日本サッカー協会が編成する日本のサッカーのナショナルチーム。
A代表(フル代表)と年代別代表(U-23など)、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)などがある。
ここではA代表について扱う。
FIFAワールドカップでの最高成績は2002年と2010年のベスト16。AFCアジアカップでは最多の4回の優勝を果たしている。FIFAランキングは2011年4月に現行の算出方式となって以来最高位となる13位にランクされた*1。
2009年10月に公式愛称として「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」が制定されたが*2、いまひとつ浸透しておらず、単に「日本代表」「代表」と呼ばれることが一般的である。また、「岡田ジャパン」「ザックジャパン」のように「代表監督の名前+ジャパン」という愛称で呼ばれることも多い。
基本的に日本国籍を保持し、過去に他国代表としての出場歴がない選手に資格が与えられる。
重国籍でA代表としてのキャップがない場合は所属協会変更が条件つきで1度だけ例外的に認められる。
1994ワールドカップ出場間近だった最終戦の、ロスタイムに失点しサウジアラビアに勝ち点差で破れ、韓国に得失点差で破れ一転してアジア予選敗退になった試合。
イランに1回は1−2とリードを許すものの、城彰二のゴールで追いつき延長で岡野雅行のゴールデンゴールの劇的勝利でワールドカップ初出場を決めた試合。
日本代表のワールドカップ初戦。
日本代表の、ワールドカップ初ゴールが中山雅史によってもたらされた。
*JFA認定*6、2011年5月現在
順位 | 名前 | 試合数 | 得点数 | 期間 |
---|---|---|---|---|
1 | 井原正巳 | 122 | 5 | 1988-1999 |
2 | 遠藤保仁 | 121 | 10 | 2002- |
3 | 川口能活 | 116 | 0 | 1997-2010 |
4 | 中澤佑二 | 110 | 17 | 1999- |
5 | 中村俊輔 | 98 | 24 | 2000-2010 |
6 | 三浦知良 | 89 | 55 | 1990-2000 |
7 | 稲本潤一 | 82 | 5 | 2000- |
7 | 三都主アレサンドロ | 82 | 7 | 2002-2006 |
9 | 都並敏史 | 78 | 2 | 1980-1995 |
10 | 中田英寿 | 77 | 10 | 1997-2006 |
10 | 楢崎正剛 | 77 | 0 | 1998-2010 |
12 | 釜本邦茂 | 76 | 75 | 1964-1977 |
13 | 原博実 | 75 | 37 | 1978-1988 |
14 | 柱谷哲二 | 72 | 6 | 1988-1995 |
14 | 玉田圭司 | 72 | 16 | 2004- |
16 | 宮本恒靖 | 71 | 3 | 2000-2006 |
17 | 永井良和 | 69 | 9 | 1971-1980 |
18 | 名波浩 | 67 | 9 | 1995-2001 |
19 | 前田秀樹 | 65 | 11 | 1975-1984 |
19 | 藤島信雄 | 65 | 7 | 1971-1979 |
(2012年9月11日現在)
*1:なお、旧算出方式だった1998年2月には9位にランクされたことがある。
*2:元々は2006 FIFA World Cupに挑む日本代表のために一般投票で決まったキャッチフレーズ「SAMURAI BLUE 2006」で、2009年10月になって公式の愛称となった。
*3:バルセロナオリンピック予選日本代表総監督も兼任
*4:シドニーオリンピック日本代表監督も兼任
*5:北京オリンピック日本代表相談役も兼任
*6:国際サッカー連盟(FIFA)が承認する統計機関である国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)は、1954年以降のオリンピック関連の試合を国際Aマッチと認定していないため、JFAとIFFHSでは試合数や得点数の記録が異なっている。