されたことになり、保護期間満了として残っているのは『震災記録 : 昭和19年12月7日』『伊勢湾台風 : 災害復興記録写真集』の2件となった。『伊勢湾台風 : 災害復興記録写真集』に関しても、内容を見ると、いずれ許諾に変更されるのかもしれない。

*5:研究報告、調査報告、学術報告、彙報等の集合著作物など。他に、2018年1月に保護期間満了に変更された和田三造『標準図画 巻2』が再び館内公開に変更されている。

*6:『手形小切手概要

*7:『亜石句集』、『岩手県金石志』、『岩波講座世界文学 第9』、『岩波講座日本歴史 第7』、『英国法に於けるキングの地位』、『英作文の練習 : 高等学校』(文科用理科用)、『英文商業通信教本』、『英法一部 1』、『英法第一部 第3分冊』、『應用理化一斑』、『應用理化一斑』、『オーガン教本 : 実力本位自学自習 巻1』、『オーガン独奏名曲集』、『大越米吉翁 : 信仰の人』、『概観日本史要 第1分冊』、『化学提要 : 自然科学』、『学記・大学』、『家畜写真図譜』、『華北交通の創業』、『惟神経済の樹立を急げ! : 日本を救ふ道』、『奇勝竜河洞の全貌』、『業間録』、『業間録』、『窪田空穂 : 1902=1914』、『黒金剛誉出征紀略』、『経済倶楽部講演』(5493第52輯 (欧米より見たる極東問題・ナチス支配下に於ける独逸の現状を中心として))、『源吾旅日記』、『現行鳥取縣令規全集 : 加除自在 第1綴』、『憲政の常道』、『現代学生と主イエスの福音』、『現代自然科学提要 第1分冊』、『健民方策資料』、『紅顔美談』、『皇国青少年の道』、『皇室と土佐』、『高等化学実験』、『公民教育叢書 第4輯 女子を對象とする公民教育』、『小絵馬』、『古句を観る』、『国文学講座 第21巻』、『獄門首土蔵』、『国訳漢文大成』(経子史部 第1巻経子史部 第2巻経子史部 第3巻経子史部 第4巻経子史部 第5巻経子史部 第6巻経子史部 第7巻経子史部 第8巻経子史部 第9巻経子史部 第10巻経子史部 第11巻経子史部 第12巻経子史部 第13巻経子史部 第14巻経子史部 第15巻経子史部 第16巻経子史部 第17巻経子史部 第18巻経子史部 第19巻経子史部 第20巻経子史部 第21巻経子史部 第22巻経子史部 第23巻経子史部 第24巻文学部 第1巻文学部 第2巻文学部 第3巻文学部 第4巻文学部 第5巻文学部 第6巻の上文学部 第6巻の下文学部 第7巻文学部 第8巻文学部 第9巻文学部 第10巻文学部 第11巻文学部 第12巻文学部 第13巻文学部 第14巻文学部 第15巻文学部 第16巻文学部 第17巻の上文学部 第17巻の下文学部 第18巻文学部 第19巻文学部 第20巻文学部 第21巻文学部 第22巻続 文学部第67の下冊第8巻 第1輯)、『御大典記念特許発明大講演集』、『在支雜感||南洋視察談』、『産業組合 : 青年教育農芸叢説』、『子規居士』、『子規居士の周囲』、『子規居士の周囲』、『支那詩論史』、『支那文学研究』、『司法保護と職業紹介』、『主イエスと罪人たち』、『正倉院考古記』、『聖徳太子御年譜』、『小児伝染病の予防』、『少年団健児教本 : 稿本 序巻 (宣誓・「おきて」義解篇)』、『書翰書式帖』、『女子教育日本文法教本』(上巻下巻)、『処女と衛生』、『新資本主義と持株会社』、『新資本主義と持株会社』、『新武士道の国際的運動に就て』、『新時代の雄弁法』(上篇下篇)、『新進傑作小説全集 第3巻 (佐々木茂索集)』、『神武天皇の御鴻業を偲び奉る』、『心理学概論』(12)、『森林と社会』、『水力の利用と水力タービン』、『すめらみくに : 国史百光譜』、『底力論』、『底力論』、『蘇州河 : 長篇』、『台華視察記』、『哲学論叢 第13』、『天誅組紀州落顛末』、『東京の屋根の下 : 山岸曙光歌謡集』、『東洋経済パンフレツト 第27輯』、『読譜より鑑賞へ』、『図書分類』、『鳥取池田家文書 第3』、『鳥取県[地図]』、『泥沼』、『燉煌本文心彫竜校勘記』、『鍋島閑叟公』、『縄跳び運動』、『南京の皿』、『南游志』、『日英すでに戦ひつゝあり : 即刻全面的に戦線を拡大せよ』、『日本美術史概説』(第1冊 序説及原始時代第3冊 天平時代第4冊)、『日本的世界観』、『乳児の栄養方法と小児の糞便』、『熱化学』、『農業金融』、『配色総鑑』(A篇 第1輯A篇 第3輯A篇 第4輯A篇 第5輯A篇 第6輯A篇 第7輯A篇 第8輯A篇 第10輯A篇 第11輯)、『白川集』、『花咲く隠れ家』、『埴生護国八幡宮古文書』、『般若 : 他二篇』、『藤原工業大学概要 昭和14年6月』、『文机談』(第1第2第4第5)、『平家物語 : 教科新抄』、『平家物語選』、『ヘーゲル論』、『増鏡 : 新訂要註』、『増鏡通釈』、『万葉図録 解説』、『水鏡』()、『山崎神社史』、『遊侠男一代』、『楊花集』、『謠曲と日本精神』、『幼兒の如くならずば』、『陸稲増産読本』、『柳園家集』、『臨牀医学講座』(第43輯第92輯第95輯)、『列国航空界の現勢に就て : 附・我国航空工業に対する所見』、『老子と荘子』、『老子の研究』(上(序説)下(道徳経析義)(上)(下))、『若い舞台裏 : 詩集』、『若き日本の行くべき道』、『若き日本の行くべき道

*8:『多元数論入門

*9:『商業研究所講演集』(第4輯第51冊 獨乙の外資輸入と賠償支拂の將來

*10:『教育漫筆』。提供者は「国立国会図書館電子図書館課_201」となっている。

*11:『新進傑作小説全集 第3巻 (佐々木茂索集)』、『南京の皿

*12:『源吾旅日記

*13:『学記・大学』、『老子と荘子』、『老子の研究』(上(序説)下(道徳経析義)(上)(下)

2018-02-01

国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2018年1月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第44号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2018年1月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2018年1月1日から2018年1月31日までに変更のあったレコードは51,811件であった*1

昨年12月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは353,860件であったが、1月31日までの更新を適用したデータにおいては353,955件となっており、95件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)12月末1月末
インターネット公開(許諾)101849837-347
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/091917-2
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/1032-1
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/103735437257-97
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10; 2017/02/0619190
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2017/02/063215832021-137
インターネット公開(保護期間満了)274123274802+679
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開551333561981+10648
館内公開8688576142-10743
(総計)9920789920780
(内、インターネット公開分合計)353860353955+95

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

1月末 総計
許諾 裁定
2015/02/09
裁定
2015/11/10
裁定
2017/02/06
保護期間満了 図書館送信 館内公開
12月末 許諾 373*4 4*5 377
裁定
2015/02/09
3*6 3
裁定
2015/02/09;
2015/11/10
1*7 1
裁定
2015/11/10
98*8 1*9 99
裁定
2017/02/06
10*10 233*11 243
保護期間満了 2*12 100*13 102
図書館送信 19*14 105*15 58*16 31*17 213
館内公開 1*18 1*19 16*20 10861*21 10879
総計 30 1 2 106 781 10861 136 11917

この表は、例えば、12月末時点では図書館送信であった図書で、1月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが58件あると読んでほしい。

今月は公開範囲の変動が多かったので、便利のため、リストを作成して共有する。

パブリックドメイン図書の増加

インターネット公開(保護期間満了)へと変更された図書には、著作者が1967年に没し、2018年からパブリックドメインとなったものが多数含まれている。

正チャンの其後
正チャンの其後(織田小星 作、椛島勝一 絵)
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

ここでは、館内公開や図書館送信から保護期間満了に変更された図書(新たにインターネットで閲覧できるようになった資料)を中心として、いくつか著名な著作者のものについて取り上げる。なお、1967年に没した人物による序文などを含むため、これまで保護期間満了として公開されていなかった図書の列挙は、煩雑となるため省略している。

ここに挙げきれなかった数多くの1967年没の著作者や、許諾や裁定から保護期間満了に変更された図書など、変更の全容は781件の書誌情報リスト(tsvファイル)を参照のこと。

小説家・詩人・翻訳家など

  • 武島羽衣(武島又次郎)(歌人)
  • 菱山修三(詩人)
    • 海辺の墓』(ヴアレリイ 著、菱山修三 訳)
  • 柳原白蓮(伊藤白蓮)(歌人)
    • 指鬘外道』(伊藤白蓮 作歌、山田耕作 作曲)

他に、窪田空穂(歌人)*22、武島羽衣(歌人)*23、正富汪洋(詩人・歌人)*24などの著作物に、許諾から保護期間満了への変更が見られた。また、伊藤貴麿(児童文学者)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

美術家

他に、鴨下晁湖(日本画家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

音楽家・舞台芸術家

吉田奈良丸 2世(浪曲師)*25などの著作物に、許諾から保護期間満了への変更が見られた。

学者・宗教家など

上に挙げた、金沢庄三郎(言語学者)、新村出(言語学者)の著作は許諾から満了への変更である。

他に、河竹繁俊(演劇学者)*26、高柳賢三(法学者)*27、恒藤恭(法哲学者)*28、野口源三郎(体育学者)*29などの著作物に、許諾や裁定から保護期間満了への変更が見られた。また、篠原雄(生物学者・科学哲学者)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

政治家・官僚・軍人・実業家など

他に、岩佐作太郎(無政府主義者)*30、加藤完治(農本主義者)*31、高石真五郎(ジャーナリスト)*32、満井佐吉(陸軍軍人)*33、山浦貫一(政治評論家)*34などの著作物に、許諾や裁定から保護期間満了への変更が見られた。また、松原宏遠(科学評論家)などの著作物にも保護期間満了への変更が見られた。

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights)12月末1月末
インターネット公開(許諾)880
インターネット公開(保護期間満了)7286972871+2
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開1703217030-2
館内公開330
(総計)89912899120
(内、インターネット公開分合計)7287772879+2

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

「著作権に関する情報」の変動 (12月末 → 1月末)件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了)2*35

保護期間満了へと変更された『紅葉乃錦 上・下』(楓林 一名 紅葉乃錦)は、カエデの葉の拓本。風流なタイトル。

紅葉乃錦 上・下
紅葉乃錦 上・下
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」館内公開資料の多くが図書館送信対象へ

国立国会図書館では、平成26年度補正予算により、災害対応力強化に資する資料*36を対象として、2015年度に多数のデジタル化を行い、その成果は2016年6月に新規追加されている(図書59,255件など)。なお、2015年度デジタル化の成果は2017年3月に新規追加されたものもあり(図書4,327件など)、こちらにも地方公共団体が刊行した資料が多く含まれている。

これらの資料は、当初すべて館内公開であったが、その後、公開範囲の変更が進み、2018年1月には9,202件が図書館送信やインターネット公開(保護期間満了)へと変更され、公開度が改善されている*37

それらのうち1月に保護期間満了へと変更された図書には、「地震に関する調査資料は極秘とされ、戦時報道管制の下、被害に関する報道も厳しく統制された」*38という1944東南海地震・1945三河地震に関する、『震災記録 : 昭和19年12月7日』、『三河地方震災状況記録 : 昭和20年1月13日』などが含まれている。

震災記録 : 昭和19年12月7日
震災記録 : 昭和19年12月7日
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

2018年1月のNDLデジコレ追加資料

2018年1月は、図書・和古書・雑誌の資料追加は見られなかった。

今後のデジタル化予定

国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について」は、「平成29年12月6日現在」のまま更新はなかった。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館の一般競争入札公告のうち、資料のデジタル化に関わるものを見ると、1月には新たな掲載はなかった。

余談だが、2月1日、国立国会図書館ウェブサイトの「重要なお知らせ」に「国立国会図書館ホームページと国際子ども図書館ホームページを2月12日(月)にリニューアルします」との掲載があった。「国立国会図書館公式Webサイトの改訂作業 1式」に相当するものだろう。以前の文化庁ウェブサイトのように、リニューアルでリンク切れ多発とならなければ良いが、どうなるだろうか。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:本文中記載のtsvファイル参照。

*5:『抱月全集』(第1巻 (文芸評論)第3巻 (美学及欧洲文芸史)第4巻 (「新美辞学」及「文学概論」)第7巻 (文芸雑纂)

*6:『修学行商日記』、『商工界の七十日』、『紐育市内外の地所

*7:『新体軍人書翰

*8:『一六先生蘭亭帖』、『医薬製法』、『雲漢集』(巻之中巻之下)、『英語発音綴字学』、『鴨兢寓詩草』、『大晦日』、『外国為替実務誌』、『画竹自題二十字集』、『カナンの婦人』、『顔魯公藁本釈文』、『漢文正典』、『帰三宝之説』、『行誡老和上遺稿』、『近世三家詩文』(23)、『康煕字典』、『後世の道芝』、『肛門病及其療法』、『肛門病及其療法』、『国史紀事本末』(1,23,45,67,89,1011,1213,14[15,16](巻之31−35)17,1819,20)、『国定算術書応用問題の研究』、『最近黴毒療法』、『最近黴毒療法』、『最新銀行経営学』、『栽桑原論』、『催眠術講義 : 実地伝習』、『沙翁物語十種』、『沙翁物語集』、『山晋遺稿』、『算数学初歩 巻之下』、『讃美歌』、『山陽詩鈔 : 片仮名付』(1234)、『四季部類大全』、『地獄の沙汰及閻魔王の弁』、『実性頓入夢覚鈔図解』、『実践薬物学 上巻』、『周清外史』(巻之1-2巻之3巻之4-5巻之6-7巻之8巻之9-10巻之11-12巻之13-14巻之15巻之16-17巻之18巻之19-21巻之22)、『小学合級授業法』、『小学乗除算稽古本』、『小学日本地理大要字引』、『蒋逕微吟』、『消毒薬剤製法』、『女子作文捷径 巻之1』、『女子文のはやし : 記事消息』、『心気術 : 東洋哲学』、『深呼吸法 : 学理実験』、『神国幼童おしへ草』、『新式西洋歴史辞典』、『新選開化用文 : 頭書』、『真道初歩』、『西洋史』()、『大日本東海道五十三次』、『泰西算法類聚 巻之1,2』、『玉ぶち』、『治罪法註解』、『調剤宝鑑 : 家庭日常』、『剃度略作法次第』、『徳川覇府江戸三十六城門画帖』、『毒物化学 : 一名・アルカロイド化学』、『肺結核と深呼吸』、『薄荷栽培及製造法』、『パラチフス』、『仏教百難百答集』、『仏門真理要録 第1篇』、『本山妙心寺開山国師略伝』、『黙想路引』、『模範故事熟語辞典』、『桃之栽培 : 実地研究』、『桃之栽培 : 実地研究』、『問題略解』、『臨床血清学』、『六十六州人国記

*9:『商工必覧 第1巻

*10:『会報』(第1号第2号)、『化学工業全書 第19冊』、『学者より見たる羅馬使節問題』、『ガダルカナル敢闘記』、『警察講習講義録 第8巻』、『警察講習講義録 第8巻』、『戦争法の基本問題』、『手形小切手法論』、『万葉集

*11:本文中記載のtsvファイル参照。

*12:『伊蘇普物語 : 寓意懲勧』、『大文典解釈

*13:彙報、調査報告等の集合著作物など。他に、『建築時代』(第1-20、第22-24)、『漱石全集』(第1巻、第3巻、第4巻)、『抱月全集』(第2巻、第5巻、第8巻)や、以前目にしたツイートの通り、『大言海』(第3巻、第4巻)も館内限定に変更された。

*14:『一億人の法律 : 国家総動員法の綜合的研究』、『一等兵と子どもたち』、『契沖全集』(第1巻 万葉代匠記 1第2巻 万葉代匠記 2第3巻 万葉代匠記 3第4巻 万葉代匠記 4第6巻 註釈書(下)第9巻 伝記及伝記資料)、『孔子さまと琴の音 : 支那童話集』、『国政一新論叢 第1輯』、『自然と科学』、『人生の足音 : 詩集』、『スポルヂョン説教集』、『草字彙』、『楽しい家庭 : 母謡童謡童劇』、『人間はどれだけの事をしてきたか 1』、『芭蕉俳句新釈』、『美術辞典』、『万葉集傑作選 : 評釈

*15:『イソップ物語』、『歌の作り方』、『裏町勘右衛 : 唐津地方民話』、『ヴントの民族心理論』、『燕呉載筆』、『開港五十年祝典新曲』、『学校教育と校外生活指導』、『禁酒読本』、『黒髪山めぐり』、『軍人と飲酒問題』、『現代日用宝鑑』、『源平盛衰記物語』、『恋の白蓮夫人』、『皇国青少年健民教室』、『皇室と社会と』、『昿野の涯 : 歌集』、『故郷の家 : 歌集』、『国民教育の革新学校教育と少年団運動』、『佐賀めぐり』、『三人吉三文里一重二筋道曲輪初買』、『時代狂言傑作集』(第1巻第3巻)、『時代精神と教育』、『児童学習を根柢とせる学校園の実際』、『死人の言葉 : 詩集』、『純正法理論』、『少年少女教育講談全集 2』、『少年団日本聯盟諸規程 大正15年版』、『少年団夜話』、『処女林のひびき : 詩集』、『女性心理と女性美の研究 : 家庭夜話』、『新佐賀市』、『新錦絵帖 4の巻』、『新作赤穂義士』、『人生の曙』、『水仙咲く日』、『生の慰安 : 歌集』、『生の滴り : 歌集』、『世界一の日本の電池』、『世話狂言傑作集』(第1巻第2巻第3巻第4巻第5巻第7巻第8巻)、『戦後十年の国際政局』、『素雨遺稿』、『綜合教育書 : 教科書精説・細目・教案 2 (尋常小学第2学年)』、『創造の女性』、『壮烈加納部隊長』、『園子選集』、『退隠料等ノ法規解説』、『大日本覚醒史』(第1編第2編)、『大陸の子供と兵隊 : 5・6年生向』、『宝塚少女歌劇 : 東京帝国劇場上演楽譜集』、『短歌の作り方』、『朝鮮の神話と伝説』、『朝鮮の神話と伝説』、『通俗産業統計要諦』、『土と戦ふ』、『土と戦ふ』、『提督とその母』、『天幕生活』、『東亜英傑伝 6』、『東西喫煙史』、『東西喫煙史』、『統率の心理 : 指揮と統御』、『都市の美観と建築』、『隣組防空の新体験』、『嘆きの薔薇 : 詩集』、『浪花節蓄音機 第2集』、『浪花節蓄音機』、『涙ぐみて : 詩集』、『日本イデオム英訳法』、『日本禁酒事業に於ける青木庄蔵翁 : 戊辰御大礼記念』、『日本の扇』、『日本の扇』、『日本の扇』、『日本の家庭教育』、『乃木将軍誠忠録』、『乃木将軍誠忠録 : 新作浪花節』、『ビゲロウの性教育』、『一人の思想より : 詩集』、『一人の思想より : 詩集』、『美幌村誌 : 附・訓美線問題之経過』、『白蓮の恋』、『標準色彩図集』(前篇 解説書後篇)、『福島県通史』、『物資非常管理と物価統制解説』、『物資非常管理と物価統制の解説』、『分類的英文問題選及訳』、『ボーイ・スカウトの組織研究』、『木剣及長刀体操法』、『満洲経済と日本経済』、『満洲経済と日本経済』、『満ソ国境紛争史』、『満ソ国境紛争史』、『南の島南の国』、『物語日本猟奇史 江戸時代篇』、『ゆく春 : 歌集』、『陸軍の若桜』、『律的動作の研究

*16:『Alphabetical stenography』、『浅間丸事件の処理と対英外交のからくり : 清瀬一郎の議会演説速記録』、『いざひのきしん明るい日本』、『一茶菴流淹茶堂之点前』、『岩波講座生物学 第10』、『岩波講座世界文学』(第6第10)、『岩波講座物理学及ビ化学 別項 化学 6』、『失はれた政権 : フアシヨか憲政か』、『海辺の墓』、『エチケット』、『勝ちぬくおたけび』、『教祖様五十年祭に際して』、『今上陛下の御聖徳』、『言語四種論』、『弘法大師法』(中院観流)、『財界の現情と其対策』、『最近支那の交易経済問題』、『佐古竜ケ洞写真集』、『支那を如何にすべきか : 亜細亜聯邦をつくれ』、『指鬘外道』、『宗教心理』、『小学地理唱歌 巻の1 上』、『小学歴史唱歌 巻の1 上』、『心理学概論 3』、『生活必需品配給機構の整備に就て』、『世界時局と神国日本』、『世界大戰愈々近し : バルガンに溢る戰雲の眞相』、『大正震災唱歌』、『大日本仏教全書 115』、『丹心揮彩 : 奉戴日記念画』、『中小商業振興対策に就て』、『椿の花輪 : 新作曲法による童謡曲集』、『帝国議会貴族院議事経過報告書 第78-80回』、『帝國憲法に就いて』、『転職の対策について』、『東京文理科大学附属菅平高原生物研究所』、『内鮮関係政治文化思想史』、『南洋紀要』、『南洋事情』、『二十五箇年間稲作概況 : 伊藤家水稲試作農場調査 自大正元年至昭和11年』、『農業綱領の諸問題 上巻』、『農業問題とマルクス主義』、『農道の歓喜』、『肺結核の発病と症状』、『ハワイの現実』、『ハワイの現実』、『一人の力、国家の力』、『百万塔陀羅尼 異版六度陀羅尼』、『標準図画 巻2』、『文机談』(第3解説)、『訪炭余録』、『水鏡 解説』、『紅葉乃錦 上・下』、『游満韓小志』、『我ガ国体ト綜合科学的世界建設ノ理念

*17:『シャーロック・ホームズ』、『生産者の米穀現在高等調査結果表 43米穀年度』、『地方競馬統計資料』(〔昭和30〕年度〔昭和31〕年度昭和32年昭和33年昭和34年昭和35年昭和36年昭和37年昭和38年昭和39年昭和40年昭和40年昭和41年昭和41年昭和42年昭和42年昭和43年昭和43年昭和44年度昭和44年度昭和45年度昭和45年度)、『特産農作物生産実績表 昭和42年産』、『米価に関する資料』(昭和37年産昭和38年産昭和40年産昭和41年産昭和42年産昭和43年

*18:『詩聖ダンテ

*19:『産業組合法発布二十五周年記念講演集

*20:『學童疎開に關する建白』、『商業研究所講演集』(第14冊第24冊)、『[全国経済調査機関聯合会]彙報 別冊 第46号』、『[東京商工会議所]商工資料 第15号 西藏の資源と邦品進出の可能性』、『日本図書館協会講演集 第6輯』、『農業綱領の諸問題 上卷』、『農業問題とマルクス主義』、『配給統制実務講座 第18輯 砂糖配給統制の實情に就て』、『ハワイの現實』、『卑見』、『卑見』、『日傭勞務者、 自由勞務者統制に關する私案』、『無政府主義者は斯く答ふ』、『モリエエル全集』、『モリエエル全集 中巻

*21tsvファイル参照。

*22:窪田空穂(歌人):『空穂歌集』、『新派短歌評釈 : 附・作法』『短歌作法』、『南総里見八犬伝 其1』、『明暗』、『柳荒美談 上編』、『炉辺

*23:武島羽衣(歌人):『教育勅語唱歌』(武島羽衣 著、小山作之助 曲)、『霓裳歌話』、『霓裳微吟 : 美文韻文』、『国語解釈法』、『国歌評釈』(巻1巻2巻3)、『修辞学』、『新撰詠歌法』、『新編国語読本編纂趣意書』、『東京唱歌 : 地理教育』(第1編第2編)(武島羽衣 著、小山作之助 曲)、『日本文学史』、『文学概論』、『文章綱要』、『文章入門』、『作文修辞法 早稲田大学卅七年度文学教育科第二学年講義録』、『作文修辞法 早稲田大学三十九年度文学教育科第一学年講義録』、『日本文学史 上 早稲田大学三十九年度文学教育科第一学年講義録』、『日本文学史 [早稲田大学三十九年度文学教育科第二学年講義録]』、『日本文学史 下 早稲田大学四十二年度文学科第二学年講義録

*24:正富汪洋(詩人・歌人):『小鼓

*25:吉田奈良丸 2世(浪曲師):『赤穂義士伝 : 浪花ぶし』、『義士の一節 : 浪花節十八番 雪の巻』、『義士銘々伝 : 浪花節名人揃』、『桜田快挙烈士銘々伝』、『浪花節』、『浪花武士義士伝』、『浪花武士義士伝』、『浪花節義士伝』(〔第1編〕第2編第3編)、『浪花節倶楽部』、『浪花節十八番集』、『浪花節大会』、『浪花ぶし一節』、『奈良丸講演集』、『名人浪花節』、『大和桜義士の面影』(第1編第2編)、『吉田奈良丸美文講演集

*26:河竹繁俊(演劇学者):『演劇

*27:高柳賢三(法学者):『新法学の基調』、『新法学の基調

*28:恒藤恭(法哲学者):『価値と文化現象』、『国際法及び国際問題』、『ジムメルの経済哲学』、『社会と意志』、『批判的法律哲学の研究』、『法的人格者の理論』、『法律の生命』、『羅馬法に於ける慣習法の歴史及理論

*29:野口源三郎(体育学者):『オリムピアの印象』、『オリムピック競技の実際』、『オリムピック陸上競技法』、『「オリンピア」への旅』、『最新陸上競技規則の解説』、『最新陸上競技規則の解説』、『新制陸上競技規則解説』、『第七回オリンピック陸上競技の印象

*30:岩佐作太郎(無政府主義者):『国家の起原 : ドラコー王朝』、『私達の理想社会 : 法律と飢餓の強制と経済的誘因

*31:加藤完治(農本主義者):『武装移民生ひ立ちの記 前篇』、『民族協和と満洲開拓民の使命

*32:高石真五郎(ジャーナリスト):『米独国交断絶

*33:満井佐吉(陸軍軍人):『神々のいぶき

*34:山浦貫一(政治評論家):『国会・内閣・政党

*35:『百万塔陀羅尼 異版六度陀羅尼』、『紅葉乃錦 上・下

*36:「国の機関および地方公共団体が刊行した防災関係資料、地方史・誌、学協会等が刊行した震災・災害関係の文献等」(『国立国会図書館月報 664/665号(2016年8/9月)』)

*37:2018年1月には、2016年6月新規追加図書59,255件のうち275件がインターネット公開(許諾)からインターネット公開(保護期間満了)へ、2016年6月新規追加図書で館内公開として残っていた8,586件のうち5,109件が図書館送信へと変更され、2017年3月新規追加図書(資料種別変更により2017年末時点で図書なっているものは3,837件)のうち3,818件が館内公開から図書館送信へと変更されている。

*38:災害教訓の継承に関する専門調査会『1944東南海・1945三河地震報告書』による。

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